ホットパーティクル 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

ホットパーティクル

劇団EnGawa(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
2012年3月に上演された東日本大震災のチャリティー公演『神砕 Shinsai – Shattering Gods』を機にドイツ・ミュンヘンで旗揚げされた劇団EnGawaは、日本の伝統家屋の「縁側」を劇団名の起源としています。
縁側は内でも外でもない橋渡しの場、日独双方をテーマとしまた共有するものとして「縁側」のような存在になれたらという思い、また「縁側」の「縁」は「演じる」の「演」、公演を通してのお客様との「縁」という意味合いを含め、たくさんのお客様と出会えればと思います。
劇団EnGawaは毎回様々な表現を使っての新たな舞台上でのコミュケーションを追求しており、2015年に行われた公演ではミュンヘン市文化局、2017年にはゲーテ・インスティトゥートの新人助成金を数多の応募の者の中から獲得し、またマルタ国際演劇祭で最優秀賞、更にミュンヘンの演劇フェスティバルWortschau2でも最優秀賞を受賞し、多彩な表現や公演プログラムで、ドイツで活動する日独劇団として日本をドイツへ、ドイツを日本へ紹介するということに留まらない、独自のスタンスで活動する劇団として注目されています。
通常はドイツ・ミュンヘンで活動しておりますが、今回は東京での公演となります。
応募公演への意気込み
2011年3月11日以降、ドイツは即座に原発の停止を決断し原発問題に敏感に反応してきたことから、それらをテーマとした作品に対しても大きな関心が寄せられ西洋的視点から討論されました。
しかし「トレンド」のようになってしまった反原発の態勢に対し、何かに反対することも賛成することも個人的な問題であり、過去、育った環境、社会、全てに影響を受け「意見」というものが成り立つこと、コンテクストから外せる絶対的な善もなければ悪もなく、まずはそのコンテクストから伝えて行くことが重要ではないのかという答えに行きつきました。
そしてその時出会った具体的なコンテクストが瀬戸山美咲さんの3月11日以降体験した個人的なストーリーだったのです。
混沌とした社会の中で創作活動に行き詰りながら社会的な、そして個人として自分の立ち位置を探してもがく一人の女性。原発をテーマにしながら、紡がれるのはあくまで個人のストーリーであり、それこそがきっと愛おしい人間の姿なのだ、そしてそれをお客様と分かち合える作品にしたいと思っています。
将来のビジョン
劇団EnGawaはその劇団名の通り、今後も日本及びドイツの繋がりを演劇により深めていく活動をしていきたいと思います。日本の文化をドイツ人に、ドイツの文化を日本人に伝え、歴史的、政治的、理論的というだけでなく、人間と人間として演劇を通じてコミュニケーションを取り合い、交流していくのが願いです。具体的には日本、またはドイツの戯曲の演出・公演、日本またはドイツの文化や社会をテーマとして取り上げての作品制作、日本語もドイツ語も扱う舞台を作り上げるなど、様々な視点から両国に関わって行きたいと思っています。その中でも人との直接的な交流に重点を置くために、日本とドイツのアーティストのコラボレーションやドイツ国内での様々な都市、及び日本でのツアー、またドイツの国際性を生かして、日本とドイツだけに留まらず、様々な国の演劇祭への参加などで更に視野を広げていきたいと思います。

公演に携わっているメンバー(5)

reikoala
制作

「ホットパーティクル」を上演するサブテレニアンのスタッフです。ミュンヘンで上演された作品がこちらでも観ることができること、とても嬉しく思っています。
otone
脚本 演出 制作

この作品の演出をさせて頂きます。
MINAMOZA
脚本 演出

瀬戸山美咲です。この作品を上演していただけることがとても嬉しいです!
まさこ
役者・俳優 ダンサー モデル ナレーター アナウンサー・レポーター

日本で公演された作品が、ドイツでのドイツ語・ドイツ人俳優との公演を経て、日本に戻ってきます。 たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。
サブテレニアン
演出 制作 その他(プロデュース)

サブテレニアンダイアローグのプロデュースと制作です。

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