国粋主義者のための戦争寓話 公演情報 国粋主義者のための戦争寓話」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    にほんじんって何なのさ・・・そらの広さ高さは 現人神の存在をも超越した。 “くに” が揺らぐ混乱の片隅で身を固くしたまま、おかされ追われてきた ”非ずの民” の連鎖を想う。 いまや天球サイズの空の下、くにの有り様を問われ、心の在り様を問われ、酷く土臭い疲労感が残った。

  • 満足度★★★★★

    重い内容で、緊張感あふれる舞台でした。人間の極限状態を描いていましたが、役者さん達が怖くて(良い意味です)熱演が素晴らしかったです。難しい内容(私にとって)にも関わらず、気付くと瞬きもせず、怖い世界に引き込まれている自分がいました。人間の精神や、戦争、命等、改めて考えさせられる舞台で、観応えがありました。とにかく強烈でした!

  • 満足度★★★★

    ハツビロコウ@鐘下作品。不足のあろうはずが..との確信を此度も裏切らず、開幕から緊張の糸の弛む事ない舞台だった。下北沢「楽園」の圧迫感が作品に相応しい。緊迫をもたらす状況設定も巧い。理不尽な事態に押し出されるように兵士らの口から本音の呻きが放たれる。

    新型爆弾投下の報も軍に届いた敗戦直前、原爆を搭載した敵機の東京来襲を阻止する作戦部隊が駐留するとある山中へ、ある男が飛行士兼指揮官として配される。命令を告げた上官は男の兄を知っており、優秀で人望もあったその兄に代って命運を委ねると言われた男は、飛行機の知識はあっても経験値は未熟、それでも尊い使命に身を奮い立たせて現地へ赴く・・という冒頭。時折ナレーションで語られる「手記」の記者がその男なのか、行方不明となった男の兄なのか、混乱する所があったが、少なくとも弟には「入隊によって訣別したい過去」があるらしいと判る。配属先の四人の軍人らは若い通信兵、伍長、曹長、古参兵(役職忘れた)と作戦要員に相応しく一定の知識や外地経験を持つが、状況が状況だけに絶えず怒鳴り合いぶつかり合う。
    「次の投下先が東京12日(広島6日、長崎9日の次)」との情報(噂)に拠り、翌日の作戦遂行へと事態は急迫するが、人員確保先に浮上した近隣の谷底の村の村人との接触を契機に、「兄」が率いたはずの先遣隊30名の不審な失踪へと、関心の焦点が移って行く。
    戦争物としては変わり種なストーリー。その所以は、弟が着任した日に目にする「先遣隊」が発掘したらしい箱詰めされた縄文集落の遺物である。ナゾの事態が解かれる終盤で、戦争の是非や大義、民族意識(ナショナリズム)を巡っての議論が人類史的視野から突き上げられる。
    情報を受信する事しかできない山中で次の行動をめぐって互いに対立する部隊員たちは、作戦遂行のため徴集したものの山の祟りの伝説を恐れて早く村へ返してくれと懇願する村人の言葉を、兄たち先遣隊の失踪といつしか結び付け、それを否定したい者と一定の判断をしようとする者との感情的な対立としても過熱して行く。

    対原爆搭載機迎撃作戦(作者の創作?)の実体は、片道燃料を積んだ木製の特攻機と変わらぬ代物。ロケット噴射燃料に相当すると思われる物質を用い、6分以内に成層圏に達し敵機を攻撃、もしくは体当りするというもの。
    「理論上は可能」と上官は言う。お芝居上の話だから荒唐無稽もあり、と理解するか、日本軍の荒唐無稽さ(無策さ)を示す話と受け止めるか。いずれにせよ、華々しく自分を飾る死に場所を得た主人公は、作戦に執着する事で誤判断を部下に押し付ける事となる。さらに村人の非協力という事態に対しては、兄たち先遣隊30名の失踪の原因を(女子供しか残っていない村の)村人らの仕業だと断定する。
    「見たいものしか見えない・信じない」(先日の浮世企画の芝居ではないが)、無責任極まる希望的観測、ご都合主義、つまりは戦時の日本軍の体質そのままを体現する主人公の言動。それが何に由来するものか、そこはかと示唆するものがある。
    「国粋主義者」と化す主人公には、過去の負い目と、現在の浮かばれなさがあった。「それ」以外に己を価値づけるものが「ない」時、人は国家という最大の「公」に奉仕し、人知れず(と言いながら誰かには認知されるだろうとの予測に基づき)、浮かばれなかった己という存在・人生にせめて報いる選択を行なうもの。
    はっきり打算で大樹に寄り沿える徒輩とは異なり、主人公のような不器用な人間こそ、芯からの国粋主義に身を委ね、自爆テロを厭わない人間になる。他に身を立てる選択肢が他にないからだ。
    人間の尊厳や人権、正義、道義といった普遍的価値が疎外され、さらには家族や中間団体といった単位が解体された社会では、最大の価値ある実体は国家であるからして、術を持たぬ者はこれに殉じて名誉と利益を得ることを目指す。
    逆に言えば、為政者が民を国になびかせようとするなら、道理が通用しない状態を徐々に作り出し、自力で社会的地位を確立できない状況を作り出せば良い。翻れば、今それは着々と進められている訳である。

