モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー 公演情報 モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★

    言葉を活かしきれてない
    終わった後に悪い意味でポカンとした記憶が。
    いくら言葉の大風呂敷がトリッキーな色彩を放っているとしても、演出的な部分でもっと、ヘンテコな世界を強引に説得させるケレン味がないと、演劇として気持ちよく満足出来ないなあ、と。
    例えば音響の音量レベルとか、全体を通しての緩急のバランスとか、そういった細かい部分の演出で、皮膚の薄皮あと一枚貫いてこないむず痒さを感じる。

  • 満足度★★★

    屁理屈と理屈の合間に。笑
    相変わらずの架空畳の世界。たぶん、ユーザーが何を言おうとこれで突っ走る気だ。その表現は数年前と何も変っていない。変っていないから、観客がついていくしかない。笑


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    先に申し上げておこう。ファーストこと加藤のカツゼツが悪い。しかも噛みまくる。セットは流石。あの画を描いた美術さんに拍手!パチパチ・・

    超問題児童、高校十年選手の25歳三鷹ロダン君は童貞だ。
    「いきなり、みささん、ナニ言いだすんですかっ!」とロダンの声が聞こえてきそうだが本当だ。童貞だから故に妄想が激しく恍惚するなか、ロダンはハリコの扱い方が良く解らない。ハリコは「女の染め上げ方を1からレクチャーしてあげる。」なんてにじり寄り、ロダンは「手練手管を教えて欲しい。」なんつって童貞らしいセリフを吐く。

    一方で修学旅行に行けなかったロダンは誰もが修学旅行の前夜に夢想するような「あんな~こと~、こんな~こと~♪」と想像しているうちに瞼の中では、その修学旅行の道程が完璧だったものだから、すっかり行った気分になって消化してしまう。

    全てはロダンの妄想の中で世界が始まり世界が終るのだが、ここで重要なキーは、ロダンが何故、覗きのプロになったのか?だ。それはロダンが幼少の頃、悪さをして母に叱られ押し入れに閉じ込められたのがきっかけだった。閉じ込められたロダンは押し入れの隙間から美しい母を覗くのが好きだった。その母がロダンの様子を見に押し入れを開けると寝たフリをするロダン。そして心配そうに見つめる母の顔を薄目を開けて見ると、どこまでも美しい母だったのだ。

    近親相姦したいほど母を慕い、彼の中で母の存在はいよいよ大きくなり「マザー」と呼ぶに相応しい壮大な軸に発展してしまう。つまりはマザコン。だから、プロの覗き屋になったのも留年の達人になったのも問題児童のままで居たかったのも、少女ハリコやモダン嬢も全てはマザーの残影。

    やっぱ、本をもう少し解りやすくベタにしてあげた方が良いと思うよ。これじゃあ、観客は理解出来ないでしょ。もう少しベクトルを下げた方がいい。特に初心者には解りづらい。

  • ヘンな芝居という自覚はあるようですが
    ヘン過ぎていましたね。
    芝居についていけず眠くなると、タイミングよく後ろの座席の女性が、
    椅子の背もたれ蹴っ飛ばしてくださいました。
    ありがとうございます。
    じゃなくて!
    何度もぶつけるような長い御美脚は、丁寧に畳んでしまっておいて下さい。
    お願い致します。
    さて役者さん。声大きいし良く動いていた。
    言葉遊びに付き合って、長い台詞もよく覚えていた。
    舞台もそれなりに綺麗でしたが・・・。
    その分ついていけない話で、理解の範疇に入らなかったです。

    ネタバレBOX

    12回もこのような話を続けていたのでしょうか?
    固定客が付いているような事がパンフに書かれていましたが。
    一度振り返ってみることなど考えてはどうかと、余計な事思いました。
    衣装のパッチワークなども丁寧に仕上げていたし、
    ホントに皆さん声大きくわかり易いので、
    「全年齢版」みたいな、
    勧善懲悪な作品に挑戦してみてはどうかと思いました。

    とりあえず、私には合いませんでした。 と
  • 満足度★★★

    うーむ
    脚本はおもしろいと思う。
    演出はよくない。
    役者はひどすぎる。

  • 満足度★★★★

    舞台セットが活かされてない
    月に雁と見返り美人、いろは歌と五十音図。使われたのは五十音図のみ。もったいない。月に雁も見返り美人もいろは歌もストーリーに活かせたらもっとよかったのに。それに……

