満足度★★★★
文字を舞台におこすと、人それぞれにいろんな形になりますね⁉︎
多少、自分のイメージとは違った形でしたが、一人の役を何人かで演じたり
演劇ならではの演出も含め面白かったです。
自分が主人公の歳になった時に、果たして同じくらいの欲求を持っているのかな?と、ふと考えてしまいました。
満足度★★★★
脚に固執する老人の生と性がいやらしくなくコミカルに描かれていて面白かったです。これは谷崎の願望だったのではと思いました。そしていくつもの顔をもつ颯子を5年で演じ分ける手法も面白かったです。
満足度★★★★
谷崎である。
谷崎の原作というだけで、そこに特別な思いが存在してしまう。
谷崎の美的な空間や世界観を具現化することの難しさ。。。
この作は「鍵」などと共に、老人の生と性に執着するドロドロと滑稽さがある。
それは、うまく表現していると思う。主役に負うところが大きい。
足の美しさは・・・難しかったな。
満足度★★★★★
病的な性癖の老人の話かと思いきや、可愛らしくもあり愛らしい死の恐怖に怯える男の話だった。嫁に対して性的な欲望と母性的な面を求めている姿に思わずニコニコしてしまった。
満足度★★★★★
「瘋癲老人日記」は<老人の生と性>を主題にした谷崎潤一郎の小説である。チラシ説明によれば、主人公・卯木督介 77歳が息子の嫁の足に異常な執着を見せながら魅かれていくというもの。今まで観てきた劇団印象(いんぞう)の公演イメージとかけ離れていたため、どのように観(魅)せるのか興味津々であった。この劇団は「遊びは国境を越える」という信念の元、”遊び”から生まれたイマジネーションからの創作であるが、原作内容を考えれば、下手をすれば息子の嫁との”火遊び”と勘繰りたくなるような…。
この公演は、原作の対象というか観点を変え、演劇的手法を十分に発揮し原作とは異なる魅力を秘めた作品になっていた。その意味で劇団印象の、そして構成・演出を担当した鈴木アツト氏の新しい一面を観ることが出来た。
(上演時間1時間30分)
満足度★★★★
シンプルな方形舞台の二面が客席、死期を感じながらも性に執着する老人の狂態をややコミカルに描く休憩無し1時間30分、そのお相手は息子の嫁、足フェチ(脚フェチ?)度よりマゾ度が高かった印象(以下ネタバレにて)。
満足度★★★★
谷崎文学の一端をみせていただきとても面白かったです。卯木督介役の役者さん90分熱演でした。二面の舞台。正面から見るのが正解です。観る場所によってはあまり迫力感が伝わらないかもしれません。
満足度★★★★
見せ方が上手な作品だったなぁ~と感心しきり~
一歩間違うと嫌悪感の出易い話を
上手にコミカルに表現していたデス
主役さんの偏執狂的な部分と笑えるコミカルなとこが
い~い塩梅であったなぁ(^-^)
女性陣の演出はユニ~クで
なかなか楽しかったデス
あと 足 ・・・・なかなかインパクトのある芝居でありました
満足度★★★★★
男と女の間にある深い暗渠を乗り越えようとする果敢な挑戦が、一老人によって為されるお話、と解釈すると極めて味のある作品として楽しむことができよう。老人を演じた弐吉さんの演技、力演である。
会場にはいると客席が二面あって、二面あるということは特に正面というのが設定されてなくてどっから見てもいいんだろうなと思って端に坐ったら、正面を結構意識した演出になっていてちょっぴり裏切られた気分に。これから見に行く人は、正面的な客席のほうに坐ったほうがいいかもしれません。
ぼくが抱く「瘋癲老人」のイメージと舞台の上の「瘋癲老人」とはちょっと違ったけれども、それは仕方ないんでしょうね。小説に抱くイメージは人それぞれですからね。
満足度★★★★
先般高円寺で二十年振りに拝んだ近藤弐吉の特権的肉体に再び見えた。
演出・鈴木アツト氏の名は幾度か目にしたが(あるいはリーディング企画か何かの演出を観たかも知れぬ)主宰ユニットは初めて。恐々会場に入り、開演を待つ。結果的には初感触の舞台であった。
原作者谷崎潤一郎自身が三度結婚をし、最初の妻をめぐっては友人に売り渡す話を付けるだの、作品のイメージに違わず「色」の気のある人物だったようで、『鍵』や本作など晩年の作は老齢となった作家自身がかなり投影されているにも違いないが、老人エロ小説でありながら売りはエロでなく赤裸々な一人の老人の性の苦悶と苦悶から滲み出す快楽である。
