メガネ夫妻のイスタンブール旅行記 公演情報 メガネ夫妻のイスタンブール旅行記」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★

    フシギな舞台でした
    結構楽しめましたよ・・。

  • 満足度★★★★

    確かに・・・
    『観てきた』最初の5名の星の数を見て、面白そうなコメディーと思い、行ったので、単純に楽しめました。ここに書いてある粗筋や、フライヤーからは、想像つかないほど、かけ離れてました。

    ネタバレBOX

    吉岡夫妻(石橋けいさん・鈴木浩介さん)の愛猫が、亡くなった事から始まる、不条理ちょっとだけR系?コメディー。

    クローゼットの扉と思ってたら火葬場は、やり過ぎと思ったが、全役者さん達者なので、有り得ないけど、この人なら、こんな言動するかも?と納得の可笑しさでした。

    大家さん(大川潤子さん・三条会)が、特に面白かったです。
  • 20110529
    (^・ェ・^) すきなかんじです!

  • 満足度★★

    説明の内容とは全く違う
    意外に低俗。
    まず制作の対応が悪い。時間の都合上、途中退場するかも知れないと伝えたら、途中退場は入口を塞いでしまう為出来ないから3階で観ろという。そもそも上演時間1時間45分で開演時間を守ってくれるなら途中退場はしなくて済むのだが、遅れてくる観客の為に、開演時間を遅らすというのだ。つまり時間を守って早めに来た観客よりも遅れてくる観客を優先するという姿勢が問題だ。更に暴風雨の為、観客の入りはそこそこだったが、後部座席に空席があるにも関わらずスタッフが客席通路に椅子を設置し自分たちがそこに座って通路をを塞いでしまうという小屋の安全性を無視していた。
    むしろスタッフが3階で観るべきだし、万が一、公演中に体調が悪くなった観客の誘導に時間がかかるのではないか?とも思う。後日、オリザ氏に直接申告はするが・・。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    内容は説明とは全く違う。およそ吉岡妻の不倫劇といっても過言ではないほど、妻・晶子のモラルのなさが露呈する。愛猫が死んだことをきっかけに次々と晶子の好色さも強調される。好色な性の相手はなにも男だけではない。大家のトキコの慰めにも喜びの声をあげてしまうほどだ。笑

    そのうち、お隣さんの主・一郎とも不倫していた事実が明らかになる。つまりは晶子に全ての関係者が振り回される結末だが、いったいこの物語はどんな終わり方をするのだろうかと観ていると、晶子の差し出したワインを飲んだ一郎があっさりと死んでしまう。

    なんじゃ、そりゃあ~!!みたいな内容だが、元々、大した内容はない芝居だ。コメディだと思って観れば支払ったチケット代は諦めもつくが、内容のある芝居を期待したなら、チケット代は溝に捨てたようなものだ。

    吉岡夫の声がぼそぼそと聞取り難い。全体的に緩いコメディ色の強い作品だが好みは完璧に割れると思う。ワタクシは劇団チョコレートを観た後に観劇したのでレベルの差に唖然!として芸術作品とは思えなかった。むしろTV番組をみたような気分。全体的にバカバカしい。
  • 満足度★★★★

    なんとも言えぬ味わいと余韻
    メガネな登場人物たちが織り成す物語とともに、連れて行かれる世界のほの暗さとおかしみ。

    ネタバレBOX

    微妙なズレと隙間から展開する物語の面白さがある。

    冒頭の悲しみから、少しだけ開いた隙間を無理矢理広げていき、ややダークな世界に陥っていく。
    メガネ妻の気分の変調の度合いが大きくなっていくのを、いちいち受け入れていってしまい、後戻りできなくなっていく様子が、恐ろしくもおかしい。
    他人の不幸はなんとやら、で覗き見趣向で楽しんでしまう。

    隣の音楽評論家、あの指揮のシーンの面白さに隠れた不気味さ。
    息子は一体何者なのかという怪しさ。さらに大家の妻も怪しい。

    パートナー(女性)に振り回される男性たちという印象がする。
    前回もそんなイメージだった。
    つまり、中心にいる男性キャストの、控え目で受け入れようとする姿勢の設定が同じだったように感じた。
    この、パートナーに振り回される感じ、作者の実感なのかも(笑)。

    あれよあれよというままに、連れて行かれる不気味な世界。
    妻をあまりかまっていないという象徴だった猫の死を通じて、メガネ夫が「いやいや妻も悪いんだ」という思考による、メガネ妻の大家の妻や音楽評論家との仲などとの悪い妄想の結果、夫が垣間見た悪夢だったのか。
    この舞台の「あらすじ」として書いてあることも、この舞台の内容に含まれるのならば、もっと怖い物語として成立しそうだ。もっと捻れた世界がそこに出現する。ただ、それはないだろうな、と思っているのだが。

    役者はどの人もうまいなあ。それぞれの印象を、きちんと残していくのだ。

    当パンが「3Dじゃないメガネ」っていうのも、ちょっとだけ面白い。
  • 満足度

    まるでタイトルとは別物な話
    「イスタンブール旅行記」とタイトルと名ばかりで、実はサスペンスコメディの芝居を見せられた感じ。でもメガネ姿の役者はすばらしかったです。

  • 満足度★★★★

    メガネまつりっっ
    一組の静かに話をする夫婦の会話を聞いていた筈が、気がつくと、不条理な笑いの中にいた。めまぐるしく動く展開、こう終わるかというラスト。でも後味は悪くなかったです。色々頭の中で想像を膨らませました。

    ネタバレBOX

    長年大事に飼っていた猫が弱って死んでいくのを見かねて、自ら食事に薬を混ぜて看取ることにした夫婦。でも奥さんは猫の死に耐えられず、とっさに隣の夫婦が殺したと嘘をつく。ついた筈の嘘を何故か夫は信じ、隣人や大家をも巻き込んで、いつしか嘘は転がり続け、冒頭とは違う事実が浮かび上がり、隣人は自ら猫を殺したのは我々だと言い始める。中盤に明らかになる猫を飼っていた夫婦のお互いの不貞行為。隣人の旦那の死。虚実の境目がぼんやりとしてくる。

    物語のラスト、猫を飼っていた夫婦はお互いの不貞を理解しながら、32年生き続けた猫の墓を求めてイスタンブールへの旅行を計画する。何が真実かは関係なくて、夫婦をつなぎとめる信じたい事実が大事だと言わんばかりに、夫婦は淡々と会話し続けて終わる。
  • 5月24日(火)S
    面白くて腰を抜かした。でもここにあるあらすじは全然違う。

  • 満足度★★★★

    大人向けのコメディー
    トンデモなことが起こりまくった後に見えた景色が、ストンと何かを教えてくれた。大切なものを失った人間はどうするかってことも。

  • 満足度★★★★

    3.11へ
    日常の細かなヒビから滲み出してくるものが、
    おかしいやら恐ろしいやら突拍子がないやら。
    どこまでも不条理な展開に置いてきぼりになりそうだった。
    古舘寛治は城山羊の会には欠かせないと再確認。
    石橋けいから色々な意味で目が離せなかった。
    「3Dじゃないメガネ」は嫌がらせのようにかさ張る…。

    ネタバレBOX

    やっぱりみんなメガネでした(笑)
  • 満足度★★★★★

    肩の力の抜けた良作
    次が読めない、屈折しながらの展開。でも小難しくなく楽に観れ、しかも面白い。

    ネタバレBOX

    感情に満ちながら静謐なところは閉幕後に流れるのアダージェットがぴったり。

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