メガネ夫妻のイスタンブール旅行記 公演情報 城山羊の会「メガネ夫妻のイスタンブール旅行記」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    説明の内容とは全く違う
    意外に低俗。
    まず制作の対応が悪い。時間の都合上、途中退場するかも知れないと伝えたら、途中退場は入口を塞いでしまう為出来ないから3階で観ろという。そもそも上演時間1時間45分で開演時間を守ってくれるなら途中退場はしなくて済むのだが、遅れてくる観客の為に、開演時間を遅らすというのだ。つまり時間を守って早めに来た観客よりも遅れてくる観客を優先するという姿勢が問題だ。更に暴風雨の為、観客の入りはそこそこだったが、後部座席に空席があるにも関わらずスタッフが客席通路に椅子を設置し自分たちがそこに座って通路をを塞いでしまうという小屋の安全性を無視していた。
    むしろスタッフが3階で観るべきだし、万が一、公演中に体調が悪くなった観客の誘導に時間がかかるのではないか?とも思う。後日、オリザ氏に直接申告はするが・・。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    内容は説明とは全く違う。およそ吉岡妻の不倫劇といっても過言ではないほど、妻・晶子のモラルのなさが露呈する。愛猫が死んだことをきっかけに次々と晶子の好色さも強調される。好色な性の相手はなにも男だけではない。大家のトキコの慰めにも喜びの声をあげてしまうほどだ。笑

    そのうち、お隣さんの主・一郎とも不倫していた事実が明らかになる。つまりは晶子に全ての関係者が振り回される結末だが、いったいこの物語はどんな終わり方をするのだろうかと観ていると、晶子の差し出したワインを飲んだ一郎があっさりと死んでしまう。

    なんじゃ、そりゃあ~!!みたいな内容だが、元々、大した内容はない芝居だ。コメディだと思って観れば支払ったチケット代は諦めもつくが、内容のある芝居を期待したなら、チケット代は溝に捨てたようなものだ。

    吉岡夫の声がぼそぼそと聞取り難い。全体的に緩いコメディ色の強い作品だが好みは完璧に割れると思う。ワタクシは劇団チョコレートを観た後に観劇したのでレベルの差に唖然!として芸術作品とは思えなかった。むしろTV番組をみたような気分。全体的にバカバカしい。

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    2011/05/30 15:11

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