テンリロ☆インディアン 公演情報 テンリロ☆インディアン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-20件 / 42件中
  • BOYS観劇
    2時間ちょっとの上演時間でしたが、おしりが痛くなるようなこともなく、安心して楽しめました。

    ヒッチハイカー役の方が好印象でした。

  • 満足度★★★★

    再演も面白い
    両バージョンとも観てきました。初演の時はガールズ版がちょっと種明かしの部分が苦しいかな…と思っていましたが、今回はむしろガールズの方が好きでした。
    新しいメンバーでのキャスティングも良かったです。個性的なキャラクターが牢屋の中で繰り広げるドタバタコメディと推理は見ごたえがありました。ガールズでも人間ピラミッドをやったのもいいですね。初演はダイナミックなボーイズに比べてちょっと地味な印象があったので。
    アトリエ公演と新作も楽しみにしています。

  • 満足度★★★★★

    両バージョンとも見応えあり!
     ガールズ編・ボーイズ編、両方を見せてもらった。こういう機会でもなければ同じ芝居を男性バージョン、女性バージョンで見ることなどないだろうが、両方見て、片方だけ見るよりさらに芝居が面白くなった。

     同じストーリーを2回見るのだから、飽きるのではないかと思ったが逆である。同じシーンを男優陣が演じるのとと女優陣が演じるのでは全くニュアンスが違ってくるのである。新しい芝居の楽しみ方を提供してもらったような気がする。しかもラストシーンをガールズ編とボーイズ編で全く別物にしてあり、その点でも演出家のしたたかさを感じる。

     もちろん一本だけの芝居としても秀逸。細部まで練られた見応えのある作品である。

    ネタバレBOX

     日本人が少なく日本語がほとんど通用しないアメリカのカンザスで、たまたま日本人であるということだけで、捉えられた9人。銀行強盗(女性版では宝石強盗)の容疑がかけられているのだ。その9人が無実が証明されて留置所を出るまでの物語。

     推理サスペンスという形をとっているが、実は見せたいの海外の留置所で初めて出会った日本人(一緒に旅行をしていたグループもいるが・・・)が、最初はお互い同士警戒しながら、嫌悪や対立の末に、心が通いあうその人間ドラマなのである。

     だから、ボーイズバージョンとガールズバージョンでは、謎解きの部分が違い、犯人が違うのだが、それらは全てお愛敬の部分で(単純に楽しめばよく)、留置所の中での人間模様こそ、極限状態におかれた人間の本質をかいま見せられる奥の深い作品なのである。

     実は最初この舞台の設定を知ったとき、この劇団の勇気に驚いた。まず、場面が留置所の中、一場面しかない。そしてほとんどの登場人物が出ずっぱりである。しかも当たり前であるが、ボーイズバージョンは男だけ、ガールズバージョンは女だけ、と考えただけで、スタート時点から相当難易度の高い公演なのである。そもそもボーイズバージョン、ガールズバージョンという二つの作品を作ろうという発想自体が、ありえないのである。

     この難易度の高い公演を軽々とやってみせるところにこの劇団の力量を感じる。

     全員が全力を出し切った好演だが、その中でもガールズバージョンの宇田川美貴と椎名亜音の迫力ある演技、元田牧子のえもいわれぬ不思議な魅力に感動した。ボーイズバージョンではホスト役の小沢和之の声にしびれた。そしていつもながらのスピード感あふれる松本陽一の演出も堪能させてもらった。
  • 満足度★★★★

    中2日でGIRLS
    BOYSバージョンと一部の役の設定が違い、脚本も異なるということだけ知って臨んだら、骨格は同じながら肉付けがだいぶ異なっており、犯人が現場から消失するトリックはこちらの方が手が込んでいる代わりに「空耳」部分の語呂合わせがちょっと苦しいような…
    とはいえ、腹話術師ではなくフォークシンガーがいることもあって歌うシーンがあったりもするし、総合的に言えばこちらの方がわずかに見せ場が多い感じか?
    なんでも初演時は人間ピラミッドがBOYSのみだったそうで、今回はそれもGIRLSに採り入れたのでバランスが崩れたのかしら?(笑)
    で、先に観たことによる刷り込みもあってか基本編のBOYS、応用編のGIRLSのような印象を受けていたら、後から「BOYSを元にGIRLSを書いた」というハナシも耳にして「あ、なるほど」と。

