柔らかいモザイクの街 公演情報 柔らかいモザイクの街」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-20件 / 20件中
  • 満足度★★★★

    おもしろい。
    演出っておもしろいですね。

  • 満足度★★★★

    軽やかでした
    演出がなかなか楽しかったです。黒川さんの脚本には、ポップな演出が似合うのかしら??

    ただ私が観た回は…ん~もしかしたらアンマリ良くない回?だったかもしれないのですが(途中、少しダレてしまって…)。それでも主演女優さんの力量や全体のバランスで最後まで楽しみました。

  • ありきたりな寄木細工
    主人公の、言ってしまえばありきたりな人生の断片だと思う。その断片をいくら寄木細工のように(あえてモザイク避けてみました!)つなぎ合わせても、やっぱりありきたりな人生にしか成らない。そんな、ありきたりな人生を描いているのに、もっと観ていたかった。場面転換・気分転換・リラックスタイムのシーンよりも、ありきたりでいいから、もっと彼女の人生のかけらを見ていたかった。

  • 満足度★★★★

    繋がったモザイク
    早織の人生を綴った物語。サラダボールの描写は割りと好きだ。その描写は断片的だけれどきちんと繋がってステンドグラスのようなカラーが見えてくる。美しく繊細な物語だと思う。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    現在、痴呆になった早織は介護施設に入ってるらしい。これを介護する職員役が島田曜蔵なのだけれど、なかなかはまり役だ。この後、早織を軸に早織が生きた人生を10代、20代、50代とその時代の、それぞれの友人関係や家族との関わりを映し出していく。

    学生の頃の友人との関わりあい。就職して恋に破れ退職してデザイナーを夢見たのちの挫折感。結婚して妻になったものの、子育てが終わった後の自分と言う存在感のなさ。空虚感などを見事に演じていたと思う。

    そして早織をとりまく人間関係の描写もお見事で、50代の主婦らが集る賑やかな光景もリアルで愉快で楽しかった。あんな風に煩いのかと。笑)

    全体的にコミカルにぼんやりと断片的だが一つ一つははっきりと走馬灯のように流れるあの頃の出来事。それは夢の中の昔の記憶だ。早織の夢の中を描写する現実と過去を交錯させた物語。

    演出があまりにもお見事。人が死ぬ間際ってあんな風に色んな事を断片的に見るのだろうな、と想像する。
    死ぬまで生きること。それが人生というものだ。


    島田のカラオケが絶妙でした。花丸!



  • 満足度★★★

    今と昔
    鈴木智香子さんが好演、痴呆のおばあさんから10代の若い過去までを自然体で演じる。人の一生はわからない。だから今を悔いなく生きてゆかねば

  • 満足度★★

    プレビュー公演を
    観てからの本公演観劇。照明、音響がハッキリすると印象が変わりますね。特にラストでそれを感じた。鈴木さん好演!

  • 満足度

    うーん・・・
    第1幕は面白いと思いましたが、第2幕以降が自分はダメでした。役者さん、特に主演の鈴木智香子さんは、とてもよかったです(負荷のかかる役を、見事に演じていたと思います) あと島田曜蔵さんも、相変わらずいい味を出してました。

    ネタバレBOX

    自分がダメだと思った理由を書きます。
    ・「早織の主観で作られた町」ならば、早織のいないシーンは成立しないと思います。「向こう側でお茶を入れる」くらいならばありでしょうが、早織がいないところでひとつでも話が進むのはおかしいと思います。(早織がハケた時点で、舞台上は静止するとかなら理解できるのですが)
    ・もう一つ。早織のエピソードが、けっこうネガティブなものが多くて、共感しにくかったです。10代=友達と喧嘩別れ、20代=彼氏に振られて会社を辞めた、50代=息子にとことん反抗され、夫はどうやら浮気している。という感じでしたので。たとえば、友達とだって彼氏とだって「いい時代」もあったはず。結婚した旦那とだって、いい思い出もあるはず。だけど、クローズアップされていたのは、あまり楽しくない思い出に思えました。
    ・演出にも疑問あり。電話のシーンがいくつかありますが、最初のほうでは「相手の言葉は字幕に映す」(主人公がスピーカーホンに切り替えてからは音声で聞こえる)という形でしたが、母との会話は、主人公のせりふだけで、母の言葉は観客が推測する形だったこと。違和感が強かったです。
  • 満足度★★★

