ЖeHopмan【シャハマーチ】 下北盤 公演情報 ЖeHopмan【シャハマーチ】 下北盤」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★

    面白かった
    竹田さんの世界観て不思議なんですけど、不思議とハマっていっちゃいますね。Kバージョン観ました。

  • 満足度★★★★

    うん。
    雰囲気好きだ。

  • 無題
     彼らがなぜそんなことをしなければいけないのか、どういう経緯でその立場になったのか、誰がこのゲームを作ったのか、一切の説明抜きにいきなりゲームが始まる。映画『キューブ』を彷彿とさせる状況の中で、登場人物たちは必死で勝とうと模索する。

     会話による頭脳ゲームなので、チェスや将棋のような戦略に加えて心理戦が繰り広げられていく。もちろんこんなゲームは知らないし、ルールはあまりに複雑で憶え切れない。私も含めて多くの観客は恐らく、ルールを知らずにアメフトを観戦するような感覚で観劇していただろう。ある意味、ルールを知らなくても駆け引きは楽しめるということを示してくれたのかもしれない。

     割と大勢の登場人物が同時に舞台上にひしめき合っているが、意外とすっきり整理されており混乱なく追いかけることができた。ふたつのチームのそれぞれを主役にしたふたつのバージョンがあり、残念ながら片方(Mバージョン)しか観られなかったが、まあ半分以上は楽しめたと思う。

  • 満足度★★★★★

    Kバージョン観劇
    今回も何故かKバージョン観劇(笑)
    ゲームのルールは若干池袋盤から変更(追加?)になってましたが、基本的には変わっていません。
    ただ、ゲームの内容というか、ストーリーは違ってましたが。
    今回も面白かったです。2時間があっという間でした。

    ネタバレBOX

    しかし、今回、両チーム同時ゴールで勝者なしにするとは、やるな竹田さん。
    まあ、池袋盤に比べ、ラストのゴールマスへの入り方が若干強引ではありましたが(笑)。(もしかしたら、Mバージョンを見れて強引とは思わないかも知れないですが)

    後、なしお成さんがいると、渡辺美弥子さんと岩田祐耳さんとの掛け合いが面白すぎです。
    あ、岩田さんといえば、電夏で変態キャラが浸透してきたようです(笑)
  • 満足度★★★★

    より完成度アップ
    先日の「池袋盤」の続編で、メンバーの一部は引き続き参加しての次のゲームという設定。
    ルールに関しては池袋盤で十分にのみこめたので、冒頭からジェナーがノルマをどう導くのかとか、スパイは誰なのかとか、ゲームの内容そのものに集中でき、スパイなどかなり早い段階から見抜いてしまう。
    一方、罠に関する新たなルールが加わっていたり、『ライアーゲーム』のナオよろしく(笑)このゲームそのものを敵として引き分けに持ち込もうとする人物がいたりと、新要素もあって、そちらの面でも楽しめると言うシカケ。
    また、池袋盤の時に感じたような「観る順によっては(あるいは一方だけでは)ワカりにくいかも?」な部分も感じず、より完成度がアップしたような。

  • 満足度★★★

    初見でした。
    キャラがしっかりしていたからだろうか。
    笑わせどころでだいたい笑えたので、気持ち良く観劇できた。

  • 満足度★★★★★

    下北盤も両バージョン観劇
    日程の都合で偶然、今回もMバージョンが先となり、24日M、25日Kバージョン観劇。池袋盤同様、両バージョン、ストーリーは同じでK、Mそれぞれのチームの視点で描かれる。
    このシリーズ、自分は池袋盤が初体験だったので、池袋盤の段階ではゲームの特性を把握し、対戦過程に気をとられた。今度の下北盤では脚本的にもより一歩進めてあり、このゲームの本質や矛盾、人間の本性の問題にも踏み込んで描かれている。2公演、4バージョン全て観たことになるが、全部観たぶん、それなりに深く楽しめるようにできていて、この芝居、本当にいろんなことを考えさせられ、怖ろしくも興味深かった。
    竹田哲士の作劇術には毎度やられてしまうが、観れば観るほど虜になっていく。
    加えて、やはり澤村、なしおが復帰した電夏は一味違う。

