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ナツメ

ナツメ

ナ・ポリプロピレン

中野スタジオあくとれ(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★★

暮れの定番
すでに見た友人らの話から、劇中ドラゴンボールネタがたっぷりらしいということは判っていたが、これほどとは…! というくらいドラゴンボールびたし。
アニメはほとんど見ていないけど、一応原作まんがは全巻読んだので、なんとかネタで笑わせる部分では笑えたアタシ(^^;
あのおたくの鬱陶しいほどの無意味な熱さ…笑えると言うより実際いそうで苦笑。

ネタバレBOX

いやでも笑った笑った。莫迦莫迦しすぎてたまらない。そして最後はちょっとエモい。くう!
がつんとネタバレで感想を、カンタンに箇条書きでさくっと行きます☆

◆初っ端から陰山さん登場!陰山さん!ステキ!アラカルトに出られなくなったのが本当に淋しい。

◆その陰山さん、やっぱり喫茶ナポリのマスターだった(去年以前からの作品とリンクしてる)

◆ラストシーンで、探してた煙草をやっとゲットした陰山さん。ここで吸ったらアラカルトの陰山ギャルソンの再来…!!とドキドキしたけど、吸わなかった(^^;

◆生津さん、前月に厳めしい軍人役で拝見したばかりなのに、今回はピッコロ…。落差にクラクラ。

◆しかも出てきてすぐズボン脱いでふんどし曝すし(笑)

◆日替わりゲストがご贔屓の岡田達也氏♪

◆おっかーさん、馬の被り物で登場…

◆ 「俺たちももう30だし」「もう30だし」というセリフの繰り返しで場内爆笑。

◆演じている役者さんはover40(笑)

◆有川マコト氏のホストキャラ→おかまキャラがベタ過ぎる(^^;

◆けどなんか可愛く見える…

◆しかし「ホモ=おかま」なわけじゃないんだけど…世間的にはそいう認識?

◆陰山さんが踊るとカルロスに見える…! カルロ~ス!!

◆ナツメが18号の姿で語られたから女子だと思っちゃったじゃん。

◆最初からナツメを男子だと思ったひとは、DBに詳しくないからでは…?

◆相変わらず細見くんはナイーブな少年の様だ。

◆詰め襟姿のおっかーさん、ファン的にはとてもおいしい。

◆マジメくんキャラの詰め襟細見くん、悪くない。

◆背中流してあげたとき「白い」って…。おっかーさんなら黒いはず。

◆ベジータは孤高の王子なのよ。

◆時間とお財布に余裕があれば、日替わりゲスト全員分観たかった~。


…とまあこんな感じかしら。
ぜひ、来年もまたやってくれることを願って。
片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

さすがイキウメにハズレ無し
やっぱりおもしろかった。今回は、ちょっとオカルトというか、怖いお話。
手塚とおる氏が出るというので、これもたのしみだったのだが…

ネタバレBOX

超ベタな使い方というか。でもそれが正解なのかも。手塚さんならではの不気味さを存分に味わえる役。
「魔」っていうか、「呪」かな? 役名は「男」だけど。
セリフはひとつもなく、時々呻き声をあげ、手足をくねらせて舞台上や客席を徘徊しているだけ。
最前列の客席がところどころ空席なので、ああこれは何かに使うんだなと予想したけれど…手塚さんが座るためだったとは。隣に座られた人はちょっと落ち着かないんじゃないかしらん。

一見平穏な郊外の住宅街に、父一人娘一人の安斉家が越してきたところからソレが始まる。
まあつまり、ソレってのは「呪い」だったわけだが。
「男」を目撃した人は、次々とおかしくなってしまう。
「許さない」のひと言だけを繰り返し、コミュニケーションも取れず、謎の「水」を身体から零す。そして間もなく死んでしまう。
安斉家の周囲では植物は枯れ、人々は狂い、ついには廃墟と化すという。
唯一の部外者である蘭の恋人・日比野は、奇妙な冷静さで「水」や安斉の過去に済んでいた町を調べる。(「水」は重水であった。重水ってそういえば何だっけ?と調べちゃったよ。)
住む町をことごとく廃墟にしたのだろうと咎める日比野に、「私ではなく、娘の体質のせいだ」と安斉は答える。