    演出がすてき
    ちらしを読んで想像したのとはちがったけど、「早織さん」への愛情が感じられる舞台でした。
    もう少し「飛んで」欲しかったのは、私の趣味で、作者の意図とは違うのでしょう。

    アフターカフェは楽しませていただきました。

    この演出家さんのは、また観たい気になりました。

    ネタバレBOX

    「地域発信型」の意味がどこにあったのかわからず、残念でした。
    言葉では「東京」がたくさん出てくるけど、それは、「ここでないどこか」という意味でしかなかったような。

    他の方が言う、「時代考証」云々は、あまり気になりませんでした。
    早織さんの脳内環境だと思って観ていたので。

    終わり近くのテンションの上がったところは、すごいなあとただただ感心。役者さんには満足しました。
  • 満足度★★★★

    期待通りでした
    観劇していて、実感として「柔らかいモザイク」ライクな
    感覚があります。このお芝居を観ていて、実際は眼で捉えて網膜を経て脳で
    知覚するのですが、このお芝居を観ていて、脳の根っこのところで感じている
    ような(病気かよ!)、不思議な感覚がしました。
    多少、「前のめり感」はありますが、最後まで楽しめる出来栄えでした。

  • 満足度★★★★★

    すてきな一期一会
    舞台をみてタイトルの旨さにうなる
    現代口語な普通の芝居に歌や踊りが挿入するのに突飛でない

    初めて生でみたサラダボール

    私、こういう芝居好きだ

    舞台って生物だし本当に一期一会
    すてきな出逢いもあれば、あららもある

    一種の賭(笑)

    内容は人が年を重ねたら誰もが思い当たるような内容

    観客がそれぞれ目の前に出されたシンプルな料理と向き合うことで自分と向き合えるような

    ビストロを訪れたようなすてきなひとときでした

    次回は自腹で行きます(笑)
    同行者も大満足!

    そして、雨にも負けずに縁があるなあと想う自分でもありました

    長野版もみてみたかったです
    おいしい時間をありがとうございました

  • 満足度★★★

    となりの芝生は青く。。。
    齢80歳の痴ほう症を患う女性がゆめとうつつのはざまでみる風景の断片を寄せ集め、まるでモザイクのように映し出す。

    ネタバレBOX



    女性が辿ってきた人生の断片(少女期、妙齢期、子育て期、老後)をドラマ性にあまりとらわれることなく、イメージとして描き出している。
    「ここではない別の場所」という言葉に象徴されるように、女性の振り返る人生は必ずしも満ち足りたものではない。彼女は常に自分にふさわしい場所を追い求めるが、辿りついた場所は彼女の求める場所ではなかったのである。
    まさに、「となりの芝生は青く見える」という例えを地で行くかのように。

    「多くの人々の人生は彼女のような後悔が付きまとうではないか」と作者・演出家に問いかけているかのような覚えたのは私だけではなかろう。

    挿入される、ダンスや歌謡曲、そして、携帯電話などの小道具の多くが、時代考証を無視したものとなっているが、これは作者・演出家が意図したものなのであろう。しかし、その意図が必ずしも明確ではなく、中途半端な感じがしてしまう。

    素材はたいへん興味深いものであるがゆえに、もう少し物語性を際立たせた再演を望みたい。
  • 満足度★★★

    ちょっと意外でした。
    おばあちゃんの回想録は意外にポップ。でもなんとなく中等半端な気もします。

  • 満足度★★★★★

    好きか嫌いか
    好みが分かれるのかもしれませんが、自分はとても好きでした。
    ハルメリがすごく好きだったので今回も期待してましたが、自分好みの演出で大満足でした。
    やっぱり、黒川陽子さんと西村和宏さんのペアが好きです。
    機会があればもう一度観に行きたいです。

