珈琲店 公演情報 珈琲店」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    珈琲店に集まる人々を描いた海外の戯曲でしたが、明るく楽しい雰囲気が良かったです。役者さん達の台詞の噛みが目立ち、スピーディーな台詞回しを要される戯曲のせいか、その分、噛みやつっかえが気になりました。ストーリー自体は面白かったです。







  • 近世のベネツィアが設定と思いきや、俗な流行語も語られており、いかにも自由気ままである。ここは広場。コーヒ店、賭博場、踊り子の娘の家が軒を連ねる。

    とある昼下がり、隣の賭博屋で借金をこさえた紳士がコーヒーを注文する。そこから、色恋・カネ・果ては名声の入り乱れる「男の世界」のオン・ステージが始まる。


    いずれにせよ、濃い面々だ。ひょろっこい役者が紳士を演じるのも演劇的だが、やはり酸いも甘いも参じてきた年代だけに本格派だ。存在感が違う。


    ところで、出番の少なかった宿の老婆が、やけにチャーミングというか、日本離れしていた。おどろおどろしいなぁ。

  • 満足度★★★

    18世紀頃のヴェネツィアにある「珈琲店」が舞台。現代日本、それも都会を中心に喫茶店(珈琲店専門店ではないから同義語ではないかも)はチェーン店化が進み珈琲店を見かけることが少なくなった。この公演では市民たちの日常様々な揉め事や噂話という滑稽な事柄を描いている。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    舞台セットは、中央にタイトルの珈琲店、上手・下手側にご近所の家(賭博場?)等がある。シンプルな造作であるが、逆にそれが物語を分かり易くしている。全体的に喜劇であろうが、登場人物のキャラクターを際立たせ、この国(当時)の状況を物語にうまく当てはめ写実的に描いている印象。

    梗概は珈琲店に集まる人々が巻き起こす騒動。
    登場人物は、賭博にうつつを抜かす御仁、彼から金を騙し取る偽貴族、身分を隠した女たち、偽貴族と交際中の踊り子、噂好きの紳士が巻き起こすドタバタ騒ぎ。
    身をもち崩しそうな若旦那、彼を食い物にしようとする連中、逆に彼を救おうとする人々―という構図は何となく勧善懲悪を思わせる。登場人物がうさん臭く(身分を隠したり仮面をかぶったり)、偽・善が混在した状況はどの国でも、どの時代にも存在する理不尽さ。ある意味、悲しむべきことではあるが、それを面白可笑しく喜劇として描く。
    喜劇によく登場する道化師的な役割の人物は、噂好きで軽口を言ったり、憶測で物事を話し、他の登場人物たちに誤解を与え、物語を引っ掻き回す。その喜劇としての観せ方、物語を二転三転する展開が滑稽さを増幅させる。

    当時のヴェネツィアの民衆を善・悪人と類型化し、そこに典型的な人間性情を描き出しているようだ。それが仮面を付け本心を隠し欺瞞に満ちた人々。それを懲らしめる、または真っ当な人間性を取り戻す手助けをする人々ー素顔の表情を見せる民衆群像は、明るい活力に溢れ、凋落する貴族の無為と怠惰な姿と対比する。しかしそれは単なる猥雑性や卑俗性ではなく、仮面を鉄皮と置き換えれば、その下は本性に他ならない。それゆえ、登場人物のキャラクター等を殊更にデフォルメすることによって、人物の類型性という殻を破り、1人ひとりの人間性を捉えようとする、そこに面白さを感じた。

    物語は面白いと思いつつも、キャストの演技が硬く全体的にぎこちなく思えた。もっと生き活きと生活感に溢れた、当時のヴェネツィアの雰囲気が感じられればと思った。物語の底流にある人間(不変・普遍)性、それはそこで生活しているという写実がしっかり描き切れなければ面白さが半減してしまう。それだけに勿体なく残念だ。
    次回公演を楽しみにしております。
  • 面白かったです。

  • 満足度★★★

    ふむー登場人物の性格付けなどは
    古めかしいが判り易くて王道だなぁ~と思えたが
    ときどきの台詞のツッカエとかが
    作中の進行リズムをずらしてたかな~と
    話は理解しやすいが
    やはり古めかしさはあったんで
    現代日本のいち地方の奇祭時期にして
    庄屋とか(これも古そうだが・・)有名な作家先生とか
    古民家カフェとか・・そんな現代日本風な味付けにしても~とか感じた
    2時間の作品(ドリンクつき)

  •  18世紀にベネチアデ活躍した喜劇作家・ゴルドーニ原作の作品だが、何故、今この作品を日本で上演するのか? その狙いも良く分からない。作品に就いては、追記する。評価もその際。

    ネタバレBOX

    自分はイタリア人とは大した付き合いが無い。無論、南部と北部では随分違うし、ローマとナポリ、フィレンツェ、ベネチア等地域によっても、大きな差はあるだろうが、兎に角、同じラテン系でもフランス人やスペイン人は、友達も多いし互いに余り異質性を感じることなく付き合えるのだが、イタリア人の騒々しさは半端なものではなく、到底ついてゆけない。無論、フランス人もワールドカップで優勝した時等の騒ぎ方は半端では無かったし、兎に角、信号待ちをしている車の屋根に歩道から若者がよじのぼって飛んだり跳ねたりしてボコボコにしてたり、箱乗りして半身を車外に出し、クラクションを鳴らしながら信号無視でシャンパン撒き散らしながら暴走するなんてこともやっていた。だが、通常はプレシオジテの伝統もあるから案外大人しく振る舞っているのだ。スペイン人もこれは聞いた話だが、高貴な家柄の男子のイニシエーションでは、狭い道路に猛牛を相当数放ち、これにマーキングできない限り、一人前とは認めない、という儀式が在ったという。無論、死人も多く出る危険極まるイニシエーションだ。スペイン人を見て感心したのは、所謂スペイン伊達と言われ、男がみてもほれぼれするような美男子が、少し細めのパンツに洒落たシャツ、カマーベルト迄着用して街を流す姿である。これは格好いい。彫の深い浅黒い顔に黒目がちの瞳、細くて高い鼻梁に引き締まった唇の精悍な貌。軽くウェーブした髪、スタイルの良さ等々。自分はヘテロだが、余りの美しさに思わず見惚れてしまう程だった。閑話休題。イタリアの話に戻ろう。兎に角、のべつ幕なしに騒がしい。ノリも半端じゃないし、早口でまくしたてる。ローマっ子なんか巻き舌で大見得切ってローマから来たなんて大仰なポーズと共にやらかすから近くに居ると恥ずかしくてたまらない。モンペリエに住んでいたから、イタリアまではかなり近かったし行く気になれば何時でも行けたのに、このイタリア人気質に我慢がならず行かず終いになっている。イタリアに行った友人の話では兎に角、盗みが多い、ということだった。無論、日本に比べれば海外は何処へ行っても盗みは多いが。唯、これも聞いた話に過ぎないのだが、未だフィルムカメラの時代、日本人は眼鏡とカメラとがトレードマークだった時代に、高額カメラは良く狙われたらしい。だが、カメラは盗んでもフィルムだけは、持ち主の手に戻るような算段をつける盗人がイタリアには結構居た、というのだ。盗人とはいえ、粋ではないか? だってカメラは保険で新しいのを入手できるだろうし、一番大切なのは、撮った写真そのものであろうから。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/11/08 (金) 19:00

    ウィットに富んだ面白ストーリー。登場人物全員が面白い。古今東西の作品を上演する劇団とのことですが、我々が知らない隠れた傑作をどんどん紹介して欲しいです。

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