
旅行者
下鴨車窓
精華小劇場(大阪府)
2008/03/20 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★
良かったです。
舞台美術は、黒一色のほぼ素舞台。
脚本に合った、いつの時代かどこなのかを限定しない、無国籍でちょっと不思議な世界が再現されていたと思います。
一方で、違和感があったのが衣装。
あえての演出だったのか?なんでその衣装?なのか謎でした。

SLeeVe-RefRain
DMF
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/10 (月)公演終了
満足度★★★
物語の奥行きもより深まる
前作はそれぞれ悩みを持っていた参加者が百鬼夜行を通じて成長する姿を描いてさわやかだったのに対して、今回の参加者は悩みというより「心の闇(あるいは「心に病み」?)」を抱えており、命を落とす人数も多い分、いささかヘヴィーでダーク。
それだけに「1人を殺しただけで人の心は張り裂けてしまう」という台詞に象徴されるように、「殺す」という罪の深さが強調されていて。
また、百鬼夜行への参加経験があり、今回は無益な殺生をやめさせるために参加したというメンバーがいたり、虚像と自分自身のギャップに悩むアイドルや話し合いによって解決しようとするシスターなどもいて、参加者のバリエーションが増え、百鬼夜行には参加せずにあくまで客観的な立場で関わる人物までいるという具合に進化。
さらにこの登場人物たちがそれぞれ多面的に(善悪両方を持ち合わせる、という単純なものではなくて)描かれており、物語の奥行きもより深まった感じ。
なお、マチネの朧はI列6番、ソワレの霞はI列18番にて観劇。

眠りのともだち
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
優しい余韻が残る
いつものSF系スリラーとは趣を異にしたハートウォーミング系ファンタジー。
「夢の世界は実はつながっていて、自分が見た夢の中で誰かに出会った場合、その相手の夢に自分も登場していたのではないか?」などと考えたことがある身にとって非常によくわかり、なおかつ似た発想をする人がいたことが嬉しい。
しかし、夢の中で覚醒するとか、夢にも層(劇中用語でレイヤー)があるとか、その発想を発展・昇華させるあたりはやはりプロの技というものか。
さらに、別居していた夫婦をメインに置いて、終盤、夢の中で互いに心情を吐露することで良い方向へ向かうという持って行き方もあたたかく、珍しく(?)優しい余韻が残る。

旅行者
下鴨車窓
精華小劇場(大阪府)
2008/03/20 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★
「お姉さんそこが庭じゃ全然違う家の話になっちゃうよ」「この村で裁判所の話が聞けるなんてねえ」
ベケット《勝負の終り》、安部公房『友達』、別役実に似過ぎた(というか摸作的な)導入部。カフカ的な司法官が姉妹の絆を破壊するが、どっこい病弱だった姉は、という前衛派のパッチワーク的な構想。現実の大きな状況との緊張感が無いので何となく締まらない。いろんなタイプの女優が見られる劇として貴重か。

nest
未知座小劇場
未知座小劇場(大阪府)
2008/03/20 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★
「私が来たのは地に平和をもたらすためでなく、斧をもたらすため!」
断乎とした構成にうねるようなドラマの盛上げ。ドスの効いた決め台詞。うさん臭くも詩的なロジック。演劇史的悪ふざけ。難度をあげた自虐的なほど困難な目標の実現をめざす演技法。宝塚っぽいショーマンシップもある。

誘惑する爪痕
ヒンドゥー五千回
サンモールスタジオ(東京都)
2008/03/19 (水) ~ 2008/03/25 (火)公演終了
満足度★★★
建築家の腹 よかったけど
設定はどこかで見た感じでしたが、前回の渋柿よりは俄然面白くて驚くくらい。役者の技量のバランスも上手いこととれていた気がします。でも正直2バージョン見る気には到底なれなかったです。それだけの時間を割いて得られるものがチケット代を上回るようには思えませんでした。あくまで想像ですけど。小劇場って(たぶん)役者がお客さんを呼ぶのが基本的なスタイルなわけで、ひいき役者見たさに予定を合わせようとするものですけど、2バージョンやるにはややステージ数が少ないようにも思えました。劇場に行くのって結構大変ですよね。そういった意味では(システム自体が)こちら側に不親切だなと思わなくも無いです。だけどまぁ、お芝居なんて結果足を運べた人だけ楽しめればいいわけですからね。そういった意味では観る前からの葛藤も含めて、巡り会えてよかったなと思える作品でした。「演劇」にはそんな力もあるよなと再確認しました。ひとつしか見れなかった(見たくなかった)私も料金分の興奮は買えたと思います。

「君に天使を」
山下幼稚宴
シアターブラッツ(東京都)
2008/03/20 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑った〜
ダンスに歌に楽しい時間でした!
とにかくたくさん笑えて、、愛情たっぷりの舞台でした。
みていると不思議な世界に引き込まれていく感じが大好きです、なんだか元気を頂きました。
ありがとうございました。

箱
メタリック農家
ギャラリーLE DECO(東京都)
2008/03/18 (火) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★
乙女とオトメン。
ここに出てくる女の子たち、みんなかわいい。サブタイトルどおり、可愛いって言われたい、っていう気持ちを持ち続けるって大事よね。って自分に言い聞かせなきゃと。全体の緩やかなつながりや、衣装や照明のこだわってる感がルデコにぴったり。コント仕立てであっても笑わせるだけに終わらない、出てくる人間の細やかな思いに気を配って、しかもその思いにちゃんと流れができている。コンパクトに1時間程度でこの濃度は満足できました。

ミステリア・ブッフ
TPT
ベニサン・ピット(東京都)
2008/03/22 (土) ~ 2008/03/31 (月)公演終了
満足度★★★★
台本・演出が素晴らしい!
90年前のロシアの戯曲が今を描く演劇として新しく生まれていました。上演時間は約2時間45分(15分の休憩を含む)と少々長い目ですが、こんなに壮大な世界ですから納得です。対面式客席のベニサン・ピット。衣裳が豪華でおしゃれ!