大河原家の息子・和夫は安斉の娘・忍とつき合うようになり、忍は妊娠。
和夫は親に告白し、安斉に謝罪する。堕胎してもらおうとするが、安斉に「君は自分を変えようとはしないのか」「忍を愛していないのか」と問われ、父になる決意をする。和夫役の大窪人衛くんが健気でかわいい。
布を縒りあわせた太い綱が、水を滴らせ上から降りてくる。臍帯を想起させる。
忍はその綱を引き絞り、呻き声をあげ、「男」が加勢し、そして出産。
「よくやった。お前は自由だ」と父は告げ、娘は微笑む。

制服のブレザーではなく、私服を着た和夫が赤ん坊を抱いている。帰らぬ忍を待っているのだ。
忍の母は、忍が生まれてすぐ消えたと言う。
初潮が来るまでは幸せで、以降は苦しみしか無かったと。
ああやはり。
和夫の腕の中を覗き込み「もしかして…」と言いかけた日比野を制し、叫ぶ和夫。
「こんなに可愛いのに!」


恐ろしいのは、「許さない」と言われた皆が、そう言われたことに対して思い当たる節があるっていうこと。
独り者の佐久間に「許さない」と言われた蘭には、言い寄った彼をつっぱねたという過去があった。大河原は妻に「許さない」と言われ、蘭との不倫がバレたかと思い自爆。
町内会を作ろうと働きかけたり、ご近所でBBQパーティーを催したり、うわべは和やかに見えても実は…という。
でも「呪い」と口に出して行っちゃうと、どうも陳腐に聞こえてしまう。
そこはもうちょっと、秘すれば花的にやってほしかったかな。


んでもって、みな安定の役者陣☆どなたも良い!
伊勢佳世ちゃん、女っぽい~。(キャスト票に「蘭」とあるけど、自分の記憶では「リン」だったんだよね…。「ラン」って言ってたっけ? おかしいなあ~)
そして!大好きな浜ちゃん、ちょっと嫌味な日比野役もバッチリこなすわー。
この日はまたまた風邪っぴきで、終演後は直帰。
できたら感想を語り合いたかったのになあ~。残念。
地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-

地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-

てがみ座

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

初てがみ座
てがみ座は、今回初めて観る。
ハイリンドの多根さんが客演するというので観ることにしたのだが、それまで劇団の名前さえ聞いたことが無かった。
評判が良さそうなので楽しみにしていたが、内容についての前情報はほぼゼロ。民俗学についての話らしいと小耳に挟んだくらいだ。

客席を見回すと、割と年齢層が高そう。平均すると50代くらいだろうか。
開演に遅れてくる人や、上演中にガタゴト大きな音を立てて身動きする人などが多かったのが少し気になったが、携帯などは鳴らなかったので本当に良かった。

肝心のお話はといえば。
戦中から戦後にかけての日本が舞台。
宮本常一という実在の民俗学者が主人公。彼を含む研究者たちの集まり、“アチック・ミューゼアム”とそのパトロンである渋沢敬三の物語。
民俗学に対する情熱を題材にしながら、それに絡めて戦争をも描いている。それと夫婦のあり方までも。

ドキュメンタリーもののスペシャルドラマを観たような感じ。
硬すぎず、ちょっとした軽みも交え、でもってしっかりと人間を描いていて見応えがあった。
劇的に、わーっと面白い!という訳ではないが、じんわり素朴に「よかった」。
役者さんがみなさん達者で、何の危なげもなくて素晴らしい。
渋沢敬三氏の息子さんが観に来られたらしいが、「思い出を観ているようだ」とのこと。
脚本家の方がツイッターで発信したのだが、それを読んで──私が話を書いたわけでもないし、演じたのでもないが──なんだか嬉しくなった。

終演後のアフタートークも、いろいろと興味深いお話を聞けて面白かった。
民俗学は何となく興味はあったのだが、この機会に宮本氏の著書『忘れられた日本人』を読んでみようとおもう。

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

おぼんろ

ワーサルシアター(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いと涙に揺れ動く芝居
なんと芸達者な役者たちだろう。物語自体の印象はかなり単純。それを役者の力量で引っ張って行ってしまう。観客を巻き込んで笑いを取り、真剣に演じて泣きを取る。それを味わうだけでも面白いと思う。

