最新の観てきた!クチコミ一覧

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『女優の魂』都市ツアー

『女優の魂』都市ツアー

チェルフィッチュ

epok(大阪府)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★

『女優の魂』都市ツアー
短編小説をそのまま舞台化ということで、なにやら自己啓発系のプレゼンを観ているようでした。もう言葉と身体で事細かに完成された作品故、観客の入り込む隙間がない、窮屈で遠い作品だと思いました。そう、それで。だから?といった後味です。そしてお尻が痛かった。

鉄瓶

鉄瓶

西瓜糖

駅前劇場(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/07/02 (火)公演終了

満足度★★★

初見です
初めて拝見した団体でした。
演技派の役者さん揃いで、文句無しの見応えでした。
ただ、受付の対応が最悪でした。
関係者を優先するあまり、一般のお客さんをないがしろにするような対応がとても残念でした。
せっかくの素晴らしい作品だったのに、受付の対応のせいでお芝居が始まってからの最初数分、入り込むのに時間がかかりました。

Weekly1【溺れる金魚】

Weekly1【溺れる金魚】

アヴァンセ プロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度

残念
取り上げた題材は良いと思いますが、演出が素人すぎてこの劇場で4200円ものお金が取れるレベルではないかと…。
前評判に期待しすぎてせいもあるかもしれませんが、照明のあたりが悪く役者さんの表情が全体的に見えなかったり、無駄に感じるブルー場や暗転がやたら多く長かったり。
セリフ運びも単調で、何か感情が高ぶれば叫んでばかり。
どれもこれも素人でも気付く、演出で手直し出来そうな部分ばかりが目に付き残りました。
学生劇団なら我慢も出来ますが、あれだけ宣伝をして規模を大きくしているのならば、勉強の途中を高額で提供しないで欲しいです。
星一つは、主演の役者さんに。

ストリッパー物語

ストリッパー物語

東京芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★

つかさんの作品だけど
叫ぶ感じのがない。それぞれの人間模様をみさせていただきました。

おしまいと、その続き

おしまいと、その続き

ハチビットプラネット

シアター711(東京都)

2013/07/31 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

闘争賛歌
面白い。

ネタバレBOX

経営難のオーディオ機器メーカー・ナギサが外資に買収され、運動部の社員らはリストラ部屋に異動となる。なんとかリストラを回避したい、かつハゲタカな新社長から会社を守りたい南は、エージェントの菊森らの協力を得つつ、戦いを始める…。

南(石田誠一)…元サッカー部。サッカーの才能があり、リーダーシップもある。菊森とは旧知の仲。オーディオ「湘南」の音を聴き、会社を守る決意を固める。
八角(蜂須賀孝蔵)…元卓球部。成績不良だけど、絵の才能あり。南が好き。
稲村(後藤幸子)…元バレー部。天才セッター。クールだけど、南への好意から皆を裏切ってしまう。
矢作(小澤貴)…元柔道部。腰痛持ち。妻と親権争い中。ギャンブル好き。
片瀬(坂田昇子)…元クライミング部。友達少ない。
菊森(宇田川直紀)…サッカーの交渉代理人。南の先輩。南の不調時に入団テスト受けさせたことを後悔している。
ママ(生見司織)…スナック「いきどまり」のママ。フリーの記者でもある。
安住(高瀬秀芳)…Pオーディオ事業部。南のファン。「湘南」の研究を続けるため、リストラを推し進めるが、「湘南」が社長の手に落ちそうになったため、南らと協力をする。
平(橘理絵)…安住の部下。リストラ室へスパイとして送り込まれた。耳がいい。
新社長(為平康規)…レッドストーン社から送り込まれた社長。落ち目のナギサを利用し、金を得ようとするハゲタカ。
藤本(みのみのり)…リストラのプロ。元企業買収のプロ。南らと協力し、新社長を倒して社長に就任する。

ところどころしっかり笑わせてくれるし、熱いシーンもあって、ワクワクできる作り。わかりやすいキャラ設定や関係性で気軽に楽しめる。やや強引に感じるとこもあったけど、テンポが良くて話に動きがあるので気にはならない。
テーマは「戦うこと」かな。舞台としては、レッドストーンからナギサを守り、今度は「湘南」を世界に向けて売っていくってとこで終わるが、まだまだ戦いは続くと。人生戦って生きていくことに価値があると。110分。

あと、蜂須賀孝蔵は笑いをとるセンスがいいと思う。
ゲッコウテラス【満員御礼!】

ゲッコウテラス【満員御礼!】

劇団ゴールデンタイム!

