終わりのない 公演情報 終わりのない」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    ネタばれ

    ネタバレBOX

    イキウメの『終わりのない』を観劇。

    家族と友人と一緒に湖畔にキャンプにきた少年・悠理が湖で溺れる。
    そして気がつくと1000年後の世界に居て、そこは宇宙船の中だ。
    温暖化によって地球が滅び、富裕層のみ生き長らえて、次なる住まいの惑星を探している。
    そしてそれに愕然とし、宇宙空間に逃げ出した悠里は、今度は人類が神によって作られたばかりの惑星にいる。
    そして再び現在の地球に戻って来るのだが…。

    量子力学、世界温暖化への危機、そして少年が自我に目覚めいく話である。

    今までの「奇ッ怪シリーズ」は、日本古来の話で、「昔ばなし」という馴染み易い言葉がキーワードであり、それによってすんなり嘘の世界に入って行く事が出来た。
    だが今作は、想像がつかない未来、人類が生まれたばかりの惑星、と想像すら出来ない世界にどの様に誘っていくのかと思いきや、「量子論」という言葉をキーワードに、その論理を解りやすく噛み砕きながら、「これから必ず起こるであろう出来事」とし、その異世界にすんなり入って行けるのである。
    何気ない日常の隙間から異世界に誘うのがイキウメの旨さだが、今作は論理を応用して、いつも通りに我々を異世界に連れて行ってくれたのである。

    見事である!
  • 満足度★★★★

    イキウメの大劇場登場である。昨年の東京芸術劇場では素材は借り物だったが今回は、抽象概念をドラマにしたいかにもイキウメらしい内容だ。これが面白い。
    イキウメを見慣れている客は、また、パラレルワールドか、と思うが、今回は大劇場向けに世界も広がって、主人公の「意識」が宇宙を飛ぶファンタジーである。個人に対立するように外に設定されていた異次元の世界は、今回は人間の内面に置かれていて、今までと一味違うドラマが展開する。何よりも新鮮なところがいい。
    宇宙遊泳を思わせる宙吊りの冒頭から、水中の溺死の経験と、個人の意識がドラマの軸だと売ってくれてはいるが、中段の量子論から、出口の外にある遊星のシーンになると、論理的にはついていけなくなりそうになる。だが、かつて、野田の芝居が、なんだか解らないけど泣ける、と言われたように、その解りにくいシーンもセリフや衣装につられて見ていれば十分面白い。そしてラストになると、現代の課題に立ち向かう勇気をもらったような気分になる。その証拠に、中年のおばさん(が今一番芝居の見巧者という説もあるが)も多い観客が水を打ったように見入っている。
    仲村トオル、村岡希美、それに主演の山田祐貴の客演組がが、イキウメのメンバーの小劇場っぽさを大劇場へと誘導する巧みなキャスティングだ。美術、照明、衣装、効果もいい。堂々とイキウメの世界を押し出して成功している。
    野田、ケラ、松尾スズキに次いで、久しぶりに、個性的な創作劇を大劇場で20回を超えて見せられるカンパニーが現れたことを喜びたい。休憩なしの二時間。

  • 満足度★★★★

    『奇ッ怪』第一弾より断続的に十年、世田パブ+前川知大シリーズ第4弾の今作は和モノを離れ、イキウメの本領たる現代/近未来劇。劇団役者も5名が出演。もっとも今作はギリシャ悲劇がモチーフで、今回は和から洋に軸足を変えたと、ポストトークで聴いた。方面に疎い自分は気づかなかったが、前川氏の水を得た如く流れるセリフを心地よく聴きながら、劇はこれまでなかった領域に踏み込んだと感じた。扱う時空のスケール感(壮大な美術も貢献)とそこに人生を重ね合わせる視点はギリシャ悲劇を下敷きにしなければ生まれ出たなかったのやも。
    変化のバロメータと感じた一つは、しばしば安井順平が担う、「不思議」と遭遇した時の「笑」のニュアンスが省かれ、事象そのものを重みをもって展開させていた。
    とは言え「不思議」領域に人間が遭遇する瞬間の描写はイキウメの技が光る所。不思議を迎える側である「日常」は、この芝居では主人公の青年の父母と幼馴染みとで訪れたキャンプ場。ここから主人公は後半、時空を次々と遷移する。引き籠りの主人公の設定は、解決すべく提示された課題なのか、彼を用いてある世界を描こうとするのか・・。