    ネタバレBOX

    今回のほうが池袋盤より職業の特性が役に多少は反映されていたように思う。緻密な女性棋士・城戸(小舘絵梨)とプログラマー加納(じょん)が組んだMチームはやはり手ごわく、序盤で大きく水をあけられながらも猛追するKチーム。
    城戸の棋士としての対戦成績が気になるところ。実生活で案外あまり強くない分、このゲームの勝利に賭けているのかな、などと考えてしまう(笑)。
    根原の用松亮の人間くささと、人間離れした(?)魅力を持つ門倉の渡辺美弥子が2公演通じて印象に残った。「自分のチームのノルマを最後まで信じる」という門倉のひとことにハッとさせられた。
    池袋盤を戦った経験により、室尾(岩田裕耳)の人間観察力、奥羽(小原雄平)のゲームへの疑問、城戸の勝利への執念などが浮き彫りになる。
    劇中、伊豆井(なしお成)の体型をからかい過ぎなのが気になった。なしおは演技力もあるコメディエンヌだから、ほかのことで目立たせてほしい。
    終盤近くの澤村一博の演技にリアリティーがあり、目を見張った。
    比較的従順だったMチームのノルマ・江利(池田葵)の大胆な決断が生んだどんでん返し、皮肉な結末には唖然とした。
    気になった点としては、ゲームのルールで、ポイントを獲得してノルマが移動できるマス目の数=歩数というのが台詞以外、演技上ではわかりにくいと思った。マス目が足りないと言いつつ、「回り道していきましょう」などと言っているので。もちろん、そんなこと関係なく楽しめるが。
    また、池袋、下北両公演を通じて、今回コント部分の面白さがイマイチに思えた。

    電夏の「Performen」も「家」シリーズも行動が自分の意志に関係なく制約されていく話なのだが、作者の竹田という人は「操られる人」がよほど好みらしい(笑)。
    次のシャハマーチはゲームとして芝居としてどのような進化を遂げていくのか期待される。
  • 満足度★★★

    ゲームの中に潜むもの。
    スタートしてしばらくは何をやっているのかわからなかった。しかし、次第にその世界に引き込まれていった。

    新しいゲームを作るという行為は、新しい芝居を作るという行為に似ている。このシャハマーチという作品はまず、電動夏子安置システムが作った新しいゲーム(あるいは新しいスポーツ)を観戦するというところからスタートする。

    まず、このゲームが奥が深い。この複雑なゲームを考えついただけで電動夏子すごいと思う。しかもそこから暗示されるものは相当奥が深い。

  • 満足度★★★★

    敵はどこにいるのか。
    Mヴァージョン観劇。
    勝利は行動あるのみ!と言わんばかりにゲームに翻弄されて立ち往生する傾向を持つKチームに対しMチームは、冷静沈着の頭脳集団。相手チームの行動心理を手にとるように読める神の使いのような者もおり、勝敗は戦わずして明らかであるようなものなのですが、たとえこのゲームに勝ったとしても、シャハマーチのシステムは消滅しないということへの葛藤や、ゲームの存在を疑う視点が中心となり、それがチーム間に軋轢を生みつつも、見えない巨大な敵に対する戦いを挑むという点が、非常に興味深かったです。
    また、脳内仮想空間と思わしき場所で行われているこのゲームが細胞レベルで組み込まれたある種のマインドコントロールによって統制されているものなのかとおもうと空恐ろしくもあり。
    それでいてシャハマーチの世界に大いに魅了されました。

  • 満足度★★

    電夏初見
    バナナ学園の前園あかりサンが客演するとの事だったので観させて頂きました。

    ネタバレBOX

    “そぅですか”

    と、淡白な感想しか残りませんでした。


    全体的にポップで、芝居の中でゲームの内容や、役割を前半に説明し、後半ゲームが進んで、少し捻った落ち。

    よくある展開に心は踊らされず。

    全体の流れが一定で、個々に役割や、キャラがあっても、それを立てさせる事が出来ていないと、感じました。

    その為後半は眠くなり、興味は薄れていく。。。

    “ノルマ”と呼ばれる役割。
    行動に制限があり、例えば“泣く”という事が出来なくなる。

    その逆も然り。

    それはゲームに負けると、日常に戻っても“泣く”という事に制限がかかる。

    果たしてそれは悪いことなのか??

    ミステリーやホラー、コント、会話劇、キャラ芝居。。。

    そのどれもにも属さない、中途半端な芝居に感じてしまいました。

    世界も“ライヤーゲーム”のパクリ??