アコヤの木第二回公演『ハッスル神功!!!』

アコヤの木第二回公演『ハッスル神功!!!』

アコヤの木

天満天六・音太小屋(大阪府)

2014/05/12 (月) ~ 2014/05/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

そんな少女がいたのよ
このチラシの笑顔 今見ると時代を乗り越えた女性の力強さを感じます 少女から ゆっくりと 徐々に変わって 優しい声で話す 真っ白な照明がいい 面白かった ハンガーで作られたツリー
 時代は、そこに乗らない者が作って 最後のシーンの繰り返すセリフから真っ白な照明の中の場面がとても綺麗でした。

角を持つ人間はいなかった 戦 多くの人が死んだ その後どうやって生きてきたかわ些細な事 // 言葉を紡いでいる 昔々神の声を聴く少女がいた そんな少女がいたのよ // 

ネタバレBOX

このチラシの笑顔 今見ると時代を乗り越えた女性の力強さを感じます 少女から ゆっくりと 徐々に変わって 優しい声で話す 真っ白な照明がいい 面白かった ハンガーで作られたツリー
 時代は、そこに乗らない者が作って 最後のシーンの繰り返すセリフから真っ白な照明の中の場面がとても綺麗でした。

 たとえば子孫 歴史 何千 何万年後 かき集めて 小さなことは、ざっくりとなる 生きたことは確か 缶ビール。 神様の話を 自分で初めて 追いつかない 確かに生きてた 毛むくじゃらな六本の指 神は言った 息長足姫(オキナガタラシヒメ) タラちゃん 足元に広げられた巻物 海から私は  ザザーーン ザザーーン // 理屈っぽい女 ロイヤルキック ロイヤル堅め ・・・ // 何でここにいるのか どこかへ連れって行ってくれる? なかつ君 お仕置きだっちゃ 好きじゃない 恋だ 愛だ 分からない 嫁もいて子もいてナンパ // 九州成敗 父は偉い ヤマトタケル 泣くなよ 分かった 一緒に行く 尻触んな 今度は誰 部下 奥様 タケウチノスクネ やりたいように させてあげなさい 歴史の中 膨大な中 私もいた 竹内君はいない 歴史の外側にいる 世界の在り方を知っているかも 九州ピクニック気分で行こう 口笛 ウインナー ツナマヨ ロイヤルパンチ 星占い 私十代 神よ来い わらにもすがる神のもすがる アレ あんとき 神の声 信じない 私の名が独り歩き 聞いた神の声 九州平定と 神の選択 必要 ・・・//・・・ 神の声を聴いてもらいます ・・・// 海だ  なんかかけて お勧めの曲 海よー(加山ゆ・・・) // 水平線のかなたには何がある と言うのだろう // お爺ちゃんの代からつかえた ・・・ 懐妊した 神の声を 隣の新羅3国 百済 高句麗 支配 解放 彼の国を救う あなたはあなたの世界を 導いて ムリなぜ 聞こえない 子供のせい 駄目だ今夜聞いてもらう 海の向こうへ向かうのだと 鏡 いつか私の中にいる 誰 神様私の願いを聞いてくれますか 彼の国へ向う はむかうものは排除する // 兵を整えた 男たちが輝いている そのガキ いや御子は、 仲良くしましょう 血ですか 身重のフリをしましょう 戦いの先頭に立つ 伝説になる 仲良くやりましょう 相棒 なかつくんごめんごめんごめん 子供も ごめん 私ここで何をしてたんだろう ただ波の音を聞いていた こんなんじゃ ダメよね 神は許してくれないよね 追いかけて追い抜いて 角を持つ人間はいなかった 戦 多くの人が死んだ その後どうやって生きてきたかわ些細な事 // 言葉を紡いでいる 昔々神の声を聴く少女がいた そんな少女がいたのよ // 
サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

変わらぬクオリティ
変わらぬクオリティで芝居を作られるのが凄いです。今回も、あまり取り上げられることのない史実を題材に、濃密な世界が広がります。役者さんの演技は言うことなし。抜群の安定感です。
ただ、上演時間2時間15分という長さもさることながら、クライマックス(私としてはセルゲイの正体がわかるところが一番の盛り上がりでした)の後が長く続いたという印象です。これまでの作品と違い、強烈なインパクトのある登場人物がいなかったから、そのように感じたのかもしれません。