    この劇では「不思議」は主人公の青年の身にだけ起こる。周囲はコロス的に立ち回るため(一人二役もあり)、事象は実は青年の心的状況の反映とも解釈可能となるが、基点となるキャンプ場は、主人公が戻っていく現実世界の象徴としてある。
    ラストには議論があるだろう。割り切りよく離婚していく父母、もはや彼の前にいない中学時代の「彼女」、それぞれ自分の道を行く二人の幼馴染み。町に一人残る主人公が一人で立たざるを得ない状況が「準備」され、彼は自分と世界に向って叫びを上げる。己自身で立つ決意の瞬間に訪れる身震い、不安と怖れ、打ち寄せる己の醜き過去が去来する。
    だが孤立した者が荒れ野で上げる咆哮は、全力でそこから逃れたいと願う叫びであり呪いの声。彼の自己評価への捕われから解放するのは自分自身しかいないが、真に立とうとするのは、寄り添う人間がいること(一人でない事)を真に確信した瞬間ではないだろうか。状況が彼を自立させんとしたこの芝居のラストは、今は行方の知れない「彼女」に本当は「もう一度会いたい」と願う心の声を示すことで完結したはずではないか(終幕前「アン(元彼女の名)を探すのか」と幼馴染に訊かれて彼はその意思を否定するのだ)。彼は自分の過ちを抱えて行く、といえば聞こえは良いが、何らかの形で過去と向き合う事へと主人公を向わせないならば、この劇で展開した事象は何であったのか・・との感はいささか残る。

    ネタバレBOX

    俳優のアンサンブルが好印象。シリーズ第一弾から皆勤賞の仲村トオル、(この人の小気味良い芝居は毎回みたい)村岡希美、二人が演じるユニークで雄弁な夫婦(ダイバーと学者)とは対照的な息子・悠里(山田裕貴)。彼の心に疼痛を与える中学時代の出来事を共有する二人の幼馴染み(大窪人衛/清水葉月)。
    悠里は引き籠りにもかかわらず引っ張り出され、しぶしぶキャンプに加わっている風情である。物語は回想を含み、彼の痛い経験(運命的に出会ったと思った転校生の彼女と関係を持ち、孕んだ子を堕胎させた)も、序盤で再現される。そしてキャンプ場にて父母は互いの進路による便宜的離婚を息子に告げる。
    さて冒頭で主人公は幻想的に浮かび上がった円形の光の中に立ち、幼少時に海で溺れたときの不思議な感覚を語るのだが、この不思議な体験を伏線として、今現在と異なる時空へ遷移する現象が後半次々と展開する。100年先の未来の宇宙船の中や、同じ未来の地球でないある惑星、似通っているが先とはメンバーが違うキャンプ場、など。
    この劇での「不思議」現象は主人公の身にだけ起こり、現象が起きる手掛かりはゼロ。完全に巻き込まれ型のドラマは、まず宇宙船内部へ主人公を連れ出す。コンピュータ(AIの発展形)の人型端末(浜田信也)と、(同じ名である)悠里の復元を待つ同じチームの仲間(安井順平/森隆二/奈緒)が、どうやら別の「悠里」の復元を期待していたらしい事をオリジナル悠里は知る。また地球上の人類が死滅した事も。
    次に訪れた「未来」場面の惑星ではスターウォーズに出てくる砂漠の民のようなフード付きポンチョ姿の知能やや劣る種族が登場するが、人間の末裔らしい同化して暮らす男(森下創)は、過去から来たらしい悠里に、地球を襲う危機を警告してくれと頼む。
    人類が死滅した未来の地球とは、「現在」場面で環境問題に警鐘を鳴らしてきた父が政治家を目指すと告げた事に呼応し、事象がほのめかすパラレルワールドの存在は、物理学者である母の領分である。
    やや気になったのは環境問題の扱いで、人類滅亡の未来の時空を潜った経験が彼に「使命」を担っての一歩を踏み出す一助とする狙い(ドラマ的に)だとすれば、少々陳腐に感じられる。環境問題とは否定しがたい主張ではあるが、正解ではない。・・彼の人生のビジョンにとって障害となるものを取り除こうとするのは自然な営みだが、「正しい」とされる事柄に自分の生を従属させるのは、自立にとっては問題の先送りに思える。
    人類の滅亡とは、いずれ訪れるべき所与の事実、単なる予測される事実であるに過ぎず、「それでも人類は子孫を残し、生き延びようとするだろう」事も、恐らく未来の「事実」だろうし、「生命」の摂理なのだろうし、地球に生まれた生命は遥かな時間の一瞬、宇宙の片隅に咲いた花に過ぎない「現象」なのだろう。

