
タイトル
演技集団 朗
南大塚ホール(東京都)
2005/04/16 (土) ~ 2005/04/17 (日)公演終了

Over Drive
明治大学演劇研究部
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2005/04/15 (金) ~ 2005/04/17 (日)公演終了
受け継ぐ。
これで作・演出を務めた水野さんはそれまで役者として出ていました。ここに来てその立場になるとどんな作風に変わるのかと思っていたら、上手くそれまでの流れを組んだ感じに。系統が一緒。おぉ、これぞ系図。日常と違う世界を観たい方にオススメです。
そういえばその後、早稲田の団体で水野さんの名前を見た気が。

ユリコレクション
企画集団007
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/02/21 (木) ~ 2008/02/26 (火)公演終了
満足度★★★
いったりきたり
写真家だった亡き母と写真家を目指すその娘の物語。
まず、百合子(母)とかえで(娘)が一人二役で若かりし頃の百合子になったり、現在のかえでになったりと、展開が早かったけれど、分かりやすかった!
なぜ、分かり易かったかというと、『声』なのだ。。
百合子のぶっきらぼうな男性的声と、ちょっと自信のない可愛らしいかえでの声の出し方で状況を観客に判断させてた。
構成は素晴らしかったと思う。
一人の女優があれほど、過去と現在をいったりきたりすると、どーしたって「あれれ~今は誰の役?」ってことになるのだ!
しかしながら、ワタクシのようなカエル並みの脳みそでも理解できたと言う事は、それなりの演技力と判断せざるをえないのだ。
全員が主役?と思えるほどキャラが強く端役はない。。
それぞれがそれぞれの持ち味でほんわかしたストーリーだったと思う。
ずば抜けてたのはやはり、源太(世名圭吾)ではなかろうか?
キャストの中でも演技力と迫力は群を抜いてて、それなりのオーラが出てた!
愛すべきキャラは真央(古川理沙)ではなかろうか?
まったき憎めない。
モデルばりばりのスタイルとマスクは、「おお~ナオミ・キャンベル?」とまではいかないが、「みかん・キャンベル」にはなりそうだ!
そう、このスタイル抜群の真央がみかんの着ぐるみをお召しになって登場してきたときには、もう笑うほかないっしょ。
完璧、汚れ役でした!
その後、みかんにまとわりついて一人芝居をうった大根役者も忘れてはなるまい。。
大根は大根でもそんじょそこらの大根ではないのだ。
涙が出るほど笑わせてくれる大根なのだ。。
で、パンフには、「昨年までのシチュエーションコメディーから一転し、新たな試みで・・・」と説明があったが、これってコメディーだよね?(・・)
帰りは全員が見送ってくれたけれど、古川理沙と世名圭吾が二人並んでたのには笑った!(^0^)
めっさ、キャラ濃すぎ。

Bank Bang!Lesson
劇団娘の予感
東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都)
2005/04/06 (水) ~ 2005/04/10 (日)公演終了
演出不在の感覚。
演技に統一性がなく、それぞれの人物の目指す先が見えなかった。多くの団体が使っているのが証明する通り、この本は色々な使い方がある。その内の1つを見せて欲しかったです。

お伽芝居 春若丸
日本児童・青少年演劇劇団協同組合
東京都児童会館ホール(東京都)
2005/03/19 (土) ~ 2005/03/31 (木)公演終了

タイムレター
劇団「ここ」
和光大学ポプリホール鶴川(東京都)
2005/03/25 (金) ~ 2005/03/26 (土)公演終了

月の下、君のそば
立教大学演劇研究会
立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)
2005/03/17 (木) ~ 2005/03/20 (日)公演終了
つきみそば。
どちらがより高い塔を築けるかを競っていた2つの国。その競争があったからこそ、武力で訴える事がなかった。しかし段々と状況は変わって…。運命に翻弄される人々。
お気に入りの役者が出ているので観に行きました。少なくとも彼が出るなら本も面白いのを選んでいるだろうとかの邪推もしつつ。結果、上手く作られていたと思います。ラストは定番な感じだけど、あの流れでわざわざ別の落とし所を用意する必要もない。安心。

革命日記
青年団
アトリエ春風舎(東京都)
2008/01/30 (水) ~ 2008/02/12 (火)公演終了
満足度★★★★
知人が
何人もいるのだけど、皆
「青年団若手」になってた。俳優の中にはまだ「青年団」でない人もいるっぽいけど、青年団の公演に青年団俳優部(な演技体)でない人がいるとすごく目立ってしまうのね。

日本ムーヴメント
日本ムーヴメント
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/02/19 (火) ~ 2008/02/20 (水)公演終了
満足度★★★
空気がよい。
客席までの順路、囲みの客席舞台中央のピラミッドみたいなヤツ。
始まる前から準備がととのっていた。
で始めた物が良い期待の破り方で素敵。

