
ベンガルの虎
新宿梁山泊
花園神社(東京都)
2010/06/18 (金) ~ 2010/06/22 (火)公演終了
満足度★
うーん・・
去年お友達に誘われて、初めてアングラ芝居というものを観劇。
すごい!!!と大興奮した記憶が忘れられなくて、再演の情報を得るや待ち遠しくて仕方がなかった、のだけど。
うーん・・・。
今回のはなんか、いまいち。かな。
2回目で新鮮じゃない、ってことのうーん。じゃなくて、なんか、随所が薄っぺらいかんじになってた。キャストが一部替わってたのとか、たぶんそこらへんが、力不足を感じさせたのかな。前のまんまの方が良かった。チラシに名前あるのに出てない人もいたし。スケジュール調整とかうまくいかなかったのかなあ、と素人考え。
演出とか相変わらずダイナミックなんだけど、メインキャストが対応しきれてない感じ。
残念でした。

サウイフモノニ・・・
劇団チョコレートケーキ
テアトルBONBON(東京都)
2010/06/16 (水) ~ 2010/06/20 (日)公演終了

エラーメッセージ
tea for two
「劇」小劇場(東京都)
2010/06/17 (木) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★★★
オムニバスならではの味
3編の三人芝居。
コミカルに始まり途中からさらに加速して大いに笑わせる1編目、若干苦しい部分があるも次第にコワくなりつつ軟着陸を示唆する2編目、劇中のあるシーンと芝居自体のスタイルをカブらせる構造で締めくくる3編目という構成が上手く、オムニバスならではの味を堪能。

組曲「空想」
空想組曲
OFF OFFシアター(東京都)
2010/06/16 (水) ~ 2010/06/22 (火)公演終了
満足度★★★★★
何度も味わいたくなる稀有な魅力
初日を拝見しました。
一つずつの作品が磨かれていて、
作品の重なりが心地よく積もり、
観終わったときに
一遍の作品としての質感に
深く浸される・・・。
小粋で、奥行きがあって、ちょっとシニカルでスパイシー。
深い輝きを秘めた短篇たちであり、
その色が重ねあわされた連作でもあり、
さらには時間に綴じ合わされたひとつの物語でもあり・・・
豊かに満たされました。
しかも、
満ちてなお、
貪欲にもう一度味わいたいと感じさせるような魅力が
この作品には内包されておりました。

ボディーガードマン
Team 紅 演劇部
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/06/17 (木) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★
大きなうねりはない
物語に奇抜な展開もパンチ力もない。でもってこういう脚本なら特に「ボディーガードマン 」というタイトルでなくても良かったような気がする。タイトルから想像して、それなりのアクションやデンジャラスな暗転があるのではないかと、想像を膨らませると軽く裏切られる芝居ではある。ワタクシははっきり言って途中で飽きた。
以下はネタばれBOXにて。。

サウイフモノニ・・・
劇団チョコレートケーキ
テアトルBONBON(東京都)
2010/06/16 (水) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★★★
まじめな、じっくりしたお芝居
軽い芝居、笑いに走る芝居などが多い中、まじめに、まっすぐに「伝える」芝居を見た気がします。
少し間延びしてしまって感もありましたが、なにせ話はおもしろいので最後まで見れました。

エラーメッセージ
tea for two
「劇」小劇場(東京都)
2010/06/17 (木) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★
これはいったいどうしたことか・・・
思わずわが目を疑うほどだった。これが昨年、珠玉の短篇集「ヒットパレード・スペシャル」を書いた人の作品とは思えず、とてもショックです。
あの染み入るような人間描写のきめ細かさはまったく感じられない。
3話オムニバスでそれぞれに「まちがい」があるのはフライヤー通り。1話、2話との接点が3話にありますが、ジグソー・パズルの最後のピースがパチンとはまらないのでスッキリしません。100ピースで完成するジグソー・パズルに15枚くらいのピースしか渡されず、「これで完成図を予想して楽しんでください」と言われているようです。
ファインプレーやクリーンヒットを期待して野球を観にいったら、凡打や悪送球の山で、ひどく単調な試合運びの末、0対0で終わったみたいな気分である。
私が薦めたいと思う芝居とは今回、まったく違っていました。
大根健一ファンとしてはこの作品で判断されるにはしのびず、でも、大人の琴線に触れる作品を送り出している優れた作家にはちがいなく、これからも見続けたいと思っています。次回作に期待します。