明石スタジオ(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ダブルキャストの魅力
初回を観賞。初もの故のぎこちなさや荒削り感は致し方ない。
私としては、わかりやすくて役もそれぞれに個性があって理解しやすかった。
しかも役がなかなかカッコイイ。あの熱さや強さは今の時代には足りないかもしれない。その中でも魅力的な役者さんが魅力的な役を演じていた。
だからこそ、ダブルキャストになっているもう1チームも観たくなってしまった。
そして翌日もう1チームも観賞。2チーム観てよかったと思う。
殺陣は確かにガチャとした感じがして上手いといえないかもしれない。そのあたりは詳しくないので私にはよくわからない。内容によっては踊るような決まった動きを感じさせる殺陣が合わないものもある。今回はキレイな動きになるよりは必死さが伝わったかも。ところどころ気になる点や台詞の聞き取りにくいところもあったが、十分楽しめた。舞台のつくりもよかった。

拡張演劇

拡張演劇

TACT/FEST

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

【おすすめ】拡張演劇
20~30人の観客の手の届く空間で観ることのできる贅沢。そして子供たちの突っ込み。演劇が拡張される瞬間を見ました。両プログラムとも良作揃い。かなりのお勧めです。
※子供向けだから、だと思って避けた方、残念でした。子供だましなんて言葉なんて実際には存在しえません。大人と呼ばれる人たちより、子供さんの方が目の肥えたお客さんでした。だから参加団体さん、本気。その団体さんの最高傑作と呼べる作品もありました。

「父帰る」「雷鳴」「チロルの秋」「タバコの害について」他

「父帰る」「雷鳴」「チロルの秋」「タバコの害について」他

劇団東京蝉ヌード

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

「タバコの害について」が、いいね!
長身に、裾の短いモーニングとズボン。いい味出してました。演壇の机が安っぽいのも、いいね!
他の役者さんも面白かったけど、いま一歩。熊崎久実さんも前回印象的でしたけど、今回は地味でしたね。

火男の火

火男の火

「火男の火」製作委員会

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/06 (火)公演終了

満足度★★★★

豪快
なんとも豪快な山賊の話。不条理で、不道徳、力と智力で統治される世界観、大衆演劇を満喫した2時間10分の大作でした。

独り芝居・芸人列伝

独り芝居・芸人列伝

だらく舘

シアターPOO(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★

一条さゆり
面白い。55分。

ネタバレBOX

荒れた家で育ったカズコの一生。ヤクザと結婚し、子と離れ離れになり、ストリッパーになり、再婚し、相手が自殺し、放火で全身火傷を負い、生活保護を受けてって人生。傍からみれば苦しいだけと思う人生だけど、それでも生きて愛情を失わない「一条さゆり」が眩しく映る。

つぶれたボールを鞠に見たてて、自己と会話するシーン良かった。「嘘を吐く」自分も受け入れ、他人の行いも包んでいくかのような振る舞いが興味を引き続けた。終盤の放火の張本人との会話とかもいい。

演出が変に凝りきった感にしてなくて良い。
演技は、もっと訴えてくる感がほしい。姉へ息子をお願いした際のダークな空気感は良かったけど。終盤の色々飲み込んで生きているという感じがビシビシ伝わってくるとなお良かった。
GO部屋ゴーゴー!

GO部屋ゴーゴー!