    といった具合に部分的に不満が無くはないが(特にラストの着地)、棲めなくなった地球から新天地を求めて当てどなく旅をするオデュッセイア号(2001年宇宙の旅)のテーマは、より身近に地球の未来を想像させる物語ツールとなっていた。AI人体=端末のイメージなどにもSF?作家の才気が光る。
  • 満足度★★★★

    おもしろかった。冒頭、ひとが宙づりになって、溺れているような場面から始まる。METの「ラインの黄金」で、やはり舞台の空中をラインの精たちが泳ぐかのような、ワイヤーを使った演出があったが、それを思い出した。意表を突く幕開きだ。その意味も後でわかる。

    主人公は、夏の家族キャンプから、突然未来の宇宙船の中にとんでしまう。その場面の驚きと、ありそうだと感じさせるリアリティーの醸成はすばらしい。さらに異なる星、異なる時空へと飛びながら、この出来事の謎が次第に分かっていく。そこは説明なのだが、必要なことだし、物理学者の母親が息子に教える形なので、違和感はない。

    砂の惑星にとんでしまうシーンはなんか変な感じがしたが、全体としては、とんでもない大ウソを、平然とリアルに演じる前川マジックが結晶した、見事な舞台だった。

    また、気候変動への危機感も織り込んでいる。私は、設定の一つと思ったが、一緒に見た友人は、この現代の課題に真正面から取り組む姿勢に「前川氏、おそるべし」と感動していた。

    ネタバレBOX

    小泉八雲の短編5篇をもとにしたと、サイトにあるが、本当だろうか。全然、八雲風などみじんも感じなかった。そこまで自家籠中のものとしているなら、すごい。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    出演陣全員、発声が聞き取りやすくて、最初のキャンプのシーンから
    何かが起こりそうでワクワクした。山田裕貴は舞台向いてるかも。
    意識が時空を飛び越えることで、不思議な浮遊感は体験できた。
    それを舞台で表現できていた。

    ネタバレBOX

    中村トオルがインタビューで語っていたように「風呂敷広げすぎ」感がいなめない。
    中村氏はいい意味で使用していたが。
    その、ひとつひとつの時代で起きるエピソードが全然おもしろくなくて、
    途中眠くなってしまった。
    主人公である悠里が妊娠させたり引きこもりしたり
    やらかしちゃってるのにまあ親がドライなこと。
    そりゃ親が家を顧みずハードワークしてたら
    子供は好き勝手やらかしちゃうよね。
    いっそ放火とか殺人とか重いテーマを背負わせてもよかったかも。
    流産させたのも罪はもちろん重いけど。

    人は確かに一人で生きていかなきゃいけないんだけど、
    そこに生まれた命があるのだから、その命をめぐる物語にしてほしかった。
    たとえばエジプトとかで、世継ぎを待ってるのに流産しちゃったとかね。
    まあなんというか、私は初期の流産経験しているので、
    女性の体は少なからず傷つくわけで、、。男の方には演出は難しいですね。
    火の鳥の縄文時代編とか竹宮恵子のアンドロメダストーリーズとかをリメイク
    すればよかったのかもね!わかりやすいし。

