KUNIO07『文化祭』 公演情報 KUNIO07『文化祭』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-11件 / 11件中
  • なにか
    お祭りだった

    冒頭から
    わーーーっと

  • 満足度★★★★

    出演者みんな魅力的に描かれてた! 
    43歳主婦とか最後の祖母役の人とかすごいよかった。現役舞台人では、二階堂瞳子・千田英史・杉原邦生が目立つ。

  • 満足度★★★

    まさに文化祭
    良くも悪くも文化祭でした。オープニングが一番テンション高くて楽しかったです。 途中から、何を観てるのかわからない不思議な気持ちに。 おばあちゃんがもっと良かったらなあ

  • 満足度★★★★

    高校時代に戻りたくなりました☆
    芝居を観る観客にとってはすでに過ぎさってしまった高校時代の若さ・パワー・向こう見ずさ・その他もろもろのはっちゃけぷりを、(こうありたかったなあ、という願望も含めて)舞台に再現。観客を引き寄せる楽しいシーンを基本とするも、ところどころに人間集団の持つ排他性、差別意識を盛り込むなど、演出家のセンスの良さを感じました。
    欲を言えば、お祭りらしいある種の儚い盛り上がりにとどまらず、舞台作品だからこそ提示できる、「祭りが終わった後に続く道」を描いてほしかったなあと思います。青春時代にタイムスリップしてしばし浸ったあとに、明日に一歩踏み出すことができる「何か」を示してほしかった。それは観る側それぞれがみつけるべきものなのかもしれないけれど。

  • 満足度★★★★★

    すごい!!!
    何か結論を出す芝居じゃないから、すべてのシーンに「だから?」って言えちゃう芝居なのに、ここまで満足させちゃう力って何なんだろうね。
    観ていて、周りのお客さんたちみんな、「満足しているに違いない」って感じられる芝居っていいな。
    毎年、やって欲しいです。

  • ハッチポッチ
    それでいて一貫した作品の統一感もあるし。ビックリするような出演者の「量」も、ちゃんと活かされていて、効果も必然性もあったよ。

  • 満足度★★★★★

    青春コンプリート!!
    家と学校とを行き来する狭い行動範囲のなかでめまぐるしく活写されていく残酷さと純粋さをあわせもつティーンエイジャーの内省性から高校時代のクラスメイトの顔を思い浮かべたり、あの頃の自分と重ね合わせたりしながら観ていました。
    何はともあれ、仲間がいるってすばらしい!
    そんな当たり前のことを思い出しました。

  • 満足度★★★★★

    楽しい!
    「文化祭」って何だろう?と考えてみると、とにかく「楽しいお祭」で青春時代の若さと勢いだと思います。
    それを思いっきり形にしたこの企画。
    はじまるまでは何をやるのか全く分からなかったけど、始まってみるととにかく勢いがあって楽しい!

    文開祭をそのまま舞台にするのではなく、印象を元に構成されたこの舞台は大人による大人のための文化祭で、元気をもらえました!

    ネタバレBOX

    帰宅部の親友ふたりがサッカー部の男子に「おまえらってホモ?」と言われた事をきっかけに、ホモじゃないことを証明しようとキスをする男子ふたり。
    このやりとりが細かくて、爆笑ものでした。
    でも、それを壊してしまう体育会系や不良たち。自分の身を守るために親友を裏切る。裏切られた親友が切ない・・・。

    人形劇。とにかく雑なのが味。
    男の子と女の子がバス亭でバスを待っている間に男の子が告白しようとするシチュエーション。ただそれだけなのだけどおかしい!
    人形の扱いが物凄く雑なのが逆に面白い。
    最後は人形を持ち上げて「アレ?俺たち今空を飛んでない?」。
    端から見ると人形を手にしたいい年した大人が人形片手に飛行ごっこしてるだけなのだけど、何だかロマンがあった。

    遊び歩いてる風女子高生が毎日7時には帰宅。「門限が厳しくて。ゴメーン!また誘って!」
    実際は家に居るボケたおばあちゃんの食事を作らなければいけないために帰っていた。家ではおばあちゃんがその日によって言う事が全く違う。
    やりたいことを我慢して食事を作っておばあちゃんの世話をしているのに全く理解してくれない事にイラだって怒ると「イジメルー!」と子供のようなおばあちゃん。我慢の限界を超えた女子高生は、おばあちゃんのご飯も作らずに夜10時まで遊び歩いて帰ってみるとおばあちゃんはいない・・・。

