最新の観てきた!クチコミ一覧

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「三島由紀夫を読む!」

「三島由紀夫を読む!」

横濱・リーディング・コレクション

相鉄本多劇場(神奈川県)

2009/02/21 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了


Bプログラムを観劇しました。
「レター教室」「斑女」ともに演出家の趣味嗜好を味わいました。

PIECE ~失われた欠片~

PIECE ~失われた欠片~

PLANET RUNNER

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/02/20 (金) ~ 2009/02/24 (火)公演終了

満足度★★★

思いが強過ぎたのかもしれません
観劇させて頂きました。この作品はあらすじを基本とした、大人のためのファンタジー作品とも呼べそうな作品でした。本作品を観劇させていただく前に、当サイトにこれまでに観劇記を書き込まれた方々のものを拝見させて頂いていたのですが、この作品のあらすじとファンタジー的な作品を想像してみると、それほど大崩れしそうに無いものが感じられて、少し不思議に思っておりました。そして、本作品を観劇させていただき、その開演すぐに身体動作表現から物語に入っていく構成が自分としては好みのものを感じましたので「これは、これまで観劇記を書き込まれた方々と違った、むしろ好評価を与えてしまいそうだなぁ」と思いましたが、最後まで観劇させて頂いて、これまでに観劇記を書き込まれた方々の評価に納得してしまいましたし、自分もまた同様なものを感じました。おそらく、自分を含めこれまでに観劇記を書き込まれた方々は、細かい所では各自若干違ったものがあるかと思いますが、まず間違いなく全員一致した全体的な作品の印象をお持ちになっておられることと思われます。おそらく、こちらの劇団の方々は本作品を通して観劇されている全ての方に、本来でしたら誰もが知っていて当たり前のことを再び思い出し、その意味の重要性を伝えたい・気づいてもらいたい、非常に強い思いが本作品に込められていた事と思います。ですが、その思いが強過ぎるために作品の最初から最後まで全編に色濃く出過ぎていた気がします。ファンタジー的な作品ですと最後に、すっかり忘れていた誰もが知っているはずの小さな小さなもっとも重要なことを、再び思い出してもらえれば一番効果的に自分は思います。ファンタジー作品の世界に観る者も身を投じて物語展開と共に歩んでいき、大切なことにたどり着ければ、それが理想的に自分は思ってしまいます。本作品の場合ですと、最初からその思いが非常に色濃く出ていて、大変ご不快になるような厳しい言葉になってしまいますが、小さな小さなもっとも重要なことを物語を通してたんに立証していくような印象を受けてしまいました。そのために、作品に対して感情を移入することなく、距離を置いた所から、極めて冷静な目で舞台上の物語展開を観ていたに留まってしまいました。おそらく、笑いが起きてもおかしくない場面でも何ら客席に反応が起こることが無かったことからも、そのような理由で作品物語に感情移入することなく、冷めた視点から観劇されていた方も多かったかもしれないような気がします。自分としては、場合によっては伝えたい思いが強いものであればあるほど、それを抑えられるだけ抑えることもまた必要なような気もします。全く本作品とは関係ない個人的な話になりますが、数年前に偶然老人ホームを見学させて頂ける機会がありました。そして、そこに入居されている方に、お孫さんが会いに来られる度にぬいぐるみを1つおみやげに持って来てくださられる方がいらっしゃられましたが、その方のお部屋を拝見させて頂くと天井までほんの隙間無くぬいぐるみで埋め尽くされた、まさにぬいぐるみの部屋と呼ぶのが相応しい光景を見させて頂いた瞬間に、その方の人生そのものが無性に羨ましくて羨ましくて仕方がない思いに駆られました。自分としては、大切なことだからこそ人から教えて貰うのではなく、自分自身で感じ気づく瞬間がもっとも胸の内に残るような気がします。今回の星の評価については、おそらくこれまでに観劇記を書き込まれた方々と自分も全員一致して「惜しい作品」の一言に集約されることのように思われます。そのようなわけで本作品の評価において自分だけ星の数におまけを加えることは出来ません。ただ、「惜しい作品」とするだけあって、作中に「これは」と目が惹かれてしまうことも数多くありました。本作品においては、根本的に間違えている点はないことと思います。ただ、ファンタジー作品に対して観る者の側からすれば、どのような作品とのかかわり方・距離感があればもっとも作品世界に感情移入できるか、ちょっとだけ計算が間違えていたようなところがあったような気がします。また、自分の好みの身体動作表現としましては、音楽に合わせるならば、あと少しだけハッキリと止まることを意識して動作に角をつけた方が、観る側の目からするとスムーズな動作表現に映るようにも思えました。今回の観劇記においては、こちらの劇団の方々がお読みになられたのならば、大変不愉快なものをお感じになられることばかり書き綴り、大変申し訳ございません。ですが、観劇された誰もが本作品からこちらの劇団に次回作以降も期待してもいいものを作中多々お感じになられていることと思われます。本作品と比べれば全く馬鹿馬鹿しい話になってしまいますが、女性からあまりにも強く思われ過ぎると、場合によっては逃げ出したい衝動に駆られることもある瞬間が時にはあるようにも思います。