ネタバレBOX

時代は変われど、いつの世も人間の”業”が不幸を作り出すと思いました。
ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

王子、行ってきました!
期待通り!ダンスも殺陣もお芝居も格好良かったぁ(≧▽≦)
ブラック西遊記の時は最後列から舞台を俯瞰するように観たんですが、
今回は最前列から役者さんを見上げてみたので、皆さんの細かい動きや表情まで楽しめました♪
終演後の撮影会でいっぱい写真撮っちゃいました(笑)

ネタバレBOX

クエストさんはいつも殺陣とダンスが圧巻なんですが、
今回は特にトクナガさんvs野地さんの殺陣が観られたのが嬉しかったのと(私は観るのが初めてだったので)エリザベス・マリーさんのキレッキレのダンスが印象的でした。
パゴダの王子

パゴダの王子

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2014/06/12 (木) ~ 2014/06/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

見蕩れちゃったねー、面白かった^^
小野さん福岡さん湯川さん主演回を観劇。

政治的に読み解こうとかしちゃえば、それこそどっち寄りにだっていっくらでも野暮野暮な物言いとかできちゃうんだろうけど、そういうこと頭から取っ払って楽しめちゃうくらい隅から隅までちゃんと面白く惹きつけて/魅せつけてくれるバレエだったなー。
主人公たちの子供時代を演じてたまだ子供のダンサーですら、ちゃんとそこに意識の通った「芝居」があったんだもん。

振り付け/ダンサーだけじゃなく、ブリテンの音楽の古今東西ごった煮なおもしろさ、美術や照明の思わず飲み込まれてしまいそうなうつくしさ、すべての要素が印象的。
髷に袴で踊る男性コールドバレエ、ってのもなかなかどうして、いいもんだなあ、とも。
この演目、これからもずっと上演を重ねて行ってほしいなあ。

米沢さん菅野さん主演回のチケットもとってあるので、今からとても楽しみ。

ネタバレBOX

にしても妹と兄で踊るグランパドドゥってのも珍しいような気がするんだけど、他になんかあったっけっか?
眠る男

眠る男

吉野翼企画

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1133(14-171)
19:30の回(曇)。19:00開場で実質開演~21:19終演。入って左がメインの客席でコの字型配置。上手、ピアノ、ベース、ギターとパーカッションの3名。役者、ダンサー、奏者による130分、終演後の面会なし。

そこにあるのは濃密な異界。原作はネットで閲覧可、帰りの電車で斜め読みしてもやっぱりお話はよくわかりませんでしたが「舞台」の設定、流れる「時」の毒々しさがとても印象的。

佐々木さんは同じここで「半神」を観たのが初めてで4作目になりました。西出さん、山羽さんも「半神」出演者。石井さんは直近ですと「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み(キ上の空論2014/5) 」。点滅さんも2作目。

バンド演奏がこれまた素晴らしい。

※一緒に観に来た女性の位置がちょうど空調直撃だったそうで、かなり寒かったと言ってました(隣の私は普通でした)。

ネタバレBOX

雑記:

みると…中央に黒いイントレ、群がる人々、その周りを彷徨する者、いや、それは中に一歩踏み入れた受付(眠っているのか…)から始まっていて、壁一面に貼ってある「ことば」に封印されたように感じる。

いつもの1オーダーはなく、すぐに「三文芝居」が始まる、男たち女たちは黒い骨格に縛りつけられずっとそこにいる、人でないものだけが彷徨している、上半身をはだけた男のカラダ、女の腕や足に黒い文字(女帝、娘、男、片眼、愚者…)、客席にいた男は舞台に連れ出される、戸惑い、アコースティック&エレクトリックG、B、(KORG)電子パーカッション、ピアノにヴォイス。

