最新の観てきた!クチコミ一覧

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I was Light【終演いたしました。】

I was Light【終演いたしました。】

エムキチビート

シアターサンモール(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

I was...
過去と現実とファンタジー・・・それらをつなぐ素晴らしい生演奏の音楽、映像・・・うなりました。

ネタバレBOX

ちょっと役者さんの熱に温度差があったのが残念ですが、最後の暗転くらい中でのやりとりのシーンはまさに「無」心地よかったです。
オーシャンズ・カジノ

オーシャンズ・カジノ

北京蝶々

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★

エンターテイメント!
個人的には、エンターテイメントとして楽しめた!
客席入場前から雰囲気が漂い、期待感が高まる。
入場すると舞台セットが目を惹く。
席は中段か後方がオススメかな。
上演時間約100分。

ネタバレBOX

N県の財政悪化に伴い、県の財政を潤す手段として、カジノの建設が検討されていた。
カジノ建設要否を決める重要なイベントとして、船上にてカジノパーティーが行われた。
ここに、地元を愛する県会議員、カジノの建設地所有者、建設会社管理職他、利権に群がる面々が集合。
そこに、ダメダメのバカップルも登場し、物語が展開していく。
賭けが次第にヒートアップしていき、最後には命、大金を賭けた大勝負に。
果たして、カジノの建設は・・・。

私の印象は、脚本<<演出であった。
楽しめる演出の数々、舞台セット、鮮やかな照明、音響。
華やかであり、エンターテイメントとして観れば、なかなか楽しい!

しかし、演出ばかりが目立ち、芝居としての満足度は正直高くなかった。
結局、何を言いたかったのか、ちょっと色々と散漫になっていて
物語としての骨格が分かりずらかった。
期待感が大きかった分、ちょっと残念だった。ゴメンナサイ。。

役者陣は皆さん、良かった!
ほとんど全員が舞台に集合するような場面でも、1人1人表情や動き等、
細かいところに手を抜いていない印象を受けた。
舞台を所狭しと走り回ったり、あれは疲れそう~。
落っこちないかと違った意味でひやひやした(笑)。
適度なお色気、チャイナドレス姿も良かったなあ(笑)。

小劇場公演としては、珍しく飲食OKであった。
ドリンクコーナーもあり、楽しめた。
こういう公演が増えると、個人的には嬉しい。
チェーホフ短編集 「賭け」 【沢山のご来場ありがとうございました!】

チェーホフ短編集 「賭け」 【沢山のご来場ありがとうございました!】

華のん企画

あうるすぽっと(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

完璧!
これはもうお見事としか言いようはありません。これぞ演劇,さすが華のん企画。主題となる「賭け」に他5篇の短編を絡ませて1本のチェーホフ作品に仕上げる構成,まったく違和感なくまとまっています。役者さんの演技も習熟されていて不安はなし。落ち着いて観劇に浸れるいい時間を過ごしました。

チェーホフ短編集 「賭け」 【沢山のご来場ありがとうございました!】

チェーホフ短編集 「賭け」 【沢山のご来場ありがとうございました!】

華のん企画

あうるすぽっと(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

巧みな構成
チェーホフの短編小説6本を互いに関連するように構成した作品で、シリアスな雰囲気からドタバタまで様々な場面があり、6人の役者それぞれに見せ場がある、巧みに作られていました。

15年の幽閉生活に耐えることが出来れば200万ルーブルを与えるという賭けを提案した頭取と、その賭けに乗った法律家の物語をベースに、シニカルでコミカルなエピソードが劇中劇的に展開し、時系列を遡っていく構成にサスペンス性も感じられて興味深かったです。
『賭け』以外の5編の物語がそれぞれ『賭け』と関連を持たせているのは勿論のこと、5編の間でも共通のモチーフが使われているのも楽しく、終盤にそれまでに出てきた台詞がコラージュされて現れるのも面白かったてす。