    悠里が最後に立ち直ってるんだけど、ちゃんと杏にけじめつけてから立ち直ってほしかったです。
  • 満足度★★★

    今更なのだろうが、前川知大氏ただものではない、との思いを強くした。とてつもない底の知れなさというのだろうか。途中、理解不能のところもあったが、気候変動問題を資本主義を切り口に論じているのには驚いた。日本の演劇では珍しいのではないだろうか。人間はどこから来てどこに向かうのか。異次元の世界を描きつつ、鋭いメッセージを放つ。

    ネタバレBOX

    このまま突き進むと、人類は破滅に向かう。人類を救えるのは人類でしかない。その自覚を持つことが、歯止めをかける一歩なのだろう。
  • 満足度★★

    2020年から、1000年以上経った未来へ、宇宙や空間をまたいで旅をしていく
    ハードSF、という紹介でいいのかな? 後述の理由でなんかちょっと無理
    だった…。メッセージが前に出過ぎて、もっと足元の大事な問題を流して
    しまっているように思えて、気になって仕方なかった。

    ネタバレBOX

    舞台は2020年8月の湖のほとりにあるキャンプ場。18歳の悠理は幼なじみ2人と、高名なダイバーと
    物理学者の父母とともに避暑に来ている。

    悠理には高校受験前、親密だった杏を妊娠させ、流産という結果に至らせた過去があり、その体験を
    きっかけに進学に失敗。フリースクールに通うも、自分がどうしたいのか、どうすべきなのか
    分からないまま、学校にも通わないニート状態になっている。

    もちろん、キャンプ場には杏の姿は、ない。私立の進学校に合格後、先述の一件もあって
    完全に交流が途切れているからだ。

    そんな悠理に突然両親の離婚の話が。なんでも父親は現在危機的状況にある地球温暖化を解決すべく
    政治家を志す一方、母親も政府系機関の量子コンピューター研究者の筆頭となり、互いに立場を
    考えた上での決断だという。「地球環境を真に解決しようとしている国はどこにもない」「自分たちの
    利潤のためなら未来なんてどうなってもいいと考えている」「資本主義を修正しないといけない」、
    演説じみたコメントを続ける父親を尻目に進むキャンプの準備。

    その最中、悠理は湖で泳いで溺れてしまう。そして、目が覚めたのは宇宙船の上、1000年以上経った
    3585年。地球は21世紀後半に起きた、地球温暖化に端を発する環境の激変による紛争で人類は3000年頃
    ほぼ滅亡し、ほんの少し残った金持ちたちの子孫が人類の住める星を探して宇宙探査を続けているという…。

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    なんだろう、上手くハマれなかった…。ちょっと前からのイキウメ/前川作品から漂っていた
    メッセージ性強めかつ自然中心的な傾向がここに来てグッと出たことにも違和感を覚えは
    したんだけど、それ以上に、杏の扱いはアレでいいのかな、って。

    杏って当時は女子中学生だったから、妊娠流産ってこちらが考えているより、ずっと心の傷に
    なったと思うんですよね。それをなんか「これでよかったんだよ」みたいな言葉しかかけて
    やれず、あげくに「俺はクズだ」って自己憐憫的に言う悠理が正直好きじゃなかった。

    でもまあ、それはまだいいんですよね。悠理も当時中学生だったって思えば、まだ飲み込める。

    だけど、いろいろと時を超えた体験をしてきて、人類一人ひとりが何とかすれば確定しない
    未来から最高のものを選べる、そして自分もその一人であり、「自分の面倒は自分で
    みられる」「ひとりでもう歩いていける」と宣言した成長後の悠理が、

    「杏に連絡してみたら?」って言われて、「ううん」って答えるのはなんか違うよ。
    そこをちゃんとケリつけてほしかった。だって、悠理は杏とのこと何も清算して
    ないから。思春期の多感な時期に自分が追い込んだ大事な子の関係を何も意味付け
    してないんだよね。

    なんかな、と感じた。こちらの目には、勝手に逃げて、勝手に成長して、勝手に
    清算した気になっているとしか映らなかった。杏が悠理の成長の踏み台の役割
    みたいになっててあんまりいい気はしなかったな。

    杏の妊娠流産設定ってこの内容だったら要らないよね。後半全然話に絡ま
    なかったし(というか、現実の杏自体、後半全然出てこなかったけど)、
    これだったらすれ違いで別れたでよくないか? って。

