アメリカン家族 公演情報 アメリカン家族」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
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  • 満足度★★★

    舞台は崩壊し、家族は(一瞬)再生する
     あらすじ→母が突然出て行ってしまい、3人の兄弟と父親だけが残された。そんな非常事態に、次男の誕生日パーティーに参加しようと長女とその夫が帰ってくる。しかし次男は友人を2人連れて来て、家族水入らずの雰囲気ではなくなってしまった。さらに見知らぬ男まで家に入り込み・・・。

     作・演出の松居大悟さんが終演後のトークで話されていたとおり、役者さんの即興(エチュード)からシーンを立ち上げる作劇方法をとっていらっしゃいます。役者さんの魅力を伝えやすいという利点はあるものの、どうしても脚本の精度は低くならざるを得ないと思います。必要だとは思えない会話が積み上げられては捨て去られていくので、私には何を見て、何を感じ取るべかを選べない混沌状態でした。でも最後にあっと驚く演出で、ぐるりと世界をひっくり返してくれたのがとても面白かったです。

     役者さんの中では母のボーイフレンド(?)役の津村知与支さんが特に印象に残りました。一人芝居としても観られる完成度で、ありえない事態をしっかり成立させていらっしゃいました。

    ネタバレBOX

     「全てをぶち壊す」シーンで、役者さんが家の壁に突進して破いてしまいます。服を脱いで舞台の外に投げて、照明器具に引っ掛けるという暴挙に感動(笑)。マンションの1室が広い世界とつながり、居間とゆるやかなスロープ、その上にある個室との間に隙間(装置の間の溝)があることにも納得できました。

     家族だけで食卓を囲み、互いの悪口を言い合う場面は密度が高まってとても良かったです。
     1人ひとりの誕生日を盛大に祝うのが、この家族にとって絶対に欠かせない恒例行事だということでした。次男(奥村徹也)が事前連絡なしに友達を連れてきたことさえも、その行事を面白くするためのアイデアだったのではないか・・・とまで考えてしまいました(笑)。こんなに想像を広げられたのは、最後の家族の結束に説得力があったからだと思います。
  • 満足度★★★

    家族の論理
    作・演出の松居大悟の家族を題材にした、最低な家族のホームコメディー。これまでも、松居の作品は、あるグループ内における論理の正当性を守ろうとすると、外部から観るととても滑稽なことになっているといった風景を描いてきたんだと、この作品を観た後に、彼の作風が見えてきた。これまでに比べて大きな劇場ということで、シンプルながらも挑戦的な舞台セットをフルに活用した演出は見所でした。

  • 満足度★★★★

    こんな家族あり?
    すごい。いやすごすぎる。結末もあまり救いがない。物や人さえ異空間に行ってしまったようだし。それでいて物語自体は綻びすら感じさせないのだから。やはりすごいというほかはない。

  • うん
    家族
    そして
    その外の人

    溢れ出る衝動

    壊れていく物語

    でも
    何かが 残る

  • 満足度★★★

    観てきた!
    観ました。

  • 満足度★★★

    どこへ行く?
    方向性が定まらない感じが満載でした。
    そのストレスを、舞台上で爆発させるパワーはあると思うので、
    目指す姿が決まれたグングンくるのでは?

  • 満足度★★★★★

    実家が恋しくなりました。
    舞台自体そんなに見ませんが、こういうのすごく好きです。
    登場人物一人一人が欠落してるのに、どこかで誰かを求めあっているところに共感できました。
    所々で声が聞こえなくて、中だるみを感じましたが、最後にそれをふっ飛ばすガチャガチャ具合に鳥肌が立ちました。
    なんだかうまく感想が言えませんが、これからも見ようと思います。
    ありがとうございました。

  • 満足度★★★

    初見
    ファンの人にはおもしろいんだろう。
    初見だったからか、おもしろくなくはないけど、おもしろいわけでもないような・・・。
    合う合わないが大きい感じでした。

  • 満足度★★★

    面白すぎるだけに悔しさ残
    話は凄く好みです。舞台でやるのがしっくりきました。狂気でゾッとできるのかと思いきや、役者さんのほとんど不自然な演技でちっとも入り込めなかった。力ある人が演じれば面白くなりそう

  • 満足度★★★

    初ゴジゲン
    初日を観ました。
    初日とは思えない演技の安定感がありました。
    それぞれのシーンでは笑えたり、泣けたりしましたが、
    全体としての印象はあまり残りませんでした。

