最新の観てきた!クチコミ一覧

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アンゲーテッドコミュニティ

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北京蝶々

テアトルBONBON(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

生の岡安さんを拝見いたしました
twitter上で大量のツイートをされている岡安さんのことが気になっていたのですが、ようやく「生」で拝見することができました。
そういうことだった・・・のか。と。

寝台特急”君のいるところ”号

寝台特急”君のいるところ”号

中野成樹+フランケンズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

やっと「分かった」ような・・・
初日に観たときには、正直言って「これが、あの、有名な(らしい)、ワイルダー?」・・・て感じだったのですが、どうやらこれが「よかった」という人がかなりいるらしいことを知って、逆にショックを受けました。自分は、そんなに感受性がないのかと!
で、同じ作家のJAM SESSION『わが町』も観てきました。さらに、この作品のオリジナル版の日本語訳の脚本を読みました。さらにさらに、念には念を入れて、英文の原典も読んでみました。で、今度は違う席に座ってもう1回観てみました。(人生で、こんなことをするのは初めてです!)で、よやく、「分かった」ような気がします。

ネタバレBOX

いったいどこがどう「誤意訳」されているのか・・・という点がとても気になって、原典を読んでいくと、なんと日本語訳そのものが間違っていることに気がつきました。
例えば・・狂女の名前ですが、「ミス・チャーチル」というのが今回の上演でも使われていて、実際過去の出版されている日本語訳もそうなっているのですが、原典では「Mrs. Churchill」だったです。
ま、どうでもいいようなことですけど。
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北京蝶々

テアトルBONBON(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★

一長一短
以前から観てみたかった北京蝶々を初観劇。
舞台装置の妙と、回想から現実へのシーン転換が巧み。
ストーリーはテレビ朝日の地味めな刑事ドラマのようで、現実感があるようなないようなところも含めて、まぁまぁ練られてました。

ネタバレBOX

ただ、起承転結で言えば、「承」の部分が驚くほど眠かった。
それから、出演者の演技力に差が見受けられ、舞台に引き込まれたり戻されたりと落ち着かない。セリフをかんだりするのが、演技なのかそうでないのか区別つかなくて・・・そのせいか、出演者のキャラクターはそれなりに描かれてましたが、深さがイマイチに感じました。
ただ、面白い客演陣を何人も拝見できたのは収穫でした。
マクベス-シアワセのレシピ-

マクベス-シアワセのレシピ-

THEATRE MOMENTS

シアターX(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てよかった。観劇初心者ですが
観るきっかけは偶然だったんですが、本当に観てよかった。
糸と色紙を使った演出は、ステージの大きさを丁度うまく使っていると感じました。
マクベスのほんの簡単なあらすじだけを読んでから見たのですが、同じ衣装で登場するメンバーの意味がだんだん判るにつれ、想像力が刺激され、引き込まれました。
最初は初々しいマクベス夫人がだんだん変わっていく。その演技力が素人目にも、はっきりわかります。

大きな銀杏の樹の下の小さな泉

大きな銀杏の樹の下の小さな泉

座・キューピー・マジック

「劇」小劇場(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★

質感のいいお芝居
とても質感のいい演出で、
かすり合うような人間関係を描いており、
見ていてラストはほっこりさせて頂きました。

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北京蝶々

テアトルBONBON(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

舞台装置に感動!
あんなにもパラパラと動く舞台装置を
初めて目にしました!
あっぱれな転換!とても興味深かったです!