私の関心は究極に滑稽で痛切な人間模様をどう舞台に乗せたか、な訳だが、この題材で浮ぶのは三浦大輔の超写実的演出、または朗読にお芝居要素を添える程度の演出か。。本作はいずれでもなく、原文を尊重した作りでありながら(近藤氏をオファーした理由が判る)俳優の肉体が主役の舞台であった。
満足度★★★★★
劇団印象はこれが初めて。大好きな谷崎潤一郎晩年の傑作の舞台化だから楽しみにしていたが、観ている間、自分の顔がずっとニコニコしているのに途中で気が付いた。ヤバい奴じゃないかと思われそうだけど、そのまま最後まで。とても楽しかった。この劇場は客席が2面なので、別の面からも観たくなる。
この公演に関するtwitter
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【瘋癲老人日記 (中公文庫)/谷崎 潤一郎】劇団印象による舞台版を観るにあたって改めて読んでみたけど、老人の異常性欲を文学作品にまで高める大谷崎はやはり偉大だな。督介の日記はあくまで主観なので、… → https://t.co/zaeEtDPnXY #bookmeter
約5年前
『瘋癲老人日記』では、最後の方で五子に対して老人が「狸奴」と暴言を投げつけます。 「狸奴」は辞書を引くと猫の類。谷崎は、文字通りの「狸の奴」と「猫」と、両方の意味で使っていると思われます。
約5年前
寺井ちゃんが書生時代からつけてる日記、最近はぼっちゃまは大変わがままで人使いが荒く、しかし盗一様に面影が日に日に似てきており……と大変真面目に書かれているのに、残念なことながら一般人が読むと瘋癲老人日記そのものなんだよな……
約5年前
明治16年にあたる年生まれ。 『夢の浮橋』と『瘋癲老人日記』関連でチェック。 “母親は、妊娠2ヶ月だった時に情夫のアレクセイ・アポロノヴィッチ・ボストロムと駆け落ちした。 (中略) 13歳になるまでアレクセイはアレクセイ・ボストロ… https://t.co/CitOrbRuTC
約5年前
劇団印象『瘋癲老人日記』無事、終わりました。お時間を作っていただき、下北沢に足を運んでいただいたお客様の皆様、本当にありがとうございました。また、劇場でお会いしましょう! https://t.co/9tJbA8bvpK #劇団印象 #瘋癲老人日記 #劇団印象瘋癲老人日記
約5年前
【まりの舞台裏日記】 『瘋癲老人日記 』全公演終了しました!! ありがとうございました!! *珠希さんが撮ってくれた写真* https://t.co/gy7jxOIf42 #劇団印象 #谷崎潤一郎
約5年前
最近、日記と手紙が題材の作品をそれぞれ観ました。手紙は相手の為に相手が居るから書ける。日記はどちらかというと自分の為に書く。でも昨日『瘋癲老人日記』のパンフレットの文章を読んで、今は日記をSNSなどで公開する時代だなぁと。 久々… https://t.co/i1vKlJE59d
約5年前
『瘋癲老人日記』 息子の嫁の“足”に 異常な執着を見せる77歳の男。 死へ向かうひとりの老人の 人生最後の狂恋の物語。 谷崎潤一郎の最晩年の傑作で 老人の生と性を主題にした作品。 一筋縄ではいかない女に翻弄され 愛欲に溺れる姿… https://t.co/WhGBC4O5RH
約5年前
【瘋癲老人日記、終演!】 瘋癲老人日記、終演いたしました! ご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました! https://t.co/6BxNeQKSqm #劇団印象 #瘋癲老人日記 #谷崎潤一郎 #小劇場b1
約5年前
@fonPdI7Vd7vElfJ こんにちは!ご来場ありがとうございます。 しょこりんさんの、演劇体験を楽しいものにできた様子で、とても光栄に思います。 劇団印象は、海外の演劇人とのコラボや、子供向けの演劇など、幅広いジャンルの… https://t.co/fmWsFs93AD
約5年前
『瘋癲老人日記』 犬と猿 狸と狐 ちなみに、老人が五子に投げた「狸奴」の意味は、猫。 この場合は字の通り狸の奴の意味もあると思う(「化け物使い」由来)。 https://t.co/4EnTzKKDIq #瘋癲老人日記
約5年前
チャンプさんに誘われて劇団印象の「瘋癲老人日記」を観に行ってきました! 140文字じゃ書ききれないくらいの感想を語りながら飲むお酒は本当に美味しかった…心情の揺らぎとか細かな演出が観られてとても良かった。舞台は15年ぶりくらいだっ… https://t.co/Mi3M7AkkH2