    ネタバレBOX

    この芝居の底流に無念さがあるのは、この作戦の無意味さ虚しさというのが大きい。しかしこれは「今だから」分かる事だろうか。
    芝居では部隊員らに「こんな作戦が本当にやれると隊長は思っているんですか」と疑問を吐かせている。仮に芝居のような状況が当時あったとして、実際にそれを口にできたかどうかは怪しいが、「認識」レベルでは正しい現状把握というものは戦争当時も存在した。
    一方、理性優位の社会であるはずの現在、軍事的には配備の価値のないイージスアショアだの、旧スペックの戦闘機を兆単位の価格で購入する無意味さを、どう評すれば良いだろう。
    米国追従による(米国離反を選択した場合と比較しての)獲得利益とは一体何だろうか。
    事情は恐らく、あくまで想像だが蓋然性のある想像として、対米追随路線は既定のもので揺るぎなく、それを外れようとすると逐一チェックが入るまでに定型化された関係図が実体的にか、若しくは政治を動かす当事者の想定図としてか、出来あがっている事が考えられる。実体的にとすれば日米合同会議あたりを介して(霞が関の有力官僚も名を連ねるとか)、何等かのメッセージが政権幹部に伝えられる。それに反した行動をとる担当者に対し政治生命を断つ方法など敵さんには幾らでもある。
    問題は政治家と官僚が、国内の者の顔色でなく、「アメリカ」の顔色を窺ってそれをやっている事であるが、明白なのはアメリカ追従が「国益」なのではなく(そうだと説明する方法はあるが後付けに過ぎない)、自らの政治生命を突如断たれる事を、全員が全員恐れて誤った道を進んでいるのが今の政治という訳だ。少し前の自民党には、独立派もあった。反目せずとも主張はする。今の安倍某の腰の引け方は何だ。それでいて国民に対しては高飛車である。あんなものいつまで元首の座に飾っておくつもりなのか日本国民は。素晴らしい結語に辿り着いたところで、お開きに。
  • 満足度★★★★★

    不気味で息詰まるような展開に観ているこちらまで極限状態にさせられる。ずっと以前に別のプロダクションでこの作品を観たが、今回のほうが断然すばらしかった。本当に洞窟の中にいるような狭い劇場空間や薄暗い照明が効果的、死体がずっと置きっ放しなのもちょっと大胆な演出と感じた。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/09/27 (金) 19:00

    縄文人、平家の落人、怪物、現代人、敵、味方、兄、弟、さまざまな立場が複雑に入り組んで相対化されてしまう不思議な世界でした。楽園が息苦しい洞窟に。充満していた藁の匂いも効果大。

  • 満足度★★★★

    本劇団は2度目の観劇です。重いテーマを真っ正面から演じている感じがして、息のつまる(いい意味です!)、緊張感のある舞台でした。
    演者の皆さんの迫真の演技もよかったです。少し哲学的な部分もあり、見たその瞬間より、後からジワジワ来る感じですね。また、寝る前に意味とかテーマとか考えそうな作品でした。
    今後も人間を正面から演じる作品を期待していますね。

  • 満足度★★★★

    極限状態になったときに人間は何を考えいかなる行動をとるのか?重いテーマでとても難しかったです。役者さん熱演の2時間のでした。

  • 満足度★★★★

    恐ろしく緊張感に満ち、且つ面白い2時間。いったい最後はどうなるのかという期待感が高まりすぎたのか、終盤30分ほどはややその期待を下回ってしまったのだが、そこまでは、これは今年1番かもなあと思いながら観てた。

  • 満足度★★★★★

    緊張感を強いる極限状態が上手に展開していた舞台でありました
    あー昔よく見た戦時中の戦場でのサスペンスホラーな雰囲気が
    とっても強く醸されていた2時間超えの作品

    セミの声がうるさいのだが
    だからといってバイブモードにしてると
    振動音とがわかってしまう静かなシーンも多く
    電源をキチンと切ってくれていなかった観客がいて残念だったデス

