最新の観てきた!クチコミ一覧

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積雨、舟を沈む

積雨、舟を沈む

ゲンパビ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/04/24 (木) ~ 2014/04/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ラストシーンは衝撃だった
凝った舞台美術と音響で独特な世界観を醸し出していている。シナリオは丁寧な人物相関設定と伏線配置で納得度が高い。反面読めてしまう部分があって、もう一捻りあったらとも。でも、ラストシーンは衝撃だった。観たままだとすると…

ネタバレBOX

暗転があんまり好きじゃないけど、今作は時間軸の入れ替えの演出から暗転が効いていて好感。過去と未来の行き来が、すっと入ってきてバックグラウンドの理解が進んだ。蛇足だが演者の衣装替えが結構早くて感心。

当たり前かもしれないが、ゲンパビの三澤さきが印象的。うわー、髪長いなーというのが第一印象。溜めて、止める演技と笑顔が心に残ってる。深沢良磨も嫌味で良かったし、國津ヒロ、米津知美も印象的。

フライヤーを意図的に小さくしているのは戦略的だなと思っていたが、当パンに至っては変則の台形。よく考えている。何だかんだで手元に6枚もフライヤーあるし。今回は当日精算でSquareのカード決済使ったし。事前予約でカード決済しないのかな?
じんない

じんない

STAR☆JACKS

HEP HALL(大阪府)

2014/04/25 (金) ~ 2014/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★

かっこいい女と男のお話
苦界と言われた吉原で、こんな男たちが本当にいてくれたのなら、女は少しは救われるんじゃないかなと。そうだったらいいなと。ふとそう思いました。一人ひとりの役者さんたちが良すぎて、目が二つじゃ足りない!見る回数も1回じゃ絶対足りない!脇を固める役者さんたちの面白さ、メインの方々のかっこよさ、本当に楽しかったです。

2番目でもいいの♡

2番目でもいいの♡

劇団ズッキュン娘

劇場MOMO(東京都)

2014/04/23 (水) ~ 2014/04/28 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しく観てしまいました。
鬼フェスでした見た事なんくて
本公演を初めて拝見いたしました、しかも不倫話なんです。
男性不在で対する2人の不安な表情、それとは反対に両脇の外野が
騒がしくて可笑しくもあり、ちょっと息をつきながら観る事が出来ます。
ダンスシーンも見易くしてくれる要因だったと思います。
藤吉さんの悲痛な叫びの熱演シーンも見どころですが、
個人的には一人電話のシーンが切なくも可愛らしく好きです。
そしてなにより妻の下した決断と2人未来に拍手をしたくなる
そんな不倫なのに、前向きな舞台でした。

MISHIN

MISHIN

苺町

TORII HALL(大阪府)

2014/04/04 (金) ~ 2014/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

二つとも見たかったなー
若い3人の娘さん達の織り成す不思議な物語。3人しかいないのに、これだけのものが作れるんだと、驚きと感心と純粋な感動を持って観劇しました。チェックのスカートの方しか拝見できませんでしたが、ミシンさんがシフォンちゃんと接するにつれ、心がだんだんほどけていく様子が可愛らしく、そのままうまくいくかと思いきや・・・!!!ラストの切なさはもう。3人ともいい声をしていて、いい表情をする役者さん達。また見る機会があらんことを。

2番目でもいいの♡

2番目でもいいの♡

劇団ズッキュン娘

劇場MOMO(東京都)

2014/04/23 (水) ~ 2014/04/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

とても面白かった
喜劇を予想していたのだが
シリアスな会話劇で最後まで緊張感もって
楽しく拝見できた。

作中 擬人化された羊・金魚が登場するが
非常に哀愁を漂わせ、
夢と希望に溢れる悲劇を
この生き物に投影させていたのかなぁ~~
と終演後少し物悲しくなった。

それにしても女性って怖いなぁ。
喜劇と思わせて、あんなにも希望溢れる悲劇を描いてしまうのだから。

迷迷Q

迷迷Q

Q

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/04/24 (木) ~ 2014/05/01 (木)公演終了