    ネタバレBOX

    ……覗いていたのが自分自身だったという結末も意外性をねらったようでいて、実はよくあるオチでしかない。ここまでストーリーを引っ張る力があるのだから結末がもう一息という感じだった。でもそれだけ期待大ということです。
  • 満足度★★

    心に響かない言葉の洪水
    12回も公演を打ち、それなりに支持されている劇団なのだとは思うが、自分の好みには合わなかった。
    既にごらんになったかたがたの感想を読み、覚悟して行ったものの、全編、言葉の洪水で息つく間もなし、疲労感ばかりが残り、正直、久々に途中退出したくなる芝居だった。当方、言葉の聴き取りのほうには自信があり、言葉の意味や語呂合わせは理解できたけれど、だから楽しめたかと言うとそれは別問題。
    個性的なスタイルを貫いているとは思うが、作者の自己満足的要素が色濃く感じられた。若い観客たちが多く、終演後「まったく何言ってるかわかんねぇー、わかった?」という声もあり、笑いが起きていたのは俳優の他愛ない動きに対してのような印象だった。どれだけ内容が理解されていたかは疑問だ。
    ☆は1つは長い台詞を書き連ね脚本をまとめた作者へ、1つは膨大な台詞を覚えた俳優へ、それぞれのご努力に対して。

    ネタバレBOX

    プロの覗き屋(意味不明。プロって何?笑)で10年留年中の高校生・三鷹ロダン(岩松毅)。デパートのモデルショウのリハーサルを覗き見していて、修学旅行から置いてけぼりをくらい、担任教諭(加藤愛子)に謹慎させられ、理科室の人体標本模型のハリコ(斉藤未祐)と出会う。ショウの美人モデルのモダン(加藤景子)のためにデザインされた羽衣のように薄いオーガンジー風の透明ドレスをハリコに着せるロダン。世界的人体デザイナー(赤城智樹)、マネージャーらしき男(山本駿)らが入り乱れてのドタバタ劇が展開。ロダンが以前、入浴中を覗いて忘れられなくなった美女の背中が実はロダン自身の背中であったというオチがあり、結局、自己愛が強い若者ということになるのだろうか。
    言葉の洪水は心に響かず、劇としての感動は自分は体験できないままに終わった。やたら「ヨダレ」という単語を多用するので、聴いているだけで気分が悪くなる。言葉の洪水がテーマと効果的に結びついて、初めて観る人にも理解できるような形であればと思うが、最初からそんなことは意図していない劇なのかもしれない。
    俳優は膨大な台詞にがんじがらめになっている感じで、滑舌も悪いからよけいに観ていてイライラする。
    カラフルな宣伝美術、ハリコとモダンの美しい舞台衣裳や、菱川師宣の見返り美人と月に雁がね(?)、いろは文字とあいうえお50音を描いた墨絵の屏風ふうパネルやデパート建築のファサードの舞台装置はなかなかよかった。
    人体模型のハリコの内臓が説明文どおり半身だったら、もっとよかったけど。
    パンフレットの活字が極端に小さく文章ギッシリ、配役表も載っていない。とことん旧世代の観客に優しくない(笑)。
  • 満足度★★★★

    秩序正しく妄想催す。
    身体における物理的なスピード感やら受け止めきれないほどに多すぎる圧倒的な語彙数なんかを豪雨のように浴びせられ、シーンが移り変わるごとに二乗三乗が無邪気にステップを踏みながらリズミカルに積み上がっていくようにめまぐるしく変容していく物語は、果たして正解があるものなのかすら危うい難解な数式を解くように常時追われている、そんなどうしようもない感覚に囚われたのだが、台詞のすべてが耽美で幻想的な小説のように詩的で恍惚させられた。
    ねじれたアイデンティティを具象化したような大胆な舞台構造も異端な世界に花を添えていた。
    『本筋がメタメタ』な物語をテクストが破綻しているとみるか否かによって評価は割れそうだが、個人的には支持したい。

    ネタバレBOX

    修学旅行の前夜、近所のデパートで行われるモデルショーのリハーサルをショーウィンドウごしに眺めていたことがバレ、担任教師のボタンに理科準備室に閉じ込められた三鷹ロダンはそこで出会った人体模型のハリコを、見た目も中身も自分好みの女に仕立てあげようと試みる。
    その一方で本番が行われているデパートのモデルショーではトップモデルのモダン嬢が衣装を残し忽然と姿を消した・・・。