薔薇ばらバラな天使たち

薔薇ばらバラな天使たち

ダブルフォックス

ザムザ阿佐谷(東京都)

2010/05/27 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★

前年版をグレードアップ
前年版を会場、内容ともグレードアップ。
比較的ベタな人情コメディながら性同一性障害の悩みとそれを包む優しさをごくさりげなく織り込んでいるのが上手い。
また、メインとなるおカマちゃんたちが観ている間にどんどんサマになって見えてくるのは本当にフシギ。
ただ、ここの舞台の特徴的な内装をすべて覆ってしまったのはちょっと残念。

マクベス-シアワセのレシピ-

マクベス-シアワセのレシピ-

THEATRE MOMENTS

シアターX(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

マクロス
こんにちは。
マクベス観ました。
私が一番カッコイイと思い鳥肌が立ったところは
最初、和やかな感じで余興というか即興の芝居から始まり
余興が終わったかと思いきや、いきなり役者さんの顔が本気になり
本編に入ったところです。
そして終りも始まりと同じ場面で終わりました。
誰しもマクベス、マクベス夫人の様に
心の中に魔物が住んでいて、自分もそうなる可能性があるだと
改めて考えさせてくれる芝居でした。

マクベス-シアワセのレシピ-

マクベス-シアワセのレシピ-

THEATRE MOMENTS

シアターX(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

マクベス最高!!
最初から最後まで惹きこまれ、
とても素晴らしい時間を過ごすことができました。
そしていろんなことを考えさせられる良いきっかけになりました。

ネタバレになるので内容に関わるコメントはできるだけ控えますが、
中国の整体師の場面は特に笑えました。

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北京蝶々

テアトルBONBON(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★

スピーディーな展開がいい
ストーリーの深さがいまいち感じられないまま、最後にああそうだったのって感じでしたが、舞台装置の巧みさで、シャキシャキ場面が展開していくのは好みで、良かったです。次作にも期待しています。

マクベス-シアワセのレシピ-

マクベス-シアワセのレシピ-

THEATRE MOMENTS

シアターX(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動です!
友人から「おもしろい芝居がある」と紹介されましたが、演目が「マクベス」と聞いて、正直「古典は・・・」と思っていました・・・しかし、公演を拝見してそんな先入観が吹っ飛びました!役者さんたちの素敵なダンスや小道具の使い方・・・あっという間に芝居に引き込まれてしまいました。次回の公演も楽しみにしています。

痴人の愛~IDIOTS~

痴人の愛~IDIOTS~

metro

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

「いま」普通に理解できる恋愛話に生まれ変わった.ナオミの視点,月船さんが素晴らしかった!
月船さらら×出口結美子のユニットmetroの第3弾!
応援してます。
今回はなんとこの有名作に挑戦!

舞台は二人が会って数年後。愛憎劇の場面から始まり、
ワンシーンごとに時代をさかのぼって描いていきます。

その合間合間に、舞台上に小さな人形劇のステージが登場。
二人の馴れ初めを、こちらは順を追って「人形劇」で!
語られていきます。

そして、最後は折り返し地点、最も幸福であったかも
しれない時、切ないシーンで幕を閉じます。

なかなか凝った構成ですが、はじめわからず、
断片的にランダムに演っているのかと思いました。

月船のナオミは最初大人の雰囲気で怪しい色気で、
だんだんと遡るに従って、小悪魔的な幼い色気に
変わっていくという、とても難しい演技でしたが、
見事に演じ切っていたと思います。
いわく「ナオミにも言い分があるはず」という
思いも伝わり、長年のナオミの雪辱も晴らせたのでは?

今回、metro常連、おなじみの怪優・鴇巣さんは
なんと人形つかいで人形劇を演じるという(姿、顔は
出てます)驚き。
それでも、あのたたずまいですから、十分な存在感。

1924年(大正13年)にこんな凄い話が書かれること
自体が、今考えると驚きです。
当時の貧しい家庭、女給だったナオミが、
芸者に売られる寸前だったことや、
芸者になった悲惨な姉の存在などに当時の
社会背景が垣間見れます。

男の一方的な支配と、ナオミに対する非常に幼い
思い、願望には、その頃の女性に対する男性の
封建的な考え方も見えます。

しかし、今作においては、普通のラブストーリーに、
ロマンチックに、”メルヘン”にすら思える。
ラストのエピソードに集約される作者の思いが
見事に伝わってきました。

悪徳症法群

悪徳症法群

Logiz Game(劇団ギルガメっす♂改め)

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2010/05/27 (木) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★

確かにハイテンションでしたが、
理解できませんでした!

