LDK【ご来場ありがとうございました】 公演情報 LDK【ご来場ありがとうございました】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★

    ふんわり
    相変わらず、不思議な演出。とても素敵だった。昔見てた大好きな絵本。なんだかなつかしくなりました。

  • 満足度★★★★

    こんな疑似家族っていいなー
    と思えるような内容でした。かなりシュールですが、婚姻や血縁に頼らない家族の在り方を考えさせられます。大人の芝居と、子役のたどたどしい朗読とが妙なコントラストになっていて面白かったです。

  • 満足度★★★

    模倣家族
    雪乃ちゃんの朗読がたどたどしくてちょっと残念だった。こういった素人っぽさを良いと評価する観客と、そうでない観客とがいるのは当然の事だと思うが、ワタクシは後者だ。学芸会なら別だが、元来、有料の舞台を興すなら子役といえどもプロなのだから、そこは手厳しい。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    舞台は3月11日の地震の日に突如として失踪してしまった夫と残された家族を起点に進むお話。残された家族が、夫の身代わりに模倣家族を作り上げるのだが、何となくしっくりこない。その模倣家族の設定はアンバランスだ。そのアンバランスの中にそれぞれの悲しみを抱えている人たちが集合体として息づいてるだけだ。

    だからいくら家族ごっこを演じてもそれは幻でしかない。この現実離れした家族を終盤はどうやって閉じるのか、と興味津々だったが終盤はあっさりと失踪していた夫が戻ってくる。という設定でむりやり閉じてしまう。これには少々度肝を抜くほど落胆してしまった。

    そもそも模倣家族を作ろうと考える発端が妻の弱さと甘えと依存性にある。物語をその妻に引きづられる可哀想な娘として構成されたならもっと違った舞台になったと思う。実に惜しい舞台だと思った。

    おヒゲのオカマ・祥野獣一のキモさが素敵!笑

  • 5月7日(土)S
    微笑ましい。

  • 満足度★★

    舞台はマンションの1室って感じでした
    中央に配したテーブルと5脚のイス。
    そこを舞台にした家族とは、人との繋がりとは、といった話しを。
    ゆんちゃんの読む絵本にあわせての展開で見せてゆくのだが。
    ちょっとユル過ぎ+説得(共感)力に欠けていたように思える。
    また頑張ってる役者さんとその他、技量がアンバランス過ぎたように感じた。
    もっと省くトコ強調したいトコなどメリハリをつけた方が良いのでは?
    って思いました。

    ネタバレBOX

    オカマさんと詐欺師さんは上手でした。
    特にオカマさんの登場シーンでのインパクトとツカミはOKでした。
    CDの人数分け神経衰弱?は、なかなか笑えた。

    震災後に本当に出たという、
    ”牛乳+酢橘ヨーグルト+御飯”の食事もちゃんと用意して出してきてGood!
    でも、終演後に用いるバーのカウンターは、
    シーツ全てかけておいた方が良かったのではと思いました。
    (だって食事の用意の音などは聞こえても、
    実際は観客から見えない舞台袖で作っているわけだし。
    キッチンカウンター見えてるのは不自然と思ったデス。)

    完全な暗転にしないでの場面転換でしたが、
    開演と終演の時は完全に暗くした方がメリハリついたと思うし、
    なんかBGMは小さくとも流したり、SE少し扉の開け閉めやら。
    思考のひらめき等の時に入れた方が良いのではとも感じた。

    詐欺師さんの回想時に出てきたお母さんは、
    何かしら服装など(せめてサングラスとかでも・・)変えたりすべきとも思った。

    オカマさんが会話やアドリブの膨らませ方上手かったので、
    結構楽しめたけど、ゆんちゃんのお父さんの失踪の伏線とか、
    「家族になって」の台詞が出た時の回想話は、
    もっと観客引き込める練り方があるべきだったと思う。
    何度か眠くなったし、単調過ぎたと感じたデス。