    と、感じました。

    偉そうに長々と綴ってしまいましたが、率直な感想です。

  • 満足度★★★★

    好きな世界観
    この仮想現実的階級社会?って言うんですかね。その中で、それぞれの倫理観と目的を持って行動する登場人物たちの心理描写と思考が実に面白いです。あれだけバラバラな人たちなのに、一つの物語として成立しているのは勿論当然なんですけど、やはり脚本の力と役者さんたちの演技力によるのでしょうか。

    しかし、「ジェノルマ」のゲーム性は、普通に深夜番組になりそうな感じですね。脳みそをフルに使って心理を読む戦いは飽きないです。

  • 満足度★★★★★

    逆バージョン【K】観劇♪
    ほとんど違うお芝居でした。
    反対側のチームを別の日に観劇。先日は【M】

    2度目のカキコミでスミマセン。


    とにかく楽しかったです。

    ネタバレBOX

    役者さんは【M】【K】の二本の台本を覚えなくてはならないのか!?ってくらいテイストの違う舞台になっていました。

    これは好きなら両バージョンみなきゃ損ですね。

    【K】バージョンはどちらかと言うとコメディ色が強い気がしました。…笑わせて戴きました。

    サラリーマン臼井のコント(?)シーンは一件の価値有りですね。

    役者さん皆さんノリノリで演じてました(もちろんこのシーン以外もですけども)


    ワタナベさん演じる門倉が魅力大全開!それをうけるイズイ役のナシオさんの魅力もまたタマラナイ。

    逆バージョンではわかりえなかったちょっとした謎な部分も、こちらを見たら「なるほど」と思いました。

    最後までワクワクと楽しませていただきました。

    ありがとうございました。
    また見に行きます。
  • 9月22日(水)M
    下北盤【Mバージョン】。難しいことに挑戦している。さすが。

  • 満足度★★★★

    緻密なルールをあえて駆使しない。
    Corichで偶然拝見してその劇団名と内容に惹かれて初鑑賞。
    下北、Mチーム版を見ました。

    チラシや当日パンフで複雑なルールが山ほど提示されていますが、さらっと見ておくだけで大丈夫です。本編中でわかりやすく解説してくれます。

    ラーメンズとかお好きな方はツボにはまりそうだなぁと思います。

    以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    まず、これだけの緻密なゲームの設定を作った脚本家さんの頭のよさに感服しました。

    そして、演じる役者さんもコメディ巧者が揃っている感じで、終始笑いが絶えない舞台でした。個人的には渡辺美弥子さんの動きと表情がツボで、彼女を目で追っているだけでも2時間もちます。

    欲を言えば、ゲームの大部分がドタバタで進行してしまうので(それはそれで楽しいのだけれど)もうちょっと相手の裏の裏をかくような頭脳戦が見たかったという気持ちもあります。せっかく緻密な設定があるだけに。

    がしかし、人気にたがわず面白い舞台でした。
    別バージョンも見てみたかったです。
  • 満足度★★★★★

    シャハマーチは現代社会の縮図。
    Kヴァージョン観劇。簡単に言ってシャハマーチという名の盤ゲームを『K』『M』2つのチームがゴールを目指し争っている様子を観る、というもの。駒をすすめていくには『課題(ノルマ)』をクリアーしていかなければならず、言わずものがなチームが一丸となりフォローし合えるかどうかが勝敗の鍵を握るといっても過言ではないのですが、物理的なトラップや、チームメイトにおける疑惑&憶測が矢のように飛び交いますので、とても一筋縄ではいかないようです。そうやって盤上で右往左往するひとたちの様相や小さなトラブルやドラマの連なりは、人間が社会の駒(歯車)となって生きることの世知辛さや諦め、さらには哀切すら醸しだし、あらゆる困難を乗り越えて会社がひとつのプロジェクトを達成させる過程に類似しているようにもみえます。
    また、劇中繰り出される数々の会話のなかには、あからさまな理不尽さや不当な扱いを受ける場面もあり、共感するとともに、なぜそんな思いをしてまでゲームに参加するのか?という謎がなぜ人は生きるのか?という根源的な命題に直結し、生きるということは人間としての義務『ノルマ』をこなしていくことこそに意味があるのだろうか・・・と考えさせられました。
    シャハマーチの存在自体が資本主義社会をメタファーにしていることや、ヒエラルキーの構造をゲーム仕立てにわかりやすく解説しているように思われる点も世界観の奥行きを感じさせますが、堅苦しいことや難しいことは何もなく、時にはコミカルなコントを挟み、ガス抜きをしつつ見せてくれますので気軽に楽しめるのが嬉しいです。作品は、K&Mのどちらかを選択したチームをクローズアップしてゲームの動向を追っていく見せ方なのでやはり、2ヴァージョンみて、あの時敵陣営はどんな作戦を立てていたのか?などの裏を知り、その世界をより一層深めていくのが楽しそうです。私も日を改めてMヴァージョンを観にいきます。皆さまも現代社会の縮図ともいえるシャハマーチに踊らされに行きましょう!笑

