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むぞうらしか 公演中止
劇団 枕返し(東京都)
公演に携わっているメンバー:6人
- 【団体紹介】
- 劇団紹介
子供の頃の衝撃的な体験は、大人になっても糸を引く。良かれ悪かれその子供の人生を大きく変えてしまう。それをなにかの仕業とするなら、名付けて妖怪枕返し。
その妖怪の名から命名した『劇団枕返し』とは、演劇で子供の心を豊かに、大人には子供の頃にだけ感じられたことをもう一度思い出させる、「子供と大人の境界を限りなくゼロにすること」を目的とした劇団です。
テーマはシンプル、なのに話はややこしい。激しい熱量とお約束の展開、シュールで昭和な空気感で優しいお話を届ける、ありがちなのに珍しい珍妙な劇団。作品には必ず妖怪が登場します。
2018年、演出・役者の喜三太拓也と脚本・演出の栁沼鷹弥によって立ち上げられた古典派妖怪劇団。現在、劇団員は計8名。
公演以外にも新たな企画を検討中です。
- 【応募公演への意気込み】
- 本公演の意気込み
劇団を立ち上げてから2年。計5回の公演を打ち、劇団員が加入し、顔馴染みのスタッフさんが増え、ようやく少し落ち着いてきたと同時にこう思いました。もっと沢山のお客様に劇団枕返しを知って頂きたい。
それを叶えるための一つの手段として、本公演の会場には過去最大の大きさ・知名度を誇る、花まる学習会王子小劇場を選びました。
劇場の方との打ち合わせで「チャレンジを応援する劇場だ」と言っていただいたこともあり、今回、ライブペインティングを取り入れた公演に挑戦します。
また、過去公演でもあった音楽の要素も取り入れ、劇団枕返しの2年間の、集大成としての作品を作ります。
この度応募させていただいた「CoRich舞台芸術まつり!」を通じて、より一層劇団を盛り上げていき、少しでも多くのお客様に知って頂くきっかけになればと思っています。
- 【将来のビジョン】
- 将来のビジョン
第1に、演劇好きのお客様だけではなく、演劇に全く興味のない老若男女が「枕返しか…、一回観に行ってみよう!」と思えるような、"お客様を選ばない演劇"を目指しています。
そのためにまずは、年間で3本の公演を打ち、さらに多くのお客様に作品を観て頂くことを目指します。そして来年には演劇の街である下北沢へ進出し、知名度を上げ、日本中を回って公演を打てる劇団になる事を目標としています。
第2に、劇団のあるべき形として「役者が得をする劇団」を目指しています。
その一つとして、稽古や公演の拘束時間への最低時給以上のギャラの支払い、という目標があります。その具体策として「劇団でお客様を500人以上呼べるようになる」ことを目指していますが、
現状で少しでもその目標(役者への時給の支払い)に近づくため、ノルマの廃止、チケットバックの高額化、役者のギャラをお客様の投票により決めていただくシステムを導入しております。
また金銭面以外にも、劇団付きの脚本家がいる事を活かすことで、役者それぞれの魅力をより活かす、もしくは役者自身が自己の弱みと向き合うことで成長し、演劇活動の幅を広げられるような配役、演出を心がけています。その一環として、極力「端役」を登場させない、ということも行っております。
以上の2点、「演劇に興味のない方たちに足を運んでもらえて、役者がよりよい演劇人生を送れるようになる劇団」が私たち劇団枕返しが目指す将来像です。
公演に携わっているメンバー(6)