満足度★★★
お見事でした
人は、革命を夢想していても
所詮日常生活を全て切り捨てることは出来ないのだろうか。
個人と組織が危ういバランスの上に成り立っている状況を
リアルに見せてもらったように思う。
当日は、かなり辛い体勢で観劇していたのだが、
途中から全くそれが気にならなくなっていた。
感情移入は出来ないけれど、
もの凄く集中して観ることの出来る芝居だったと思う。
満足度★★★★★
観逃さなくて良かった!
「個と集団」「組織におけるプライバシー」の問題が革命活動家たちを通して描かれている。
社会問題を平田オリザならではの自然な会話、人物配置の巧みさで見せる。
私が平日昼にこまばアゴラに来ることは珍しい。週末より観客の年齢層は高めだが、常連客らしい中高年女性グループのけたたましく甲高い笑い声が響きわたり(笑っているのはその一角だけ)、劇の雰囲気を壊してしまうのがとても気になった。笑うのはご自由だけれど、もう少しトーンを抑えていただけないものか。
爆笑漫才を聴きにきたわけではないので鼻白んでしまう。
満足度★★★★
カクメイ、トーソー、恋愛!
都市近郊のマンションの一室をアジトにした過激派グループが航空突入と大使館襲撃を計画する為の座談会!(笑)
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
組織と日常の面白さ!
組織の構成員に降りかかる誰にでも起こる煩わしい日常…、日々の闘争のどこを切り取っても、日常がつきまとっています。
組織が大袈裟であればあるほど、その落差があって楽しませてもらいました!
満足度★★★
やっぱりいい。でも優等生。
生きている中での大事にすべきこととか、さらりと軽く、でもしっかりと伝える戯曲はすばらしい。昨年の公演も観ましたが、やはり思いとしてぐっとくるし俳優の味はいい。
満足度★★★★
笑いながら…随所に“毒”を感じる
お茶らけたところは一切ないんですけど、笑ってしまいます。
それは、“毒”が随所に隠されているから。
で、… 観終わってから「革命を目指す理由への共感性が薄いんじゃ…」 などという批判めいたコメントをしてしまいがちなところまで、ひょっとしたら平田オリザ流の毒なんじゃないかと。
満足度★★★★
つい入り込みます
重苦しい緊張場面が、たびたび入り込んで来る部外者で中断される笑い。
『一月三日』のときもそうでしたが、この会場は舞台と床が同じ高さで距離も近いので、つい入り込んでしまって、一緒に「疲れたー」と、なりました。
その世界ってそうなのかー、と思うしかないのですが、無理矢理議論を自分の土俵に持って来るやり方って、ありそうですね。
からんでくる外部者それぞれの「組織」との距離の取り方が様々で、とても興味深かったです。