深瀬でくまわし

深瀬でくまわし

深瀬でくまわし保存会

深瀬でくまわし保存会館(舘畑公民館)(石川県)

2009/02/22 (日) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

白山山麓の人形浄瑠璃
「三番叟(源氏烏帽子折・初段を改変)」「源氏烏帽子折・二段」「同・三段」「同・四段」を上演。石川線の駅までが読めないのと、天気が悪くなってきたので最後の段は見なかった。

ネタバレBOX

--人の背丈と同じ高さの舞台。横木に幕が吊ってあるという構造か。語りに合わせ、向こう側で木偶人形(案山子状の人形)を担ぐ様にして足踏みして揺らす。浄瑠璃、実際はやや単純化して(からっとしているが)御詠歌の節回し的な朗誦に。人形は手が動いたりしないが顔は精巧。大きさの秩序があるのかないのか。義経は子供みたいに華奢。お姫様の方が大きい。動きについては登場人物の男女差をはっきりだしている。装置も抱えられる程度のものと、小道具しかないが、芸が細かい。沢山の飴玉を客の桟敷にむかって投入れる等の演出もあり。大太鼓の音で締める。
--仙台の「歴民マチゲキ」で実演を見た東北人形浄瑠璃は『傾城阿波の鳴門』(明和年間)だった。あちらは今で言う「マペット」。手が可動する。一方こちらは「近松」の初期の頃の外題だから歴史の古さがうかがえる。人形も案山子型。どこも可動部分が無いからこそか。対話劇というよりも場面ごと全部デュオの舞踊の様な感じ。神社絡みでない純粋な娯楽なので愛嬌があるというか。原型をいじらないまま時代が進んで、やや矛盾する演出が入ってきて味になっているのかも。
--発祥としては、江戸時代に旅回りの一座が雪に降込められて冬の間に住民に教えたものであるとか。近松の浄瑠璃が半分土着化。伝統芸能の様に継承される。1975年。ダム水没のため住民たちの集団移住にともない山裾の平地に移りそこで継続。
--やはり後継者不足に苦しんでいるとか。その関係で「北國新聞」に直前に記事が出たとかで、会場満杯。取材陣も入る。客層は、子供からかなり高齢のお婆さんまで、役員さんの話の最中とか、会場の端っこで勝手に話し込んで盛り上がる様子も。壁に代々の会長やメンバーの写真がずらりと並んでいる。
--(12:50-13:05/.../13:15-13:42/13:45-14:18/... ¥0-) @石川県白山市 石川線 道法寺/曽谷「深瀬でくまわし保存会館(深瀬新町公民館)」。...歩きなら「曽谷」駅からの方が10分程度近い。「道法寺」駅は自動車のロータリーがある(徒歩30分位か)。あるいは地元では「道法寺」の方が通りがいいのか。
誰

掘出者

サンモールスタジオ(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

すごくよかった〜
やっぱりこの劇団すきです。何がいいって、ちゃんとテーマに沿っているのに物語の落ち所とか振り幅が見る人によって変わるんだろうなってとこですね。次回もたのしみにしてます!

「三島由紀夫を読む!」

「三島由紀夫を読む!」

横濱・リーディング・コレクション

相鉄本多劇場(神奈川県)

2009/02/21 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

ABともに
4つのテイストが色濃く出てます。

メガネに騙された

メガネに騙された

箱庭円舞曲

OFF OFFシアター(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

村八分!
農村特有の人間関係、同調しないと生きられないさまの描写が現実的でエグイ。

以下はねたばれBOXにて。。

ネタバレBOX

開演後、すぐに舞台セットが動く。
うきゃー、なんかありそう、楽しそう!ってな感情になるわけだ!
実はこんなちょっとした工夫がワタクシの心をくすぐるのだ。


舞台は栃木県芳賀郡市貝町・新規就農支援センターでの出来事。

都会から離れて就農しようと訪れた人達を就農センターで宿泊させながら、農協の職員や、押し売りらが就農に勧誘し、就農の為の耕運機やら、土地やら、家やら、浄水器やら、鍋やらをここぞとばかりに売りつけていく。就農者はあれよあれよといううちに支援金まで使い果たし、借金もしてしまう。

生き馬の目を抜く、とはこういうことだ。(^0^)

