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「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)

「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/08/15 (水) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

堪能できた
面白い。単なるチカラワザの笑いではなく、ミステリーとコメディが程よくミックスされた完成度の高い作品。1本が1時間と短いが、内容は充実しているので時間の感覚がなく(短く感じない)、2本立てなので得した気分になれた。、

師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。)

師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。)

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/08/15 (水) ~ 2012/08/20 (月)公演終了

満足度★★★

水素74%
同じテーマで3団体が競演。どれを観るのが当たりなのか、という賭けだ。水素を見たが、特に「落語」というテーマとは関係のない話し、といえる内容になっていたので、そういう意味では期待はずれ、かな。

艶やかな骨

艶やかな骨

十七戦地

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/08/14 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★

【女性版】観ました
たまりませんな、相変わらずの空想科学ミステリー。ブアツくハイテンションな60分堪能させていただきました。やっぱりデトックスのし過ぎは体に悪い。ケミカル、ケミカル。

春までの距離

春までの距離

LIPS*S

萬劇場(東京都)

2012/08/16 (木) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★

素敵なファンタジー劇団
前回、とても素敵なファンタジー作品を見せてくれてフアンになったが、今回はさらに豪華なキャストを加えていちだんとパワーアップした。

「ヤミ金融」

「ヤミ金融」

RISU PRODUCE

SPACE107(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

いい作品でした~!!
新宿は大久保の雑居ビルの屋上にある いかにも胡散臭い マチ金 「三井クレジット」

ウラ社会の金融屋に集まってくる 訳ありの客たち・・

RISU PROの新作は 殴るや蹴るなど 暴力的なシ-ンはないけど ある意味 "金"に支配されたもの達が それぞれ立場に立って 社会の底辺のリアルを表現していきます。

ストーリーの中には 伏線も張ってあり 次々に展開していくスリリングさが 時間の経過を感じさせません。

そんな中でリスさん(松本匠)演じる知的障害のある清掃員・黒田 が一番人間らしく 一番幸福に見えてしまうのが 現代の カネさえあればなんでもできる という社会を あざ笑うかのように思えました。

ラストの 無人の事務所に電話が鳴り続けるシーンは それでも 金社会は廻っている  そんなメッセージだったのでしょうね。。

お馴染みのキャストのみんな もぴったりのハマリ役だったし、安心して観ていられる舞台でした。。

RISU PROの代表作がまたひとつ増えたってかんじですね~!!

艶やかな骨

艶やかな骨

十七戦地

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/08/14 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

【Aバージョン:女性版】素晴らしい作品だった第1作『花と魚』と同様のセンス・オブ・ワンダーを感じる
わずか60分なのに。

狭い会場で、熱のある舞台が繰り広げられる。

ネタバレBOX

数年先の未来の話。
渋谷に新設された緑化技術研究センターは、都心から食糧自給率のアップを目指し、どんな環境でも栄養価の高い野菜を開発しようとしている。
そこで開発された野菜は「渋谷野菜」というブランドで販売され、人気を呼び、プレミアまで付いてくる。

しかし、同時期に子どもたちの間で、穀物や野菜のアレルギー症状が出てきた。
アレルギーのある子どもたちの共通点には、「渋谷野菜」を食べていたことがあった。

都の食物アレルギー調査官は、そのことに気づき、センターでの開発に何か問題があるのではないかと探り、センターが採取してきた村の村民が全員餓死したことや、センターの中心的人物である博士までも餓死していたことを突き止める。

折しも、センターでは、画期的な稲を記者発表する日であった。
あと60分でそれは始まる。

アレルギー調査官は、センターに乗り込み真相を究明しようとする。

そんなストーリー。

記者発表までの60分間を、オンタイムで進行する。
センターが隠している真実を暴くという展開になるだろうと、観ているわけなのだが。

徐々にその「真実」というものが、まるで皮を1枚1枚剥ぐように、台詞の1つひとつで明らかになっていく。
センターで開発された作物に問題があるのでは? という問いに対して、単にそういう回答を探っていくだけの、直線的なストーリー展開にならないところが素晴らしい。

十七戦地の第1回公演『花と魚』でも感じた「センス・オブ・ワンダー」がうまく散りばめられ、さらにそこに現代におけるさまざまな問題点が浮き彫りになっていく。

この新しい農作物に問題があるのではなく、実はすでに世の中に蔓延してる「普通の食べ物」に問題がある、という結論は本当に面白い。
やられた、という感じだ。
まさに「問題提起」としては、これが一番であろう。
声高ではなく、静かな問題提起だ。
「今、自分たちは何を食べているのか」ということに考えが向かう。

