満足度★★★★
カルトに対する同世代的距離感
今、演劇の面白さの尺度として1番重要なのは”リアル”だと思う。
この作品は”カルト宗教”との距離感がものすごくリアルだった。
上の世代のように、「加害者たりえたかも知れない」可能性を描くのではなく、「所与として存在していて、興味はあるが離れていたい現実」としてのカルト。
役者の皆様も素晴らしかった。
今後も期待してます。
満足度★★★★
ペコペコから満腹にw
観てるだけでお腹がペコペコに。何気にちょっと辛かったw
でもその分おいしい空気(感)をいっぱい食べさせてもらいました!
初楽園もあって、楽しかった~。
満足度★★★
空腹で観たら拷問?(笑)
緩急自在、硬軟取り混ぜ、笑いとシリアス、直球に変化球(ビーンボール?(笑))、大波小波など様々な要素の心地好いリズムに乗ってアッと言う間に終演。
しかし事前情報があったからイイようなものの、もしも空腹で観たらアレは拷問だったかも?(笑)
満足度★★★
嫌煙者には辛い決断…
タカハ劇団初見。
とても、面白かったのですが、その前に…
当パンに「劇中でかなりの喫煙シーンがあります。嫌煙家の方で、座席後方を御希望の方は…」と注意書きがあり、確かに、私の最前列の席は、開幕前からタバコ臭いので、席を変えて頂けるよう、お願いしました。
「それでは、悪いお席になりますが…」と言われ、了承したものの、変えて頂いたのは、一番後方の当座の席。背もたれもなく、足は宙ぶらりんとなり、やはりタバコの煙を我慢すべきだったかと、激後悔!!
きちんと早々入場料を払った客にこんな余計なストレスを与えるのは、できれば避けて頂きたかったと強く思いました。
そうまでして、喫煙シーンを作らなければならない程の、必然性を感じませんでしたから、尚更。
さて、舞台自体は
まず、リアルな舞台セットに大感激!!こういうの観るとワクワクします。
できれば、最初の特等席で観たかったですよ、本当に。
役者さんも芸達者揃いで、文句なし。特に、内田さんと瓜生さんの素晴らしいこと!!
ストーリーも、自然で、楽しめましたが、でも、リアルそうで、意外とリアルに感じられないキャラクター揃いで、誰かに感情移入するとかではなく、覗き見させて頂いたといった軽い気分の観劇体験でした。
満足度★★★★★
面白かった
ある意味タカハ劇団の神髄かなーと思った。
十分笑えるんだけど圧倒的な生きている人への賛歌。
人ってばかばかしくて愛すべき存在なんだなー。
そして生きているから素晴らしいんだなーって。
小劇場だからこその細かいこだわりが嬉しいです。
満足な80分でした。
満足度★★★
?
タカハはすげー好きなんだけど、今回はいろいろとツッコミどころが多かったかもな。場所が日常的過ぎるために、会話とか、やり取りとか、細かい辻褄あわせの部分が気になってしまった。で、この人たちは何の集団なんだろう、親戚なのかなーと思わせる意図があっての冒頭部なんだろうけど、少し長い。役者は個人個人すごくいいんだけど、統一感はないように見えた。オレはタカハの描くSFの方が好きだ。
満足度★★★★★
こだわりのいい匂い
特に奇抜な演出や類を見ない事が行われているわけではないのに、
タカハさんの静かなこだわりから目が離せなくなる。
脚本もすばらしければ、役者さんもすばらしく、
一人一人がキーパーソンである役目をまっとうしていた。
満足度★★★★
チラシからは予想つかない
チラシやWEBの宣伝なんかだと抽象的で「楽園」「天国」という文字が先行するイメージでした。
今回の会場が「楽園」だからそこからヒントを得たタイトルなのかもしれないけど、会場に足を踏み入れたら全くイメージと異なる空間に入り込んでしまった、という別の世界がありました。
しかも完成度というか雰囲気というか、もう完璧という美術。
逆にどのような話が展開されるのかが全く分からなくなって混乱する開演前。
でも始まってみると話は分かりやすく、役者陣の魅力に引き込まれてあっという間に終わる90分。
「プール」以降は全部みていると思うけど、この「パラデソ」が個人的には一番好きです。
満足度★★★★
リアル
よりちゃん役の内田亜希子さんがとっても良かった。これから観劇する方は、ぜひ開演時間には余裕を持って行くことをおすすめする。
あと、空腹な状態で行かないほうがいいですよ(笑)。
ひとりひとりの役者さんがすごいだけでなく、個々の存在意義がちゃんとあるって、普通なようで難しいと思うのだが、それがきちんとできている。
こだわったセットと、こだわった演出が細部にまで感じられ、どれもが私には心地よかった。良い気分です。
満足度★★★
やっぱり良かった
期待通り面白かった。
美術と導入部分が個人的には好きでした。
タカハ劇団のお芝居はいつも、
笑いにくるまれているけど
ちょっとココロに痛い感じです。
満足度★★★★★
泣けた。
たまらなく優しくせつない。タカハ劇団はけっこう観てるけど最高傑作と言ってもいいと思う。ものすごく個人的な物語がものすごく多くの人に共感を与える作品になっている。
満足度★★★
温かい
前回見たのがプールだったので、それに比べて温かい空気で気持ちよく見終わりました。
本当に自分も舞台の店に足を踏み入れたような感じになり、店の女性が自然な感じで口ずさむ歌もあるある、みたいな感じで、好きでした。
音楽の使い方が秀逸で、ご飯も食べたくなりました。
ただ、これは趣味なんだと思うのですが、自分的にはプールの後のなんともいえない感覚を求めていたので、そういう意味では綺麗にまとまりすぎている気がしてしまいました。
でも優しい気持ちになりたい人にはオススメです。
満足度★★★★★
初日から完成度高く、見応えあり。
劇場入りした瞬間から劇の世界に連れて行かれる見事な舞台美術。そしてその中で達者な役者達が絶妙の間合いで台詞を戦わせている。
高羽彩の魅力は、独特の世界感とナイーブな表現手法。その切れ味が今回も全開で、見ていて気持ちがいい。
内田亜希子が働き者の居酒屋の娘を好演。瓜生和成が空気の読めない男を見事に演じ、愛敬たっぷりの駄目男を創り上げた。ルーマニアからこの芝居に出演するために帰国した古木知彦の目力に恐れ入る。違う芝居も見てみたい。
一人一人の役者が全員いきいきしているので、芝居がだれない。欠点は唯一、劇中おいしそうな食べ物がたくさん出てきて、お腹がとても減ることくらいか。