満足度★★★★

不思議な世界、不思議な魅力
一歩間違えばグロくなったりしそうな倒錯の世界を、ときにかわいく、ときにおかしく、しかしどこまでも自然体でひょうひょうと描く作家の手腕に感心した。

始まった瞬間から空間がゆがんでいくような不思議な感覚がある。何か酔って不思議な世界に連れ込まれたような感じ。それも麻薬でもなければ、強い酒でもない。ちょっと梅酒を飲み過ぎたというような感じか。

私の趣味かどうかは別にして、また見てみたいと思わせる魅力は確かにあった。


井筒

井筒

未知座小劇場

未知座小劇場(大阪府)

2014/04/19 (土) ~ 2014/05/12 (月)公演終了

濃縮され、まだ還元はされていない
伊勢物語、能楽、シェークスピア、ジャン・ジュネ、唐十郎、ニジンスキー…などなど思いっきり詰め込んで煮詰めた脚本。三人の女優の声が音楽的な響きを持って美しい。
難しいことを考えなくても楽しめます。オヤジギャグも満載。

海峡の光

海峡の光

読売新聞社・日本テレビ

よみうり大手町ホール(東京都)

2014/04/11 (金) ~ 2014/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

中村獅童がすごいことを魅せた110分
本業は、歌舞伎役者でありながらも、舞台俳優もこなす、中村獅童さんは、歌舞伎言葉で鍛えた表現でよく熱演。ほかのキャストもよみうり大手町ホールの照明や、通路などを使ったすごい演出がよかったです。

海峡の光

海峡の光

読売新聞社・日本テレビ

よみうり大手町ホール(東京都)

2014/04/11 (金) ~ 2014/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★

獅童VS片桐! 海峡の海のように終始重く暗い。
いじめの加害者と被害者の関係がそのまま継続し、
看守と囚人の関係が、内面では実は逆転している。
看守・体制側が囚人を更生させる構図をそのまま、
いじめる側がその対象を「守って教育してあげる」
という名目で追い詰める、という陰湿な恐怖。

花井はまさしく演じる獅童さん本人のカリスマ性
の部分を最大限に利用して囚人仲間を懐柔していく。
対する片桐さんは、コメディの要素を一切封印し
受け手に回る苦しい演技が続く。
いじめにあっていた当時から現在に至るまでも
常に劣等感にさいなまれ、自分の仕事場にも囚人
という立場で再び出現し、妻ともうまくいかずに
別れて最後に残された女性さえも、すでに相手の
手中にあったという絶望感はすさまじい。

これまでの人生で常に関わってきた「青函連絡船」
の航行も終わり、その最後の便でまた大事な人が
去っていくのも切ない。

終始、重く暗い物語の中で、ダリア役の水野愛子
のダンスのみが一筋の光として温かさを伝えていた。
しかし、それもまた彼の支配下にあったという
展開に劇中の斉藤(看守)同様のやりきれなさを
感じてしまう。


「よみうり大手町ホール」のこけら落としシリーズ。
メインの方々のキャラクターが強い分、どうしても
看守・囚人らを演じた俳優さんたちの見せ場が
作りにくい話になってしまったのが残念でした。

酒と涙とジキルとハイド

酒と涙とジキルとハイド

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/04/08 (火) ~ 2014/04/30 (水)公演終了

満足度★★★

ちからわざ
三谷作品は、できるだけ観るようにしている。
が、今回は、笑わせようとしているようなセリフ、音楽効果が、この喜劇に重りをつけてしまったように感じた。
面白いんですけど、(こうすればあなたは笑うでしょ、ほら、面白かったでしょ)という三谷さんの声が聞こえてきそうな…

皆さん、熱演でした。
特に助手役に、拍手♪

「いつもおそばに・・・」

「いつもおそばに・・・」

スアシ倶楽部

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2014/04/12 (土) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

