満足度★★★★
素敵だと思ってしまう
おすすめされて見に行ったのですが、行って良かった。 なんだか可愛くてドキドキしてしまう悔しさ。 口にしてみると凄く単純で普通な話で、よくこれがあんなに面白くなったなと思いました。見せ方の魅力を感じます。舞台ならではの魅力。 みんなの出す中学生感が好きです。
満足度★★★★★
「きらきら、きゅんっ!」
女子中学生たちのいきいきとした会話の中からみずみずしさがほとばしるさまに中原俊監督の『櫻の園』(90年版)を思い出す。
本編部分を試合場面で挟み、それは試合中に胸中を去来するものか、彼女たちの結束力の元か、などと思わせるのも上手い。
なお、投稿タイトルは勝手に思い浮かべたキャッチコピーで、もう1つは「思い出の宝石箱やぁ~!」(笑)
巧みだけど微妙
ほんのさりげない日常の言葉をリフレインさせ、「意味」を塗り重ねて
最後に大きく展開させていく…。 最後の辺りの展開は本当に上手かった。
…けど、「凄く巧み」止まりで、観ていて心動かされる事は無かったです。
正直、時間がものすごく長く感じて辛かった。
満足度★★★★★
みた
ひりひりするけれど、押し付けがましさは感じない。いい台詞もさりげない。音楽ちょっと卑怯。
当日パンフ、チケットも、役者や照明に劣らずいい。チケット代もう少ししてもいい。
満足度★★★★
カモン!カモ中!
初マームとジプシー。
繰り返されるシーンの数々を、
巧みと取るかクドイと取るかで評価は分かれるのかも。
どちらにせよ浮かび上がる14歳の情景は美しい。
蛇足だが、
小劇場オールスター女優的な客席の方に目を奪われっぱなしだった(笑)
満足度★★★★★
マックが異国に思えた頃
今年の暫定マイベスト公演。登場人物もパンフもチケットも全てが愛おしい。
「それぞれ」に分化してゆくまでの、発語されずにいつの間にか蒸発してしまっていた感覚。誰かの記憶から記憶へと、行き来戻りつリフレインしながら一年という年月が濃縮された一つの「場」に喉の奥が熱くなる。
きっと皆ローファーではなく白いスニーカーを履いてるんだろうなと思わせる、中学生の身体感。この懐かしさといったら。
映像的な舞台は多いけれど、これは舞台にしか表現できない映像性だなと。
色んな所で絶賛されてた前作も観とけばよかったと激しく後悔。時間さえあればもう一度あの場を体感したい。
満足度★★★★★
しなやかに広がる記憶の質感
そのひとときに蘇るもの、その時間から広がっていくもの。
一行の台詞をフレームにして、
閉じ込められたその時間の質感を、
美化されることなく、
でもとても瑞々しいものとして
感じることができました。