ネタバレBOX

自由について大声で叫んでいましたが、狂人の自由って意外に分かり易いのかもしれません。モンスターペアレントとかクレーマーとか、一応正常な人の身勝手さの方が怖いような気がします。

狂気じみた登場人物が多い中、愛と平和を主張する作家が実は気が狂っているのかと期待していましたが、そうではありませんでした。一人まともなことを主張していて、面白くありませんでした。

今の青柳先生は医者なのか患者なのか興味が湧きます。

憂鬱な午後

憂鬱な午後

劇団なのぐらむ

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★

冒険したな
これまでの作品と較べて冒険した観のあるストーリー展開でした。
個性的な登場人物のキャラクターが活きてこない本当に謎な展開でもありました。
賛否両論を受け止める考えで、演出家のこだわりがあったのではないでしょうか?

バイ・バイ・ブラックバード

バイ・バイ・ブラックバード

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/06/06 (日)公演終了

満足度★★★★

現代劇として、タイムトラベル・幽霊・超能力を封印してたどりついた世界は…。
本年の25周年公演で唯一の新作。
現代劇として、タイムトラベル・幽霊・超能力を封印してたどりついた世界は…。
※このポイントは大きい!

「一定期間の記憶がなくなる」という熱病が世界的に流行。
16歳からの記憶を失ったに主人公は、同じ境遇の人々が
集う「学校」に通い始めるのだが、記憶が戻る確率は
ほとんどないというなかで、クラスメートたちの年齢も
状況もさまざま。

16歳以降の、就職に至った思いも、結婚も子供の記憶も
失い、見知らぬ家族に戸惑い、リハビリする苦悩。

見かけは大人・青年や老人であるのに、記憶は16歳で
急に家族を養う立場だったり社長だったり、
今に至る「過程」がすべてなくなったときに、
どうやって折り合いをつけるか、あるいは
新たな人生に踏み出すのかという仮定を描いています。

ほとんど治らない記憶喪失のような病気が
世界的に流行したために、同じ境遇の人が多く存在して
見かけは違っても同じ年齢の「学校のクラスメート」
がいることが話のミソですね。

中年のおじさんもおばさんも、若者も、みな16歳に
戻って、同じ年齢として付き合う様子がとても
微笑ましく映ります。

映像を映したり、パフォーマンスを挿入したり、
舞台装置が抽象的だったり、脚本段階で役者の
大内さんが参画したり、というようなことが
劇団にとっては初の試みだそうで、
普段とは”少しだけ”違った雰囲気になりました。
(演るほうの挑戦する意気込みも、観る側にとっては
それほど大きなインパクトではなかったかも。)

もちろん、ハートウォーミングな部分はキャラメル
のままなので安心できます。

大きく新たに挑戦する作品と、従来の延長での
進展と、両方の作品を観たいと思ったのでした。

空気ノ機械ノ尾ッポvol.15~キカイ~

空気ノ機械ノ尾ッポvol.15~キカイ~

空気ノ機械ノ尾ッポ

シアターブラッツ(東京都)

2010/05/27 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

ビックリしました。
ネタバレになるので書きませんが、ビックリしました。
今までの作品の中で、一番か二番ぐらい面白かったです。
もう一回見に行きたいと思います。

アンゲーテッドコミュニティ

アンゲーテッドコミュニティ

北京蝶々

テアトルBONBON(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★

岡安を見る
以外にあっけなく終わったの意外、でもちょうどいいかな。使い切れてないキャラがあるような気もしますが。舞台の高さが最前だとちょっと見難い。

PARTYせよ

PARTYせよ

東京おいっす!

「劇」小劇場(東京都)

2010/05/25 (火) ~ 2010/06/01 (火)公演終了

満足度★★★★

さすが、やっぱ面白い!
ホームパーティに招かれた人、招いた人、はたまた闖入者、みんなぐじゅぐじゅで、あー面白い!!

