
義弟の井戸
黒色綺譚カナリア派
シアタートラム(東京都)
2009/04/10 (金) ~ 2009/04/15 (水)公演終了
満足度★★★
その空気はカナリア派のものなのか。
復讐をテーマとし、カナリア派らしいじめっとした人間模様を描く。
いじめ・引きこもり・魔性の母などなどパーツはかなり魅力的だ。
耽美な世界観においては、やはりカナリア派が突出していると言えよう。
しかしながら、劇場の空気を完全にカナリア派のものにできていない。
過去の作品では、完全に劇場をカナリア派の空気に染め上げていた。
ここのところの本公演2作には、それがほとんど感じられないのだ。
美術のスケールは大きくなり、手練の役者も揃った。
それでも、ザムザの緊迫を超える作品を、未だに観ていないのだ。
“豪華さ”がカナリア派にとって良い見せ方なのか。少し疑問は残る。

うそつき【公演終了! ありがとうございました!】
ルスバンズ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/04/08 (水) ~ 2009/04/13 (月)公演終了
満足度★★★★
その留守番なら付き合いたい。
小気味のよいSF短篇に出会えたような気分がする。
まあ、広田戯曲は往々にしてSFであるとは思っているのだが、
今回は、「小気味のよい」というのがポイント。
広田戯曲に対するこの感覚は、正直なところ久々なのだ。
何をもって本当とするべきかという禅問答が、少しばかり
イライラとした雰囲気の中で行われる。
この全体的な苛立ちが、最後にすっと引く瞬間が素晴らしい。
4人のバランス感覚も見事なところ。
彼らの留守番に、またお付き合いしたいところである。

すみれの庭
芝居舎「然~zen~」
明石スタジオ(東京都)
2009/04/15 (水) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

「BORN TO BONE ~ボーン・トゥー・ボーン~」
劇団Turbo
駅前劇場(東京都)
2009/04/15 (水) ~ 2009/04/19 (日)公演終了
満足度★★★
今回はちょっと・・・。
劇団Turbo の芝居というと、毎回、笑いあり~の、涙あり~の、感動あり~の!が定番だが・・・、今回はあまりにも物語の内容が稀薄だったような気がした。
以下はネタばれBOXにて。。

ヒッキー・カンクーントルネード
ハイバイ
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2009/04/10 (金) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

偽伝、ジャンヌ・ダルク
アロッタファジャイナ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/04/07 (火) ~ 2009/04/14 (火)公演終了
満足度★★★
役者個人の色をたのしめた公演だったかな。
乃木太郎さんの王の演説に心を揺さぶられ、
加藤沙織さんのかわいらしいはじけた演技に「あんたはSDキャラか!」って突っ込みたくなり、
峯尾晶さん、菅野貴夫さん、若宮亮さんの変幻自在で多彩な演技に幻惑され、花音さんの美しい死に際に涙し、神か悪魔かというような感じで世界を一気に作りあげてしまうナカヤマミチコさんのストーリーテリング(個人的にはミッチさんが本公演のMVPだとおもいます。)にさまざまな感情を掻き立てられつつ、ジャンヌを演じた安川結花ちゃんとともに神の声に聞き耳をたててた。そんな感じでした。

炎炎炎炎(えんえんえんえん)
劇団コスモル
OFF・OFFシアター(東京都)
2009/04/02 (木) ~ 2009/04/06 (月)公演終了
満足度★★
表現方法に目を瞠る
「観たい!」コメントに「家族ネタ+戦時中の物語という弱点2点責めに耐えられるか?」などと書いたが、いざフタを開ければ泣けるどころかホロリともせず(爆)、ただただ表現方法に目を瞠るばかり。
その思いっきりポップで戯画化され、キッチュでさえある表現は独特で概ね面白く、125分という尺を感じさせないが、その反面「死」「戦争」「家族の縁・絆」といったものの重みが軽減されてしまった感が否めないのは残念。
が、これだけハチャメチャだと戦時中にS&W M29が出てこようが、アーマライト M16が出てこようが全く気にならず…(笑)

悪戦
今井事務所
吉祥寺シアター(東京都)
2009/03/27 (金) ~ 2009/04/05 (日)公演終了
満足度★★★
程よくユーモラス
上海マフィアと繋がる結婚詐欺組織に騙された男2人がそんな背後関係を知らず抗議に事務所へ押しかけるところから始まる物語。黒を基調に主演3人のアップを載せたチラシからは重たそうな印象ながら、実際は程よくユーモラス。
特に渡辺哲がなんとも可愛らしいと言おうか何と言おうか、あのいかつい顔つきとギャップのある演技で大いに笑いを誘い、しかもオイシイ役どころで◎。

刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ
ACTOR’S TRASH ASSH
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2009/04/01 (水) ~ 2009/04/05 (日)公演終了
満足度★★★
マチソワで「我」「刻」を
ホムペの情報から伝奇系時代劇かと思いきや、裏歴史研所属究会に所属する女子大生とその指導教授が鬼伝説の真相を解明するという、ある意味社会派の人間ドラマ。が、鬼伝説のルーツたるものは現代社会にも依然として生き永らえている、という狙い・テーマは良いものの、性急な部分があり展開が唐突に感じられる部分があるのは惜しい。
また、「他人がどう見ているかを気にしながら行動する自分」というテーマがハッキリ提示されるのが終盤なのはちょっともったいない気がする。
なお、主人公・白狐丸とヒロイン・静の関係が「我」ではレオンとマチルダのように感じられ「刻」ではほぼ対等に見える(体格差もその一因か?)ことを筆頭にダブルキャストの面白さもアリ。
なお、座席はマチネがC列12番、ソワレがG列6番と、アップ&引手、引き+下手と2度観るのに理想的な位置。