    ネタバレBOX

    また、先に「肉付けがだいぶ異なる」と書いたけれど、実は真犯人まで違うので、BOYS版の真犯人と対応する役の人物を注視していたらコロリと騙される。(ヤラレタぁ…)
  • 満足度★★★★

    まずはBOYS
    ある事件の容疑者としてアメリカで拘置所に拘留された9人の日本人が真相を推理するという『12人の怒れる男』的作品。鍵となる「空耳」的な部分には『12人の優しい日本人』を、そして一件落着後に意外な真犯人の独り言で一気に真相を明かす「大逆転」ぶりに映画『ユージュアル・サスペクツ』を連想。

  • 満足度★★★★★

    観てきた!
    パワフルかつコミカル。
    6番シード必殺の、ハイスピード、ハイテンション、ハイクオリティ炸裂な、
    極上のウェルメイドコメディでした☆

  • 満足度★★★★

    GIRLSバージョンを見ました。
    舞台を見たのは2回目で、しかも2回とも6番シードですが、今回も感じたのは、役者の皆さんが楽しんで演じていることが伝わってきて、見ているこちらも演じてみたいと思ったことです。 全体としては、楽しかったので満足しています。

    ネタバレBOX

    予告どおり「どんでん返し」があり、はらはらしながら見ていましたが、最後のネタ晴らしのシーンが何となくあっけなすぎて、残念に思います。 犯人が最後に留置所から出る必然性を感じませんでした。 なので、あれっと思っている間にネタ晴らしをしていたという感じでした。
  • 満足度★★★★★

    090426
    観劇
    BOYS②

  • 満足度★★★★★

    最後まで楽しめました!【GIRLs②】
     私にとっては2回目の6C公演だったのですが、前回の「賊」とは一転、10人という少数の役者さんによって繰り広げられる舞台でした。
     セットもしっかりしていましたし、導入部分からこれから起こるドタバタを連想させられてドキドキしながら見ることが出来ました。
     深刻に進められていくかと思いきや笑いのポイントもたくさんちりばめられていましたし、最後にはたくさん転がされた不思議な点がどんどんと繋がっていって、「なるほど、そういうことだったのか!」と納得…しかし最後には予想が大きくひっくり返されてビックリ!!!!

     今回は時間の関係でGIRLsしか見られませんでしたが、BOYsも見たかったなぁ…と今更後悔しています。

  • 2本立て!
    Boys版とGirls版、本日両方観て来ました。

    トムスタジオのレッスンでも使ったことのある台本なので最初の台詞はほとんど覚えていたのでさらに興味がありました。Boys,Girlsどちらもおもしろかったです。いつもながらのテンションの高いアップテンポのスピーディーな展開と台詞の応酬が楽しめます。加えてキャラクターの書き分け演じ分けが見事なので見所満載でした。かなりベタな展開で狙いも丸わかりなのですがそれでも飽きずに見せてくれるところがさすがです。ちょっと照れちゃうような青い台詞もしっかり聞かせてくれるのもお見事です。

    どちらのバージョンも客演の方がまた良くて、山口さんと元田さんの声とキャラにしびれました。
    他の方々もそれぞれに個性豊かでよかったですよ。ひとりひとりの持ち味がしっかり出ているのも素敵なところです。

    ネタバレは読まずに行けばよかったかな。


    でもこれ、男女バージョンがあるだけでなくそれぞれに一部ダブルキャストもあるので稽古もかなりハードだったでしょうねぇ。しかも激しいので明日が楽日ですがどうぞおけがのありませんように。(すでに負傷者も出ているようですが、どうぞお大事に。)
    それにある意味バトルですよねぇ、これ。いろんな意味で。もちろんいい意味で。それも観るほうには刺激的でした。

    開演前の生らじろくに終演後のトークと相変わらずファンサービス旺盛で、しかも身内ネタに落ちきらないところがさすがです。


    ただこのホールは前の方の列に段差がないため前の席に背の高い人が座るとかなり見にくいです。2公演とも前列から2列目でしたが前に背の高い人が座った公演では一部舞台が見えなくてストレスでした。