ナックルボーラーズ

劇場HOPE(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなか
舞台美術はシンプルながら、部屋毎の登場人物のキャラクター設定が楽しめました。
個性豊かな住人がいる4部屋の騒動が愉快な時間を楽しませてくれました。

嘘をついた下北沢

嘘をついた下北沢

ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース

シアター711(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

下北の魅力とは?
ラジオドラマの最終話ということでしたが、特に違和感なく観ることができました。 下北の街を模したジグソーパズル風のセット、良かったです! 中盤以降の展開が早すぎたのが気になりましたが面白かったです。

カタルシツ『地下室の手記』

カタルシツ『地下室の手記』

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/07/25 (木) ~ 2013/08/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

安井さんの演技力に脱帽
ドストエフスキーがこんな形になるとは!
自意識の塊のような彼に自分を投影してしまった。

なかのサイド物語

なかのサイド物語

なかのエンジョイ♪えんた〜て〜めんと

テアトルBONBON(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい作品でした。
8月3日(土)19:00からのUME公演を見てきました。
ミュージカルが苦手な自分でも、物凄く楽しめました。

ネタバレBOX

客席に入ると舞台が上下二段となっており、それだけでなく劇場全体をフル活用し、スピーディーな作品を演じられていました。

まさか、開演前の時間まであんな趣向が凝らされているとは思っていませんでしたが…。

ミュージカルやアニソン等の要素がふんだんに盛り込まれていたのも、見やすさの原因かもしれません。

出演者の方の演技のレベルが非常に高く、それだけでも見る価値はあります。

ダブルキャスト制なので、もう一方のMISO公演も見てみたくなりました。

何で「UME」と「MISO」なのかは、最大のネタバレになるので差し控えます。
はい!
四畳半ベンチプレス

四畳半ベンチプレス

小松台東

OFF OFFシアター(東京都)

2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

青春
なんてことのない主人公なのに青春がよく描かれている。いい母ちゃんだ。

パニ★ホス

パニ★ホス

PU-PU-JUICE

SPACE107(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/10 (土)公演終了

満足度★★★★★

良質エンターテイメント☆
土曜日の夜に拝見しました。

ストーリー、演技、演出などなど全てに安定感があるおかげで、リラックスして楽しめる素敵なエンターテイメントでした。たくさん笑って、心温まるシーンもあり、涙腺にじわっとくるところもあって…とっても満腹になりました!
役者の皆さんの熱演、本当にすごかったです。感動するくらいのエネルギー量!見ているだけで元気を貰えた気がします。
難しいことは抜きにして、とにかく笑いたい、楽しみたい、元気になりたい人にオススメの舞台です。

この舞台に関わっていらっしゃった皆さんに、「ありがとう」を伝えたいです☆

カタルシツ『地下室の手記』

カタルシツ『地下室の手記』

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/07/25 (木) ~ 2013/08/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

原作の凄さと脚色の巧みさ。安井順平さん小野ゆり子さん好演!
痛い。
痛すぎる…。
またまた自分を舞台で見せつけられてるようで…痛いです。
こういうことを、ここまで端的にリアルに深く描いた作品は、ジャンル、媒体に関係なく初めてで、投影しすぎて、泣けました。
観客の人達は、どうしようもない変な人のデフォルメされたフィクション、悲喜劇、とか思うのでしょうか。

原作が「ドストエフスキーの」というから、ある程度当然難解を予想していましたがそんなことはなくて。
ネットで原作のあらすじを探して読むと、時代描写の違いはあれどほぼ舞台通りの内容が書いてある。
1864年の作品が現代でも通用する、原作の凄さと脚色の巧みさ。
これだけの話を、終始笑わせながら軽妙に引っ張っていく。

話は、40歳になって、社会を拒絶、地下室にこもることを決めた中年男の物語。
男は、ネット中継のカメラに向かって、これまで一番心残りだった女との話を語り始めた。

安井さんが、舞台に向かって日常会話のように話し始める。
そして中継を始めると、舞台奥のカーテンには、動画に対する視聴者の書き込みの文字がリアルタイムで映し出される。
この動画試聴者の書き込みのアイディアが秀逸。
舞台上の変化にいちいち突っ込まれるのが面白い。
(今回は終盤カーテン閉め忘れ?で、一部の文字は読めませんでしたが…)