    今回はあまり好みのタイプの話ではありませんでしたが、
    今後の活動に注目して行きたいと思います。

  • 満足度★★

    うむむ
    個人的な希望としてはもっともっとリアルな「破壊」を見たかったなあと思う。
    うわべだけの理不尽な、まさに「家族」的な会話をひたすらに続けてく中で
    もはや愛とは口が裂けても呼べぬ、憎悪とか、甘えとか、恐れとか、苛立ちとか
    悲しみとか、なんかもうそういったもの、ありとあらゆる感情やエゴが
    舞台上に渦巻いているのが見えて、本当にキモチヨイ、キモチワルサを
    感じて、そこはかとなく感動したんだが、やはりもっと突き抜けてほしかったなあ。小劇場界で頭一つ飛び出ているという、ゴジゲン。もっともっと、パワーを感じたいです。

  • 満足度★★

    がっかり。。。
    評判のよさに期待しましたが、どうにも。。。俳優さんのうまさと脚本のところどころに光るセンスに心は惹かれましたが、全体として視点がはっきりしないのと大雑把に投げ出しすぎなのとが私には受け入れられませんでした。

    ネタバレBOX

    家族内での母親に対する気持ちの流れがどの人をとっても掴めない。それがまず残念です。その場での爆発は当パンのとおり大切ですが、それを受け止めるまでの流れも大事にしてもらわないと。だから誰の気持ちを追ったらいいのかのナビゲーションもないってのがねぇ。それだからなのか、俳優がやたらとテンションを上げて叫ぶのもいただけない。わめくための理由ももうちょっと丁寧に欲しいです。
  • 満足度★★★★

    いつもと逆。
    うん、
    逆でした。

    ネタバレBOX

    つまり、ゴジゲンのお芝居って、いつも普通、もしくは幸福なところから始まって、最後は不幸に陥る的な感じの、つまりは・・・

    →→↓や↑→↓的な感じで観ていたのですが、今回は逆に、不幸なところからなんとなくハッピーエンドで終わる的な、つまりは・・・

    ↓↓↑的な感じで、なんだか心の隙間を突かれた感じで、観終わった後の爽快感はなんだかいつもとは違い無敵な気分で、それはまるで・・・

    ↑↑↓↓←→←→AB的な感じでした。
  • 満足度★★★

    ほっとした。
    前回の公演では、完全に1人の役者さんが持っていった感じがしたのですが、今回はそういうこともなかったし、むしろどの役者さんたちも素晴らしかったので、心穏やかに観れました(笑)

    正直、今回はうまく感想が出て来なくてアンケートのコメント欄にはいつも以上に文量が少なくなってしまいました。
    それだけ難しかったテーマだったように思います。
    ただ、他人が理解出来なくてもあれがひとつの「家族」の在り方なのかな、ということを思いました。

    ネタバレBOX

    コメディと謳われていながらも、毎回ダークテイストが入ってるゴジゲン。
    今回も終盤で「家族」が「他人」を排除するシーンはまさに狂気でした。
    そんなシーンもあるけど、母親からの電話に出られなかった父を庇う由の言葉や、ラストで空男だけが家に残り父にご飯を炊くときの水の分量を教えてるシーンにはグッと来ました。

    最近の公演だと後味の悪いラスト(「チェリーボーイ・ゴッドガール」が一番かな。)もあって、嫌〜な感じになったときもありましたが、今回はそんなラストだったので、ほっとしました。
    満足度の本音は3.5です。
  • 満足度★★★

    ドタバタ ホームコメディ的な?
    ゴジゲンの作品には、他で観られない様な異様な光がある。

    と思っているファンとしては、ありきたりな言葉で作品を要約するのは躊躇われますが、ドタバタ ホームコメディでした。

    他の方のコメントを観ると、感じ方も様々ですが・・・回によってムラがあったのでは?と邪推したり。 私が見た回は、ちょっとドタバタ感に乗り切れず・・・でした。

    ネタバレBOX

    作者が自分の体験を、他人に解る様に昇華しすぎたのか
    それとも離婚や引きこもり等々 問題を抱える家族の日常も、実は平凡なものでしかないのか

    走ったり 叫んだり 怒ったり刺したりする割には
    盛り上がりきらない印象でした

    「犯人は父」では父に反抗する息子の心の変化を、「チェリーボーイ」では女子への憧れと恐怖の間での揺れ動く童貞男子の葛藤を、そして前作では幸せを装いつつも幸せになり切れない男子達の迷いと

