公演情報
「新訳「あわれ彼女は娼婦」ワークインプログレス」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
途中を見せる上演とのこと。役は分かりやすく、役者の熱量も感じました。
空洞で芝居を観るのは4回目ですが、空間を有効的に活用している芝居だなと思います。
今回の上演では芝居の方向性がつかめなかったのですが、今後全編がどうなるか楽しみです。
実演鑑賞
満足度★★★
開演前、可成り哲学的な質問がエンドレスに読み上げられている。会場は下手壁際に暖色系の柔らかな素材を腸のように纏めたオブジェが意味も無く存在しており、その上部に天井から白、赤、緑、藍、黄、紺等で色付けされた電球が高さや位置をずらして下がっている。舞台美術はこれだけで板上はフラット。役者は全員裸足で演技する。
J.フォードは17世紀エリザベス朝演劇末期にイギリスで活躍した劇作家。今作は彼の代表作とされる作品だが兄・ジョバンニと妹・アナベラ兄妹の純愛故の破滅を描いた衝撃作。作品成立は1620年頃と考えられている。今回、開演前には可成り哲学的な質問がエンドレスに流され続けている。(追記後送)
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/09/24 (土) 19:30
わが国でも何度か上演されているが、新訳版として翻訳し、令和の時代にあった言語感覚で「観やすい」古典として再構築し全編上演するという試みの「途中過程」としての公開だということだったが、はっきり言って今回のワークインプログレスを観た限りにおいては、何をしたいのかわからない。まともに正面から取り組みたいのか、コメディとして構成したいのか。
序盤において、台詞廻しがあまりにも大仰でわざとらしさに満ちており、ここでまず意欲が削がれる。
これだったら、明治大学が年に1回、全学をあげて取り組み上演している明治大学シェイクスピア・プロジェクトの方が、大学院生による翻訳も現代語を交えてわかりやすく、演技にしても演劇サークル以外の学生も参加している関係上から全員が上手いという訳ではないものの、観ていてすんなりと舞台世界に入っていける。
ただ、進行役と神父、そして妹アナベラの乳母を演じた東京ドム子は、私は初めて観たのだが、魅力的な役者だった。殊にジョバンニとアナベラが演じるラブシーンを舞台上手端に着席して観ている時の半ば陶然とした表情に心惹かれた。
実演鑑賞
完全版でなくても、この形式で良いのでは?と思いました。
もっと長く詳しくやれば、充分に面白く見応えのある劇になると思うのですが。
「ロミオとジュリエット」の完全版なんか冗長ですよ。
実演鑑賞
そうか。これが「みゆき」とか「くりいむレモン」なんかの源流なのかあ。
「ロミオとジュリエット」同様に様々な作家にインスピレーションを与えている訳ですね。
実演鑑賞
満足度★★★★
解説を交えて、ハイライトシーンの上演。ジャンルは違うけど、コンサート形式のオペラやミュージカルの時短公演でよくあるタイプですね。ここで予習して、フルサイズの鑑賞に備えるってことで。完成品も観てみたいけど、これはこれで面白いし、勉強になりました。東京ドム子さん、魅力的でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
観る前は古典はどうかな?と思っていたが、かなり面白かった。
現代訳なのでわかりやすく、面白い台詞も多くて楽しめました。
他の古典もやって欲しいなぁ。
実演鑑賞
満足度★★★
「ワークインプログレス」とはどういうものなのかわからないまま観劇に出かけたが,解説で抜粋された舞台が紹介され,ストーリーが進行していく,とても面白い試みだったと思う。ただ,これは好みの問題かもしれないが,物語の中にどっぷりと没入して観劇するのが好きなので,ちょっと物足りなく感じてしまった。今後の全編公演を期待するのだが,3時間半の芝居となるとちょっと躊躇ってしまうかもしれない。そう考えれば,ワークインプログレスでこの芝居を知れたのはとっても意味があったとも思えるところである。