安井さんもイキウメでは、理論派の役を一手に引き受け、SF的な解析・説明をすることが多い。
今回も理屈をこねるけれど、それよりも一歩も二歩も踏み込んで、体裁や理屈を超えた、非常にカッコ悪くてみっともない、本音・本質を演じる。
競演の小野さんは、チラシからはもっと脇役かと思いきや、とっても重要で魅力的な役を、実に生き生きと演じていて印象的でした。
(NODA・MAP『南へ』や、柿喰う客・女体シェークスピア002『絶頂マクベス』出演、気づきませんでした。そしてなんと大森南朋さん夫人!)

ネタバレBOX


人生でめったにないような、映画やドラマのような人生を変えるかもしれない最後のチャンス。
偉そうな屁理屈をこれまでいろいろ言ってはいても、結局その一歩を踏み出せない。
ここまでお膳立てがあっても、身震いがして動けない。

これまで、自分の人生に他人に踏み込ませなかった。
他人の人生にも一切干渉しないようにしてきた。
しかし、それで生きていると言えるのか。
死んでいるのと同じではないのか。

痛い。
痛すぎる…。
どうしよう。
pays de MIROIR vol.1

pays de MIROIR vol.1

pays de MIROIR

シアターシャイン(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

複数団体イベント
芸術集団 れんこんきすた(ダンス) 「千華扇抄(せんかせんしょう)」 のみ鑑賞。複数団体が参加しているイベントのため、アナウンスでは「上演時間は全体で3時間を予定」と相当長丁場。各回団体と団体の間に10分程度の休憩があるとはいえ、狭い空間で全部観劇した方はお疲れさまです・・・

ネタバレBOX

素舞台でのダンスなので非常に力量がはっきり現れてしまう。だが代表の方のダンスが一番上手。もしかしたら観ている人間が思っているより年上の方なのかもしれないけれど、周りの若い女子には負けないどころかベテランの素晴らしさで座組を引っ張っているエネルギーを彼女のパフォーマンスから感じた。
いろいろな曲でいろいろなダンス。もう少しクオリティの部分をあげるともっといい公演になると思うが、見目麗しい女子が踊り狂っているのを見るのも悪くない。
「空のハモニカ-わたしがみすゞだった頃のこと-」

「空のハモニカ-わたしがみすゞだった頃のこと-」

てがみ座

座・高円寺1(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい
初演を観て、てがみ座を好きになった作品。舞台セットは同じ様な感じ。内容は、適度に忘れていて、いい工合に楽しめた。 劇場の空間が、金子みすゞが生きた時間の様に思い、観客全てが集中してるのが感じられた。やはり、素晴らしい作品!

飛龍伝

飛龍伝

COTA-rs

シアターサンモール(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

意気込みが感じられるお芝居でした
最初っから、勢いのあるお芝居でした!

初っぱなに役者全員が舞台上で「演じさせて頂きます」って名乗ったのは、初めてでしたが、役者さん達の意気込みが、伝わって来るようでした。


歌あり、ダンスあり、殺陣あり、盛りだくさんの演出なのだけど、あくまで個人的な意見ですが、私的には、ダンスは、要らないんじゃないかな~と思いました。

あの、闘争シーンの叫び声やアクション、床を伝わる地響き・・・自分達の思想を信じて、ひたすら前へと突き進む迫力をそのまま真っ直ぐに表現する方が、より強く思いを伝えてくれそうだし・・・。




友情、男女の愛憎、裏切り、葛藤・・・。

予想通り、随所にちょっとお下品な要素もあるが、特に後半は、ずっしり重たくて、とてもとても辛い内容で、かなり辛かったです。


長台詞も多く、その上、台詞量も膨大なお芝居でしたが、声を枯らしながら、汗だくになって、必死で食らい付いている役者陣の熱演に、かなり揺さぶられました。

今回限りの旗揚げ解散公演、良いカンパニーでした。

超有名な作品ですが、今まで観たことがありませんでした。
初めての【飛龍伝】このカンパニーで、良かったです。

ありがとうございました!


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