ストーリーには、複線的に、研究開発でのことや、博士との軋轢、同僚との人間模様などまでも、この時間の中に盛り込んである。

作・演の柳井祥緒さんという人はこういうストーリーを書かせると、ピカイチではないかと思う。

また、役者もよかった。調査官役の植木希実子さんの鋭さ、そして立場を指摘されたときのたじろぎ、根村研究員・大竹絵梨さんの苛立ち、総務部係長・鈴木理保さんの声の荒げ方、課長・坂本なぎさんの上司らしい落ち着きと、責任感、さらに修善寺研究員・篁沙耶さんの後半から存在が現れてくる感じ、さらにNPO法人担当者・藤原薫さんのニュートラルなところ等、それぞれの役割がきちんと果たされており、舞台の面白さにのめり込まされた。

折り紙で「足のある魚」を折らせ、BSEのエピソードを入れることで、第1作『花と魚』を匂わせる(『花と魚』では口蹄疫)。イメージとして『花と魚』『艶やかな骨』2つの物語が、対になっていることがわかってくる。

つまり、『花と魚』では野生動物と人間の暮らしのトレードオフな関係、村で行われようとしている村おこしのことなどを、「足のある魚」というグロテスクなアイコンを使って、果たして何が正解なのか? を問うていたのに対して、今回は、「安全な食物」をキーワードに、実際に今われわれが食べている食物とはどんなものなのかや、遺伝子組換え、研究開発などを盛り込んで、やはり「何が正解なのか」を問題提起している。
人を浄化させるほどの安全で、高効率な、センターが開発した農作物がいいのか、しかし、それには逆に、身体を浄化してしまうがゆえに、一般に出回っている農薬や化学肥料を使った「普通の食べ物」を食べてしまうとアレルギーを引き起こすトリガーとしての問題点がある、という関係。

ホントによくできていると思う。
三谷版 『桜の園』

三谷版 『桜の園』

パルコ・プロデュース

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

残念なことに、思っていたほど面白くはない
『桜の園』が「喜劇」であることへの思い込みで、なにも『桜の園』をシチュエーション・コメディ仕立てにしなくてもいいのに、と思う。
いや、ま、してもいいんだけどね…。

しかも、それほど笑えなかったし。

ネタバレBOX

確かに「三谷版」ではあった。

しかし、『桜の園』が「喜劇」であることにこだわりすぎたのではないだろうか。
「喜劇」という言葉に、自らが縛られてしまったというか。

そのために、キャラにいろいろ盛ったり、無理に「笑い」とするための台詞や演出を足したために、逆に面白くなくなってしまった。

人間の哀しさが「喜劇」として映るわけで、何も「間」や、「面白台詞」で笑わせることだけが喜劇ではないと思う。ドッカンドッカンという爆笑を得るのではなくて。
もし『桜の園』が喜劇というならば、なんとなく、しみじみと面白いといものだったのではないかと思うのだ(爆笑するということではなく)。

コメディで「ここ笑ってください」は、それ自体がネライでない場合は往々にして面白くない。

台詞とかもヘンにいじらずにそのままやったほうが、きちんと面白かったと思う(「笑える」という意味でなくて)。

例えば、ラネーフスカヤが、ワーリャとロパーヒンを部屋に2人で残すときに、「あとは若いお二人で…」のような台詞は、コメディとしては笑いは取れるかもしれないが、ラネーフスカヤが言う台詞なのかな、と思ったり。
シャルロッタの猿とかも。
また、トロフィーモフのハゲネタも、原作には罵り言葉として出てきたとは思うのだか、毛をむしるところまで、ハゲ、ハゲで引っ張っていく。これにはゲンナリした。

あるいは、出来事にいちいち説明的で面白のオチを付けてみたり。例えば、ラネーフスカヤが母の面影を見るのだが、実はそれはシャルロッタだったとか、浮浪者がピーシチクだったとか。

そうしたほうが「笑い」につながるとは思うのだけれども、なにも『桜の園』をシチュエーション・コメディ仕立てにしなくてもいいのに、と思う。

いや、してもいいのだけど、もしそうするのならば、柱だけ残して、あとはもっと思いっきり変え、全然別モノにする゛らいならばよかったのだが(『三谷幸喜の爆笑・桜の園』とか……違うか)、中途半端にオリジナルが多く残っているだけに、なんか残念。

積み木の家もなんとなくワザとらしすぎだし。
さらに言えば、その積み木の家をラストでフィールスが壊すのは、意図が不明ではないか。長年屋敷に仕えていた老僕であり、ガーエフを「お坊ちゃま、お坊ちゃま」と呼んでいたのにもかかわらず、突如最後に見せる、黒い本心のようで、気持ちのいいラストではなかった。