  • 満足度★★★★★

    ジェノルマ最高!
    笑いはもちろん、ラストに向けて考えさせられる、人間とは人間の言動とは何か…
    すばらしかった。

    ネタバレBOX

    久しぶりに見たジェノルマシリーズ。

    なしおさん澤村さんも客演先から劇団に戻られて、劇団員揃ってのフル芝居。

    役者さんそれぞれの魅力が存分に発揮されたお芝居になっていました。

    KチームとMチームに分かれて行われるこのゲーム。
    ジェノルマにはルールがあり、あらすじではちょっと分かりにくく感じてしまうのですが、観ていると自然に理解し、役者さんに移入してしまいます。

    ルールを守るもの裏切るもの。
    ルールの中から正解を導きだそうとするもの。
    人は何かにしばられて生きているのか?
    それは社会なのか他人なのか、もしくは自分自身?

    さまざまな人間の欲望。自分にもあるその欲望ははたして自分が本当に望んだものなのか?
    それも全てひっくるめて運命なのか…

    そんな事を終演後に興奮した頭で思いめぐらせています。

    Mチームの作品を拝見しました。
    一言で表すと、クール!
    今からKチームも拝見します。

    さてさてまた違うお芝居が見られるのか!?
    楽しみです。
  • 満足度★★★★

    新鮮、
    社会制度としての奥深いゲームです。このゲームの外側の人たちにも興味が湧きました。

    ネタバレBOX

    大雑把に言うと、社会の支配者が人を拉致的に集めてきてゲームをさせて、負けチームの人を都合良く命令に従う『ノルマ』にさせていく二極分化増殖プログラムとも言うべき制度の話で、このお芝居はそのゲームの部分を扱っているということでしょうか。

    引き分けではだめで、ゲームに勝たないことには命令を管理する『ジェナー』になれないようです。『ジェナー』になれるのは勝ったチームの『ノルマ』くらいのもので、ゲームをやる度に『ノルマ』の人たちが増えていきます。そして、『ジェナー』といったところで中間管理職程度のものです。

    ゲーム自体は厳格なルールがあってメンバーにはそれぞれ出来ること出来ないことがあるのですが、簡単に言うと指示された命令をジェスチャー、連想ゲームを使って『ノルマ』にやらせるようなことです。

    例えば、「さす」という命令をクリアするには、『ノルマ』が指を指しても、ナイフで刺しても、醤油を注しても良いわけです。

    『ジェナー』の的確な指示が重要で、自分のチームの『ノルマ』に行動させるだけでなく、相手チームの行動を邪魔することも必要となり、その能力によって勝敗が決まります。しかし、ゲームの進行や結果については関心があるのですが、慣れてくると一つ一つの「動詞による命令」の実行を見続けるのに少し飽きてきます。台本通りの連想ゲームなんてという気もしてしまいます。

    それぞれのチームには相手チームのスパイがいて、気付かれないように行動するのですが、それを探すのが楽しみでした。

    途中にあったサラリーマンの日常シーンは最高でした。天からの命令に従って行動しているサラリーマンは、時に意味不明な命令が出てもそれに従う従順な生き物でした。

    百面相のような渡辺美弥子さん、体型を活かしたなしお成さん、良かったです。前園あかりさんはこれが素顔なんですねという気がしました。
  • 満足度★★★★

    痛快
    いやー、吃驚した。説明にもあるが、これは一種ののゲームであリ、そのとおりに行動しなければならないとある。

    解説では小難しそうであるが、観ているとなんとなくそのルールがわかってくる。役者さんがもう熱演ですごい。始めて観るタイプの芝居であったが痛快であった。。
    ただ、上演時間が2時間であり、後半は少しだれてしまったような気がする。

  • 満足度★★★

    独創的な作品
    普通の物語ではなく、「シャハマーチ」というオリジナルのゲームの進行を見せるという変わった趣の作品でした。
    当日パンフに27条からなるゲームのルールが載っているのですが、覚えなくても十分に楽しめると思います。

    お互いの組に一人スパイがいるという設定で、チーム内に不信が生じて行く様子が面白かったです。
    ルールに縛られた中でもがく人々たちのドタバタぶり、という作品の構成から生じる笑いよりかは、体型をいじったり突飛なものを取り出したりといった設定とあまり関係ない単純な笑いに重点が置かれているように見えたのがちょっと残念でした。

    もう終わってしまった池袋での公演や、今回のもう一つのバージョンがどんな感じなのか気になります。
    今回は台本があって、それに基づいて演じていましたが、台本なしでリアルタイムにこのゲームをしたらどうなるのかも観てみたいです。

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