中央にテーブルが置かれた1段上がったステージの上で基本的には演じられ、出番がないときも隅に座っている演出が劇中劇的な感じを高めていました。ステージを跨ぐ様に架けられた大きなプロセニアム・アーチも効果的でした。
途中で出てくる台詞に則した選曲をしているかと思っていたのですが、そうではない曲が使われていたのが残念に思いました。

脚本、演出、演技とも高いレベルだと思いましたが、まとまりが良すぎて優等生的な雰囲気を感じました。贅沢な望みですが、もっと強烈な個性を感じさせて欲しかったです。

自慢の息子

自慢の息子

サンプル

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2012/04/14 (土) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

どんなにダメな息子でも
自慢の息子なのだ。
それがすごく理解できる作品だった。
子どもには見せられないようなシーンの数々には赤面。
でも、もしまた再演となったら観たい作品だ。

あゆみ TOUR

あゆみ TOUR

ままごと

イムズホール(福岡県)

2012/04/19 (木) ~ 2012/04/20 (金)公演終了

満足度★★★★★

新しい
わが星を観たときもその作り方の斬新さに驚いたのだけど、これは
さらにびっくりした。どういう発想でこんな作品ができるのか?
自分の年代の女性にすごく見せたい気持ちになった。

深海のカンパネルラ

深海のカンパネルラ

空想組曲

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

重く濃密な物語
このファンタジーのシリーズはいつも心に痛い。
ファンタジーを下敷きにしているからこそ、
余計に現実の苦しさや痛みが浮き彫りになってくる。
それでも観続けてしまうのは決して怖いもの観たさだけではないと思う。

はっきり言って宮沢賢治は苦手だし、
わたしの中での宮沢賢治はキャラメルボックスでのイメージが大半をしめている。
今回はまったく違った「銀河鉄道の夜」を観せてもらったと思う。
きちんと本を読んだことはないのだが、
もしかして今回の解釈って結構的を射てたりして・・・。

ネタバレBOX

物語世界との二重構造はお約束。
中田さんの役のからくりにはぜんぜん気がつきませんでした。
サンジョルディの日のまえに

サンジョルディの日のまえに

劇団ぎゃ。

SWEET ROCKET +(福岡市中央区警固1-1-10)(福岡県)

2012/04/15 (日) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

楽しかった
朗読っていうとラジオドラマとか子供への読み聞かせ、という
イメージがあるけれど、演劇を観るようになって、演劇的だな~と思うようになった。
じっと聞いていると舞台上のイメージが浮かぶような感じ。

ネタバレBOX

私も読んでみたいと思った源氏の本を購入しました(^^)v
(改訂版) おい!オヤジ。

(改訂版) おい!オヤジ。

演劇ユニット3LDK

テアトルBONBON(東京都)

2012/04/10 (火) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★

ご縁があって初観劇
初3LDKでした。

お通夜を舞台にしたシチュエーションコメディ。
テーマや展開はオーソドックスでしたが、キャラ設定や役者さんの好演で
良い感じに仕上がっていました。
ただし、少し長い感じがしたので途中をもう少しブラッシュアップして時間短縮すれば尚観易くなるかなと思いました。

予定が合えば、次回公演も是非伺いたいです。

ネタバレBOX

キャラメルボックスの畑中くん、この間までACTシアターでトリツカレていた人と
同一人物とは思えないくらい普通の人を好演していました。
あれだけ大きさの違う劇場だと、大声になっちゃったりしないのかしら(笑)

あと、長男の嫁の叩きっぷりがすごかった。いい音させてましたね(笑)
絶頂マクベス

絶頂マクベス

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/14 (土) ~ 2012/04/23 (月)公演終了

満足度★★★

パワー不足感
悩殺でも似たようなことを感じたけどマクベスを90分にまとめるのはすごい。演出の展開の速さは毎回天才だと思わされる。

ただ今回は音楽や照明が展開を持って行ってる感が凄かった。前回の悩殺に比べててシュール系なのが多かったからなのか単純にバルコニーで横から見たせいか音の変わり照明の変わりでシーンを変えていっているように感じてそれが辛かった。歌もセリフも強弱が浅くてもっと役者に展開してほしかった。

