吹雪の中でワルツ 公演情報 吹雪の中でワルツ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★

    うーん!
    今回の話も素敵でしたが、今までのと比べたらもう少し工夫の仕方もあったのかなと思ってしまいました。

    でも次に期待します。

  • 満足度★★★

    徐々に分かってくる面白さ
    コメディ色の強い前半から、胸を打つ後半と変わりゆくさまが良い。

    残念なのがセリフの大きさがうるさく感じたところです。

  • 満足度★★★★★

    とてもよかったです。
    ええ、とてもです。
    物語がとても良かったですね。
    どうしようもなくホロリと来ました。

    ネタバレBOX

    父からの愛情に気付く娘が出てくるシーンや、解き明かされる真相など、どれも物語を楽しむ上で最高に好きな要素で、今回はまさにどストライクでそれが投げ込まれて来ました。

    バラバラに散らばっていたピースを綺麗に並べてみれば美しい絵が出来上がったような、そんな最後に向かって収束して行く、もしくは整理されて行く物語の作りはとても好きです。

    その過程と結果を観ているだけでどうしようもない感動が胸に広がりました。

    役者さん達がとても上手でした。
  • 満足度★★★★

    満足です
    盛りだくさんの内容で、話があっちこっちに飛んでいくけど、きちんと解決されていく。笑って、泣かせてもらいました。満足です。

  • 満足度★★★★

    皆さんの感想どおり
    行く前に観た方たちの感想を読んでみたら、なかなかな好評価!期待してました。確かに前評判に違わぬ面白い舞台でした。キャラの個性もうまくわかれ、バランスが取れているし、飽きさせない展開、四方囲まれた舞台、あの至近距離であれだけの芝居をこなしてくれる芸達者な出演者の面々、面白かったと思います。もっと細かく感想書きたいところなのですが、どうもわたしごとにシンクロしてしまう部分が多すぎて客観視できないというか・・・・今回は感想短めですみません。違う作品、是非見たいと思います。


  • 満足度★★★★

    ラスト、
    父と娘の和解というか、

    ネタバレBOX

    娘の誤解、思い込みが解けて良かったですね。そして、汚名も晴れて…。

    世間からは悪い噂のある元機長、娘としては事故の関係者にばかり目を向け、自分のことは何も考えてくれなかったと恨みに思ってきた父親が亡くなり、不思議な弔問客が集まる中、一人雪ん子というハンドルネームの女性が来ず、ふむふむ、もうすでに登場人物の中にいるのではないかと思わせるあたりがいい感じでした。

    次女が事故の生存者で、実の父母を事故で亡くし、後に機長の養子になったことが明らかになってから、一気に解決編となりました。

    不時着する際に後方が勢いよく地面に接したため後方に死者が多く、機長は自分の命を守るためにそのような着地をしたのではないかと非難され続けましたが終生言い訳をしなかったようです。

    娘が小学生のときにピアノで弾いたへたくそなテネシーワルツのテープが全ての謎を明らかにしました。機長だった父は航空機事故のときもその後も常にテープを携帯しており、娘のことが大好きだったし、事故のときはへたくそをネタにして寒い中の生存者を元気づけました。

    それにしても、テープのことを今更叔父さんから聞かされるというのもどうかなと正直思いました。

    銀行強盗はやけになって死に、撃たれた頭取が奇跡的に助かるというのも何か腑に落ちず、ましてやJAMホールディングスがJAM銀行とJAM航空を傘下に持つというのもありえねーと思いました。

    次女の婚約者とコスプレ女の中村さんが良かったですね。特に婚約者はボケに徹していて好感が持てました。

    猿山のぼるさんは『Desperate Broadway』以来ダンスづいていました。
  • 満足度★★★★

    中々の好演!
    すでにお二人の立派なレビューが付いているので、舞台の様子など重複することは繰り返し書きません。

    それで、私も良い芝居だったと思いましたし、5Pにしようかとも思いましたが、
    4.45くらいで、四捨五入して4Pとさせて頂きました。

    気になった点としては、まず、前半のドタバタ部分や、最後の(双子の弟でもあるが)亡機長の絶叫などが、正直、私には「うるさい」と思ってしまったこと(人により感じ方は様々とは思います)。

    会場が狭く、もともとは練習場のようで、音が響き過ぎるのです。
    私は1列しかない横の座席で観ていましたが、壁は消音材でしたね。それでも響き過ぎるきらいが・・・。
    それに8畳間に、ヘタすると10人近くが乗って、ドタバタすることも多く、それも相まっての印象です。

    次に、HNにこだわる弔問客と、なぜか異様に頑なな対応の長女の演技が、
    次第に事情は明らかになっていくにしろ、最初の部分では「演技が下手なのかな?」とも思ってしまったり。

    それから、110分持たせる手法の1つとして、「弔問客が集まった事情」「音楽(ワルツ)の意味」などが、明かされようとすると、邪魔が入って明かされない・・・が続くのですが、これも繰り返されると、ちょっとくどいかな、と思えてきました。

