新訳「あわれ彼女は娼婦」ワークインプログレス 公演情報 NICE STALKER「新訳「あわれ彼女は娼婦」ワークインプログレス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/09/24 (土) 19:30

    17世紀に書かれた戯曲を新訳で上演しようとする試みのワークインプログレス。すげー面白い。105分。
     戯曲を全部やるのではなく、主な場面だけを上演して、間を東京ドム子が繋ぐ形がなかなかよい。「妹萌え」とか言ってるけど、それは受け入れやすそうにしてるだけで、本来の狙いではないような気がする。原作の戯曲が17世紀に書かれたのにカトリックへの反発を扱っていて、そのことをフィーチャーした作品という解釈を示しているようだ。ストーリーテラーの東京ドム子を中心に観てると、基本的に舞台から下がらないけど表情を変えずに観てるのがちょっとつまらない。もっと過剰に反応してもよい気がする。イグロヒデアキはちょっとやり過ぎな印象も。初見ではないはずなのに、チカナガチサトの可愛さに圧倒される。
     「耳障りのいい」というセリフは絶対許せない。よくある誤用。ここはせめて「耳当たりのいい」にしてほしい。これで星1つ減。

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    2022/09/25 10:39

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