「君に天使を」
山下幼稚宴
シアターブラッツ(東京都)
2008/03/20 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
イチオシ!
料金もお手頃だしということでふらりと観劇。
観てびっくりでした。
出演者がもうキラッキラなんです。歌もダンスも演技も思わず見惚れてしまうほど。とくにコンテンポラリーの美しさったらないです。空間の使い方や間の取り方が抜群で、いっときも目が離せませんでした。たぶんかなり若いと思いますがこの年齢でこれだけのものを作り上げるとは。千秋楽ということでかお客さんのほとんどが出演者の家族やともだちのようでしたが、関係者だけでたのしむなんてほんとにもったいない!次回も観に行くこと間違いなし。

三人姉妹
時間堂
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/03/13 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★
古典の美しさをじっくりと。
時間堂でのこの作品は、日々の変化が本当に楽しめそうな感じ。毎日繰り返していても、その日その日の相手との会話を本当に味わっているような空気。その分、俳優さんのコンディションとかが反映されるんでしょうけど。それがまたいい方向に行きそうな雰囲気を感じました。後半でまた観てみたかったな。

クーロンの法則
劇団たいしゅう小説家
ウッディシアター中目黒(東京都)
2008/03/20 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★
登場人物が生き生きと
結論からいうと、面白かったです。物語の導入もうまいし、物語が転がり始めてからの人物の描写にも優れていたと思います。
ただ、時間の経過とか重さの持たせ方がもうひとつうまくいっていないような・・・。
良いエンディングかとは思うのですが、それまでの時間経過の実感が観客に薄いのでちょっと説得力がうすくなりました。

Change The World/チェンジ・ザ・ワールド
劇団 マグナムブラザーズ×サムライモンキー
萬劇場(東京都)
2008/03/19 (水) ~ 2008/03/24 (月)公演終了
満足度★★★★
熱くてひたむきな作品・・
若い頃の自分の夢と実際生きていく生活との葛藤。
何か打ち込む物がある人間にとって、いつかぶち当たる壁だろう。
適齢期の男女がいれば、そこには異性の問題も絡んでくる・・。
どれも待ったなし。
そういった人生の最も芳醇な時に、同時に迫られる二者択一。
”音楽で世界を変える!”を合言葉に、熱い演奏を続けるロックバンド。
強烈なリーダーシップでバンドを引っ張るリーダのキラー。
妥協を知らず、自分の信念に忠実に、逆らう者には鉄拳も辞さない。
レコード会社のプロデューサが見に来る千載一遇のチャンス。
自分達バンドの集大成になるはずだった運命のライブの日を迎えるが、次々に困難なハードルが待ち構える。
余りに突拍子もないトラブルは、少々リアリティに欠けるキライはあるものの、次々と降りかかるアクシデントは見ていてスピーディで飽きさせない。
いつまでも自分の理想を追いかける、熱く一途な思い・・。
青いなぁ、若いなぁ、などと思いながらも、いつまでも夢を追い求める姿に、何か眩しいものを感じた。
夢を追い求めながらも、現実の生活とどれだけ折り合いをつけて行くかというのが、大人になるということであり、それは若さの喪失でもあるのだろう。
そう言えば、夢中になって追いかけてた日があったな・・。
忘れかけていた、あの頃の気持ちをもう一度思い出させてくれるような、そんな作品。
そんな気持ちを想い出させてくれるのも、演劇のいいところだな、と思った。

葦ノ籠~アシノカゴ~
黒色綺譚カナリア派
青山円形劇場(東京都)
2008/03/19 (水) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽
今回、自分的にかなりツボな世界だったので、甘いかもしれないが★五つ(うちひとつはすきやきの肉へ)。
最前列だったので水の中から見ているようで風情あり。
斎藤けあきさんの"笑顔女"、牛水嬢の"美少女"が、見た目も仕草も丸尾末広の漫画から抜け出てきたかのようで、これが見られただけでチケ代の元をとったような気分です。
「静かな芝居です」とアナウンスしといて、いきなり大音量のデスメタルって、思わず吹いちゃいました(笑)

うららカウンター
春の日ボタン
小劇場 楽園(東京都)
2008/03/19 (水) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

東京
赤坂RED/THEATER
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/03/13 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★
なぜ今「東京」なんだろう
まるで昔の日活青春映画の世界だけど、当時のメンタリティをそのまま現代に持ち込んでるところに始終違和感ありでした。ラストは「よっしゃ〜」って気にさせてくれたけど。(このラストのための壮大な前振り?)

スチュワーデスデス
クロムモリブデン
駅前劇場(東京都)
2007/12/28 (金) ~ 2008/01/08 (火)公演終了

ドン・キホーテの恋人
こゆび侍
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/01/10 (木) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

PTA
ホチキス
吉祥寺シアター(東京都)
2008/01/19 (土) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

夜想08
劇団ダミアン
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/01/25 (金) ~ 2008/01/27 (日)公演終了