やがて、田舎特有のものの考え方、うちもお隣さんに合わせます。みたいな環境も露出していく。特に田舎の人たちは自分達と意見の違った人や個性の強い人を受け入れない気質が強い。(無意識の悪意)
つまり、誰かから嫌われると石をぶつけられるほどの大人気ない村八分の餌食となってしまう感が強い。

グリーンツーリズムなんて言われて久しいが、農村で生きる最大の難関は農業ではない。そのがんじがらめの体質にある。しかし、その体質があったからこそ、田植えに使用する為の共同の用水路や、共同の稲作機械で農業を上手く機能していた歴史も在る。

また一方では子供の罪に親を連座させたり、兄弟を連座させたりして、村八分に追いやる。ニンゲンと言うのは永遠に一本だちしない、できない生き物だというのをまざまざと見せ付ける。

またすっかり地元に根付いた就農者の作った葱を地元の野菜では売れないからと「下仁田産」のシールを貼って販売しようと策略する農協側。面倒を起こさない為に農家の人達やその周りの人達と妥協しながら生きる事に流されてしまう就農者。



案外面白いです。コメディの要素もあって展開は速く飽きさせない。
ミミズを食べるシーンなどあってホラー的な要素も!(^0^)



44マクベス 【トークゲスト決定!!】

44マクベス 【トークゲスト決定!!】

中野成樹+フランケンズ

d-倉庫(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/02/23 (月)公演終了

悠久のアフロでいて

悠久のアフロでいて

JINSEI.

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/02/17 (火) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

春の鯨

春の鯨

アルカス演劇さーくる

アルカスSASEBO(長崎県)

2009/02/21 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

無事観られました
ホームに観に行って良かったです。

メガネに騙された

メガネに騙された

箱庭円舞曲

OFF OFFシアター(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

面白いです。
なんか見せ方が良かったです。どんなテーマやってもきっと面白いと思う。次回作が楽しみです。

たぶん犯人は父

たぶん犯人は父

ゴジゲン

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

設定と構成に◎
要である「お父さん」が薄かったなぁ。
同年代の役者さんしかいないという(小劇場全体の)弱さを
そのまま良いことにするか、無理やり誰かを呼ぶか、
勝負所ではあった気がする。

設定と構成は王道で面白いし
シチュコメにありがちな段取りの強引さも気にならなかったけど、
キャラクターの思考方法がワンパターンで
どのキャラも同じ会話しかできていないので
ここからまだまだ面白くできるのだろうなぁ、と。

カブ太が嘘をついた

カブ太が嘘をついた

劇屋いっぷく堂

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

前半が・・
後半は所々面白かったです。アシスタントの人、良かったと思う。

メガネに騙された

メガネに騙された

箱庭円舞曲

OFF OFFシアター(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

おもしろかったけど
やや、ストーリーの軸が見えないような感じも。
誰に感情移入して観ればいいか分からないまま終わってしまう。
しかし舞台のギミックといい演出といい、達者だなあ

愛の渦

愛の渦

ポツドール

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

再演
前回と異なるのは、劇中で語られる雑談が最近の話になっているだけで
ほぼ演出も同じ。改めて発見するところもなかったけど、飽きることなく
観られるのは脚本と演出の強さか。

たぶん犯人は父

たぶん犯人は父

ゴジゲン

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

期待以上
なんどもひっくり返るストーリー展開はやや強引さも残るが秀逸。
前半の快調なスピード感に比べて、中盤で急な失速をするのが
ちょっと残念。

しかし若さと勢いを感じました。これからも期待です!

なまもの

なまもの

bites

青年センター ワンコイン実験シアター(福岡県)

2009/02/20 (金) ~ 2009/02/21 (土)公演終了

満足度★★★

私もダンスかと・・・
ダンスの表現を取り入れているとか半分ダンス半分演劇とかなのかと思っていたけど
まったく演劇だった。
演劇表現というものを分解したような作品とか
試みは面白いなあと思った。
へえ~と思うことがいっぱいあった。

GONG

GONG

Mr.BUNBUN

H732シアター(福岡県)

2009/02/20 (金) ~ 2009/02/20 (金)公演終了

満足度★★★★

次々と
様々なパフォーマー達が次々と技を繰り広げる感じ。
楽しかったです。
お客さんを楽しませようという気持ちが伝わってきて、とてもよかった。

ネタバレBOX

個人的にはサンキュー手塚さんに脱帽です。
うまいなあ。
カブ太が嘘をついた

カブ太が嘘をついた

劇屋いっぷく堂

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

ゆるいスタートだけど、ちょっといい感じのライトコメディ
最初から笑う体勢で舞台に臨んでいたのだが、どうもそのチャンスがなかなか現れてこない。
しかし、進むにつれて、徐々に面白くなってきて、くすっとした程度の笑いも生まれてきつつ、話の中に取り込まれていった。

