
クラシコ・イタリアーノ
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
職人魂だけではなく・・
・・気のせいか、会場のあちこちで
「(主人公)カッコ良いけれどチャラい!」
みたいな声が耳に入ってきたんですが(苦笑
自分の見る限りでは、少なくとも新宿渋谷心斎橋なんかにいるクズたちとは
まったくの別物なのではないかな、と思ったりしました。
以下、ネタバレへ・・

グランドレビュー2011
OSK日本歌劇団
越前市文化センター(福井県)
2011/10/01 (土) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

超恋愛2011
映像・舞台企画集団ハルベリー
Geki地下Liberty(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめました
この劇団ならではのラブコメ。ドタバタして、ちょっとおゲレツで(なんで男のお尻にこだわるのかな?)、実に楽しい。劇中劇も笑えます。リラックスして楽しめました。

ウィリアムの仇討ち
うさぎ庵
ザ・スズナリ(東京都)
2011/12/27 (火) ~ 2011/12/29 (木)公演終了
満足度★★★★
緊張感の続く90分・・・
複数の背景がシンクロする凝ったストーリー。
この少々複雑な話を飽きさせずに最後まで見せる緻密な構成。
ハムレットを良く知らないと楽しめない部分はありますが・・・

NINE
Seiren Musical Project
六行会ホール(東京都)
2011/12/24 (土) ~ 2011/12/27 (火)公演終了
満足度★★★
楽しめました
これだけ女性キャストが多いと華やかですね。黒と白と赤の色彩は印象的だし、歌も迫力ありました。ストーリーの方はちょと分かりにくいけど(観たことのある映画版もそうでしたが)、結構楽しめました。

箱の中の空
ハグハグ共和国
劇場MOMO(東京都)
2011/12/14 (水) ~ 2011/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★
よかったです
フーゾク業界を題材としたシリアスなもので、いつものファンタジー色の強い作品とはかなりテイストが違います。でも猥雑とした悲惨な感じにならず、むしろ透明感のある清涼な印象を受けるのはこの劇団ならではか。ただちょっと表層的で、もっと掘り込んでほしかった気もするけど。

ABC漫画朗読フェスティバル
石原正一ショー
ABCホール (大阪府)
2011/12/29 (木) ~ 2011/12/30 (金)公演終了
満足度★★★
一日目!
一日6時間、二日間で計12時間の年末漫画朗読フェスティバル開幕しました。
6時間は2時間毎に分けられていて、一日3部構成。
一部は、途中休憩5分挟んでの2時間構成。
一部、二部、三部の間には、10分休憩が挟まれます。
休憩時間には、ロビーではカフェ出張の食販があり。
数種類のサンドウィッチやベーグルサンド。
そして初日のスープは具沢山のミネストローネ。
さらに、休憩時間も休むことなく、出演陣によるロビー階段での生バンド演奏まであり。
退屈することがありません!
そんな感じで、ちょいちょい休憩挟む上、その休憩時間すら退屈することのない心配りがなされているので。
長時間でもぜんぜん大丈夫です。
と、おそらく一日6時間という時点で迷っておられる方向けの情報を書きつつ(笑)
出演陣ほんっきで豪華です。
その豪華な出演陣が、ほぼ椅子しかおかれていない素舞台で、おのおの自前の勝負ジャージにて、漫画の1シーン1シーンをマニアックに再現。
正直、漫画を片手に持ちつつ、見比べながら観たい!
絶対、コアにマニアックに再現しているはずなので☆
一日6時間ではありつつ。
もうどっから観てもぜんぜん大丈夫です!
むしろ、一日目観てないからとか、一日の途中からしか行けないからとか、そういう次元じゃないです(笑)
一日通しで観られない方でも、途中からなら割引サービスもあるので。
ぜひ、この年の暮れの観劇納めに遊びに行く感覚で、どうぞ!
ちなみに、昨日は主に紅い話でしたが、今日は白い話らしいです。
これ以上の詳しい話は、大人の事情によりできません(笑)

ウィリアムの仇討ち
うさぎ庵
ザ・スズナリ(東京都)
2011/12/27 (火) ~ 2011/12/29 (木)公演終了
満足度★★★
すべて「謎」だらけだった90分
パイプいすを飛行機のの中の座席に見立てて、左バージョン、右バージョンの二部構成。なぜか謎が多く、先が読めなかったでしたが、ラストで、ジェイソン・ハンコックさんの全身全霊な演技はすばらしかったです。

