脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。 公演情報 「脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.3
21-34件 / 34件中
  • 満足度★★★★★

    タイトルから想像できませんでしたが、現代の社会情勢を表した全うな内容。
    ストーリー展開も、想定のちょっと斜め上をいく展開で、ちょうどよい心地よさ。

    また、幾何学的な芸術美術は、それだけでは意味の持たないが、
    役者と共にあると、意味あるものに見えてくる楽しさも良かった。

    ネタバレBOX

    「みんなちがって、みんないい」って言うほど簡単ではなくて、
    お互いの「癖」を許容し、「壁」を壊わすという難しさと共にあることを再認識しました。
  • 満足度★★★★

    舞台美術がタイトルみたいに面白い ファンシーな頭の中みたいな

    ネタバレBOX

    コロナあるあるで思わず笑っちゃいました
    秘密の大きさは個人によるけれど、アニメって笑
  • 満足度★★★★★

    タイトルが独特で、ハチャメチャな感じかなーって、一抹の不安を胸に観劇。いやいやちゃんとした芝居!ストーリーも演者も見せ方もめっちゃ良かったー!!

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2020/09/20 (日) 14:00

    ステージセットと衣装はポップでカワイかったが、ただでさえ生きづらいのにコロナ禍による社会の閉塞感でさらに生きづらくなった様子と、そんな中ならではの相互理解の大切さが現代日本と同時進行で語られる、なかなか社会派な内容でした。見ごたえあり。

  • 満足度★★★★★

     極めてチャレンジングな作品だから、可成り好みが分かれそうだ。舞台美術もちょっとユニークな作りだし、演出も一風変わっている。ネタバレでは、少しだけ深読みしておく。観る前にネタバレは読まないでにゃ。

    ネタバレBOX


     先に演出がユニークだと書いたが場転で爆発音のような効果音が轟く。タイトルに在るようにCovid-19 以前、現実に棹差す技術もリアルとヴァーチャルを区分する術も、またそれらを対象化し得る根拠律も喪い唯épaveの如く彷徨う世代。芯も無ければ真をも求めず、無明しか持たぬ哀れなヒトをこそ描いているように思われる。実際、世界に飛び出して暫くあちらで暮らしてから日本に戻るとショックを受ける。人々の目に輝きが無いことにである。もう20年ほど前になるが、世界最貧国の1つに赴任していたことがある、大人は基本的に堕落していて淀んだような目の人が圧倒的に多かったが、子供たちの目だけは輝き人懐っこく直ぐに打ち解けることができた。自分たちの屋敷は1000坪ほど、電気もネットも水道も通っていたが、周囲にはネットは愚か、電気/自家用発電機(年中停電が起きる為)、水道も無い。民衆の家は日干し煉瓦で円形の壁を作り、天井には植物を葺いてタイヤ等を重石としている。中は総て土をならしただけ、家長の寝場所だけがベッドになるよう長方形に土盛りがされ、中央に周辺から拾って来た少し大きめの石で組んだ竈が設えられている。燃やすのは枯れ木等、夜は竈の火が消えれば真っ暗である。蝋燭1本つけることができる家は裕福な部類に入ろう。こんな状況だから自分たちが住む屋敷の門灯の周りには陽が落ちると毎夜、近所の村人が集まってきた。貧しい以上、治安も良くないという側面があるから、ビビりの所長は銃を持ったガードマンを雇い入れていた。自分の安全保障策は、先ず子供たちと仲良くなること、子供たちと仲良くなれば親たちが自分たちを受け入れる素地ができるから。こうして門灯の下に集まる地域住民とも摩擦を起こすことなく身の安全を保つことができた。無論、我々の屋敷で雇っていたコック、お手伝いさん、運転手等は皆現地人だし、仕事で雇っている現地技術者、出入り業者もフランス語で謂うピエノワールを含め、現地の業者を下請けとしていたから、現地従業員と対で契約条件交渉や要望聴取と彼らの要望をできるだけ叶えるべく本社との交渉、現地所長との直談判なども散々やった。
     然るに今作で描かれている現在日本の若者には、自分が体験していたような己の頭で考え、考えた結果が正しいと思えば上司と喧嘩し、賄賂を要求する現地役人と喧嘩し己の力の及ぶ範囲で最大限現実を切り開くという当たり前のことが無い世界だ。生きている意味を感じることが出来ないのは寧ろ当たり前過ぎる程に当たり前なのである。
     ところでこのような無明を生きる現代日本の比較的若い人々が採り得る態度は、女性であれ男性であれ、その基本には本能が来る他あるまい。所在無さを常時抱えながら尚生きるような生き方は、生きながらの死に似る。つまり夢を夢見ることすら忘れた人間は、所在無さ故の地獄に於いて、奇妙にも最も根源的な本能の1つである性に逢着する他無い。無論、彼ら・彼女らをここ迄追い詰めたのは、画一を強制する教育や日本社会特有の同調圧力、それらに「抗する」為に形成された陳腐極まるステレオタイプ。だが、今作の主張はそんな所にはあるまい。若者たちの内面はとうの昔に壊れ命を新たにすること即ち“革命”もそれを為す為の最も基本的な態度としてのラディカリズムも根こそぎ収奪され商品化された今、最後に残された己にとっての自然・身体の昏く根深い本能的欲求に従うことこそが彼らに為し得る唯一の抵抗である、とは言えないだろうか? 上っ面だけ眺めるなら、彼らはそれこそ、乳繰り合いながらラアラアと日々を腐らせているようにしか見えないかも知れないが、この虚脱の央で、己自身の指向に気付きアイデンティファイして行く為にカミングアウトする行為・換言すれば裸形になる選択は、両刃の剣。言ってみれば、suicide bombingによって世の硬直した大人達に抗議する作品と捉えることもできる。場転に使われる強烈な爆発音は、その姿を暗示していよう。
  • 満足度★★★★