    ネタバレBOX

    日本本土に落とされた原子爆弾の迎撃に
    とある山中の秘密基地にある決戦兵器=ほぼ特攻機を
    高度1万メートルに打ち上げて原爆搭載爆撃機を撃つハズが
    先遣隊30名が消失しており
    たどり着いた基地にて
    その原因を探りつつ命令遂行に尽力するも
    少ない無線情報とかから精神的にも追い詰められてゆく主人公たち・・・
    藁を敷き詰めた舞台セットに
    旧日本軍の軍服を着た役者さんたちが
    得体の知れない恐怖に追い詰められてゆくさまは
    戦場ホラーでよく見たなぁーと思っていたら
    種明かしが割りと唐突に出てきて
    その辺のバランスがいまひとつに思えたが
    開演時間も守られて
    次は次はと展開が気になった話に星数はオマケします(^-^)

    後半の謎解きのトコが
    何となく前半よりも急展開で全体のバランスが
    後一歩と感じたかなー

    でも作品の雰囲気と設定はGoodだったデス

    ラストの主人公兄の語るトコはタイトル通りにで
    「我がヒノモト日本は~世界一ぃぃぃぃ!!!」という
    シュトハイムさん風の感じは非常に良く出てました(^-^;)
    (コレ書きたかった~♪ デス)

    話前半の
    秘密兵器で国の危機を救う秘密任務
    使うは高性能マシーン~って雰囲気は
    松本氏の漫画「ザ・コクピット」シリーズみたいで良かったデス
    (衝撃降下90度~初めて読んだのコレ~・・・思い出したなぁ・・・・)
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/09/27 (金) 19:00

    “人は信じるもののために人を殺す” だが
    “信じるものを持たずに人を殺した“者は究極まで追いつめられる。
    この兄弟を見ていると、信じる力と心の強さを思わずにいられない。
    重苦しいが、緊張感の途切れない展開が素晴らしい。
    良い意味で、役者陣の熱さにひきずられ、翻弄される2時間。


    ネタバレBOX

    地下の劇場に入ると、セミ時雨と強い藁の匂いにむせ返りそうになる。
    まるで東南アジアの密林にある小屋の中のようだ。
    藁に覆われた床と一段高くなった寝台のようなスペース、粗末な木の台。
    破れてボロボロになった日の丸。

    冒頭、自分の腕にヒロポンを打つ少尉。
    自分ではなく、兄の方ばかり慕う白痴の妹を卑劣な手段で傷つけたあげく
    自殺に追いやったことを、事あるごとに思い出している。
    自分の犯した幼く無自覚な殺人から逃れるために、軍隊に入り特攻を志願した。
    地上ではなく空に憧れて、だがいまだに飛べないまま、死ねないまま・・・。
    彼はまるでセミのように土の上をのたうち回っている。

    ヒロシマに原爆が落ちたあと、“木製のロケットで敵機を撃墜する”という
    冗談みたいな極秘計画に身を投じるのも、死に時を逸することを恐れたからか。
    優秀な大尉である兄が、その計画のリーダーであり、弟の自分を呼んでいると聞き、
    命令に従い、わずかな部下を連れて山奥の村へ赴く少尉。
    だがそこに先遣隊30名の姿はなく、小屋は荒れ果てていた・・・。

    “死にたい男”は理由を求め、日本人として天皇のために闘って散りたい。
    平家の落人は“山に住む人食い大蛇”を怖れて近づかずに暮らす。
    縄文人の住居跡を発掘した兄、大尉はユートピアを求めてつり橋を渡る。
    部下たちはこの中の誰かを信じて、その敵を撃たなければならない。
    三すくみのように互いに銃口を向け合った結果、生き残ったのはタイラ村の女二人。
    さて、信じるものによって救われたのは誰だったのか?

    兄の狂信的な“日本人論”とユートピア構想に、
    映画「地獄の黙示録」のカーツ大佐を思い出した。
    何かを信じることは狂気の始まりなのかもしれない。
    信じなければ人を殺すことなどできないのだろう。

    戦争をしたがる人々はいつも信じている。
    〇〇のために、闘おう! と。
    だが〇〇は、闘うに値するものなのか?
    この先何かを信じるためには、まず疑ってかかれ。
    そう思わずにいられない作品だった。


  • 初めから終わりまで重苦しい雰囲気に包まれた、荒々しい迫力ある舞台でした。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/09/25 (水) 19:00

    戦争寓話」というタイトルから、この話から何を得るのか。戦争の愚かしさ、信じることの恐ろしさ、エゴの醜さ、差別意識の根深さ、まあいろいろと考えられる。
     龍巳少尉が担わされる、ロケット型戦闘機によるB29迎撃作戦。過酸化水素水による過激な爆発力を用いたこの作戦自体が、かなり荒唐無稽で、山中の基地に持参してくるロケット型の模型もなんとも滑稽だ。そう、この話の設定自体がすでに現実から乖離している。