    それから英語に関して言えば例のスラングを何度も大声で叫ばれるのは意図はわかりますが愉快ではありませんでした。


  • 満足度★★★

    両バージョン鑑賞
    BOYS・GIRLSの両方を鑑賞させていただきました。
    ワンシチューエーションの群像劇、しかも同性ばかりの役者、ということで、
    どうしても高くなるハードルにも果敢に挑まれていたように感じます。
    16年目ということで、浮き足立たない、確かなチカラがありました。

    ネタバレBOX

    個人的には、GIRLSの方がシナリオも、役者バランスも良かったように思いました。
  • 満足度★★★

    GIRLS1観劇。
    面白かったんだけど、非常にセリフが多く疲れた。
    なんというか根本的に、
    カンザスの牢屋に女9人って時点でリアリティを感じられずもの凄い違和感有り。

    席の問題か、早口すぎて何言ってるのか分からない場面が結構あり、
    全体的に役者さん達がセリフに振り回されている印象を受けた。

    登場人物の職業が異なるBOYSが気になったけど、なんとなーく見損なって無念。
    子供でもやらないようなこじつけを引っ張る所が気になったのだけれど、
    BOYSってどういう会話になっていたんだろうなぁ。

  • 満足度★★★★★

    笑いと興奮をありがとう^^
    Boys2を拝見しました。演劇は初心者でしたが、始まりの音楽からワクワクしてこれからどんな展開になるのかなって期待してました。一人一人個性豊かでなんかまとまりみたいなのを感じました。だんだんと話しが進むにつれて観客から笑いがたくさん出ましたね!ピラミットのところでは思わず拍手しました。みなさんの演技が本当に素晴らしく演劇っておもしろいなって思いました。特に事件現場を再現するシーンで小沢さんが女性銀行員役をやった場面は普通に笑ってしまいました^^それから須藤さんが通訳しながらヒートアップしていくところとか、、、、細かくたくさん笑えるところがあるのに、ちょっとミステリーちっくで最後にちゃんとまとまっていて、テレビや映画じゃなくてもこんなふうに再現できるんだなって感動しました。ありがとう。また見たいです。

  • 満足度★★★★★

    090426
    観劇
    GIRLS②

  • 満足度★★★★★

    いやー、良かったです。
    大好きな劇団なのでもともといつものように期待していて、期待どおりだったのですが、とにかく今回驚いたのはBOYSとGIRLSが全く違う舞台に仕上がっていたことでした。2バージョン観てこそ本当の驚きにつながるというか・・・。相変わらず確実に楽しませてくれますね(^-^)。物語の最後は心から「!」という感じでした☆毎度のことですが、「心地いい」というか、「小気味いい」というか・・・素直に「観に来て良かった~」と思って席を立ちました。できればダブルキャストバージョンも全部観たかったです。

    ネタバレBOX

    GIRLSでは佐藤さん、BOYSでは征秀さんの英語が抜群にうまかったです!そんな共通点があったからこそ、それぞれの結末に大きな驚きがあったのかなあと思います。
  • 満足度★★★★★

    10人ジャパニーズ48時間
    最終日のBOYs2、GIRLs2を連続してみました。題名の10人のインディアンボーイの意味がやっとわかりました。この歌は舞台のようにゆっくり唄う歌だったんですね。テンリロは題名として古典になる覚え安さと意味性を持っています。作りも役者も音も照明も全部新しい古典の誕生を実感しました。小沢和之さん、ピラミッドのところの笑いはあなたのものです。あの間はすばらしい。ますますの活躍を応援しています。