    なんかその後に地球環境のこと持ってこられちゃったから、大きいことを
    理由に、自分の向き合うべき問題からきれいに目をそらしたみたいな人に
    なっちゃったのが残念…。

    来年のイキウメもこの路線なのかな? 個人的には、過去の、人間そのものの
    どうしようもなさを描いた感じにしてほしいんだけど。

この公演に関するtwitter

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  1. 世田谷パブリックシアター 「終わりのない」で イキウメられて参りました。 ギリ取れた2階席だったが、意識と無意識の間を往来する物語をさらに高い所から見る体験はかなり痺れた⚡️ 開演前の暗闇に蝉の声が響いてるのはやっぱり堪らんです… https://t.co/fb9JGdWrAL

    4年以上前

  2. 前川知大×世田谷パブリックシアター「終わりのない」面白かった! 舞台装置がかっこいい、冒頭の演出も上手い、そして奇妙な後味の、この終わり方が好き。「オデュッセイア」をもとにしたSFと聞いていたが、原典をおぼろげにしか知らなくても十… https://t.co/HX9HJeI9s2

    4年以上前

  3. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」主人公の言っていることがわかるようで掴みきれない感覚。分岐していく出来事、あったかもしれない未来。意識と無意識、神と人間の関係とか、理解しきれないけれど、あれこれ考える余韻が心地良い。

    4年以上前

  4. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」を観ました。満席で立ち見も出て、最後はすごい拍手。 https://t.co/MszedhjtPb

    4年以上前

  5. 世田谷パブリックシアター『終わりのない』観劇。めちゃめちゃよかった!いいSFいいジュヴナイルいいビルドゥンクズロマンだった。『オデュッセイア』というより『A-A'』で『2001年』で『エヴァ』だったけど。てかユリシーズのユーリでア… https://t.co/djX2senJH6

    4年以上前

  6. 世田谷パブリックシアター 終わりのない2回目 当日券3階席、狭いわ、高いわで怖い! #イキウメ #終わりのない #世田谷パブリックシアター #山田裕貴

    4年以上前

  7. 本日も楽しみにしている作品の梯。先ずは、世田谷パブリックシアター『終わりのない』へ。 https://t.co/4b4lq2q6yN

    4年以上前

  8. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」 少年が、現在や遠くの未来、遥か彼方の多重世界を、円環のように転移していく。孤独と自分と世界の、神話のような物語。 少年が今風でユニーク。配信している人のように、今の言葉で自らの心と状況を語… https://t.co/WGWQ4sxV5x

    4年以上前

  9. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」観劇してきました。わたしも常に観測者なんだと、気付いたら、日々の出来事がより複雑でおもしろくなってきた。常に思考してしまって、楽しい。 そして安井さん、素敵でした〜!🤓来れてよかった。

    4年以上前

  10. 本日、世田谷パブリックシアター 「終わりのない」 https://t.co/C2ueE9b0jj

    4年以上前

  11. 11月6日ソワレ世田谷パブリックシアター「終わりのない」 - 香港フリーク・引退内部監査人の日々 https://t.co/xccbQE7upw

    4年以上前

  12. お茶の水女子大学のトークショー からの世田谷パブリックシアター "終わりのない" 今日は山田裕貴くんの日

    4年以上前

  13. 今日の収穫。 ギャラリー猫町(アタゴオル2020カレンダー原画展)カレンダー、クリアファイル、絵葉書 ビリケンギャラリー(天幕の街)絵葉書、豆本 世田谷パブリックシアター(終わりのない)パンフレット (続く) https://t.co/MqMlM2YEXd

    4年以上前

  14. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」 良き!良き!最初、あれ?SFじゃないの?てなるけど、そこは前川作品ですので安定にSFでした 笑 特筆すべきはやっぱり主演の山田裕貴氏かな。丁寧。芝居が丁寧。一歩間違えるとウザくなっちゃう… https://t.co/KH1p4cms0H

    4年以上前

  15. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」。ネタバレない範囲で、18歳役の大窪さんが劇中回想で12歳になるところのテンションもう一段上げる所が良かったw ちなみにパンフのカバー写真は澤田育久さん。… https://t.co/yHn8dUFocw

