満足度★★★★
これも観たなぁ
時間が経って思い出すと麻雀パイの動きみたいで面白かったです 「ここ」と「あっち」が至近距離で入れかわって、かなりアクティブでした
満足度★★★★
茶の間 de 脳内浪漫飛行
ロロ史上、最高傑作!というので、行ってきた。家に居ながらにして旅してきた気分を味わえるよう、子供がよくやる”ごっこ遊び”を中心に、あの手この手をつかって力の限り工夫して、満足感が得られるように家族が頑張る話だったような気がするけど、それもどうだか定かではない。
というのも、旅の定義がきまった何かではなく、旅という単語から派生する何かの連続であったため、旅=観光だったり、魂の旅だったり、運命の人にめぐりあう旅だったり、人生そのものを旅したり、色々だったから。
だから、アレ?このひとさっきまでここにいたよね?あのひとが、もうこのひとじゃなくなってる!!なんていう状態がよくあった。なので理解を求めるとすごく混乱する。でも、意味を求めることを諦めて一度ロロワールドに身を任せてしまうとすごく楽しい。
特に、なにげないしぐさやふとした言葉が誰かに飛び火して、音が鳴って、リズムになって、また飛び火して、どんどん感染していってグルーヴ感が生まれて、さらにオカシナ人間模様がフィニッシュする瞬間は、オーケストラとサーカスとミュージカルを一度に観たような、オンリーワンな世界観で、それはそれは言葉にならないほど強烈な演劇体験!!
しかも登場人物たちは誰もそのことには気づいてなくて。観客だけがそれを知ってるから、すごい優越感で。思い出し笑いをしてしまう・・・。
好みはきっと分かれるでしょうし、共感も出来ませんけど、とにかく圧倒されたい方、観劇倦怠期な方、ほがらかな刺激を求める方、変なモノ好きさんにはうってつけ。軽く飛べますよ。笑
満足度★★
斬新・・・?
超満員の劇場。時折聞こえる観衆の笑い声。もちろん、そこには自分の笑い声も含まれる・・・でも、飲み込むには少し時間が掛かってしまいました。
小難しく考えるならば、家族って?とか、言葉の概念とは?・・・みたいなことを言ってるのかもしれない。でも、色々な要素を詰め込みすぎて、判りにくくなってしまったかも。
会場から衣装から、細部にこだわってる感じとかは嫌いじゃなかったです。
満足度★★
うーん。。
家族をテーマにした小劇場作品は多い。
だいたい、「他にリアリティ持って描けるテーマが無いだけなんじゃねーの?」という視点で見ちゃうんだけどそれを超えてくる作品もある。
この作品からは、残念ながらそれは感じなかった。
奇をてらった手法の全てがありがちに見えた。
評判のカンパニーだけに次回以降に期待。
満足度★★★★★
変だけど面白い!
初めてロロを観ました。
開演前から役者が舞台上でウロウロしていて、役者の「今から始めます」の挨拶で始まり、サザエさんのエンディング曲のパロディで始まる所までで「好みじゃないかも…」と思ってしまいましたが、以降はとても良かったです。
一番体格の良い男性の役者が女らしく演じようともせずにお母さん役をやったり、出番のない役者はその間ずっと動かずにその場で固まっていたり、出演者全員の衣装にそれぞれ異なる数字が縫い付けられていたり(しかも劇中でその数字については全く触れられない)、全員の疾走や歌やダンスが唐突に始まったり、あえてベタな感動的(に一般的に思われている様)な演出があったりと、普通の「演劇」の枠から出て行こうとする意思が強く感じられました。そういう作品は往々にしてスノッブな感じになるものですが、そちらの方向には行かずに笑いの方向へ持って行こうとしていたのが気持ち良かったです。
ただ実験的手法を色々試すだけでなく、「家族」と「名付けること」をテーマにした物語としても内容のあるものでした。シュールなシーンの連続に見えるけど、とてもリアルなことの様に感じられました。
本編終了後にその場で即興的に作られた、次回作の予告編も面白かったです。予告編と言っても次回作とは全然関係ないとのことでしたが、次もとても楽しみです。
満足度★★★★★
再見
二度目ということで観る側の理解度が数段増していることを差し引いても、初日にくらべ解像度がはるかに高まっていた印象。だからようやく、ああ、こんなにも丁寧に積み重ねていたのか、一見するとシュールとか感覚的に映るけれど、きっちりと論理が貫かれていたなあ、と納得。そして前回に書いた感想を全面撤回したいぐらい、いろいろと見えていなかったことの多さに恥じいる。
ほんとダメだね、頭の固い大人は…。
柔らかく淡い、確固たる凝固
水彩を重ね塗りして油絵の質感を生みだそうとしているようにも、思えた。
伝えたいこと、感じて欲しいこと、惑わそうとする企み、などが色々な技法や絵の具によって描かれていたようにも。劇中、フランスの名付けがふたたび繰り返された瞬間、紛うことなき洗濯機なのに、それがあたかもエッフェル搭であるかのように立ち上がってみえたシーンがなにより素敵☆
満足度★★★★★
強く惹かれる
ありふれた一日の風景描写なのかもしれませんが、
その切り口が斬新。
独特のリアリティを持った肌合いを感じて
ぞくぞくしてしまいました。
なんかいろいろ
賛否両論あるようですが、個人的にはめちゃくちゃ好きでした。
シュールな世界観は大好物だし。
なんとなく、全体的に、うん、
大好き。
ロロ。
次も観に行きます。
満足度★★★★
感覚で観る!
物語の主軸は舞台の真ん中にデン!と居座るテーブルだ。なんじゃそりゃあ?なんつって驚愕に恐れおののいて仰け反る輩もいてるかも知れないが、テーブルは家族の象徴のような気がするのだ。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★
申し訳ないですが
厳しく評させて頂くと、この芝居は観る側の配慮が欠如している。ただただ役者、演出主体で物語が進んでいき、観客の入り込む隙間がない。自分達が楽しければいいのだろうか?
演劇をやる意味を考えてほしい。やろうとしてる事は分かるが、自分達のやりたい事に固執しすぎだ。この芝居で伝えたい事は、マスターベーションを見せつける事なのか?
ごめんなさい、全くダメでした
期待していたのですが、個人的志向から、大きく外れる劇団でした。
でも、たくさんの若い観客の方の笑い声に満ちていたので、私の肌には合わなかったに過ぎないのでしょうが…。
正直、始まって2分ぐらいで帰りたくなりました。個人的には、不快指数度が、かなり高く、それでも、せっかく王子まで観に来たのだからと、何か一つでも、観てよかったと思える要素を探り当てようと躍起になりましたが、気持ちは空回りするばかり。
何もかも、一定レベルに達していないように、私には思えてしまいました。
せめて、お一人でも、役者力で、見せ切って下さるキャストがいたらよかったのに…