    ネタバレBOX

    そうこの話は寓話であり作り話なのだ。
     この話には、2組の兄弟が登場する。物語に登場している龍巳大尉(タケオ)と彼が招き寄せたパイロットの龍巳少尉(フミオ)。そして、伝説で化け物退治に出かけた太郎と次郎である。
     この2組を重ね合わせてみる。龍巳大尉は、縄文時代から連綿とこの土地に住まう人々こそ本当の日本人だとして彼らとの共存を望み、自分の部下たちを殺戮する。龍巳少尉は、国家存亡の危機(帝都への原爆投下)に際して、国家そのものである皇室を守るものこそ本当の日本人だとしてそのために命を捧げようとする。太郎は欲望に身を委ね大蛇に食われ、次郎は克己し大蛇を退治する。

     そもそも寓話である以上、この話は現実ではない。となれば誰が作ったのか。生き残ったのは、龍巳少尉とタイラ村の女とその精神薄弱の娘のみ。朽ちかけたロケット型戦闘機も、壊された無線機も登場せず、村から連れてこられた人々の大半も登場しない。生き残ったタイラ村の2人の女たちも、山で一晩過ごしたために村には戻れないという。
     そうこの寓話自体が、龍巳少尉の作り話だったのではないか。だからこそ、弟は大蛇を倒す知恵を持ち、橋の先に兄を含めた骨の山を見つけたのだ。
     精神薄弱の龍巳兄弟の妹ツキコは兄タケオを慕っていた。それはまるで支配するように。弟のフミオはツキコを人々に強姦させることで、兄への嫉妬からの解放を願い、一方でツキコの自殺をもって消えぬトラウマを負ってしまう。その贖罪として、地べたを這いまわる存在から広大な空を夢見、そして兄の死が必要ではなかったか。そして、この贖罪を成就するには、自らの優位性を担保する必要がなかったか。
     フミオは強弁しタケオよりも日本人としての優越を手に入れ、タケオを自らの手を汚さずに亡くし、大空への憧れを村の女に語ることで贖罪を成就する。国粋主義者であろうとしたフミオは、自らのためにこの寓話を作り上げたのだと思う。
  • 満足度★★★★★

     いくつも大事な視座が構造的に組み込まれている。(追記後送 華5つ☆)

    ネタバレBOX

    平家の落人を自認する人々(タイラ一族)の住む集落、山奥の洞窟から出土した縄文時代の出土品(土器、鏃、人骨等)更に奥にある蔓で編まれた吊り橋とタイラ一族に伝わる魔物伝説と入山タブー。少し実証精神を発揮するなら、蔓の吊り橋の状態から、その奥に知的生物(即ちヒト)が現存しているか否かは直ぐ推察できる等。この時空設定自体が、今作の構造性を実に立体的に示しているのだ。(それは、今作が問う、人間とは何か? という本質的な問いに対して、過去、現在、未来の時空総てを示唆しているのであるから)
     ファーストシーンは、龍巳少尉が腕にシャブを打つシーンからというのが良い。実際、確か昭和25年迄、つまり1950年までシャブ(薬品名:ヒロポン)は薬局で買うことができた。今作で少尉が打っているように、軍は、特攻隊の兵士たちに死の恐怖を逃れさせる為にシャブを用いていたのだ。当たり前だろう。誰だって死ぬのは怖い。まして大学から引っこ抜かれた連中は、世代や知的環境・個々人のタイプにもよるが、かなり多くの人間が戦争の行く末を知っていたと思われる。少なくとも事実を見極めることができ、自分の頭で考える力を持つ者は、当然のことながらホントの事に気付いていた。(ただ、多くの者が死地へ黙ったまま赴いたのは、家族や大切な人々が、寄らば大樹の陰と権力者に迎合することしかできない日本人の奴隷体質を恐れたからに過ぎない)
     ハッキリ描かれている訳では無いが、少尉は少国民世代、兄の大尉はひょっとすると辛うじて少国民世代の前かも知れぬ。何れにせよ、少尉は、所謂優等生ではあるものの、兄程己を確立した者で無いことは確かだ。学校で出来が良いだけの奴は別に頭が良いという訳ではあるまい。唯、大人から見て、扱い易い従順で良い子であるに過ぎない。弟はそういうタイプである。だから天皇教などという馬鹿げたフィクションにかぶれたのだ。それは彼の弱さをも同時に表していよう。妹・月子殺しは序盤、直ぐにそれと分かる。彼が空に飛ぼうとするのも、単に逃避に過ぎない。タイラ一族の男を銃殺するのも、丸腰でホントのことを軍人である彼にキッパリ言ってのけたからである。男としての格の違いを見せつけられたから殺したのだ。これは彼の性格が臆病者であることを表している。シャブを打って迄犬死したがるのは己の卑怯から逃げようが為だ。無論、バカでは無い。それは彼の論理構築の一貫性からも見て取れる。然しホントに頭が良いと言える訳でも無いのは例えば物理学の示す絶対的事実のみから演繹・帰納する思考を根底に置いていないことからも明らかであろう。思考は、この点だけ守っていれば後はかなりフレキシブルに論理展開をしてもさほど大きな過ちは犯さずに済む。この程度のことがこの年(二十歳を過ぎていよう)で分かっていなければホントに賢いとは言い難い。
  • 満足度★★★★★