スカ☆ブラ
グレコローマンスタイル
西鉄ホール(福岡県)
2010/06/18 (金) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★
パフォーマンスは素晴らしかった。
確かに祭りであった。
演奏やダンスのパフォーマンスは充分満足できるレベルのものだった。
各グループのファンもけっこう来ていた様子。
それだけで考えれば星を四つくらい進呈したいところだが、どう考えてもそれは出来ない。
理由は単純で、これを1つの芝居・作品としてみたら完成度が非常に低いからだ。
ストーリー自体はそれぞれの出し物をつなぐ為にあるだけで、それぞれのパフォーマンスはストーリーにからまないものや、パフォーマンス同士が絡みあってないものもある。
「スカ☆ブラ」と謳っている割には主人公二人は歌わない。そして、スカもあまり出てこない。
どう見ても「ブルース・ブラザース」を模しているのに。
あくまで祭りで「演劇」ではないということか?
とにかく作品を壊していたのは芝居部分だった。
パフォーマンスの繋ぎならばもっと短く刈り込めばいいだろうに、ダラダラと無駄な芝居が続く。それも、さして必要を感じないストーリーだった。
場所を1ヶ所に限定するのは舞台という性質上仕方のないことだが、「ブルース・ブラザース」から「そのまま」でありながら捻じ曲げて持ってきたものや「ブルース・ブラザース2000」のイメージから持ってきたと思えるものなどの中には、あまりにも捻じ曲げられ過ぎていて憤りを感じるものもある。
話題を飛ばしてしまうが、魚住関係と若い2人の恋愛は長すぎて、しかも必要はないだろう。(それを言えばほぼ全てについて言えるが・・・。)
また、あまりに本家と同じように進めようとしたがために失敗しているシーンもあった。
一番目立つのがコンサートの頭のシーンだ。
主人公2人が遅れて会場に登場。が、会場はシーンとして2人は呆然とするという場面。
だが、実際の会場では二人の登場に拍手が送られた。だが2人は本家と同じように戸惑いを見せる。
段取りだけで演技をコピーしてはその会場とのズレが役者に出てくるのだ。
魚住との対決シーンでは、日本という設定なのになぜ突然マシンガンが出てくるのか。それまでのトーンからもマシンガンは違和感がありすぎる。
さらにそのシーンはセリフも動きも「本家」ほぼそのままのまさに「盗作」だ。
これは創作者としてどうかという姿勢すら問いたくなる。
「ブルース・ブラザース」へのオマージュとHPには書かれていたように記憶している。
ならばなぜ、「本家」を元に面白いもの、いいものを作ろうとしないのか。
ストーリーも演技も、そして小道具も劣化したものばかり見せられては、本当に本家作品が好きなのかと疑いたくなる。

組曲「空想」
空想組曲
OFF OFFシアター(東京都)
2010/06/16 (水) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

ボディーガードマン
Team 紅 演劇部
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/06/17 (木) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★
‘奇’をてらわない安心感。
良くも悪くも、ここまで‘奇’をてらわない作品を久々に観た気がします。‘暗転⇒人入れ替わり’で幾つかの場所を表現するオーソドックスな舞台装置。‘前半笑わせ⇒後半シリアス人情’といったオーソドックスな展開。‘ありきたり’と言えばありきたりなのですが、逆にどこか安心して見れた気がいたします。正直クオリティの高さは保証できませんが、「なんか難しい事かんがえずに観たい!」というのにはむいてるかも?常に話の中心にいる飯島さんが好演。あきらかに芝居を支えてらっしゃいました。個人的には本多智をもうちょっと観たかった…。

移動
劇団桃唄309
座・高円寺1(東京都)
2010/06/16 (水) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★★★
緊張しました
後半は観ていて、とても緊張した。演劇を見ながら、単に面白いとか盛り上がるとかイイ感じというだけではなくて、緊張をするというのは久しぶり。もちろんこの「移動」というモチーフは、何かのメタファーであるのだと思うのだけれども、自分のいまの個人的状況に妙にシンクロしたというのがその理由かもしれません。