この『桜の園』でよかったのは、強いて言えば、キャラをくっきりしたことぐらいかな(三谷さんの感じたキャラの輪郭において)。

三谷演劇ではお馴染みの、本人の声による開演前の注意事項アナウンスも、その微妙さがネライだったとしても、まったく面白くなかった。
タニンノカオ~人命救助法2012

タニンノカオ~人命救助法2012

シンクロナイズ・プロデュース

東京アポロシアター(東京都)

2012/08/09 (木) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★

初見。
安部公房作品で興味深い演目だったので観ました。
説明文の通りの内容でしたが、コメディ要素のある「人命救助法」と、真逆のシリアスさを持つ「タニンノカオ」
両作品ともそれぞれの違いが明確で面白かった。

ネタバレBOX

個人的には「人命救助法」のブラックユーモアな結末の方が好みかな。
「タニンノカオ」の事故による悲劇、孤独な生き方、愛する人に去られていく男の人生が何とも物悲しい。シェイクスピア劇の十二夜みたいな鏡の使い方は眼を惹いた。
不条理というものの、ちゃんとしたストーリー性を感じた舞台でした。
そうか、君は先に行くのか

そうか、君は先に行くのか

カムヰヤッセン

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/08/10 (金) ~ 2012/08/20 (月)公演終了

満足度★★

人数多い
いえ、別にそんな大人数じゃなくてむしろ少ないくらいなんですが、登場人物をさばききれてない感じ(本的にも演出的にも)がしてしまって集中出来ませんでした。

「天国の待合室」(7月)

「天国の待合室」(7月)

劇団6番シード

d-倉庫(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

よかった
実際生きてるのか?死んでるのか?実際どうなのと?単純に状況がわかるような展開にしてなかった脚本はよかった(まあ、わかりにくさは若干感じましたが)。中心となるキャラを演じた役者陣もナチュラルな演技で本の良さをさらに出してました。よかったです。

スクエア

スクエア

TAKA-BANプロデュース

ウッディシアター中目黒(東京都)

2012/07/18 (水) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★

そこそこ面白かった
スクエアと言うより三角錐といった方が合うか?
見たことあるエピソード(4話中3話観た事あり。若干は変えている模様)もあったが、そこそこ面白かった。特に未見の4話目で、それまでの話に出てきたキャラがその後という事とで、話に出てきたのはよかった。

正義の人びと ~神の裁きと訣別するための残酷劇~

正義の人びと ~神の裁きと訣別するための残酷劇~

オフィス再生

APOCシアター(東京都)

2012/08/16 (木) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★

美しい。。。
何度か観たオフィス再生作品の中では、
とてもわかりやすく、そして美しさ際立つ作品だと思いました。

ハナシのスジを、細かく追おうとはしないほうが、
楽しめるのではないかと、思いました。(私は、ですが)

19:30ピッタリに始まるのも、ブラボー!
(遅れて来る人に合わせて開演を遅らせる、って、やっぱりどうかと思うのです私も)

ネタバレBOX

とにかく、とにかく美しい。

シーン・シーンが、どこをとってみてもベストショットの写真のようで、
綺麗な写真集をぱらぱらとめくってみているような印象。

ラストの、絞首刑と、切腹と、降雪にはヤラれてしまいました。
不謹慎かもですが、本当に綺麗でした。

最後、雪が、笑っちゃうくらい降ってきますが、
あれだけ降ることで、説得力も増す気がしました。
そして、雪が降り積もった終演後のステージも美しいです。
(役者さん、いつ起き上がれたのだろう?)

でも自分にもめちゃめちゃ積もりますw
積もった自分を写真に残しておきたかったくらい(笑)

たぶん、視界を遮られることなく全体を見渡せるほうが楽しめると思います。
ので、最前列をおすすめします。
そうか、君は先に行くのか

そうか、君は先に行くのか

カムヰヤッセン

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/08/10 (金) ~ 2012/08/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

やぶからし編を観て
初めて行った会場で思っていたより小さいところで舞台を挟んで両側に客席があり、座る場所によって見え方が大きく変わると思った。時には役者さんの背中しか見えないところも。それも演出の一つなのかな?現実と過去が交差して主役の人間模様、言葉の荒々しさや優しさが入り交じる舞台。
照明が全体的に暗め。

ネタバレBOX

主役のヤクザが外では強がっているけれど、家で彼女か奥さんの前では甘えた感じの口調になり、特に方言が出るところが良かった。
舎弟役の竜史さんがほんとにいそうなチャライ感じででもラスト直前の銃で撃たれ苦しんでいるシーンは熱演でした。
「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)