    4年以上前

  16. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」ど頭でうおっ!前川作品の世界にどっぷりつかりつつ観劇中なんだか自分が浮遊している気がした。観劇後にタイトルをしみじみ味わい、いつものイキウメとは違う観客層だったような⁉

    4年以上前

  17. 前川知大作・演出『終わりのない』観劇。時空を往還する壮大な旅を共にした二時間。悠理の物語は人類の物語でもあって、あり得たかもしれない別の現実を想って切なくなる。人の想像力に働きかけて軽々と時空を超えさせる演劇の力。舞台美術が素晴らしい。俳優のアンサンブルも。前川知大さん、すごい。

    4年以上前

  18. 世田谷パブリックシアター『終わりのない』前川知大さん作品は2年ぶりくらいに拝見したけど今回は特にわたしには難しくて、ついて行くのがやっとでした。ダメな客。主演の山田裕貴さんがとても良かった。そして舞台はとても美しかった。宇宙について考えたくなりました。東京公演は17日まで

    4年以上前

  19. 世田谷パブリックシアター『終わりのない』へ。うーん、うーん。着眼点は相変わらず面白いのだけど今回はリピはないなー。山田裕貴でもイキウメ作品は厳しかったか…と私は感じた。エキセントリックな役者揃いのイキウメの中に入ると埋もれるね…存… https://t.co/GpoaS1bheg

    4年以上前

  20. チケツイ失礼します.... 11/16(土)追加公演 19:00開演 世田谷パブリックシアター 終わりのない 苦渋の決断で譲ることにしました....🙇🏻‍♂️ 都合の合う方はDMください 定価です #終わりのない #譲

    4年以上前

  21. 世田谷パブリックシアター『終わりのない』観劇。21世期と32世期。宇宙と地球。並行世界。 山田裕貴さんがはまり役でした。頼りなかった青年が、最後に家族と友達に語るシーンは胸熱です。セットと照明と音響も良かったです。

    4年以上前

  22. 久々に2本観劇✨😊 世田谷パブリックシアター 「終わりのない」 品川ステラボール 「舞台・PSYCHO-PASS」 今年は一体何回品川で観てるんだろう💦😅 https://t.co/V79qMCqHJr

    4年以上前

  23. 世田谷パブリックシアター 「終わりのない」 https://t.co/fr681bR759

    4年以上前

  24. 前川知大作・演出「終わりのない」…イキウメの劇団員は、前川作品を紡ぐのには安定感バッチリ。前川さんも、この途方もないテーマを破綻させずに引っ張っていってもらうのに頼っているのが分かる配役。森下創さんは、自分が観る作品ではいつも「おじさん~おじいさん」年齢の役柄が多いがハマってる。

    4年以上前

  25. 前川知大作・演出「終わりのない」…山田裕貴くんを主役のユーリに大抜擢。悪くはなかったが、イケメンすぎて今回の役柄である、半引きこもりで、ちょっと「クズ」な役どころには合ってなかったかなぁ。奈緒ちゃんのポニテ&制服姿は18歳のアイドルでも通用する可愛らしさ。目の輝きが眩しかった。

    4年以上前

  26. 前川知大作・演出「終わりのない」…役者の使い方としては、仲村トオルさんを脇役にするとは、かなり贅沢な使い方。よくOKしてくれたなーと思う。村岡希美さんは普段はアク(クセ)の強い役柄が多いにもかかわらず、今回は(正当な)物理学者。でもさすがに上手いね。そう見えてくるから不思議。

    4年以上前

  27. 前川知大作・演出「終わりのない」…前川さんの役者の配置は、まるで、原子核を中心とした電子、もしくは、太陽系の太陽を中心とした天体の配置のよう。意識的にせよ無意識にせよ、今回の芝居ではテーマとの整合性からその演出が効果的ではあったが、演出家としてはもう少しバリエーションが欲しい。

    4年以上前

  28. 前川知大作・演出「終わりのない」…イキウメの「獣の柱」でも感じたが、前川さんは【群衆】の描き方がワンパターンだと思う。どの場面を切り取っても等間隔に役者を配置している場面が多い。全シーン、有機的(動的)ではなく無機質(静的)なのだ。テーマに合わせて敢えてそうしているのだろうか?