愛するに足る【無事終了いたしました。御礼】
village80%
西鉄ホール(福岡県)
2011/12/29 (木) ~ 2011/12/29 (木)公演終了
満足度★★★
三つのステージ。
なのだが中央も含めると四つのステージ。
同時に進行する三つのストーリー
あるいは同じストーリーらしきものもありました。

13人のスピード!
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/01/26 (水) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

ぼくんち
“STRAYDOG”
テアトルBONBON(東京都)
2010/09/28 (火) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★★
良かったです
原作物を舞台化する動きは本当に増えましたね。
あの作品がどんな風に・・・などの期待もありますが、
テレビ業界と同じようにそのうち飽きられる時が来ると
思います。
そして真のオリジナルが求められてくる。
しかし、この公演はなかなか良かったです。
楽しめました。
エンターテイメント!

節電 ボーダー トルネード
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/12/20 (火) ~ 2011/12/30 (金)公演終了
満足度★★★★
トルネードの後
前回「裸の~」がよかったので観劇。パワフルな演出と演技は相変わらず。こういうダークなテイストの話はあんま好きじゃないから、もう一度観たいとは思わないけど。
あと、開演20分押しは勘弁。

黒椿 ~Japanesque Vampire~
タンバリンステージ
あうるすぽっと(東京都)
2011/07/16 (土) ~ 2011/07/24 (日)公演終了
満足度★★★
見方次第
和泉さんさすがというべき。
しかし、全体的には内容の乏しいものだったような気がする。
エンターテイメントショーのような作品だが、今ひとつ何かに
欠けるものだった。

クリスマス公演『三十路!!!』おしゃれ紳士の西川康太郎、伊東祐輔、梅棒の拓矢、ポコペン舞子の小山綾子、伊東歌織等が出演!
WINKS
上野ストアハウス(東京都)
2011/12/23 (金) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★
ダンスには圧倒されました
最前列での観劇。ダンスには圧倒されました。群像劇風の芝居の方は、コメディなところはイイのだけれど、妙にとんがったところはちょっとね。女優さんたちは素敵で、オジサン的には目の保養になりました(笑)。

歌舞伎町にキス
ネコ脱出
「劇」小劇場(東京都)
2011/12/27 (火) ~ 2011/12/30 (金)公演終了
満足度★★★★
たまりませんな
劇団初見。レトロで、ベタで、ドタバタな芝居(かなりシリアスなシーンもあり)ですけど、グッときます。泣けます。たまりませんな。劇中劇(コントか?)は大爆笑!

節電 ボーダー トルネード
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/12/20 (火) ~ 2011/12/30 (金)公演終了
満足度★★★
節電?
前回拝見したときとだいぶ印象が違った作風でした。
繰り返しのダンスと音楽がクセになる・・・。。。
はじめの方も、後の方の警官もイラッとしました。どうしてだろう。。

ウィリアムの仇討ち
うさぎ庵
ザ・スズナリ(東京都)
2011/12/27 (火) ~ 2011/12/29 (木)公演終了
満足度★
やりたいことはよく分かった(と思う)、でも・・
やりたいことはよく分かったように思います。
物語の伏線も、役者さんたちが実に丁寧に、自然に表現していたので、
観ながら微妙に感じた違和感も、「たぶん実際にはこうなんじゃないか?」と、
注意深く推察し、予想を立てながら進んで行くと、ほぼその通りになりました。
まるで、よくできている試験(たとえばセンター試験など)の問題を解いていくようでした。
物語の展開するちょうど5分位前には大抵どうなるか見えてきました。
別に大げさではなく、それだけ構成がしっかりしているということだと思います。
そして、物語の見せ方も模範解答的とでも言うべきか。
物語の内容がまったく頭に残らず、構造ばかりが目立ってしまう、という意味では、以前に観たデスロックのようでした(最近は観てないのでよく分かりませんが)。
結局、丁寧に配置された伏線の矢印のままに進み、特に驚きもないまま、
「結末の5分くらい前に推測した通りの結末」を無事に?迎え、
観終わったあとは「(頭が)疲れたな・・」と感じてました(苦笑
正直、他に多数作り手の思いのこもった芝居が上演されている熱い年末にぶつけるには、ちょっと熱量不足・・・というか、同じ下北なら、ネコ脱出にしておけば良かったかな・・と、ちょっと後悔してしまいました・・(汗
思いが込められてさえいれば自分も文句を言うことは無いんですが、今回のように
演出ばかりで作り手の熱さが見えてこない舞台というのは、正直、観ていて辛いです・・。
演出の工夫にしても、たとえばポレシュみたいにロックで勢いがあって、
ここまでやって大丈夫なの?くらいやってれば納得します(思いもあると思いますが)。
「・・この舞台の中に、愛はある?」と観ながら何度も考えてしまいました。
出てくる気配は、ほんの少しあった(若い2人(たぶん)とか・・)のですが、スルーされて消えてしまった気配があり、そこがまた残念・・。
・構成に絞った結果、そうした表現が切り捨てられている?
・ムリにハムレットを意識するあまり、みすみす物語を膨らませる機会を失った?
↑(上記2つ)ようにも見えてしまうのですが・・(勘ぐりすぎ?