愛死に【ご来場ありがとうございました。】
FUKAIPRODUCE羽衣
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/06/12 (土) ~ 2010/06/22 (火)公演終了
満足度★★★★★
みた
とりあえず見てみれば?と色んな人に勧めたい。
あれこれ芝居見て、もう何見ていいか分かんないて人とか。
客に退かれることを恐れてしまった劇作家でも。
むき出しの言葉のほほえましさとかなしさ。
トラムとライブハウスは行っていない。
「朝霞~」を見たときは入り込めなかったのに、一度体験しているせいかなんなのか、今回は気持ち前のめりで見られた。のみならず舞台上の人々がとっても羨ましかった。ごくたまに、そういう作品がある。
藤一平のアフタートークも、独自の切り口と親爺ギャグが冴えて、ずっと聞いていたかった。それだけで★もうひとつ。

組曲「空想」
空想組曲
OFF OFFシアター(東京都)
2010/06/16 (水) ~ 2010/06/22 (火)公演終了
満足度★★★★
まさに分類不能な短編集でした
隠れ家的なレストランの1テーブルで起こる、
さまざまなドラマが、繋がっていないようで。
妙にリンクしている絶妙さが楽しめました。
ウエイターさんの存在感ある演技、好みです(^^)。

松本商店街芝居始めました
劇団サードクォーター
吉祥寺シアター(東京都)
2010/06/15 (火) ~ 2010/06/19 (土)公演終了
満足度★★
物足りなさ感じました
役者サン達は良くやっていましたが、話の展開が平たかった気がしました。
「えーっ」とか「うーん」とか、一人つっこみを脳内でしながらの観劇に
なっておりました・・・。

あらはん~ARAHAN~
ACファクトリー
ザ・ポケット(東京都)
2010/06/16 (水) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった〜
前半は、いろんなキャラクターに、楽しく笑わせてもらいました。アクションがあることをすっかり忘れてたほどです。
後半、いきなりの急展開に戸惑いつつも、かっこいいアクションに見とれちゃいました。

サウイフモノニ・・・
劇団チョコレートケーキ
テアトルBONBON(東京都)
2010/06/16 (水) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★★★
エピソードの積み上げ方による、物語の構築が素晴らしい
ディティールを大切にして、台詞にきちんと意味を持たせ、それが活きてくることのうまさがある。
現在と、聞き取り調査の中でのエピソード(過去)の部分の切り分けと、組み合わせによる見せ方のうまさ。
それを演じた役者の力量も評価に値する。

コクーン歌舞伎「佐倉義民傳」
松竹/Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/06/03 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
泣きました!
観る前は、歌舞伎にラップって〜!?と思ってましたが・・。
ラップが聞き取りづらいところもあり、ちょっと残念でしたが、なんかいい具合に融合してるし、心にガンガン響いてきました。
木内宗吾は、ほんっとスゴイ人ですね。むっちゃ感動して、泣きました。

吸血鬼
ネルケプランニング
PARCO劇場(東京都)
2010/06/04 (金) ~ 2010/06/13 (日)公演終了
満足度★★★★
出演者だけで決めてしまったばっかりに・・
誰が吸血鬼役をやるの?ってぐらい、内容については、無知なまま観に行ってしまいました。吸血鬼なんて出てこないことと、内容の重たさには、驚きました。
舞台で拝見するのは初だった、鈴木砂羽さん。特に、山崎銀之丞さんとのシーンでは、息ができないくらい。かなり感動して帰ってきました。

眠れぬ夜の1×8レクイエム
水木英昭プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/06/09 (水) ~ 2010/06/15 (火)公演終了
満足度★★★★
コメディと書いてあったので・・・
チラシなどにコメディと書いてあったので、きっと、思いっきり笑わせようと、詰め込みすぎた気もしましたが・・・。でも、いっぱい笑ってきました。
後半の青柳塁斗くんの迫真の演技には、びっくり!今後が楽しみな役者の一人になりました。
そして、更にびっくりしたのが、曽我泰久さん。恥ずかしながら、懐かしい世代ですし、拝見してて、なんか感動しちゃって、別の作品も観てみたいと思いました。

君といつまでも
バジリコFバジオ
駅前劇場(東京都)
2010/06/17 (木) ~ 2010/06/21 (月)公演終了