女々しくて
ブルドッキングヘッドロック
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2009/04/10 (金) ~ 2009/04/19 (日)公演終了
満足度★★★★
もじゃもじゃ。
あれもやってこれもやってそれもやっちゃうし、いろいろ登場して楽しいです。誰が何役をやるか、観る前に目を通しておくと楽。プリンの黒木絵美花さんが最高に可愛くて。にしても皆さん芸達者ですこと。藤原よしこさんとかほんとに細かいとこまで演じるので目が忙しくて楽しい。
一人だけ男性参加の岡山誠さんが嬉しそうです(笑)

義弟の井戸
黒色綺譚カナリア派
シアタートラム(東京都)
2009/04/10 (金) ~ 2009/04/15 (水)公演終了
時代の色を箍にして
舞台に統一された時代のトーンがあって
それはとても洒脱・・・・。
で、その色を箍のようにして
人間の本質にあるものが
見事に曝されていきます
特に後半、ひたすら見入ってしまいました

夜は短し歩けよ乙女
アトリエ・ダンカン
東京グローブ座(東京都)
2009/04/03 (金) ~ 2009/04/15 (水)公演終了
まかふしぎな。
おもしろさ。
ちゃんと演劇になってて楽しかったです。
演技に一生懸命な主役二人を応援してあげたくなる。まるで親目線。
ただ、他の方も書いてらっしゃいましたが原作読んでないと楽しめないのでは、と思う箇所も少しだけありました。

ブロードウェイ・ミュージカル『回転木馬』
天王洲 銀河劇場
天王洲 銀河劇場(東京都)
2009/03/19 (木) ~ 2009/04/19 (日)公演終了
満足度★★
ダンスがすごい
ダンサーさんと、はいだしょうこさんと坂本さんが良かったのと舞台が美しかったので★2.
大金を払って、郊外にみにいくミュージカルではないなと思いました。
でも、はいださんはすっごく生き生きしてて楽しそうだったし、かわいかったです!!

女々しくて
ブルドッキングヘッドロック
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2009/04/10 (金) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

桜の園
青年団若手自主企画『西村企画』
アトリエ春風舎(東京都)
2009/04/09 (木) ~ 2009/04/15 (水)公演終了
満足度★★★★
女優さんがすてき
楽しませていただきました!
初体験桜の園だったので、はっきりいって内容はほとんど入って来ないし、だからか、歌詞もほとんど聞き取れずでしたが、舞台からかもしだされるオーラで、なんだか弾きつけられました。
後半の歌がかわいくて、キャッチーで好きです。

砂の病
フランス演劇クレアシオン
シアターX(東京都)
2009/04/15 (水) ~ 2009/04/18 (土)公演終了
満足度★★
こういうのが、フランス現代劇?
阿部ちゃんの「熱海殺人事件」以来のシアターX。
ロビーには、阿部ちゃんの大きなパネルが張ってありました。
縁あって観劇しましたが、こういうのがフランス現代劇、ふーんって
感じっすねぇ。
最初は、風刺画なんかに出てきそうな
皮肉たっぷりのシチュエーションなんかがあって
「ウィットに富んだ、シュールな演劇」なーんて、
雰囲気がありましたが、
そういうのは5分のコントの世界では楽しめるけど、
いつまでも続いていて、
だんだん睡魔との闘い・・・気づくと横の方も後ろの方も、
皆スヤスヤzzz。
フランス人の国民性とか民族性とか、
そういうのがわかった上で成り立っている作品なのでしょう。
そんなトレビアーンな世界とは縁遠い僕には、
作品の奥深さ、あるのかないのかわからないけど、
そういった世界観は理解できませんでした。
サラっと表面上だけ見ていると
話は、日本の小劇場で、散々やっているような
話と思うけど。
初日ということもあって、客席は、
フレンチがお好きな、ちょっと上品なご年配の方と、
フランス文学を学んでいそうな若者が中心。
なんとなく体温が低めな様子の方ばかりで、
普段の小劇場の雰囲気(シアターXは、わからないけど)では
ありませんでしたな。
ちょっと自分には場違いでした。

真夜中のファイル
Wit
サンモールスタジオ(東京都)
2009/04/15 (水) ~ 2009/04/19 (日)公演終了
満足度★★★
ひとまとめにやるなら
5本のショートストーリーのオムニバス公演。
オムニバスながら、すべてそれぞれのキーマンが
神父に懺悔をするところから始まるシチュエーション。
どうせなら役柄でも事件でも、どこかにしっかりした
つながりを持たせるなど、もう一工夫あればさらに
良かったのにと残念。話がバラんバラに感じます。
ちょっと前に、別劇団の主宰者がオムニバスでやった
「バーレスクホテル」の方がその点優秀でした。
その中でも『クリスマスの贈物』は突出した出来でした。
しかし舞台上で本当に料理するの初めて観た。

リバースヒストリカ
*pnish*
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2009/04/15 (水) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

女々しくて
ブルドッキングヘッドロック
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2009/04/10 (金) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

桜の園
青年団若手自主企画『西村企画』
アトリエ春風舎(東京都)
2009/04/09 (木) ~ 2009/04/15 (水)公演終了