    戦争という事実に伝承という土俗的な内容を挿入させて、人の疑心暗鬼を誘い狂気を浮き彫りにするような公演。タイトルにある「国粋」の対象は…。物語は、戦争という極限状態、山奥・山里という限定空間、目的遂行までの時間制限など、選択余裕のない状況下を設定し、人間の精神・心理を激しく揺さぶる。まさしく戦争という不条理劇。その緊張感や緊迫感がリアルに迫ってくる、実に観応えのある公演だ。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    舞台セットはベット大の箱、そこも含め床一面に藁。別に置台に破れた日の丸国旗がある。全体的に薄暗く、山奥という雰囲気を漂わすと同時に得体のしれない不気味さを表す。そして時に照明を暗転し懐中電灯を照らし、何かが鳴り軋むような音響が緊張感をもたらす。また箱への上り下りが躍動感を生んでいた。

    物語は終戦間際の8月上旬の約10日間を描いているようだ。冒頭シーンの日こそ分からないが、それ以外は広島原爆投下、長崎原爆投下そして終戦を知らせる無線傍受という台詞から日の経過を知ることが出来る。
    米軍機の攻撃に対してロケット式軍機で迎撃する作戦(キ203号)を立案し、その秘密基地へ向かうが先遣隊が忽然と消えて…。先遣隊が消えた原因を探るというミステリー仕立て、そして山奥にある自称、平家落人村の魔物(蛇女)伝説というサスペンス風な観せ方は、戦時中と相俟って一層緊迫感を生む。この地から縄文時代の鏃などが発見され、遥か昔から人が住んでいたらしい。

    さて「国粋」主義者の論議。
     1つは主人公の龍巳少尉(草彅智文サン)と先遣隊指揮官であり少尉の兄である龍巳大尉(松本光生サン)の言い争いに集約される。少尉の青年将校らしい 皇室皇統の「万世一系」は至上の価値であり、日本国は優れた特別な存在と言い、大尉はそれより以前に居た人間、その先住民こそが真の日本人だと言う。国家存亡の危機という現在(戦時中)、そして縄文時代という過去を掘り返し「国粋」を土着順といったことで議論する滑稽さ。
     2つ目の「国粋」は情報、世論、風潮といった見えざる手といったことだろうか。蛇女伝説は、橋を渡った先で美女に化けた蛇が甘言を弄し不用心になった人を食ってしまい、骨で山が出来ているというもの。終戦間際らしく、軍司令部の統制は不能に陥り、情報は虚実綯い交ぜになり正常な思考が出来ない。その見えざるものに飲み込まれている様はまさに蛇女伝説そのもの。そこに戦死者の山を連想してしまう。無謀な戦意に煽られ雰囲気に流されそれに慣らされてしまう怖ろしさ。
     また兄弟には白痴妹(登場しない)がいたが、今は亡ない。何かと手に負えないことから集団強姦を仕組んだ結果…。この負い目がフラッシュバックし、さらに少尉の精神状態を追い詰めるという色々な要素を盛り込んでいる。

    役者陣は、まず坊主頭、軍服姿という外見で観せる。そして緊迫した状況下における精神状態、軍隊という階級社会の中での立場・言動を実に上手く表現している。そこには戦場未体験者の将校(少尉)と戦地を転々とした兵士の理屈を超えた説得力。現場を知らない上官という悲哀と虚勢、そこに見るアイロニーが悲喜劇のように思える。そして時季的に蝉の鳴き声が騒がしいほどの音響であるが、蝉に掛けて「(少尉の)今だ空を飛ばず、地面を這いずり回る」という言葉が端的に精神状態を表す、実に見事な公演であった。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    開演前から煩いほどのセミの声が響き、舞台上一杯に敷き詰められた藁。
    これだけでもなんか凄そうだぞと思いつつ舞台が始まると・・・
    恐い、ホラーではなく戦争による人の狂気の奥底を見せられたような。
    一番前で見た為にその恐さが物凄く伝わってきて始終ビクビクしてしまった。
    戦争中だからといって人としてのモラルも尊厳も無くしてしまったその先は・・・
    でも恐いけど見たい、知りたいの欲が強くなり2時間ずっと釘付けで帰りはヘトヘトでした。

    ネタバレBOX

    吊り橋の向こうには本当に人はいたのだろうか、それも純粋な日本人が。
    極限状態の夢かもしれないが橋の先を知りたいなぁ。

この公演に関するtwitter

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(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)

  1. 無事に「国粋主義者のための戦争寓話」終わりました。 関わってくださったみなさま。 お客さまに感謝。

    約5年前

  2. 新鮮で素敵な出逢い…。 貴重で濃密な時間…。 スタッフ&キャストの皆様、そしてご観劇下さいましたお客様に、心から感謝します。 もっと精進しなきゃな…。 最後の写真は…コレ… https://t.co/yN6n6gHUbJ #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話