時計の振り子のようにカラダが時を刻む、湧き上がる竜巻のように役者の吐くことばが渦巻く、目を閉じ、唄う…

長い時間、よくこの姿勢でいられるものだと思うし、終始危なげない動き、頭が天井につく高さ。

目の前に迫る点滅さん…赤い眼が…

役者さんは出ずっぱり。柿喰う客の「露出狂」が舞台に切立った「山」を置いて、役者さんはずっとそこにいましたが、座るといっても本作では「床」ではなく「パイプ」。


時をかける稽古場

時をかける稽古場

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2014/06/07 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑って泣いた
面白かった。随所で大笑いした。こういう内容でまさかという感じで、最後にガッツリ泣かされた。演劇って素晴らしいと思いました。アガリスクエンターテイメントにハズレは無いですね。次回公演も是非観に行きたいです。

ネタバレBOX

ビニテがタイムマシンになるなんて、どういう発想だろうかと感心しました。
キャッチ・ザ・レインボゥ

キャッチ・ザ・レインボゥ

My little Shine

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

贖罪!
話の内容は面白かったのですが、登場人物の登覚えにくい名前はなぜ!
オープニングの役者個々の紹介は顔だけじゃわかりません。映像でもいいので名前も映すべきだと思います、少なからず知ってもらいたい為の紹介でしょ。

ネタバレBOX

今から16年前に起きた連続殺人事件(5人の女子高生殺人)を背景に、間違って殺され地縛霊となった娘の魂を還元し、成仏させる話。しかしそこには過去と現在から脱却し、未来への1歩を進もうとした人たちがいろいろな場合として描かれている。
サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

勉強不足なんで、
どこまでが史実で、どのあたりがフィクションなのかよくわかりませんでしたが、前作の大正天皇に比べると、インパクトはなかったかも。ラストが凡庸な気がして勿体ないカンジ。世界史と道徳の授業を受けた気分ね。まぁ、でも貴重な劇団なのは間違いないけど。

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

テロリストたち
「世界大戦勃発の発端」として、その地名ばかりが記憶に残っていたサラエヴォ。
主義・思想を超えて“不満”で繋がる若者たちのエネルギーが生々しく描かれ
“大人の事情”に利用されていく過程がリアルで迫力があった。
生き残った二人の回想というかたちで現在と過去を行き来する構成が秀逸。
怒涛の事件当時と、老人の振り返りの対比が鮮やか。
こういうテーマに普遍性と現在を重ねる制作側の視点に感動する。

ネタバレBOX

劇場に足を踏み入れると、舞台には既にひとりの老人がいる。
上手側、作業台のような大きい木製のテーブルの上には資料らしきもの、
それを手にとって確かめたり直したり、ゆっくりと落ち着いた動作。
やがて白髪のその人が西尾さんと判った。

サラエヴォ事件の実行犯は「青年ボスニア」のメンバー7人だった。
オーストリア領ボスニアでセルビア民族主義を謳う彼らを結びつけたのは、
貧困と結核、そして自国を変えるために何か行動を起こしたいというエネルギーだった。
軍内部の秘密結社「黒手組」は、彼らの暴走するエネルギーを利用し
オーストリア次期皇帝フランツ・フェルディナントを暗殺しようと企てる。
しかしその「黒手組」をも利用しようとする、さらなる大きな力がうごめき始める。
そして1914年6月28日、ついにサラエヴォ事件が起こる…。

7人のメンバーのうち生き永らえた2人の老人が再会して
人生の最後に“あの事件“を総括する、というストーリー。
思い出を語る現在と、事件当時の再現とが交互に演じられる。
この構成が非常に効果的で巧い。
巻き込まれたような怒涛の出来事が、老人の時を経た冷静な分析によって
時折自嘲気味に笑いを交えながら語られ、二つの時代の対比が鮮やかになる。

年老いた二人、西尾友樹さんと岡本篤さんは、帽子ひとつで若かりし日に飛ぶ。
それが滑らかで無理がなく、複雑な出ハケも気にならない。
岡本さんは昔を語る時、時に話し方が若々しく傾くが
西尾さんは一貫して年寄りの話すテンポ、おっとりした口調が変わらない。
二人の狂言回しとしての切り替えの上手さが構成・演出にぴたりとはまっている。

「黒手組」の幹部、アピス大佐を演じた佐瀬弘幸さん、
こんなに軍服の似合う役者さんも珍しいのではないかと思う。
極端な思想や強い主張を、組織という枷の中で通そうとする人物を演じる時
軍服の内に秘めた人間の弱さや汚れた部分を出すのがとても巧い方だと思う。