マクベス役の深谷さんの一人台詞はセリフに引き込まれて気付いたら音や光が変わってるからそういう演技がもっとほしかった。

そのせいで一歩引いた感じでの観劇だったがネタはすごく面白かった。役者が好きで好きであればあるほど好きになる感じ、柿喰う客のこの感じはすごく好き。

前回のハムレットに比べて、ストーリ性が強くなっていたのは面白かった。何度か見たマクベスとは違った切り口だけど感じるものはあった。荻野さんのダンカンもそういう点で目立っていた。

HIDE AND SEEK

HIDE AND SEEK

パラドックス定数

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2012/04/13 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

観る人を選ぶかも
久々の星のホール。最前列での観劇。
ちっちゃい劇場と違ってステージと客席の距離があるので
観易くて良かったです。

パラドックス定数は3回目の観劇。
偶々でしょうが、観る度に段々テーマが濃くなってゆく感じ。
この濃密さがきっと本来の持ち味なんだろうな。
ぎゅっとした空間でのヒリヒリした感じも良いですが、
星のホールの広さを立体的に使った美術も素敵でした。
赤と黒の対比が印象的でした。

はじめて観た友人も気に入ってくれたようで良かった。
観終わった後にいろいろと語り合えて嬉しかったです。

ネタバレBOX

予想通り勉強不足でした。勿体無いことをしました。
乱歩も夢久(本当にこういう風に呼ばれているのでしょうか?)も
読んだことがないので、もう少し予備知識を入れていけば良かったです。

角川映画ドンピシャな世代なので、「犬神家の一族」ネタには
大変楽しませてもらいました。あの佐清マスクは特注でしょうか(笑)

そして、やっぱり役者さんが魅力的でした。
無駄に気障な明智小五郎とか、もう絶品ですね。
勃発

勃発

東北大学学友会演劇部

東北大学・片平キャンパス(宮城県)

2012/04/21 (土) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

満足度★★★

・・・惜しい!
前半は笑い、後半は色々と考えさせられました。

ネタバレBOX

最後に、彼がいなかったことも含め、
何か深いメッセージがありそうに感じたのですけれど、
それが何かまでは解からなかった。
深海のカンパネルラ

深海のカンパネルラ

空想組曲

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

3本目
組曲「空想」から3本目。
相変わらず好きな空気です。
終わった時は「面白かった」と純粋に思ったんですが時間が経つとなんだか心に刺さりますね!

個人的には集中力がもたないから
30分くらい短くてもいぃかなぁと…

胸の谷間に蟻

胸の谷間に蟻

演劇集団円

ステージ円(東京都)

2012/04/20 (金) ~ 2012/05/02 (水)公演終了

満足度★★★★

おっぱい
すごくわかりやすく親しめて楽しい舞台でした。

ネタバレBOX

TVドラマを舞台で観ているようでもあました。姉妹のそれぞれの小さいころの記憶とか大人になってからの思惑とか…。弟がまたいいですよね。それぞれの配役がよくって、いるいる!こういう人いる!!って共感もてちゃう。笑っちゃう。そんな感じでした。
のれ!ストレッチャー【無事終了いたしました!ご来場誠にありがとうございました!!】

のれ!ストレッチャー【無事終了いたしました!ご来場誠にありがとうございました!!】

KUUM17

しもきた空間リバティ(東京都)

2012/04/20 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゆっくりとストレートに
フライヤーから抱いていた印象とは違い、お年寄りらしいゆっくりさで舞台は進み、冒頭はその速度を退屈に感じましたが、ゆっくりとした言葉の伝える重みとまっすぐ心を捉える感情は素直な感動を生み出してくれました。

ネタバレBOX

序盤が少し退屈でした。中盤の夜間外出のシーンからは各々の背景なんかも見えて間が楽しめるようになりました。最後の外出では、全員が面に来るところで泣きそうになりました。4.5という心持ちなのですが、4をつけるには惜しい気がして5です。
深海のカンパネルラ