ドタバタさ加減も含め、なんかいい感じ。
大笑いしなくても、「ああ、面白かった」といい気持ちで帰宅できる感じなのだ。

ネタバレBOX

いろいろなエピソードや思惑が、とても素直で気持ちのいい解決(エピソードによってはお決まりの解決・・ということも含め)に向かうので、見終わった後、柔らかい顔でいられる。

ラストは、そうなるだろうと思っているのに、なかなかそうならないところが、少し憎い仕掛けだったような気がする。

カブ太の携帯ストラップとかあったら、観劇後、うっかり買ってしまうんじゃないか、というぐらいの気に入りようである。
流れる生活

流れる生活

ワワフラミンゴ

bar & lounge "greenz"(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

打ち寄せるアルファ~波
リラックス出来る不思議な空間。

目の前に立つ演者の発するポウっとしたオーラ(?)と
水面に刻まれる淡い波紋のような言葉のやりとりに
私のアルファ波は大潮のように。

地上8mmは浮いてそうな演者に導かれて自分の思考も
ふわっふわの真綿のようになってしまう。

ドリンクで選んだのはホットティー
アルコールでなかった

だから最後まで見届けられたけど
飲んでたら間違いなく
気持ち良くて何処かにストンと落ちちゃうな。

解らないけどスキなタイプでした。

下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。

下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。

TEAM NACS

サンシャイン劇場(東京都)

2009/02/20 (金) ~ 2009/03/14 (土)公演終了

満足度★★★★

楽しい、舞台。
1回目を2日目に、2回目を8日目に3回目を14日目に見てきました。

やっと物語に引き込まれてみることができました。しかし、4回みて3回同じ場所で寝ています。。。
まあとにかく、素直にフラットな気持ちであっけらかーんと望むと思いっきり笑えて、ちょっと泣けてすっきりして帰れるという物語だと思います。
今までのTEAMNACSの舞台とは違いますね。
昔、TEAMNACSが北海道で脚本・演出していたドラマ制作番組「ドラバラ鈴井の巣」の大泉洋脚本ドラマ「山田家の人々」に雰囲気が似ています。
大きな山のない話ではありますが小さな伏線がたくさんあり、さらに5人の個性をしっかりと汲んだそれぞれの役なので、細かい台詞や表情を何回もチェックしてしまいたくなります。5人の芸達者さはやはりすごいです。
初日から2週間以上経って、さすがに演技や間合いはかなりスムースでどーんと安心して物語の世界に入ることができました。お客さんの反応が大きな効果になる舞台なので、他の公演地で見たらまた違う感想を持つのかなあと思っております。個人的には大阪で見たいです。

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<2回目の感想>
2回も見ちゃうファンなので、楽しめましたと言い切れます。ただ、演劇としては見てはいけないものなのかもしれない、とふと思ってしまう感じではあります。
初回見た際に、客席の笑いがかさなってしまい、台詞がよく聞き取れない場面が多くありました。2回目には少し改善されていましたが客席の馬鹿笑いはとまらず。多くの客が演劇鑑賞なれしていないことと緊張感を強いるような脚本と演技ではないことが原因かと思います。
また、展開が強引だったり、人物の背景がいまいち書き込みきれていなかったりして「あれれあの人どうなっちゃったの?」と伏線を回収しない、登場人物使い捨てみたいな携帯小説を彷彿とさせる印象を受けました。
楽しいんです、テレビ見てる感覚で見れば及第点、TEAM NACS5人のバラエティの顔を知っていて、それが好きな人なら前売りの6000円、当日券の6500円の価値を見いだせると思います。
でもそれ以外の人には....?

「この舞台は、大きな感動を生んだり、人生について深く考えたりするようなものではありません」公演パンフレットの冒頭、脚本/演出の大泉洋の言葉です。今回の舞台はそれに違わぬものになっていると思います。森崎脚本/演出の熱さ、迫力はないけど楽しい空気はある。「演劇」ではなくエンターテインメントとして見るべきでしょうか。
初日から1週間で間合いが変わり、演技に余裕が出ていたようにみられたので、4月後半、公演最終地の札幌でまた見てみたいと思いました。


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(初回時の感想)
大泉洋の笑いはやはりマスに向けてものすごくうける、質の高いものだと感じた。ファン向けのコネタもふんだんに入っている割に、NACS初心者でも分かりやすく笑えるのではないだろうか。
楽しいのだけれど、後半の運びはちょと納得いかなかったりする。

TEAM NACSファンなので、評価は甘めにつけています。5人の個性はよくでていました。そこもさすが大泉洋。

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