実演鑑賞
満足度★★★★
小学生の時、教室で「お楽しみ会」っていうのがあったな~と、会場の配置がまさにその「お楽しみ会」で気持ちの距離間がすごく近いのと、この次何が飛び出すの!?感が全体に溢れていてとても楽しい。
衣装が良い塩梅に凝っているのも心憎かった。
演目の「あわれ彼女は娼婦」はなんと1630年頃の作品。
ちゃんとやれば3時間超えの超大作だそうで、あらすじも知らずに行きましたが、これが笑っちゃうほど分かりやすい。
本来いかに説明的にならずに状況把握させていくかの演劇だけれど、もうバンバン説明(解説)しちゃってるし(笑)
物語の基本をおさえつつ、凄く残酷なシーンを見事に笑いの湧き起るシーンに変身させたり、「NICE STALKERさんって普段こんな感じで演出をつけているのか?」とちょっとだけ舞台裏が垣間見えたり、
一歩先の展開がどうなるのか読めなくてもナビゲートに身を委ねていればちゃんと楽しめるという何とも快楽的な流れになっていました。
実際、この演目に関しては今回の見せ方があってこその「面白い」の部分が多く
「途中過程」という名の完成形と言えば良いのか、ここまで「あわれ彼女は娼婦」を楽しみ味わいつくせば、絶対的に「全編公演」を目指さなくとも、とりあえず賢者タイムで良いのではないかと個人的には思うのでした。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/09/24 (土) 19:30
17世紀に書かれた戯曲を新訳で上演しようとする試みのワークインプログレス。すげー面白い。105分。
戯曲を全部やるのではなく、主な場面だけを上演して、間を東京ドム子が繋ぐ形がなかなかよい。「妹萌え」とか言ってるけど、それは受け入れやすそうにしてるだけで、本来の狙いではないような気がする。原作の戯曲が17世紀に書かれたのにカトリックへの反発を扱っていて、そのことをフィーチャーした作品という解釈を示しているようだ。ストーリーテラーの東京ドム子を中心に観てると、基本的に舞台から下がらないけど表情を変えずに観てるのがちょっとつまらない。もっと過剰に反応してもよい気がする。イグロヒデアキはちょっとやり過ぎな印象も。初見ではないはずなのに、チカナガチサトの可愛さに圧倒される。
「耳障りのいい」というセリフは絶対許せない。よくある誤用。ここはせめて「耳当たりのいい」にしてほしい。これで星1つ減。
実演鑑賞
満足度★★★★★
いろいろ評価は分かれるかもですけど、私は好きでした。なかなか、面白い古典演劇の表現でしたね。古典をしっかり見るのも好きですが、この企画は本当によかった。分かりやすく、今、現在考えると の考察もあってまたみたいですね。次回作は背水の陣の様子 笑 またみたいですね。
実演鑑賞
満足度★★★★★
行く前は、本当におもしろいのか心配したが、観たらとてもおもしろかった。
悲劇なのに、所々に詳しい解説が入りお腹を抱えて笑った。
演じている役者さんが本当に上手な演技で、ビックリした。
抜粋もよかったが、全部通したものが是非観たくなった。
音響さんたちが舞台の両側にいたが、正直、最初は舞台裏が見えてしまうので、少し失望した。
しかし、途中からもうそんなことは気にならないくらいおもしろかった。
劇場の大きさの都合上、たぶん仕方なったのだと思いました。
もう少し早くこの劇団さんに出会いたかった。
次回も行きたい。
実演鑑賞
満足度★★★
舞台装置などがなにもなく、ひこれは久々に外れを引いたと思ったら一人一人の演技力が高く度肝を抜かれた。
要所要所で解説が入り、古典があまり得意ではない自分にとってはありがたかった。
ただ上演時間の関係で省略されている部分があるせいか
登場人物の心情の変化が不可解な部分もあった
しかしこの劇団を知れてよかった