深海のカンパネルラ

空想組曲

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

こわい話
前半の方が面白く感じた。「銀河鉄道の夜」は未読。

ネタバレBOX

学生のりく(多田直人)の友人・けんじ(篤海)が溺死し、りくはショックで精神異常をきたし、けんじからもらった小説「銀河鉄道の夜」の世界へ、自身やけんじの存在を妄想するようになる。りくの妄想は、現実の記憶とは離れ、けんじの存在も見失いかけるが、先生・宮沢賢治(中田顕史郎)の話などから、記憶のけんじを呼び戻し、その死の悲しみを乗り越える。

序盤から、不穏な空気がつきまとう感覚。徐々に、りくの異常な精神状態や過去の友人関係などが明らかになるほど、空気がさらに濃く深くなる。ひみか(川田希)の姉としての心配とか、みかげ(渡邊とかげ)の告白とか、たくみ(二瓶拓也)との決別とかのからみも、話を引き立てまくる。特に、いじめっ子の柴実(石黒圭一郎)は、その嫌な感じがウマい。けんじ死亡の原因というからませ方と、ひみかに土下座されてりくに会いにくる(本人も本当は来たかったのか)ってのも、物語にいい感じに作用してた。

基本暗い話の中で、魚心先生ほかを演じた(小玉久仁子)のパンチの利いたキャラがほっとさせる。しかも、ただ笑わせるだけでなく、スーパーのパートのおばちゃんとして、アドバイスし、りくの固くなった心を緩める。ひとのことはわからないとかね。まあ、単純に、魚座の女王は面白かった。

終盤、けんじの死を受け入れたりくの心が開かれるように、舞台の可動セットも動き、開放感のある舞台面に。そこで交わされる、在りし日の友情。りくとけんじはそれぞれの世界へ足を進めてエンド。ただ、前半の(個人的な)盛り上がりに比して、グッとこなかったなと感じた。決して悪くないんだけど。

こわい話。理不尽な悲劇を受け止めざるを得ない時、どうそれを乗り越えるのか。その時そばに誰かいることの大切さ。そばに何人もいてくれたりくは、「上等」なんだと思った。

「死に意味をもたせる自分」ってセリフが気に入った。
深海のカンパネルラ

深海のカンパネルラ

空想組曲

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上
大切なものを失ってもずっとずっと生きていかなきゃならないジョバンニの、行方を見届けられるお芝居でした。

自慢の息子

自慢の息子

サンプル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/04/20 (金) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

なぜこれまで自分はサンプルの芝居を観てこなかったのか
「難解なんじゃ・・・?」と思って敬遠してしまっていたのが勿体ない。
軽やかで、それでいて奥行きのある、ヒリヒリとした世界。病み付きになってしまいそう。

照明や小道具、衣装などの美術周りが印象的。
古舘寛治さんはじめ、役者さんもみんな存在感の奇妙さが素敵。

物販で戯曲を買ってこなかったのは失敗したな・・・

オーラルメソッド

オーラルメソッド

シンクロ少女

若山美術館(東京都)

2012/04/17 (火) ~ 2012/04/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

おもしろい
「極私的エロス2」がみたい。

王女メデイア

王女メデイア

O land Theater

アトリエ劇研(京都府)

2012/04/20 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

出来の良さに感動
メデイアの嫉妬、怒り、恨み。。。女の激情が客席に(ストレートに)直撃してくる。心に突き刺さる激情が真に迫り、非常に興奮した。久しぶりに演劇を観て興奮し、感動した。
ただ、少しストレートすぎるような気もした。嫉妬や怒りを抑えようにも抑え切れない「悲しさ」「切なさ」のようなものがもう少し感じられたらと思った。
ギリシア悲劇特有の合唱隊(コロス)のできが素晴らしい。ストーリー展開上の使い方は、ほぼ原作どおりのように思われるが、演出が上手いのか、コロスの存在が劇の素晴らしさを引き立てている。

3日間の上演は少なすぎる。
もう少し日数があれば、もう何回か観に行きたいのに残念。

再演に強く強く期待。

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