    視覚はいいとしても聴覚の利用を考えて欲しかった。
  • 満足度★★★★

    こどもの日に家族愛を
    家族というものについて考えさせられる芝居でした。とてもとても観劇後感が良く,温かい気持ちが持続します。ゆんゆんの朗読はちょっとつっかえ気味だけど,それがまたこの芝居の良さを引き立てたりします。もちろんその他の役者さんも好演,すばらしかったですね。セッションハウスもこの芝居をする場所としてはピッタリでしたね(場所はちょっとわかりづらかったけど)。心残りはただ一つ,アフターパーティで「LDK」飲みたかったなぁ。

  • 満足度★★★

    LIVINGDEAD KILLER
    心の隙間に「ドーン!」 家族ごっこの始まり。ただいまと言えること、おかえりを聞くこと、素敵な日常。

    ネタバレBOX

    オープニングのCDが面白かった。遊べるなあ!
    ご飯と牛乳とすだちゼリー。う~ん微妙


    雪乃ちゃんの素の笑顔は可愛い。「きつねの窓」朗読も滑舌、抑揚、アクセント等気になってしまう。一番大事なシーンだけに。
  • 満足度★★★

    非日常の中の日常
    白い壁、テーブルなど、おいらのうちになんとなく似ている部屋が舞台ってことで妙に落ち着く空間での観劇でした。

    インパクトのある役柄もいたりするが、不思議と馴染んでいる家庭がおもしろい。

    ゆんゆんの朗読はアクセントとしてはありだろう。

    妙なテンションの食事のシーンが印象に残った。

    ネタバレBOX

    震災が重要な背景として使われている。

    ごはん、牛乳、すだちゼリー。
  • 「LDK」を観てきた
    前作に出演させていただいたご縁もあり、初日に伺いました。

    吉水雪乃ことゆんゆんはまだ「女優」にはなりきれない段階にあるのは確かで、
    しかしその演技と素の狭間をうまくかわいらしく見せてくれたなぁと思いました。
    当日パンフレットがカラーで綺麗でかわいくって嬉しくなりました。

    ゆんゆんに呼応するような芝居の大人たちの中でも祥野獣一氏は彼女とは逆に「まるで素のような」演技がさすが。

  • ひみつの窓からみえたもの
    神楽坂です。JR飯田橋から少し歩いてみました。ここは何回か来ているのですが、今日は初めてのところです。受付時間になったら来るように、というメールが届いていたので、外で少し待ちます。開場時間となり「部屋」に入るとそこは普通の部屋...でした、テーブルに椅子が5脚、LDKなので左奥がキッチンなんですね。テーブルの上にたくさんのCDがあります。おーっ、Beatles、Queen、Led Zeppelin、R.Stonesなどなど。持っているのも多いです。バンドのメンバー数に重要(ホントはそうではないのですが)な意味があるとは...。さて、女の子が絵本を読み始めました。お話の始まりです。「ただいま~」、家族がひとりずつ家に帰ってきます。以下、ネタバレ。

    ネタバレBOX

    大きな事件が起きるわけではありません。ちょっと悲しく、うれしく。家族になりませんか、という声に誘われ集まった3人と親娘の5人。女の子が絵本を読むのを聴いていて、娘も小さいときこんなだったな、と思い出しました。そこで語られる「ひしがたの窓」。ポプ・ショウの「スロー・ガラス」のようです。このガラスは光を通すのに長い時間がかかるので過去の映像が内部に蓄えられている...というお話です(SF)。女の子がみたいもの-家族-のお話です。みなさんとても自然なやりとりですね。初対面のぎこちなさ、だんだん打ち解ける様子。自分の、そして家族の話をするときの表情。それを聞いている者の反応、受け答え。それだからかもしれません、お話の終わり方がフェードアウトのようで、どこで自分の中で区切りをつけていいのか迷ってしまいました。TVや映画であればエンドロールや音楽なんでしょうが、お芝居の場合、(余韻を残すのもありですけど)締めていただけると「あ~、よかった」と劇場を後にすることができます。