    ネタバレBOX

    2時間の芝居で、48時間に決めた時間と留置場という限られた空間に9人の日本人の人生と性格をくっきりと書き込む、10人目が、捕らわれた彼らにとって現地の外人警察官という権威の上下の関係という意識の縛り。それらの極限状況によって生まれた自由な自分らしい生き方への渇望。天才松本の自ら設定した手錠や足かせや檻。時間と空間と意識への縛りを如何に解きほぐすか。しかも、男編と女編の2巻。そこに持ってきて、窃盗の完全犯罪の成立。やれることは全部やってみようとして見事に成功した。それを演じきった役者さん達。よく訓練しています。サスペンス性を高める切れのいい照明に出過ぎない音響。全部合格点です。新しい古典の誕生です。満足しました。
  • いつもの
    観やすく、観劇慣れしていない方でもスーっと入っていける作品を上演されていますが、今回も、とっても観やすい作品で、しかもとってもエネルギッシュでした。Girlsバーションでは、太田さんが、いつものキャラとは違ったキャピキャピ系を演じられていて、とっても新鮮でした。椎名さんのガラの悪い女子も素敵でしたし♪ 個人的には、予想ではGirlsの方が面白いかなと正直思っていたんですが、Boysの方がより楽しめたかも。次回新作、期待してます♪ 25日マチソワで2バージョン撮影。

  • 満足度★★★★★

    サイコ〜です!
    前回公演の時にボーイズを見たので、今回はガールズだけのつもりでしたが・・・!!ガールズで思いっきり笑わせてもらい、続けてボーイズも見てしまいました!(今月財布は悲鳴をあげているのに・・・)
    いや〜おもしろかった!!
    中盤のシーンは同じ展開が多かったのでちょっと退屈な場面もあったけど、
    色々新たな小ネタも満載で、しかも最後がまた〜!!
    あ〜面白かった!あとリピーター割り引きにも感謝。

  • 満足度★★

    皆さん評価高いですね
    面白いは面白いのですが。

    6番シードを見るのは2回目ですが両方ともイマイチ。
    こりっちでの評価は高いので、私が微妙に肌に合わないのかもしれません。
    会場の雰囲気もあたたかくお客さんがよく笑ってたけど、身内の空気が流れていて外部の私としては少し居心地が悪い。
    ストーリーも王道で、見せ方をよくわかってるから、あぁやっぱそう来るのね的な展開がやや退屈。
    同じ展開が続くのも飽きを誘い、もっと間をつめてテンポよくいってほしい。
    2時間越えはやっぱりちょっと長い。中盤飽きた。
    あとわーわーするシーンが多くちょっとうるさい印象。

    あ、結局10人のインディアンにどう繋がったのか判りませんでした。

  • 満足度★★★★

    バイリンガル演劇・GIRLS版
    舞台は恐らくアメリカの西海岸の都会の警察の留置所と思われる。黒人の警官がロスなまりの米語でしゃべる。次々に送られてくる東洋人はすべて日本人で、米語をしゃべれる人と少ししゃべれる人としゃべろうとする人とまるっきり日本語だけしかしゃべらない人と9人の女性が喋り捲る。
    時々入るロスなまりの現地語。正確に言えば警官を演じているWEZも日本生まれなので現地語とは言えないが、外貌からそれらしく見せる。
    犯人探しの絵解きをいろいろ見せて、最後にどんでん返しがあるが、警官がリズムを作っている。GIRLSなのにHeと言っていたところがあったが、ささいなミスよりも、風貌と雰囲気で黒人警官は好演したといえるだろう。聞き取り難いセリフはあっても全体のテンポで相殺される。現代日本はすでにバイリンガルの時代と言えよう。

    ネタバレBOX

    どんでん返しは、それこそバイリンガルに犯人が「Mrキムプ・キラール」と言ったところを日本語の「キンピラ」と聞き間違えたんじゃないのという新設が出てきて、犯人が棄てた現地在住の日本人惣菜屋さんが"Do you like KINPIRA?"と言ったという最初の節を覆して、日本人じゃなくて実は現地語をしゃべる現地の人で、犯人がごみを棄てたのは、今朝と分かり、全員無罪釈放となるが・・・・・・・・全員が釈放されて舞台にひとりになった総菜屋さんが丁寧にすべて最初の推理の直感の「きんぴら」が真実だったことを告白して、幕となる。これすべて英語と日本語の非常にユニークで面白い授業を聞いている感じで、好感度100であった。今後もこうした授業を続けて欲しい。
    なお、黒人WEZは日本人とガーナ人のミックスで、ロスを本拠地として
    ラップのグループを結成している。

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