約5年前
「エル ELLE」ミシェルを演じるイザベル・ユペールに尽きるな。悦楽を希求する破滅的な欲動を、クールに体現する抑えた演技は圧巻。公人としては社会の規範に則りつつ、一女性として懊悩する性へのもだえは、谷崎潤一郎の「鍵」や「瘋癲老人日… https://t.co/8etBWjn2Kl
約5年前
劇団印象『瘋癲老人日記』観劇。息子の嫁さんに翻弄され続ける老人の姿が面白かったw 足にかける情熱が凄い。興奮しすぎて高血圧になってるところの迫力にハラハラした。のに、「生きてんのかい!!!」と、思わず心の中で突っ込んでしまった…笑 https://t.co/qwSzmGN2vG
約5年前
劇団印象『瘋癲老人日記』@下北沢小劇場B1。 「老人の性の妄想日記」を颯子を5人で演じることで表現。老人役の近藤さんが良い。 こういう佳品に出会えるのが、小劇場の楽しみです。紹介したけど、17時からの回でおしまい(笑)
約5年前
初めて劇団印象さん観てきた…素晴らしかった「大きな足」は、個人的にはとても演劇的で面白くツボだったし老人がある種見たいように見ている「颯子」を5人の女優さんが夫々の魅力で、ある1面を演じているの演出が素敵だった卯木老人はハイパー面倒臭くでも凄くかわいかった。役者さんの人間力かしら
約5年前
アフタートークで話題に出たけど、富美子の足もきもおもしろい極みで、これも去年映像化されていたなあと。映像みて、富美子の足と瘋癲老人日記、もう一回読もうかな。女性の教育って視点で読めないかな~(論文のテーマにしたい)
約5年前
もっかい、妻の舞台を観に行く。 今回は、しば氏と。ヲタ的な人に是非この瘋癲老人日記を見せたかったの。 性癖に対する表現が、すごいヲタ的に見えたので。昨日アフタートークで、評論家のセンセイが足舐めシーンでの爺いの心理が分からんって言っていたけど、ヲタ的には余裕で分かるのよ。
約5年前
今週末はジョーカー観ようかと思っていたけど、「瘋癲老人日記」の舞台が今日までなことを知り予定変更で観劇。五人の颯子っていう演出はなるほど感があって解釈にも納得したし、今回かなわなかったという五人の颯子の身体表現で一つの巨大な足を表現するというのはとても見たいのでぜひ再演して欲しい
約5年前
初めて劇団印象さん観てきた…素晴らしかった「大きな足」は、個人的にとても演劇的で面白くツボだったし老人がある種見たいように見ている「颯子」を5人の女優さんが夫々の魅力である1面演じているの演出が素敵だった卯木老人はハイパーめんどくさくてでも凄くかわいかった。役者さんの人間力かしら
約5年前
「瘋癲老人日記」の舞台化ってどうなるんだろう?って思ってたけど、颯子を5人の女優が演じたのには驚いた!5人の颯子やばい!
約5年前
谷崎潤一郎の小説「瘋癲老人日記」をさらに楽しく鑑賞するための作品背景7つ 後篇です。ヒロインがねだった宝石の値段、仏足石の拓本、口述筆記者を悩ませた谷崎のワガママな執筆態度などを解説しています。… https://t.co/ah2qNB6Ax3
約5年前
【観劇三昧下北沢店】 本日の下北沢は💁♀️ 春風亭昇太独演会、大川興業、ふくふくや、自転車キンクリートSTORE、劇団印象-indian elephant-、ベニバラ兎団、ゴブリン串田プロデュースなどが一気に千秋楽を迎えます🎊S… https://t.co/acG6Ex5iNq
約5年前
『刺青』の女郎蜘蛛と『瘋癲老人日記』の仏足石
約5年前
明日、下北沢の小劇場で谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」の舞台やってるとかこれは見たい、、、
約5年前
縁というのは不思議なものです。もとは木山さんをキッカケに演劇に興味を持って。彼の出演作をあたるうちに劇団印象(インゾーと読む)さんに出会えたのです。アツトさんの作品は本当に言葉にならないくらい、抜群に自分の心に響くきます。それを初… https://t.co/FRf7ssWIXZ
約5年前
【瘋癲老人日記、4日目!】 遂に明日は最終日!早い! 明日10/6(日)17:00からの回はまだ空きがあります! 千穐楽! 是非お越しください! https://t.co/sEqhN7LBU7 #劇団印象瘋癲老人日記 #劇団印象 #瘋癲老人日記 #谷崎潤一郎 #小劇場b1
約5年前