    ということで、短所ばかり述べてしまう形になりましたが、良い点はすでに他の方がおっしゃってますし、何より、後半部のすべてが明かされ、そして各人の思いが吐露される辺りは、観る者を惹きつける求心力も素晴らしく、良い芝居を観られたという思いは確かなところです。

    最後に、枝葉末節(?)の話を2点。
    まず、次女は養子なので、姓が違うという台詞があったような気がしましたが、
    養子になれば、(結婚していない限り)養親と同じ姓になるのですよ。

    それから、地図などで見た限り、会場は駅から至近距離のようで、
    道に迷うことはないと思っていたら、初めてのこともあり、随分迷いました。
    地図と違って、改札が新宿よりなんで、案内のとおり、改札を出て左、そしてすぐにまた左なんですが、
    時々やられているように、ここに1人チラシを持って立っててもらえると、迷うことはなかったんですが。
    受付には結構人がいたので、できればお願いしたいところです。

  • 満足度★★★★★

    キャラ設定が抜群!
    良い芝居でした!再演だけあって、よく練られてる!!

    110分間、喜怒哀楽を行ったり来たり。

    ドダバタ喜怒哀楽劇ゆえ、ディテイルにこだわる方々には「ハチャメチャな設定(怒)」なのかもしれないが・・・スピーディーな展開に、そんなことはどうでもよくなり・・・「気になること」がどんどん解決していき・・・笑って笑って哀しんで・・・。

    簡素なセットが、かえって熱演を際立たせていて、ボクは完全に「前のめり観劇」!!!

    久々に、出演者全員の「今後の活動」をチェックしてしまった。

    あっそうそう・・・役者さんに向かって「誰それに似てる」というのは失礼なのかもしれないけど・・・

    中澤裕子みたいな女優&一青窈みたいな女優&鶴見辰吾みたいな俳優&ウエンツ瑛士みたいな俳優(ツレが「兄弟としか思えない」と絶賛!)&「麒麟」の川島みたいな俳優(輪郭は似てない)が、絶品の演技を見せてくれるぞっ!笑

    客席は、舞台を囲む形になっています。
    どこから見ても楽しめる演出になってると思います(客目線を意識した演出・・・この当たり前なサービス精神を、最近の青山円形劇場では、悲しいことながら中々感じることができないのだ)。
    とは言え、やっぱり複数段ある奥&手前の席がイイかな(笑)

    ネタバレBOX

    内容は、あらすじに書いてある以上でも以下でもありません。

    この「あらすじ」に、見事に肉を付けていったなあ、という感じ。
    再演だけあって、キャラも実によく練られていた。
    だからこそ、メッセージをしっかりと受け止めることができたのかもしれない。

    3・11以降、福島第一原発事故を想起させる脚本の芝居を観ることが増えたけど・・・一番、深く「これからのこと」に思いをはせたような気がする・・・基本的にはコメディなんですが。


    それにしても、10人の役者さん全員が、それぞれの役を演じきったな、という感じ。本当に良い芝居だった!

    特に、元ピン芸人の中村まゆみさん。
    この人の演技を見られるだけで、チケット代の価値がある!というくらい、僕好みのキャラ!若干ウザいんだけどね!笑

    冒頭のハンドルネームのネタは爆笑モノ。

    ホント、HNって足かせになるもんなあ。。。

    チケプレで観る公演の時に、受付で「小太郎です」という時の恥ずかしさったらないもん!笑

    「菅原」とか「梅宮」とか「松方」なんかにすりゃよかったよ、ホント。
  • 満足度★★★★★

    無題3
    八幡山登頂3回目。入ってみると畳が正方形に組まれていて、その四方に椅子席が配置されています。8畳の和室を観客が取り囲みます。入って奥3列、両横1列、手前2列だったかと。どこに座っても大丈夫だと思います(もちろん前列に陣取りましょう)。和室の四隅には柱がありこれで屋根があったら土俵かも。本日はそれにふさわしい大相撲をみた思いです。

    ネタバレBOX

    始まるや否や女性が突っ伏します。と、突然大勢が闖入暴れまくります。ここで今日はダメかも、と思いましたが、すぐにお葬式の場面に展開。こちらの劇団は初めて、初日でこれだけみせてもらったのでいうことありません。それぞれ個性的なキャラが登場人物(とハンドルネーム)、一世一代のオフ会というところでしょうか。ぐるっと囲まれているのでみなさん役になりきっていて、少しも気の緩みをみせません。笑って、怒って、泣いて。

    題材の飛行機事故については、個人的に関心があり123便についての書籍はできるだけ読むようにしています。昔、会社の知人が夏休みで実家に帰っていたとき、墜落(18:56)した時の音を聞いたと話してくれました。

    事故と企業。ひとたび惨事となれば、その会社にかかわる者全員が責任をとれと追い立てられます。JR西日本も東電も同様。それでよかったのでしょうか?

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