    約5年前

  3. ハツビロコウ 「国粋主義者のための戦争寓話」無事終演しました。 ご来場くださった方々、お気にかけてくださった方々、ありがとうございました。 次回は来年3月24日〜3月29日、場所をシアター711に変えて行います。 「野鴨」 作… https://t.co/yzkTrDRJd4

    約5年前

  4. 今月観てたのはこれ(*^.^*) 「めんたいぴりり~未来永劫編 」 明治座 初日にちらっと呑みにも♪♪ 「国粋主義者のための戦争寓話」 下北沢楽園 ナギ・ゆうみん・蒲ちゃんさん♪♪ https://t.co/lc2abOTbtb

    約5年前

  5. 昨日、ハツビロコウの『国粋主義者のための戦争寓話』を見ました。第二次大戦終戦間近の日本のどこかの話しのはずなのに、今の私がとても考えさせられるのは何故だろう… 何かに心酔する事の愚かさに気づかない人は現代にも沢山いる… あっ、推しは別ですよ(笑) #ハツビロコウ

    約5年前

  6.  の観てきた!は実際にはまだ完全な文章ではないのである。 あとでまたこっそり書き足すことでしょう。 来年はシアター711かあ。 それもまた楽しみにしている…。 #ハツビロコウ

    約5年前

  7. 「廃墟」・「寒花」ときて、今回の公演。 前2回は、ご贔屓音響さん参加ということで観劇に来て、今回は「廃墟」で印象的だった草彅さんを観に行った。 今回は… https://t.co/2rK2HweLh7  ハツビロコウ #演劇ユニット #国粋主義者のための戦争寓話 #舞台 #演劇

    約5年前

  8. ハツビロコウ 国粋主義者のための戦争寓話 8st目 9月29日(日) 受付開始|16:00 開場|16:30 開演|17:00 終演予定|19:00 ※当日券は受付開始時に劇場にて販売いたします。 ※前売券をすでにお持ち… https://t.co/BCVnlJfLCs

    約5年前

  9. 「国粋主義者のための戦争寓話」階級の関係性の中でしか人の話を聞けない男たち。理解されない言葉は音量を上げ、不理解の先には暴力。立場を違える者のディスコミュニケーションと、信じたことを間違いにしたくない執着の強さ。先の大戦でも起こっていたであろうことを、今の日本に重ねるのは容易だ。

    約5年前

  10. 「国粋主義者のための戦争寓話」原爆投下後の極秘任務を帯びた兵士たちが分け入った山中、不審な状況と伝説と緊張感に引っ張られた舞台。解かれた謎の果てに示された大きく二つの立場それぞれがあまりに身勝手に思え、観ながらどちらも否定したい気持ちが渦巻く。

    約5年前

  11. 舞台も映画も「いつ・誰と・どこで・どんな自分で、観るか」全てで作品なのだなぁと実感する1週間でした。 パラ劇もひげ太夫もソラカメもハツビロコウもぜーんぶ今日までなんだって。 もし、ひとつでも気になっているものがあれば、是非観に行… https://t.co/oGcMH7BWkq

    約5年前

  12. ハツビロコウ 国粋主義者のための戦争寓話 7st目 9月29日(日) 受付開始|12:00 開場|12:30 開演|13:00 終演予定|15:00 ※当日券は受付開始時に劇場にて販売いたします。 ※前売券をすでにお持ち… https://t.co/ohJEHs9Uzu

    約5年前

  13. 【観劇三昧下北沢店】 本日は、トム・プロジェクト プロデュース、玉造小劇店、ふくふくや、パブロ学級×コンプソンズ、T1project、カリンカ、ハツビロコウ、劇団SHOW&GO FESTIVAL×隣人などが上演中\(^o^)/ 当… https://t.co/XwJABf5SDw

    約5年前

  14. 本日最終日!! 13時/17時 このメンバーでやってこれて本当に良かった。。。 感傷にひたるにはまだ早いっ!笑 ギリギリでも当日券あるとの事 ムチ打って突っ走ります!! 是非… https://t.co/ke22A892Cq #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話

    約5年前

  15. 縄文人、平家の落人、怪物、現代人、敵、味方、兄、弟、さまざまな立場が複雑に入り組んで相対化されてしまう不思議な世界でした。楽園が息苦しい洞窟に。充満してい… https://t.co/U68SwxRvOr  ハツビロコウ #演劇ユニット #国粋主義者のための戦争寓話 #舞台 #演劇

    約5年前

  16. 本劇団は2度目の観劇です。重いテーマを真っ正面から演じている感じがして、息のつまる(いい意味です!)、緊張感のある舞台でした。 演者の皆さんの迫真の演技… https://t.co/rQy9NmCzXg  ハツビロコウ #演劇ユニット #国粋主義者のための戦争寓話 #舞台 #演劇