本日は、映画「典座」(アップリンク)→昼食(香港食市場)→芝居「劇団印象/瘋癲老人日記」(下北沢・小劇場B1)→ディスクユニオン(下北沢・収穫/ソニー・クリス)→夕食(日高屋)→エクシオールカフェ(珈琲ブレイク)→コンサート(アン… https://t.co/Yi2mSZpEcl
約5年前
友達出演の劇団印象-indianelephant- 第24回公演「瘋癲老人日記」 をみてきたよー♪ 原作をみずに、どきどきしながらみました!! おじいちゃんのお話で、幻想と現実がまざった感じで、生々しいかと思ったけれどそんなこと… https://t.co/qECOTaFUHc
約5年前
劇団印象「瘋癲老人日記」 瘋癲…ふうてん。すごい漢字ですね。 距離感が心地よくて、ずっとニヤニヤしながら観ていました。 なぜだかいろんな昔の出来事とか思い出して、ああ演劇は不思議。 下北の小劇場B1で明日までです。
約5年前
今日は演劇勉強day 『瘋癲老人日記』 谷崎潤一郎さんが好きなのです。 大人な魅力たっぷりでした! 谷崎潤一郎さんの世界観を感じました。 半日は劇団青年座研究所さんにてWS。 すごく勉強になるいちにちでした。 がんばりま… https://t.co/y6xDyDwAqT
約5年前
劇場印象 第24回公演『瘋癲老人日記』@小劇場B1鑑賞してきました。 知り合い全くいない小劇場の芝居に行くことは滅多にないけど、とってま良かったです!
約5年前
下北沢 小劇場B1…劇団印象-indian elephant-「瘋癲老人日記」観劇♪可笑しくて、それが楽しくて、でも物悲しさが残ります。母親と重ねてしまったり、老いを考えたり、寂しい。女性がみな綺麗でドキドキしたけど、もっと濃厚で… https://t.co/KxIsq3I2pY
約5年前
劇団印象『瘋癲老人日記』を観劇👀 老人と息子の嫁との間に歪ながら愛を感じる作品でした。ちょうど『悪について誰もが知るべき10の事実』という本をかじったところだったので、個人的に人間の本質を探りながら観れて面白かったです! 老人役… https://t.co/Ka86qcJsyl
約5年前
【観劇三昧下北沢店】 本日の下北沢では、春風亭昇太独演会、大川興業、自転車キンクリートSTORE、ふくふくや、劇団印象-indian elephant-、SNATCH、ベニバラ兎団、ゴブリン串田プロデュースが上演中です💁♀️… https://t.co/Eb2XvApTIs
約5年前
10月の気温じゃない!今日! 日本から秋はなくなってしまうのか…! 劇団印象の瘋癲老人日記を観に、いざ下北へ。
約5年前
【瘋癲老人日記、4日目!】 本日(10/5)、14:00と18:00の回があります。 当日券は、 14:00の回が20枚程度、 18:00の回が20枚程度、出ます! お見逃しなく! https://t.co/TW3YVc2Ff1 #劇団印象瘋癲老人日記 #劇団印象
約5年前
昨日の夜は劇団印象-indian elephant-第24回公演『瘋癲老人日記』を観た。『痴人の愛』しか谷崎潤一郎の小説は読んでいないのだけれども、読みたいと思った。演劇における動きと言語はどのような… https://t.co/hfvYqHyCpp #play #theater
約5年前
○『瘋癲老人日記』の督助 本所割下水で生まれ、現在狸穴に住む ○『化け物使い』の吉田老人 本所割下水に住んでいたが、化け物の出るという家に越す 杢助という働き者の使用人がいたが、化け物屋敷は嫌だと暇を願い出る https://t.co/elVuYQoAUf
約5年前
劇団印象の「瘋癲老人日記」。原作を読んだ事なくて、一度読んでみたいなあと思っていたから、舞台で観れて良かった。
約5年前
下北沢で、劇団印象「瘋癲老人日記」。5人の颯子。そもそも、颯子はどういうつもりなのかしら?で、原作のこれって、谷崎の実話(私小説)っていう説もあるよね。
約5年前
【瘋癲老人日記、3日目!】 本日より1日2回公演! 痺れます! 公演も残すところあと2日! 明日以降まだチケット空きがあります! 是非、お越しください! \チケット予約はこ… https://t.co/Q8JkNFlL8W #劇団印象 #瘋癲老人日記 #谷崎潤一郎 #下北沢B1
約5年前
劇団印象の鈴木アツトさんの作品がとーっても好きなのですが、もう憧れすぎてご挨拶は難しい。でも頑張っておられる姿を見られて良かった。
約5年前