海のアジサイ
都市コラージュ
テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)
2005/03/03 (木) ~ 2005/03/06 (日)公演終了
薄い色。
ある兄妹に関する物語。しっとり、でしょうか。大きな出来事は起きません。思いを馳せるのは日々の憂鬱など。
そんな作風なのにある出演者が何かする度に身内受けで大爆笑していたのは問題。それで半分くらい面白味が減りました。

ぶつける。
かやくごはん
「劇」小劇場(東京都)
2008/02/26 (火) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

亡月王 ~CRASH THE MOON!~
国道五十八号戦線
明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)
2005/02/25 (金) ~ 2005/02/27 (日)公演終了

ルールブックジャンキーズ
パーマ企画
萬劇場(東京都)
2005/02/16 (水) ~ 2005/02/20 (日)公演終了
学校もの。
分かりやすく嫌な先生がいて、それに抵抗する生徒がいて。誰もが経験のある状況なので、共感は出来ると思います。
しかし外人の方をそういうポジションで出演させるのってかなりの危険球ですね。小指値とかはちゃんと狙った場所に投げてるけど。

JANUS DESINS.
ANTプロデュース
シアターブラッツ(東京都)
2005/01/25 (火) ~ 2005/01/26 (水)公演終了

焔
劇団 夢神楽
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2005/01/15 (土) ~ 2005/01/16 (日)公演終了
こらこら。
狭く暗い空間に客を3時間も閉じ込めてはいけない。それをやるならば余程に面白いものをやらなければならない。多分、その条件だとプロでも結構厳しい。自分達だけが面白くてもいけない。なので、間に役者を素に戻してプライベートないじりをするアドリブとか絶対にやっちゃダメ。早く帰りたいとだけ願って席に座っていました。

獏の夢
演技集団 朗
豊島区立南大塚ホール(東京都)
2004/12/23 (木) ~ 2004/12/24 (金)公演終了
イヴに観た。
猫を人が演じるならば何か利点が見えたかったですね。リアルにするでもディフォルメするでもなくやっていたので、どう見ればいいのか迷いました。

8mmアリス
劇団女人荒野
明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)
2004/12/16 (木) ~ 2004/12/18 (土)公演終了
祭り。5つ目。
2004年に明治大学の活劇工房で行われた5本連続上演締めの作品。なのですがその後に独立して公演を打つので別団体として登録しました。
当時、揚げ足を取る様なアンケートしか書けなかった事が本当に悔やまれます。なんてったって面白かったのだから。女性作家の作品を観る事も稀でしたが、性別関係ナシに面白かったです。人物像が分かりやすく物語りも突飛過ぎず、そこにもの凄く悪ふざけな笑いが入る。安心して見入っていました。

Electric Chair
創像工房 in front of.
慶應義塾大学日吉キャンパス塾生会館(神奈川県)
2004/12/17 (金) ~ 2004/12/20 (月)公演終了
人は、罪深い。
汚い顔の絵描き、コンプレックスから顔を隠して生活する女、汚いものを拒絶する男、殺人容疑のかかる美人な女、その妹、何も知らずにその場に現れるかつての絵描きの友。彼らが答えに行き着くまでの物語。
いやー、凄かった。作・演出の方がフランス文学を専攻しているという事で、確かにそんな空気感。劇中舞台は日本らしかったけど、我々の知る日本じゃなかった。いや、もしくはあんな境地になると国とか関係ないのか。大変良いものを観ました。

北斗のジックラート
劇団正宗
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2004/12/10 (金) ~ 2004/12/13 (月)公演終了
とんでもない消費カロリー。
この日は2つの芝居を観て、こちらが2本目でした。「いやぁ、さっきは良い芝居を観たな。次のがあそこまで面白くなくても仕方ないか」などと思ったのはとんでもなく失礼でした。
こちらのほうが好みだったし、出演者の意気込みも相当なものだった。終始舞台上を駆け回る。しかもその舞台は段差があったり真ん中に坂が作ってあったり、「なんでこんなにサバイバルしてるの!?」という感じ。それを役者が遊具として的確に遊ぶ。素晴らしい姿でした。

SketchBook Voyager
演劇集団キャラメルボックス
TACCS1179(東京都)
2004/12/09 (木) ~ 2004/12/13 (月)公演終了
卒業。
これで終わりではなく、ここから何処に向かうのかが本題。
「キャラメルだな」という印象が全面に来ていて個人の個性はあまり感じませんでしたが、演出の要求にそれだけ正確に応えられるのは大したものです。プロを目指すなら必要な能力。合格点、でしょう。