    約5年前

  17. 夜は  さんの  だったんだけど。 この劇団のセリフの情報量の多さが癖になります…。 #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話

    約5年前

  18. 「 小規模の劇場だったため今にも演者さんと触れてしまいそうな最前列での観劇でした。皆さんの物凄い熱量がビシビシ伝わってきて、全身全霊で演じられている姿にとても好感が持てました。 #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話

    約5年前

  19. ハツビロコウ 濃厚なあっという間の時間 体感して欲しい! https://t.co/px4KPUq1R3

    約5年前

  20. 今日は下北沢小劇場楽園へ 行きつけの屋台コーヒーのマスターのご親類大木明さん出演。 ハツビロコウ 「国粋主義者 のための 戦争寓話」 ストーリーも展開もNHK FMのラジオドラマのようなハラハラドキドキでした。… https://t.co/cBuwIm2coQ

    約5年前

  21. ハツビロコウ 国粋主義者のための戦争寓話 6st目 9月28日(土) 受付開始|17:00 開場|17:30 開演|18:00 終演予定|20:00 ※当日券は受付開始時に劇場にて販売いたします。 ※前売券をすでにお持ち… https://t.co/v1jR1BA7Hs

    約5年前

  22. 私も拝見しました。次回作は?その次は?と楽しみな劇団です。 https://t.co/PCN0ViwGCq #ハツビロコウ

    約5年前

  23. ハツビロコウ 国粋主義者のための戦争寓話 5st目 9月28日(土) 受付開始|12:00 開場|12:30 開演|13:00 終演予定|15:00 ※当日券は受付開始時に劇場にて販売いたします。 ※前売券をすでにお持ち… https://t.co/5TmfdgT5dQ

    約5年前

  24. @akagumi_cs 【観劇三昧下北沢店】 本日の下北沢は、 風間杜夫ひとり芝居、玉造小劇店、ふくふくや、 パブロ学級×コンプソンズ、T1project、カリンカ、ハツビロコウ、劇団SHOW&GO FESTIVAL×隣人などが上… https://t.co/L5e6H3gtvE

    約5年前

  25. 今日と明日はマチソワ。 記録には残りませんので、 貴方が記憶をして下さい。 https://t.co/ywfjh6j1Bf #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話 #下北沢小劇場楽園 #当日券あります

    約5年前

  26. あと2日!! 今日はマチソワ!! 13時/18時 ミステリーのような。ホラーのような。 どうぞ是非目撃してください🤭 昨日は、撮影でお世話になった メイクの細川さんが来た⭐️⭐️… https://t.co/9AfFToz6fm #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話

    約5年前

  27. ハツビロコウ♯8「国粋主義者のための戦争寓話」 こりっちで観てきたランキング評価現在1位爆走中!! あと、土日の2日間っ! お見逃しなくっ!!! https://t.co/d6Nwdwxdg5

    約5年前

  28. としの芝居を見に楽園へ。 遊び場でのとしは柔らかくて優しい印象だったのに、お話の内容も相まって軍曹感もりもり。カッコいい。 いつも思うけど写真撮らなきゃね。ありがとうございました。 #石井俊史 #ハツビロコウ #楽園 #prayground

    約5年前

  29. @hatsubirokou 26日夜 、見てきました。 濃密で息詰まる展開。とても見応えありました。 ハツビロコウ版『地獄の黙示録』 とでも名付けたい 力作

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  30. ハツビロコウ 国粋主義者のための戦争寓話 4st目 9月27日(金) 受付開始|18:00 開場|18:30 開演|19:00 終演予定|21:00 ※当日券は受付開始時に劇場にて販売いたします。 ※前売券をすでにお持ち… https://t.co/E18rAi8Aed

    約5年前

  31. 【絶賛公演中!】ハツビロコウ 楽園 人里離れた山中の秘匿基地で極限状態の彼らが見たものは…… 出演:草彅智文/蒲田哲/石井俊史/井手麻渡 他 https://t.co/XCEMWzfgDH

    約5年前

  32. 【観劇三昧下北沢店】 本日の下北沢は、 風間杜夫ひとり芝居、玉造小劇店、ふくふくや、 パブロ学級×コンプソンズ、T1project、カリンカ、ハツビロコウ、劇団SHOW&GO FESTIVAL×隣人などが上演中🙌 当店では約35… https://t.co/H1sZXeff7P

    約5年前

  33. また素敵な人たちと出会わせてもらったなと実感。 感謝です。 実はオペやってるので是非。 日曜日まで。 https://t.co/55DFcnlbdj #ハツビロコウ