「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/08/15 (水) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★

エビとカニ
チケットプレゼントにて鑑賞。

2話目の方がいい味だった。
土屋兼久の演技が良かった。

ネタバレBOX

「地下鉄半蔵門線乗っ取り事件」
ややぎこちない印象。演技も話も。味気ないというか。展開はスピーディで良かった。

「イタリアンの罠」
ライトなミステリー話の中に、オーナーシェフ(小沢和之)の味覚障害の悲劇や副料理長(藤堂瞬)の想いが混じり合って、いい感じだった。大家(宇田川美樹)の片思いもいいアクセントになってるし、評論家(土屋兼久)も地中海キャラがたってて笑えた。

パンフの「エビとカニ」の話がなにげにいい。
十三人の刺客

十三人の刺客

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2012/08/04 (土) ~ 2012/08/18 (土)公演終了

満足度★★

次回に期待
役者陣は名前がでており、期待をしてみました。
その分残念感が大きかったことは否めません。
もう1度観る予定なので、生きている舞台を期待します。

鎌塚氏、すくい上げる

鎌塚氏、すくい上げる

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2012/08/09 (木) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

まわるよぉ
観てスッキリ!笑ってスッキリ!前作も楽しかったけど今回もさらにパワーアップ!まわるまわる。。。久々に観たこれぞコメディ!!歌あり、技あり…客席も一緒になってるのも感じてさらに楽しかった。みんな物語を背負い、憎らしいのに憎めない愛らしさを持っていて、アットホームな気分も味わえました。誰でも鎌塚アカシ氏に惚れてしまうわ。次は何をするんだろ。楽しみです。

緑の指

緑の指

世田谷シルク

シアター711(東京都)

2012/08/15 (水) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

台本
買ってみました・・。

いま読んでいるところです。

そうか、君は先に行くのか

そうか、君は先に行くのか

カムヰヤッセン

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/08/10 (金) ~ 2012/08/20 (月)公演終了

満足度

なんだかなぁ・・・
前回の吉祥寺シアターに続き観劇。


やはり、その先のない物語を見せられるは、役者さんが達者であればいいが、そーでないとただエピソードを見せられただけで「だから何?」を感じてしまうのはしかたないのかな?


前回同様、主役の人に実力がないのが残念。柱さえ何とかなっていればとも。

ネタバレBOX

ひとつは群像劇にしたかったのかなとも思いましたが、にしては各エピソードの掘り下げ方が甘い。故につまらないし、いらない人やエピソードになってしまうんじゃないかなぁ。
今夜此処での一と殷盛り

今夜此処での一と殷盛り

風雷紡

サンモールスタジオ(東京都)

2012/08/11 (土) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★

ゆやゆよん
怖い話ですがコミカルな部分も多く楽しんでも観れます。2時間以上の長時間に関わらず、空間の使い方、暗転の使い方、実に面白く楽しめます。役者さんに話の展開も魅入らされる所が多くお勧めです。

ネタバレBOX

終始、簾の向こうから出ずに進む現代の舞台。オープニングではタイトルがダブって見えて残念なところもありましたが、時間軸が違うのが視覚的にもわかりやすく良かったです。時が止まっているような針金を巻いた時計など、細かなところを見るのも楽しい。また薄暗転でも話が続いていること、ハケにも役柄を意識してるのがわかり好印象です。
及川さんの声は艶がありましたが、キューブ所属ということで実力も納得しました。谷仲さんのキレは面白くも僕はくどいとは思わず、狂言のような重みのある声、良かったです。首吊りのぶらーんが、席の角度が悪くほとんどわからなかったのが悔やまれます。最後の方、孝子さんの血塗れ笑顔が実に不気味で鳥肌が立った。個人的には5なのですが、早苗役の吉水さんの芝居が若過ぎなのもあってか、自然な絡みが欲しかったと思います。それでも台詞の覚えや動きなど、これから期待できる女優さんだと思います。推理をする材料としては足りない気もするのですが、長い時間も気にならないほど、書き込みたいこともたくさん。充分楽しめました。
『熱海殺人事件』(作・つかこうへい)

『熱海殺人事件』(作・つかこうへい)

モウムリポ(ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動)

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/08/04 (土) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

なるほど原点
元々暑苦しそうな作品をさらにハイテンションに暑苦しく演じる、な感じ?(笑)
が、確かにポップンマッシュルームチキン野郎の原点だなと感じる。
また、婦警役を(女優も出演しているのに)男優に演じさせることとあの衣裳(なのか?)は前回が「ロマンス」だったことを考えると大いに納得(爆)。

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