公演情報
「山姥の息子」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
コロナ前、VUoYでユニークな対バンの企画の一つとして鑑賞したユニット。今回も新作であるが前回のとまるで違うタッチ(チラシから推察)から美崎女史の演劇世界観の確立の程を確かめに行った感。「山姥」のタイトルと解説からファンタジーと判り、逆にイメージの狭まりに傾きかけるも前作の面白さからの期待で観劇に至る。人ならぬ者の登場では(SFもそうだが)設定が問題になる。今作に登場する「人ならぬ存在」は3体だがうまく登場させ、ドラマの勘所が徐々に背景地図が現れるに従い見えてくる。抉って来る台詞がある。「コロナ」に一言も言及しないが生命平等主義にそっと触れる部分がある。人は生きて、死んで、腐って土に還る。コロナに右往左往する社会をわんやり揶揄し、命への洞察をじんわりと伝えて来る。
実演鑑賞
ウード、パンデイロ等中東辺りの民族楽器等を用いた生演奏と生S.E が劇にピッタリでした。
演奏は私の好きな深草アキさんに通じるものを感じました。
打楽器等を用いた生SEは歌舞伎的でもありますよね。
実演鑑賞
満足度★★★★★
劇中にも出てきた、語り継がれる話的な内容、良かったです!
なんでも解明されてしまうのも味気なく、わからないからワクワクする、
そんな子供の頃に思っていた気持ちを思い出させてくれました
実演鑑賞
満足度★★★★
生演奏がとてもよかった。妖怪を通じて、自分たち自身に置き換えられる感情がとても良い観後感だった。
翻弄されていく2人の様など、個人的な事情にも反映されて、見応えがあった。
懐かしさも感じる、おもしろい公演でした。
実演鑑賞
満足度★★★
山姥の息子という怪異な設定、それを人間の日常生活に紛れ込ませ仄々と描いた(妖)怪作。物語は妖・異界、自然界と向き合った問い掛けという、ある意味 啓蒙的な意図があったのかもしれないが、自分には感じ取れなかった。
山姥の息子を通して民間伝承を蒐集するという内容であるが、柳田國男の「遠野物語」「妖怪談義」の世界観の類型ではなく、人間社会 いや家族との関りという身近な世界観に収まる。
(上演時間1時間35分)
実演鑑賞
満足度★★★★★
自分が期待していた以上の、素晴らしさでした。個人的にこういう雰囲気が大好きです。
琵琶、ギター、タンブリンをその都度使いわける、生演奏。なんとも贅沢だし、風情があり、芝居を最高に引き立てている。
山姥の息子の二人の演技が素晴らしくて、感動!!!
味のある、いい表情。見いってしまいました。
ストーリーが非常におもしろいし、本当に私好み。満足!!!
舞台装飾や照明なども効果的に使われており、
本当に観てよかった芝居でした。
実演鑑賞
満足度★★★★
山は怖いです。何がいるか分かりません。でも山は美しいし、その実りをおすそ分けしてくれます。それは山が身近だった者ほど切実です。
そんなことを思い出させてくれるお話でした。
実演鑑賞
満足度★★★
舞台上手で独り生演奏を披露する大平清氏。トルコの弦楽器サズやウード、他にも見たことのない打楽器(カンジーラ?)を駆使して独特な世界を構築。曲調はインド音楽っぽいが、伊福部昭の特撮映画サントラを思わせる雰囲気も有り、あの当時の東宝作品の気分に包まれる。
地元の山にまつわる民俗伝承を百話集める仕事を、父親に仰せ付けられた元詐欺師のニート。うんざりしていたが、偶然出会った自称『山姥の息子』の兄弟に着目。家に居候させて彼等の思い出す山でのエピソードを記録していく。
細田守の『バケモノの子』っぽい世界観、キャラの造型がアニメ的。昔々の山奥で妖怪達が大騒ぎするところの絵心が無邪気。役者が各々仮装して妖怪に扮するのだが、座敷童風味の佐野みかげさんが印象に残る。うちわを自作して応援に来ているファンもおり、微笑ましい。
後半物語のキーを握る丸尾聡氏は独特な声が特徴で何とも言えない存在感。
お婆ちゃん役歌野美奈子さんはユーモラスでもっと出番があっても良かった。