    約5年前

  34. 今日は敬愛する先輩、加古みなみさんの出演する へ。 みなさん、タイトルに騙されちゃダメよ。 私たちの大好きな人間観察エンターテイメントよ、これ。 繰り返される台詞が、徐々に人間の愚かしさを浮き掘りにしていく。実に私… https://t.co/CH2ogIW99r #ハツビロコウ

    約5年前

  35. ハツビロコウ 国粋主義者のための戦争寓話 3st目 9月26日(木) 受付開始|18:00 開場|18:30 開演|19:00 終演予定|21:00 ※当日券は受付開始時に劇場にて販売いたします。 ※前売券をすでにお持ち… https://t.co/lG9jmzJbpB

    約5年前

  36. 【観劇三昧下北沢店】 本日の下北沢は、風間杜夫ひとり芝居、玉造小劇店、ふくふくや、カリンカが初日を迎えます☀️ パブロ学級×コンプソンズ、T1project、ハツビロコウ、劇団SHOW&GO FESTIVAL×隣人が上演中🙌 観終… https://t.co/FR8O7htmBc

    約5年前

  37. #ハツビロコウ 2日目終了。 本日も19時開始。 チケットまだあるとのことです。 観に来てくれた高校時代の野球部員 https://t.co/4qeqiTE6t7 #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話

    約5年前

  38. 素敵な演劇を観ると、なんだか熱くなります。 重くて、苦しくて、何を信じるか、信じられないか、人間なんて弱い生き物だと、色々考えされたんだけど、面白かった。 面白かったという表現が正しいかどうかは分からないけど、なんていうか、ずっしり。食い入った。 #ハツビロコウ

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  39. 2日目。 小屋入り前に、スズナリへ陣中見舞い! ふっこさん、コング兄やん、うえださん、けんにい、ぞの…皆さんにご挨拶。 『 』は明日からです! 明日からよ、明日から! https://t.co/CFRCjP9Fxn #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話 #体育の時間

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  40. 【絶賛公演中!】ハツビロコウ 楽園 前回公演では当日券を求める人が続出したハツビロコウの最新公演! 極限状態の彼らが見たものは…… 出演:草彅智文/蒲田哲/石井俊史/井手麻… https://t.co/dmPFaYpVwc

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  41. ハツビロコウ 国粋主義者のための戦争寓話 2st目 9月25日(水) 受付開始|18:00 開場|18:30 開演|19:00 終演予定|21:00 ※当日券は受付開始時に劇場にて販売いたします。 ※前売券をすでにお持ち… https://t.co/NedvkEoC5w

    約5年前

  42. 本日2日目。19時開演です。本日はまだ数枚の用意はあるみたい。 明日以降もまだ席ありますので是非ご検討を!! 職人気質な仕事と本人の癒しオーラに支えられてます!! 音響の日影ちゃん!… https://t.co/qVZSr03dV2 #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話

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  43. 草彅智文と亀山ゆうみが出演する 『 』が無事初日を迎えました。 9/29(日)まで、下北沢・小劇場楽園です。 ご予約、こちらのDMでも受け付けております。 ↓亀山ゆうみ誕生日につき、久… https://t.co/YXFNxsS2L6 #ハツビロコウ #国粋主義者のための戦争寓話

    約5年前

  44. 無事、初日を迎えることが出来ました。スタッフの方々、お客様、座組みの皆様、ありがとうございました! そしてまだまだ公演は続きます。残席少なくなっている回も出てきています。少しでもご興味ある方はぜひお越し下さい! https://t.co/Ufjy3PAjYV #ハツビロコウ

    約5年前

  45. ハツビロコウ 「国粋主義者のための戦争寓話」 無事、初日終えました!! なかなかの緊張感でヒリヒリする初日でした!! ここまで来た事に安堵しつつ、 キャストの皆さん、スタッフのみなさん、ご観劇いただいた皆様! 色んなパワ… https://t.co/O0WLeASGtY

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  46. ハツビロコウ『国粋主義者のための戦争寓話』へ。草彅智文の渾身と沈着。亀山サランドンゆうみは本日初日と誕生日のW祝い。千穐楽翌日で脱力しそうな自分がいたので、この観劇でテンションをキープ。休むな進め。

    約5年前

  47. クライマックスが無ければ、東京ドームと西武ドームかぁー。 僕がサザンのライブで行ってるところじゃん! 阪神どうなるかな? 観劇!僕は楽しかったってのは変だけど楽しめました♪ 今年僕にとってのハズレの芝居無し!!継続中!! 嬉しい♪ #下北沢 #楽園 #ハツビロコウ

    約5年前

  48. 【お得情報】 ただいま下北沢・小劇場楽園にて上演中の ハツビロコウ「国粋主義者のための戦争寓話」 25日26日27日は お得に観劇できる割引デー! 一般の方も学生料金と同じ3,000円でご観劇いただけます☆ ご予約まだまだ… https://t.co/G1E6g6UW8B

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