ネタバレBOX

よくもまあ、不倫だらけで笑わせてもらいました。身から出た錆とはいえ、最後は結構きつい内容でした。

最初ホームパーティの場だけを想像していたので、『祝』/『弔』的な展開は意外性があって良かったです。

しゃべりながらのくしゃみとか、内と外での反応とか、シックハウス症候群の演技は素晴らしかったと思います。

隣家のご主人と出張料理人の一切笑わない抑揚のない演技は、だから面白いコメディになるとも言えるのでしょうが、あまりやりすぎると少し鼻に付くかなという気もしました。

料理が届いたときの隣家の歓声が、姿が見えないのに何とも可笑しかったです!
めぐるめく

めぐるめく

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

出でて散り重なる時間
姉妹を中心に、
登場人物たちの
ナチュラルなバラツキとまとまりの落差から生まれる
質感に浸潤されました。




ネタバレBOX

冒頭、11年間昏睡状態だった
4人姉妹の長女の意識が戻ったことを知らない
3人の妹や妹と暮らす長女の長男の
それぞれの日々の中での荒み方が、
ちょいとエッジを効かせて展開し、
観る側が物語の世界にのせられていきます。

シーンのしなやかな切り替えや
舞台に満ちるアンサンブルを含めた人の動きが
舞台の時間に質感を作り出していく。
シーンたちに含まれるウィットが
登場人物たちの生活スタイルや生活感を端的に編み上げ
それぞれからからこぼれ出る
下世話な日々の感覚を観る側に擦り込んでいく。

その下地があるから、3人の妹やその周りの人たちに
長女が姿を見せるシーンがとてもヴィヴィッド。
さらには、亡くなった長女の旦那の墓参りにいく、
ちょっとロードムービーを想起させるような旅のシーンたちに
心を奪われる。
塗りつぶされない距離の詰まり方で束ねられていくものがあって、
それが、家族という一つの箱に納められきってしまわない・・・。
どこかはみだした感覚がコミカルでナチュラル。
それゆえにシーンの間にすっと差し込まれた
目を見張るようなひと時のスケッチに心奪われるのです。
車窓に現れた海を眺める表情がひとつに束ねられて・・・。
バラツキとまとまりの質感の間から零れ落ちる
奇跡のような重なりの刹那に息を呑む。

それらの空気が観る側をしっかりと浸潤しているから、
長女が再び眠りつづける状態になって
親戚たちがばらばらになったように見えても
個々の生活が流れふたたびまとまっていく感覚がわかる。

三女に子供ができたり、小説家の次女の担当がかわったり、
長女の看病の粛々としたルーティンが生まれたり。
長女の息子と家出女性のこと。
介護士のエピソード。
四女が長女の息子との同居をやめること・・・。
姉妹たちやその家族、周辺の示唆に富んだ物語たちから
再び個々に流れる留まらないそれぞれの時間が浮かび上がり、
それぞれの時間が丸められずに描かれるからこそ
出でて散り
あたかもめぐりくるがごとく重なる時間の質感が
観る側を満たしていくのです。

タイトルの「めぐるめく」は造語なのでしょうけれど
その造語でしか表現しえないような感覚が
観る側に確かで奥行きをもったフォーカスと
微細な解像度で伝わってくる。

終盤に描かれる、
長女の息子に対する普段着の深い愛情・・・。
たとえば墓前で自然にマフラーを息子にかけたり
電車の中でふっと言葉に漏れだすような・・・。
そんな想いが
それぞれの時間を束ねる
ルーズな仕付け糸のようにも思えて。

積み重ねるシーンから醸し出される空気で
時間の流れを俯瞰させる場所にまで観客を導き
観る側を共振させ
肌触りを観客に伝えきった
桑原作劇の秀逸に感嘆したことでした。
MOTHERマザー〜特攻の母 鳥濱トメ物語〜

MOTHERマザー〜特攻の母 鳥濱トメ物語〜

株式会社エアースタジオ(Air studio)

天王洲 銀河劇場(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかく感動した2時間30分
大林さんの熱演はともかく、特攻隊と大林さんのからむエビソードや害国人とのエビソードはとてもすばらしく、これが「平和」なんだなあと感じました。

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