    バカ騒ぎだけでなく、しっかりしっとりしたお芝居も見せてくれました。
    本当に良い座組みなんだな、という雰囲気がヒシヒシと伝わってきました。

    誰かのコメントに書いてあったけど、これが本番の文化祭で座組みの卒業式なんですね。
    演劇の公演っていつもこうなんでしょうね。
    稽古を繰り返して、飲みに行って、仲良くなって。
    文化祭のようなお祭り騒ぎでも舞台が楽日を迎えたら座組みは卒業。

    にぎやかさの裏にそんな寂しさも感じた、人生の縮図を見たような思いがありました。

    この文化祭、大好きです。
  • 満足度★★★★★

    チョー楽しい!!
    文化祭は色々あれど、今回ほどにぎにぎしくて楽しかった文化祭はないぞっと!!笑)

    総勢35人くらい居たのだろうか??
    舞台でワぁあああ!!と脱いで制服に着替えるシーンから金吹雪が舞い散る中、闘魂!する。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    3人の女子高生とピンク犬の着ぐるみが登場し文化祭は始る。生徒らの合唱のシーンでは「この広い大空に~♪」なんて希望と可能性が溢れる歌を歌いながら、屈折して羽が折れてそうなエンジェルメガネ男子が前の女子高校生にセクハラまがいの事をして逆にカツアゲされる。笑
    この時のメガネ天使のセリフの間合いが絶妙!

    かと思えば、仲良しの男子高校生らが、ホモ疑惑を受けて苛められ不条理にも仲たがいしてしまうシーンや、そのストレスから虐めの連鎖に繋がったりとシビアな面も描写する。

    一方で相馬の応援団やらエロチカセブンをバックにプールのシーン、人形劇での告白シーン、不良が織り成す「ダルさ」の場面など、どれもこれも青春の1ページだ。だから、観客は自分のあの頃を振り返って懐かしさと同時に放課後の教室の臭いを思い出す。ああ、青春だったな・・・。などと。

    中でも泣けたのは一見ヤンキーな女子高生・トウコと呆けた祖母の物語だ。

    そうしてこれらの集大成のように「クラスで文化祭の催し物を決める」描写が実に可笑しい。男子委員長と、女子副委員長のタッグが妙にリアルだ。そして生徒らの態度も。笑)
    どうにかこうにか、「演劇をやろうぜ!」なんつーって、ドロシーが大切なものを見つけに行く物語の展開がコメディなのだった!

    わー!!祭りだ祭りだ~~。めっさ、楽しい文化祭ーー!!


  • 満足度★★★★★

    やりたい放題なのに心打つ
    杉原氏のサヨナラホームラン。多彩な出演者のブレンド加減に脱帽。出演者の皆さん、MAXの魂がたっぷり伝わってきました。忘れかけていた感動をありがとう。

    ネタバレBOX

    いきなり衣装に着替え始める、序盤でちらかす、喜怒哀楽が散乱する、奔放な舞台でした。主婦の場をさらう力が圧倒的。
  • 満足度★★★★

    真剣な悪ふざけ!
    これはお祭り好きには絶対オススメの公演、僕は大好きでした!
    前情報一切なしで、チラシ見て何故か惹かれて見に行ったら、バカバカしくて最高だった。31名もいる役者全員、テンションと気合いで二時間近く乗り切っちゃった。一度は舞台で見てみたかったけど、多分誰も進んでやらない事をたくさん見せてもらったなぁ。考えてみれば、自分の高校時代もエネルギーだけが空回りしてた。高校時代のシーンを群像的に描く、演劇?ダンス?…いや、やっぱこれは文化祭です。真剣にこういう事やれるってうらやましいし見れて嬉しい。

    ネタバレBOX


    完全な覚書。これ見ても何が何だかだけど。見た方はわかると思いますが言葉では面白さは伝えづらいっす。開場すると物販が始まり、私服の役者さんがぞろぞろと。開演後→ダンス&生着替え→掃除&ポーズ→合唱コンクール&痴漢→ラップ→ボーイズラブ&いじめ→海岸→応援団→水泳→EXILEファン&タバコとおばちゃん→バス停で告白→おばあちゃんの介護→後説もどき→文化祭の出し物決め→劇→カーテンコール。
    間のヤツ、何か抜けてるかも。見ても人生変わらないけど、でも見た方が絶対楽しい公演だと思う。

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