    ☆☆☆

  • 満足度★★★

    GWに家族を考える
    地震のあった日をターニングポイントとして、家族を再構成(形だけではなく精神的にも)していくお話でしょうか。
    急ごしらえのありえないメンバー構成の家族がリビングで交わす会話に、時々クスリと笑ってほんのりとしました。
    久方ぶりに実家に電話しようかと言う気分になりました。

    ネタバレBOX

    少女によって集まった、急ごしらえの家族が「本当の家族」になるお話かと思っていましたが、仮の家族が仮の家族のまま、それぞれの家族とのつながりを見出していくお話でした。
    最後まで仮は仮のままだったのが良かったと思いました。
    場面場面に照明が変わり、少女の絵本の朗読が入るのですが、自分には物語りに入り込みかけている気持ちをそこでブツリと裁ち切られるようで残念でした。
    何でだろう、素敵な構成だと思うのに、気分良く音楽を聴いていてメロディに身を任せていたら繋がりなく急にテンポの違う異ジャンルの音楽に変えられたような違和感が残りました・・・
  • 満足度★★★★

    看板女優大活躍!
    途中途中でゆんゆんの絵本の朗読があり、なごみます。

    ネタバレBOX

    地下一階の広い方ではなく、二階のギャラリーをちょうどマンションのダイニングルームに見立てての公演でした。

    崩壊した(と思い込んでいる)家族の再生がテーマ。

    今回の地震はこのお芝居の重要なアイテムの一つで、東京の人の心にも影響を与えました。

    この家の夫は地震の日以来、妻と娘ゆんゆんの許に帰ってきません。お母さんの承諾を得てゆんゆんが集めてきた家族は、性同一性障害の男女一人ずつと詐欺師の三人。浄水器のセールスマンを詐欺師と決めつけているところが凄く、スカッとします。

    オカマの陽三郎は疑似家族を演じているうちに家族というものを見つめ直し、勘当された実家に安否の連絡をすることで関係修復ができました。

    この家の夫も岩手から帰ってくるとの連絡があり…、なんで岩手やねん、矢も盾もたまらずボランティアに行ったんかい、浮気かと思ってました、…家族がより親密な関係になれそうで、良かったねゆんゆん。

    ところで、雪乃ちゃん頼みの構成、このまま続けるべきなのか判断が難しいところですね。
  • 満足度★★★

    面白い設定
    だったけど、もうひとひねり欲しかった、というところです。設定の良さだけでは劇を最後まで引っぱれない。オカマやトランスセクシャルもありがちな感じ。少女が本を読むシーンがいいアクセントになっているけれど、いかんせん、ひどい棒読みで本の物語のストーリーを追う気になれない。あのエンディングのあと、帰宅した姿の見えない夫を中心に、全員がまるで夫がそこに居るかのように演技してお話が続いたらすごく面白かったと思う。(実はドアが開いた時、そうなるのだろうと思ってた) 達者な役者さんが揃っていただけに、そんなシーンを観てみたかったです。なんとなく出演した少女に合わせてしまったかのような演出とエンディングで、残念感が抜けません。

  • 満足度★★★★★

    家族
    家族のあたたかさ。それがしみじみと伝わってくる良作。
    緊張しっぱなしの仕事から帰る。するとそこには素になれる家族がいる。
    家族となら素になることができる。それが家族のいいところ。家族のあたたかいところ。
    演劇ではタブーになりがちな素であったが、素の表し方が見事に芝居の空気とマッチングしていた。だから素の会話だったり素の笑いが面白いものとなる。子どもの素がかわいい。そしてそれを大人たちがうまく拾っている。
    いつの間にか舞台上の人々が本物の家族に見えてきた。
    家族の良さを感じ、最後にキュンとさせてくれる、後味が気持ちいい芝居でした。

  • 満足度★★

    次回作に期待したい!!
    テーマは良かったと思うが、私にはちょっと合わなかった。。
    感動するとも言えず、笑えるかと言うとそんなでもなく。。
    ちょっと中途半端で不完全燃焼な気分。
    次回作に期待したい!!

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