    プロローグは、コロナ禍の状況を説明するが、物語はそこから斜め上に行くような恋バナへ展開していく。しかし、この恋の話は少し奇天烈のような…。説明では『性の《癖(へき)》と《壁(へき)》の話』となっており、表層的には自分の殻からの脱却(皮)と言うか恋に奥手または醒めた者の成長譚のように思えた。

    チラシも不思議な図柄で、よく見ると 人の頭が便器でそこから花が咲いている。そして鎖が心臓らしきものも含め絡まっている。何となく”身の下”話で、心が何かに縛られている。その花咲きはハッピーエンドのような…あわわわー書き過ぎでネタバレしてしまう。褐色の汁ならぬ、冷や汗(💧)が垂れる。
    (上演時間2時間 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術は、幾何学模様を思わせるセット。途中でいくつかの道具をそれとなく搬入し、時として現実的な場面を出現させる。

    梗概は、説明にあるように隣室に引っ越してきた女性に一目惚れし、という”普通”の恋愛物語…ではなく、そこには隠された秘密がある。それは男女それぞれが持つ性癖。その秘密は自分の心を縛り、息苦しさを垣間見せるが、一方 秘密をカミングアウトしたことによって相手が心を閉ざしてしまうという滑稽さ。

    本筋は、自分の心の解放、相手の心の拒絶という相反する気持ちが可笑しみを持って描かれる。一方、脇筋は女性達のありがちな恋愛観・結婚観を絡め、本筋の異常さを強調する。観客を飽きさせない巧みな構成、それが奇天烈な設定の笑いであっても十分楽しめる。

    さて、コロナ禍にあって外出を自粛=2人(夫婦や恋人)でいる時間が長くなる。どんなに仲が良くても四六時中一緒にいることに息苦しさがあるような 無いような。自分には何となく適度な距離感(間)が必要だと言わんばかりのように思えた。自分勝手な、もしくは我儘を圧(押)し殺す。エピローグ…そこにコロナ禍の世相を風刺?する、そんな描きが透けて観える気がした。

    役者陣は、実に生き活きと演じている。いまだコロナ禍は収束しておらず閉塞感漂う状況にあるが、そんなことを忘れさせてくれるハッピー?な公演であった。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    設定と話の展開の斜めっぷりが丁度良い
    えっそう来るの!不意打ちを食らうけど、ハチャメチャではない。丁度良い斜め感
    登場人物もみんな個性的で魅力的
    サイドストーリも出しゃばり過ぎず上手く絡んでくるので、2時間あっという間でした。
    ただ、時々台詞が聞き取りにくい場面があったかな。まぁ広い劇場なんで。
    それと場面転換の時のSEはどうも…

  • 満足度★★★★

    人に言えない性癖を抱える男女が隣室になることから始まる恋愛模様を描く休憩無し約2時間、色々な要素が盛り込まれていて、とても楽しく鑑賞しました。奇妙なタイトルと(比較的)普通な内容との関係はよく判らず。

  • 満足度★★★★

    個人的にはこのタイトルにも、あらすじの最後にある「癖」と「壁」云々の「どうです?」的な一文にも惹かれるものがなかったのだけど、気になる女優さんが多く、1年ぶりのシアタートラムへ。役者陣がみな好演。2時間という長さ(体感的には100分ぐらい)も心地よかった。

  • 満足度★★★★

    駅改札横という好立地、さらに空間も非常に広く、感染対策も徹底されていて、安心して観ることができました。
    タイトルがふざけた感じだったのでちょっと不安がありましたが、内容は時世を踏まえた非常にしっかりとした見ごたえのある内容で、キャストも素敵な方々ばかりの素晴らしい2時間の舞台でした。
    個人的には、ラストシーンが納得いかなかった(えっ?これで終わりという感じ)のと、スピーカーからの音が騒音レベルでうるさく、非常に耳障りだったのが残念でした。
    扉座の有馬自由さんがいい大人を演じていらっしゃいました。

  • 満足度★★★★

    感染対策が徹底されていて客席も50%だったので、快適に安心して観ることができました。
    題名が特殊な感じなのでふざけた内容が盛り込まれてるのかと思いましたが、真っ当なこれぞ演劇という舞台で良かったです。
    ただ、個人的には最後のシーンがないほうが好みでした。

  • 満足度★★★★★

    下ネタマンサイで、すごーくおもしろい舞台でした。
    劇場がとにかく、素晴らしくて、感激でした。
    ストーリーもおもしろくて、おもしろくて、楽しかった。
    ライトと音響効果も絶妙で、もう、言うこともないくらい、素晴らしい。
    個人的にには、主演の男性が、よい演技をしていた、と思う。
    あと、これは もしかすると、わたしだけが思っているのかもしれませんが、全体的には、ひとりひとりのせりふは、聞こえていますが、声が小さくて、聞こえないところがありました。
    小さい劇場なら、耳が痛いくらい聞こえるのですが。
    耳をすまさなくても、自然に耳に入ってくればいいなあ、と思っているのは、わたしだけでしょうか?

  • 満足度★★★★

    面白かったです。音が好きでした。

  • 満足度★★★★

    語れる程観てないが、センスの良い演出家さんは沢山居るが、今風に言うと“とにかくクセが凄いッ!!”現代美術家(アーティスト)寄りの表現をする演出家さん。
    サスペンス調の妖しいテイストや魔球的なゾワゾワする感じは少々鳴りを潜めていたが、存在感の有る実力派若手俳優の共演が楽しい舞台。

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