同じく「黒手組」のタンコシッチ少佐を演じた浅井伸治さん、
アピス大佐を諌める場面の説得力、最後の潔い軍人ぶりが感動的。

ちょっと舞台が見えにくく、声だけで筋を追っていた前半が残念。
ラスト、「たとえ話」は無くても良かった気がする。
語り続ける西尾さんの声が次第に音楽にかき消されていく終わり方は良かった。
下手のセットが浮び上るところなど、照明の巧さ、センスが素晴らしかった。

チョコレートケーキらしさ全開の“歴史の当事者とその裏側”は確かに独壇場だ。
個人的な好みを言えば、例えば先日の「楽屋」のような
全く別の方向から時代に光を当てた作品も観てみたい気がする。
チョコレートケーキの描く“一方的に翻弄される人生”の
哀しみと図太さもまた、ひどく魅力的にちがいないと思うから。
同居人〜それでも朝はやってくる〜

同居人〜それでも朝はやってくる〜

劇団裏長屋マンションズ

ブディストホール(東京都)

2014/06/10 (火) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

親の思いの深さ!
通常このような話はハッピーエンドというのが相場だ。しかしながら、今回の話はそう単純にはいかない。脚本の奥深さを感じる。
私の好きな舞台美術は申し分なく、大劇場のセットと言っても言い過ぎでないぐらい素晴らしい。俳優陣の個々のキャラも個性的で無駄がない(唯一必要ないと思われた人もギャグになっていた)

ネタバレBOX

例のごとく理由ありの人間たちが集まったシェアハウス。
その中で長く年配でもある佐久間は、口うるさい為他の同居人に疎ましく思われている。同居人たちは、佐久間をからかうつもりででっちあげの1通の手紙を気づきやすい所に置く。その内容は20歳の娘が現れるがそれは佐久間の娘だということであった。そこに新しく入居してきた女子大生。佐久間は本当に自分の娘だと思いこむが、それが同居人たちの嘘だとしり傷つく。それを知った吃音癖のある管理人が、この問題についてみんなで話し合う場をもつが、同居人たちは形だけの謝罪で全く反省の色がない。皆が去ったあと、このいたずらに無関係な工藤という同居人、佐久間、管理人、女子大生が居残る。
女子大生はこの3人に身の上話をする。するとこれがまぎれもなく佐久間の娘であった。まさに万にひとつの偶然いや奇跡!名乗ることを勧める工藤であったが、佐久間にはそれができない。
そこに1本の電話が工藤にかかる。彼にも離婚した妻と息子がいた。その息子が危篤状態だという。すぐに会いに行くように勧めるが、黙って家出し、捨てたも同然の息子に会わせる顔がないと頑なに拒む.そして再び電話が・・・。息子の死を伝えるものだった。佐久間をいつも勇気づけていた工藤は自分の罪の深さに耐えきれず自室で自殺する。佐久間も女子大生とシェアハウスで同居人同志として暮らすも名乗り出ることは出来ず今も暮らしている。
サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★


比較的、静かに話の中身を伝えようとしているように感じた。

ストーリーをリードする2人の雰囲気や照明の使い方が絶妙だった。

人の感情の起伏ではなく、それぞれの登場人物の考え方や人となりを丁寧に魅せてくれた。

こういう雰囲気も好きです。

あとそれぞれの役者さんがいい。(何度も観ている役者さんが多いからというのもあるが)どの役も顔を覚えている。それぐらい役の違いが明確。あとでネタバレに書きます。

会場の件は多分同じようなことを感じるけど。

おまけ:いい作品は観てきた!の出足が早くて安心する。

2014年版 BANRYU 蟠龍 ご来場ありがとうございました。

2014年版 BANRYU 蟠龍 ご来場ありがとうございました。

世仁下乃一座フェアアート/岡安伸治ユニット

座・高円寺1(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

身体表現の素晴らしさ
楓組観劇。座高円寺1の広い舞台を役者7名が出ずっぱりで動きまわる。それは素晴らしい公演だった。
現代民話…東北地方の龍脈のへそにあたる、今は過疎化した村に伝わる物語である。少し長くなるが作・演出の岡安伸治氏の文章を引用させてもらう。「人間の両の手に持てるものには限りがある。何かを手に入れるために何かを失うことを覚悟しなければならない。人間の欲に限りはなく。過疎の村は生き残るために何を選ぶのか。」と…。そこに引用した設定は”核”に関すること。しかし、この公演について言えば、あまりに現代的な問題を絡めている。確かに、今切り出すのが旬であろうが、もう少し時を経て考察しても…。
いずれにしても、役者のダイナミックな「現代版奉納芝居」は素晴らしい。
今後の公演にも期待しております。