    今までは登場人物の心の動きが魅力でしたが・・・。

    今回はそういう場面があまりなかったため、観ている側としても心が動きにくかったです。

    もちろん、「母が出て行って 家族がめちゃくちゃになった」という事に対する戸惑いや苛立ち、ある種の諦めはひしひしと伝わってきたので、そういう所が泣き所だったのかと思いますが。

    作者が、そこからどうやって ご両親との関係をことなげに語れるような心境に変化したのか

    個人的にはそこを観たかったです。


    ☆2つかな・・・と思いつつ、松居さんのジャージ姿が良かったので☆3つw 
  • 満足度★★★

    「家族の形」って……
    「再生の物語ではない」とのことでしたが、多少風変わりではあっても、これはやはり「家族の絆(とその重要性)」に焦点を当てたものに見えました。

    母が出て行った後の、荒れ果てたリビングとダイニングを舞台に描かれるのは、非行、引きこもりなど、それぞれに問題を抱えた家族の、なじりあいや暴力をも交えた激しいコミュニケーション。とはいえ「そろって誕生日を祝う」ことへの異常なこだわりも手伝って、その様子はどこか滑稽にも見え、笑いを誘いさえします(このあたりは俳優の魅力でもありますね)。












    ネタバレBOX

    家族やその一人ひとりの登場人物が抱えるドラマを描くというよりは、この不恰好な関係性、その激しさ(ポジティブな面もネガティブな面も)の方を描くことに力点が置かれているので、舞台上の盛り上がりとはうらはらに、登場人物の心象や動機が追いづらく、多少戸惑いを感じる部分もありました。特にこの家に「他者」としてやってくる(居候含め)4人のありように関しては、もう少しリアリティーなり、モチベーションなりが見えても面白かったと思います。

    個人的にとても興味を引かれたのは、
    ここで描かれる激しいやりとりが、結局は(他者の交わらない)いわゆる「家族の形」の中に回収されていくということ。エキセントリックに見えても、この家族ははじめから壊れてはいなかったのか、あるいは作り手の側に強い「形」への憧れがあるのか……。

    いずれにせよ、ひとつの「家族観」を見るという意味でも考えさせられる上演でした。
  • 最後ほろっと
    後半泣いてしまいました。心温まるわけではなく、心がぎゅっとなるような・・・切ない・・・そんな印象でした。

  • 満足度★★★

    千秋楽 安藤聖さん目当てで観劇,初ゴジゲン。なぜアメリカン?ぎこちなく不器用に、家族の混沌を描く。
    なぜアメリカン?
    たぶん家族それぞれが自分勝手だから、自分の家族の過去を皮肉って作者がつけたのでしょう。

    毎年必ず家族だけで全員そろって誕生日を祝うことを以上に大事にしている家族の話。
    しかしその実際は、母は父に暴力で追い出され、父と3男1女の子供たちも引きこもり、非行など、問題だらけなのが現実。
    今年は、長女の夫、息子の中国人カウンセラー、息子の年上の彼女と友人、なぞの男らが訪問しなかなか帰ろうとしない。
    ケンカ、暴力、殺人、麻薬、いつしか、いくつものいさかいや混乱が起き始める中、、
    みえみえの「サプライズ」ハッピーバースデーの歌とケーキの時は刻々と迫る…。

    安藤聖さん出演をきっかけに、劇団「ゴジゲン」の初観劇。

    皮肉たっぷり、冷たくてシニカルな視点。
    だけれど日常のなんでもないところだけは少し温かく。
    全体にはぎこちなく、ナンセンスな笑いもあり。

    表現されたものは、一見わかりにくそうでいて、
    そうでもない。
    実はシンプルでストレート。

    すべては、作者の不器用で照れ屋という複雑な胸中を、
    そのまま投影したものではないか。

  • 満足度

    「アメリカン家族」
    何がしたいのか、どっちつかず。
    ずっと誰かが怒っていて、うるさい。緩急がない。
    何もかもが中途半端で、登場人物に感情移入できない。
    corichで評判なのが謎。
    安藤聖・島田曜蔵・津村知与支・土佐和成などの豪華な客演陣じゃなかったら、
    この脚本と演出だけでは見れたもんじゃなかっただろうなあ。

    発展途上だと言われても、3000円取るわけだし。
    精進して欲しいです。

  • 満足度★★★

    2度目
    これからも頑張ってほしいですね。小劇場の中では頭ひとつ飛び出てるのでしょうか、群雄割拠の演劇界にどう挑むか今後が楽しみです。

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