    4年以上前

  29. 前川知大作・演出「終わりのない」…さらにパンフを見て、何故ユーリがこの芝居の中で自分の見た映画として「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を挙げていたのかも分かった。そういう共通項だったのね。でも、そんなこと言ったら他にもたくさんあるじゃん。ちょっと無理矢理感は拭えない(苦笑)。

    4年以上前

  30. 前川知大作・演出「終わりのない」…世代的には、あの舞台装置、円形の背景、宇宙船、コンピュータのダン(浜田信也さん)…とくれば、完全にスタンリー・キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」を想起する。「オデュッセイア」は読んだことが… https://t.co/Q7v3JiwzjN

    4年以上前

  31. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」(作演・前川知大) 例に漏れず、絶妙に分かるようで分からない。帰りたいとずっと願ってた青年がいざ元の世界に戻ったとしても、結局孤独に人生を進めていくしかないのが切なかった。AIが主人公の頭に触れると一瞬だけ元の世界が垣間見えるところ泣いた。

    4年以上前

  32. 前川知大作・演出「終わりのない」終演。量子力学をベースに壮大な物語を展開しながらも、未来の(もしくは平行世界の)すべては、今、人類(=個人)がしていることに帰結する(端を発する)という点で、SF的でありながら、今を生きている個々人への応援歌(背中を押す話)にもなっていると感じた。

    4年以上前

  33. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」前川知大の集大成と言って過言ではない傑作。個と全、意識と無意識、その圧倒的な世界観とミクロとマクロをクロスする戯曲と演出の巧妙。荒唐無稽なようでいて、確かに手触りのある感覚に収束する完成度高いSF。イキウメの劇団力に溜息。全員観てください。

    4年以上前

  34. さて、これから前川知大作・演出「終わりのない」(世田谷パブリックシアター)。出演者、テーマから見ても、ほぼ「イキウメ」の新作かと見紛う。今年後半の芝居で自分が観たいなーと思ってチケットを取ると、ほぼ村岡希美さんがキャスティングされ… https://t.co/sM7IPZlyNy

    4年以上前

  35. 世田谷パブリックシアター 終わりのない https://t.co/Ex7KbF4fRR

    4年以上前

  36. 前川知大作・演出『終わりのない』を鑑賞してきました。イキウメ・サーガの通過点にして真骨頂。すごい満足しているのと同時に、他のお客さんが置いていかれていないか心配でもある。感想を書こうとするとネタバレしそうなので自重。とにかくネタバ… https://t.co/H4hLgnq9YU

    4年以上前

  37. 世田谷パブリックシアター『終わりのない』@三軒茶屋 https://t.co/EFo8xqKYft

    4年以上前

  38. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」、面白かった!二時間、ユーリと一緒に時間を漂う。合わせ鏡のような舞台、神秘的な音楽もいい!そして、何より浜田さんの人型AIが素敵だった✨

    4年以上前

  39. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」 山田裕貴良かった。フツーの青年が2001年宇宙の旅やスターウォーズやオデッセイの世界に放りこまれる感じが堪りませんでした。 https://t.co/G1qpJimgep

    4年以上前

  40. 今夜は世田谷パブリックシアター終わりのない へ。 まだ2日目だから舞台も客席も探り探り。 自身を含む全てから逃げていた青年が終わりの見えない遍歴を続け 自己を見つめ自身と闘う道を歩もうとする、前川流ネバーエンディングストーリーのような趣きを感じましたが? 後半にまた見たい。

    4年以上前

  41. 今日は世田谷パブリックシアター 終わりのない 山田裕貴君 ガン見します‼️ https://t.co/ZW8qkAfWnz

    4年以上前

  42. 世田谷パブリックシアター「終わりのない」観た。パニックになるくらい良かった。あと俳優を推すということは本来時空が重なるはずのないマルチバースの中の無数の推しに出会えているようなものなのですごく贅沢な経験をさせて貰ってるんだなあと思… https://t.co/41cpMXmHKO

    4年以上前

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