    というあらすじ書きで説明されているこのふたつのアウトラインに三鷹ロダンの妄想が加味される。
    これらをたとえば話のながれで『あんち』という言葉が出てくると『アンチ』テーゼという言葉が駆り出され、人体模型を『安置』する場所のシーンがはじまったり、『枕』というワードからは枕なげをするシーンが提示され、『枕』に『真っ暗』を掛けあわせ『千夜一夜』を連想すると今度は心象風景をなぞらえた抒情的なモノローグが繰り出されるといった具合に、二乗三乗の情報量を上乗せさせた単語、および単語を発話する登場人物の主体性によってシーンが展開する。
    全体を通して登場人物たちが物語にコントロールされることを拒絶するかのようにハッキリと主張するために、一語一句がとても強い。

    舞台は更にロダンの現実と非現実の境界線の曖昧さをショーウィンドーの『窓』ごしに舞台装置が的確に具象化する。
    その『窓』とは『世界』を『覗く』ファクターであり、一枚一枚が回転するように細工が施され、更に五十音順表と満月の下で餅をつくうさぎが水墨画風に描かれた屏風で、屏風の隙間を『覗く』と向こう側には妄想の世界が広がっている、という趣旨。
    劇中ワイヤーで吊り上げられた屏風がバタバタと上下する度に、妄想だと信じていたあちら側が現実にすりかわり、世界があべこべに覆されていく構成が妙。

    舞台構造の大胆さにとらわれず、三鷹ロダンに『考えるひと』のポーズをさせるお茶目な一面や、五十音表の『ま』と『め』の間に位置する『みむ』の『む』と『る』の位置が何故逆でないことに囚われる過剰な『思想』が面白く、話の途中で『む』と『ら』が入れ替わり、『みら』=『ミラー』=『鏡』となる言葉遊び、および、鏡うつしの自己対峙、『利己主義へのアンチテーゼ』を乗り越えるために、まずは理性を紐解き、母との関係を断ち切り世界を変えようとする意志が悶々と繰り返されて、しかし結局すべてはロダンの妄想で、未来を変えることはできぬまま自虐的ナルシズムの渦中へと埋没していくラストもグッド。

    膨大な言葉遊びを巧みに用いたり、忙しなく動き回るパワフルな肉体と欲求を支点に構成する手管は映像でしかみたことはないのだが、どことなく夢の遊眠社をおもわせ、そういえば、多数繰り返される劇中劇にしても、何となく天野天街の描くテイストに近く、高速ゼリフは柿喰う客で見受けられるそれに類似しているような既視感は否めない。しかしながらそういった確立された方法論を踏襲、アップデートしつつ、独自のジャンルを開拓しようとする試み、情報量の多さを燃料に舞台を走らせる『エントロピー演劇』の確立は、空間の描き方があまりにも破天荒すぎて、時代も人類もまだ追いついていないような気がしないでもないが、『自己同一性』という普遍的なテーマもさることながら、劇場に行って目撃、体感しなくては絶対に理解できない(むしろ観ても理解できないかも)という演劇の基本というか特性を律義にやってるところがいいとおもった。

    今回が初見だったため毎回そうなのだかはわからないのだが、観た限りでは、台詞の語感にしろ、人物造形にしろ、日本的であると感じた。何というか、江戸川乱歩の小説を舞台化するとこうなるのかな、といった戯画的な世界観だったのだ。

    欲をいえばもう少し、物語に奥行きを感じさせる演出があればいいとおもう。
    たとえば、詩的な台詞を発話するだけではなくて、間合いだったり目配せなんかで語るような。そういう演出が引き出されたら尚良いような気がします。
  • 満足度★★★★

    濃厚な言葉遊び
    抽象的な実験作で、言葉についていくだけで大変。全部をデコード出来た自信は全くないが、言葉遊びはとても刺激的で面白かった。濃いコーヒーを飲んで頭をスッキリさせてから会場に行ったのは正解だった。

  • 満足度★★★

    大きな声で勢いがありました!
    言葉あそびは興味深く拝聴しました。

    ネタバレBOX

    しかし、言葉あそびで覗きの極意を極めるとは正直良く分かりません。

    大声でしゃべる主義なのでしょうが、よくつかえていました。

    話の筋は本当にメタメタ、人体標本模型の少女ハリコが半身のからだでなかったのも残念でした。
  • 満足度★★★★★

    いやぁこれは
    初見劇団でしたが、クオリティーが高くて驚きました。

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