公演情報
「つみ」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
この劇団に初めて遭遇したのは2018年。その時は羽杏さんの演技のみに気持ちが持っていかれた状態で、作品のしての出来はまだまだと感じたが、三年後の今回、しっかり劇団の力を付けたなと感じた。今までしっくりこなかった演出に磨きがかかってきたなと思う。前作まで場の流れに違和感を感じることが多かったが、今回は上手く流れていたというか・・・。照明や音響の使い方も有効打が増えたように思う。また、出演者の全体のレベルが上がり、メインだけが浮き上がることもない。良いバランスだった。コロナ禍でなかなか劇場まで足を運ぶことができなくなっていたが、暫くぶりの“生”は見応えがあった。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/08/24 (火) 19:00
初見のユニット。シリアスでダークな題材だが丁寧な作劇だった。評判がいいので、突然、思い立って観に行ったが、満足した。
牧師の妻で自身も牧師のエミリー(頼経明子)は、3人の男を殺した容疑で逮捕されているリー(羽杏)の精神アドバイザーを依頼される。話をする内に、相互に変わっていくエミリーとリーに心情…、というような物語。終盤になり次々と明らかになる「真相」がそれなりの伏線で示されているなど脚本も巧く構成されている。前半の演出に違和感を感じる場面もあったが、全体としては役者陣も実力ある人が多く、見応えがあった。空席があるようなので、見に行って欲しい。
芝居とは関係ないが、私の後ろの席に座った女性2人が、開演前ずっと話していて、ちょっと怖かった。話の内容から役者さんの知り合いのようだったが(違っていたらゴメンナサイ)、「ロビーや客席内での会話は出来る限りお控えくださいますようお願い致します」という《協力お願い》は読んでもらっていなかったのだろうか。そう言えば、スタッフでウレタンマスクという人もいたし…。もうちょっと見る側の気持ちも考えてほしい。
実演鑑賞
満足度★★★
ガラガラの客席、20数人程度か。逆に期待は高まる。こういう状況でこそ、凄え舞台を観せてくれ。
シャーリーズ・セロンがアカデミー主演女優賞を獲ったことで有名な女シリアル・キラー実録映画『モンスター』。それをモチーフに『羊たちの沈黙』や『ヘンリー』、『ラストダンス』や『デッドマン・ウォーキング』の風味も。
子供の頃のトラウマが人の後半生を決定付け、徹底的に苦しめ続けることは最早自明の理。それに対してどんな回答を導き出せるのか、救済に至るのかがこの手の作品の最重要テーマ。
主演の女性牧師役は頼経明子さん、相対するシリアル・キラー役は作・演出アサノ倭雅(しずか)=羽杏(うあ)さん。育ての親役の山森信太郎氏が幾つもの見せ場を作り、相対する被害者の母親役、坂東七笑さんも負けじと見せてくれる。被疑者のレズビアンの恋人役、古藤(ことう)ロレナさんが美しい。初見サヘル・ローズさんかと思った。
頼経明子さんの醸し出す雰囲気が良い。常にハンドバッグにチョコを入れてつまみ食いしている。彼女をシリアル・キラー役にして観てみたい気も。
Stingの「Englishman In New York」が効果的。
実演鑑賞
満足度★★★★★
時代は湾岸戦争前後、舞台設定はアメリカ。同性愛が蛇蝎の如く扱われた物語をサブスクリプトとして描かれた現代版「人形の家」。見事である。華5つ☆ ベシミル!