  • 満足度★★★

    こういうことなのね!
    長野バージョンと東京バージョンが違うって、そりゃあ当たり前でしょうって思いました。

    ネタバレBOX

    人に歴史あり。現在80歳のおばあさんの、13歳、25歳、54歳などその時々の思い出を綴ったもの。

    十人十色、百人百様、千差万別。別の人の思い出をピックアップするわけだから、違うのは当然ですね。

    全く新しいお芝居だと思います。題名も変えたらいいと思いました。

    「東京」が表現されているとも感じられませんでした。

    それぞれのエピソードは面白いのですが、何と言っても1930年生まれのおばあさんです…。13歳といえば太平洋戦争が始まる前なのに、あんなジャージがあるはずもなく、部活もあるはずないし…、25歳は1955年、あんな電話機ないしって思いました。

    おばさんと甥つながりはありますが、一人の女性の話というより、色々な女性を描いたオムニバス作品ですね。

    それにしても、あの孫の目にはこのエピソードは伝わらず、単なる認知症のおばあさんとしか映らないのでしょうね。逆に言えば、認知症の人も頭の中では様々な思い出に浸っているのかもしれません。そうありたいものですね。
  • 満足度★★

    うーん
    以下ネタバレにて

    ネタバレBOX

    最後のアレをやりたいがための、90分のダラダラ退屈な時間をわざと作ったのだろうか。
    似たような展開の青年団リンクの劇団の芝居を見たことがあるが、正直90分が退屈すぎるから辞めて欲しい。
    まわりも時計を見たり、寝たりしていた。
  • 満足度★★★★

    最期の映画
    死に際によみがえる一生の記憶、こんな感じだろうなという感覚を味わいました。

  • 満足度★★★

    モザイクとは?
    輝ききれずに、消えたもの達が、記憶の断片の中で、蘇る感じがしました。作家 黒川陽子さんと、演出家 西村和宏さんのアフタートークが、ありました。

    ネタバレBOX

    老人ホームにいる、早織80歳が、口にする言葉は、記憶の断片。13歳、23歳、53歳の思い出だが、どちらかと言うと、空しい感が。。。。歌謡曲やダンスが散りばめられていたから、そんなに、重くは感じなかったのが、救い。足踏みが、効果音の役目をはたしていたのは、印象的でしたが、歌謡曲は、早織の時代と重ならないし、永過ぎる感が、。。。

    バックスクリーンに映される影や、シャボン玉は、美しく、記憶の断片と重なり、モザイクを思わされた。

    魅力的な役者さんばかりだが、早織役の鈴木智香子さんは、特に良いと思った。

    アフタートークで、人生は満たされる事もあるが、満たされない事も多くある。それは、今と言う時代感でも、あるし、今後も、あまり期待できないという、空気感を出したかったという話が、でましたが、だからこそ、希望の欠片が見たかったと、私は思ってしまいました。



  • 満足度★★

    ある女性の人生
    老人ホームで生活する80歳になる女性が人生を回想する話で、それぞれの時代に出てくる言葉や物が色々とリンクしている巧みな脚本でした。各年代で思うように行かず悩む姿に共感が持てました。

    主役の鈴木智香子さんが中学生から老人までを過度なデフォルメをすることもなく自然に演じていたのがとても印象的でした。

    キャスト全員でのパラパラ風ダンスや出オチ的な笑いを用いたポップな感じの演出は脚本と方向性が合っていないと思いました。舞台美術ももっと落ち着いた感じの方が最後のシーンが活きたのではないでしょうか。

  • 満足度★★★

    モザイクというよりは
    モノクロの街…かな。
    島田曜蔵は嫌でも印象に残っちゃうね。

    ネタバレBOX

    ひと言で言えば退屈だったんだが、ドラマ性を排しているのは意図的であるとのこと。
    挿入される歌謡曲は良いアクセントになっていた。
  • プレビュー公演
    照明、音響、美術等本番と違い稽古用の物と演出西村さんの注釈つきの公演。早織の生きた時代を鈴木智香子さんが好演。多少の手直しが有ると思うのでやはり本公演は観たい。

    ネタバレBOX

    80歳が今だとすると10代の小沢が携帯を持っているのにやや疑問が。
    ラスト人生の走馬灯の如く駆け巡るシーンでは鈴木さんのセリフが聞き取りにくい。全編観てれば解るシーンでは在るけど。

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