歌舞伎町にキス
ネコ脱出
「劇」小劇場(東京都)
2011/12/27 (火) ~ 2011/12/30 (金)公演終了
満足度★★★★★
すっごく、良かったです。
大好きなタイプでした。芝居小屋設立から、約60年の現代まで、時代の流れの中、すっかり変わった街景色や人々の中で、変わらぬ人の想いが、生きている、素敵な作品でした。
場内爆笑のインプロ有りの人情喜劇。ややドタバタ感ながら、場内爆笑場面も多数あるが、信じて続ける事の大切さや素晴らしさを、力強いメッセージで描いていてます。
終盤は、すすり泣きが響いてましたし、私もボロ泣き。この作品を観劇納めにして、大満足でした。

core of bellsの公開撮影!
core of bells
南池袋 ミュージック・オルグ(東京都)
2011/12/29 (木) ~ 2011/12/29 (木)公演終了
満足度★★★
独特の構成
ハードコアパンク的な激しい演奏とコミカルな演劇的要素が組み合わされたパフォーマンスで、独特な雰囲気が楽しかったです。
ミュージカルの様に歌詞が物語仕立てになっている訳ではなく、演奏はあくまで演奏として扱い、数曲の演奏と曲間のトークをセットにして1つの演目として構成している点がユニークでした。
『MYSTERY ROCK』
ロウソクが置かれたテーブルを前にしてバンドのメンバーが横一列に並んで座り、一人一人が語る怖い話と演奏が交互に続き1本ずつロウソクを消していく展開で、不意にテーブルがガタつき始め、最後の曲ではヴォーカルの人がテーブルの下に引きずり込まれるという、テレビの怪談モノをパロディ―にしたような作品でした。
『ミトポンプリマ』
テーブルを囲んでの雑談と演奏で、「ミトポンプリマ」という生物(?)がメンバーの一人と入れ替わっている疑いがあって、お互い探り合いながら会話や演奏をする作品でした。偽物を匂わせる言動があった瞬間、全員が木の枝や大型の洗濯バサミ、ソーセージ等を構えて一発触発な状態になるのが可笑しかったです。
『峠の屋台村』
「おでん」と書かれた提灯の下で雨合羽を着たメンバーがテーブルを挟んで無言のまま数分間が経ち、突如演奏が始まり、その後、お酒を勧める場面と演奏が交互に続く構成でした。最後はヴォーカル2人が前に出ていかにもロック歌手といった感じの動きをするのに対して、ギターとベースは背を向けて座ったままで微動だにせず演奏していたのが変な絵で楽しかったです。
テンポと拍子の頻繁な変化と、絶叫するヴォーカル(歌詞はあまり聞き取れませんでした…)によるテンションの高さと、演奏していないときのグダグダ感とのギャップが印象的でした。

ニジンスキーな海辺で#02
東京バビロン
pit北/区域(東京都)
2011/12/19 (月) ~ 2011/12/29 (木)公演終了
無題246
これは難題、開座も動かないときは動かないけど、こちらも負けていない。アトリエム『I’m』舞台対角線上に白いライン、二人、それぞれの三角形の辺に沿って移動、微動。。照明、壁に映る影。2階席にもお客さん。静寂、聞こえるのはカメラマンのシャッター音、空調、ダンサーの足音。背が高いダンサーは上下の動きが鮮やか。オルゴールの音(?)、ダンサーが位置を代える。19:35開始~20:11で休憩(10分)。20:25スタート、芽衣桃子『Garden』、うずくまり動かず。箏というものを(こんなに近くで)観たのは初めて。弓で弾いていて、ハウリングのような音が聴こえる。Echoesの出だしのような音も聴こえる。照明にダンサーのカラダが照らされ、その向こうでは影が舞っている。客席後方、お客様の咳が止まらず少々残念。21:12終演。