デッサン

デッサン

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

情緒的かな
主人公は若年性痴呆症という説明文…もう少しこの問題を正面から捉えた公演だと思っていた。
さて、本題だが若年性痴呆症になった妻を温かく見守るその家族、そして夫との出会いを絡め、過去・現在を交錯しながら進展する公演である。先にも記したが、現代社会の大きな問題である認知症に関する捉え方が、あくまで個人的、家族的な視点で描かれており内包している重要性が感じられなかった。確かに家族との関わりは愛情溢れる演出であり心温まるが、やはり物足りなかった。もう少し社会性に踏み込んでいたら、さらに深みのある公演になったと思う。
タイトル「デッサン」の思いは伝わるが、今後の「デッサン」はどうするのか…その暗示となるような場面が欲しかった。
公演全体を通じてみれば、演出・演技は素晴らしく見応えは十分である。また、舞台美術も雰囲気がある作りで好感を持った。
今後の公演にも期待しております。

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

おぼんろ

ワーサルシアター(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度

大いなる子供騙し
主役のキャラがイタくて耐えられませんでした。最初の長い長い口上が至極どうでもよく、本編が始まる前に心が離れてしまいました。つべこべ言わずに始めてほしかったです。こんなに内輪にまみれた舞台は久しぶりに観ました。何の疑いもなく観客は味方だと思ってるんじゃないでしょうか。おぼんろ、この劇団名二度と忘れません。

六月大歌舞伎

六月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2014/06/01 (日) ~ 2014/06/25 (水)公演終了

満足度★★★

吉右衛門さんが圧巻の夜の部
休憩込みで5時間近くの長丁場でしたが、だれる場面もほとんどなく、子役の初々しさからベテランの妙技まで歌舞伎の様々な面白さを楽しめました。

『蘭平物狂』
尾上松緑さんの長男で今回が襲名披露となる左近さんが、劇中で松緑さんと親子の役を演じていて微笑ましくもしっかりとした演技をしていて、見応えがありました。
あまり展開も無いままに唐突に立ち回りになり物語としての面白みは無いのですが、アクロバティックな技が沢山盛り込まれた立ち回りが賑やかでした。ラスト直前で口上があり、晴れやかな雰囲気がありました。

『素襖落』
使いで伺った先でもてなしを受けたことを隠そうとして、それを知った大名にからかわれるという、狂言を元にした舞踊劇で、松本幸四郎さんの酔っ払いの演技と市川高麗蔵さんの色気のある踊りが魅力的でした。

『名月八幡祭』
田舎から反物を売りに来た真面目な男が芸者に心を奪われて、騙されたのを知って発狂する凄惨な話で、古典的な様式美はあまりないものの近代的なドラマ性の高さに引き込まれました。雨(新しい歌舞伎座になってからの初の本水使用とのことです)の中で女を殺めた男が御輿の様に担がれて退場した後、誰もいなくなった舞台に月が昇り、雨で出来た水溜りに月影が映る終盤の展開が強烈な印象を残しました。
中村吉右衛門さんが人の良い田舎者から狂人への変化を強烈に演じていて素晴らしかったです。
この演目の開演は19:30と平日の仕事帰りでも間に合う時刻なので、幕見でこれだけでも観る価値があると思います。

毒舌と正義

毒舌と正義

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/06/06 (金) ~ 2014/06/12 (木)公演終了

満足度★★★★★

さすがだ
ワンツーワークスの芝居は観る側に強烈に問題意識を投げかける。今作でもやはりそれは変わらない。どちら側にも正義はある。どこで誰とどのように折り合いをつけて落ち着くか。大小の差はあれど,どこにでもその選択は転がっている。また,考えてもいなかった他人の思惑や行動も。とにかく,この芝居,ホンも演出も演技も申し分ない。最初から最後まで,ただただ物語に引き込まれるだけだった。とっても満足である。

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