標本にしてもらいたい物
 とても面白かった。 綺麗な 優しい言葉 嫉妬 標本に成ればずっと抱かれている ぎこちない歩きピッタリとした靴 後藤七重さん森口直美さん スレンダーでよく似た感じ 机の横になった森口さん 嫉妬交じりで とても綺麗に見えた。 全体がやわらかい優しい言葉で作られた。 心の中と外が入り混じる 上手く作ったと感じます 面白かった。

ネタバレBOX

ピアノ 標本にしてもらいたい物を持っている ほんとは、標本を求めている。 悲しい思い 本当の悲しみは知らない みじめ 痛い 薬指 サイダーに落とした ゆらゆらと 君の薬指は、もう元には戻らないんだね、 毎日がサイダーの甘い香りに包まれていた、 //  くすり指を浅まれた 痛くなかった 血がサイダーを桃色に染めた この事は、私が思う以上に重要な事 // 町に出た 標本室と出会う 張り紙 ここは、何のための標本? 個人的な問題 目をつぶっていても此処にたどり着く 人が来る 受付 私が作る 私にできる? 愛しむ心が大切 給料は以前の2割増し 土日祝休み 悪くない条件でしょ あなたに決めました。 標本を見せてください。 焼け跡に生えたキノコ 3つそろって生えたので 封印 込めてください。 彼女は表本を理解していた // 事務 電話 本を整頓 一冊読む 日記 ゴミ お茶 ミスをしても重らない ここにずっといたい 許してくれるだろうか 新しい方ですか コツ コツ 彼女が消えた。 // 秘密の場所 ノズルとシャワーが15個 君にはもっと いい靴が似合う 靴をプレゼント もったいないくらい良い靴です 早速履いてみて これからずっと履いていてほしい 歩いて見せて(ぎこちない歩き方が綺麗になる) 浴室でのデート 私たちは浴槽に腰を掛けて話をした 暗くなると明りを点けた タイルが光る いまは誰もいない、使われていない浴槽 二人だけ ブラウスのボタンを 彼が取仕切って とうとう裸にされた オレンジの光にさらされた。 // 君は何かの標本にしてもらいたい物を持っているかい。 //  タイプを打つ お疲れ様 あとはやっとくよ チン 1人で二つの標本 良いですか? やけどの跡 傷を消すことでない 私が望んでいるのは標本その物 ご案内いたします 記録簿の記入を頼んだよ ちょっと気になる 飴をなめる 飴の袋で飛行機を折る 気になる 歩き方が、ぎこちなくなる 制作室の扉を引く 鍵 耳を着ける、聞き耳 机に座る 靴を脱ぐ 机の横になる 細い綺麗な体の線 私は標本室の事はもう何でも知っている 26-9-30999 桜貝のかけらのように映る指 彼は、私を見るだろうか? どうしたのこんな時間まで 足を拭いてあげる えっと あのー 駅前のレストラン・・・・ 足をふく ポテトサラダが有名 変じゃないですか 靴を履かす 君は、何か標本にしたいものはないか 私も彼方も必ずあるはず 悲しい思い みじめな思い 恥ずかしい 痛い さあ 考えて 痛くて 苦しくて 辛い // やけどの標本を捜した 忘れ去られているような保存室の底で振るえた あたりを満たす匂い やけどの標本は、もうまじりあって つなぎ目を捜す ゆっくりとはがす 二人は近ずく 彼女は時々ピクリと ほほを引きはがした やけどの跡は 血が保存液を桃色に染める(嫉妬からの妄想) 彼は彼女に何をしたのか 私も頼んだら地下へ降りられるかしら 優しい言葉

 とても面白かった。 綺麗な 優しい言葉 嫉妬 標本に成ればずっと抱かれている ぎこちない歩きピッタリとした靴 後藤七重さん森口直美さん スレンダーでよく似た感じ 机の横になった森口さん 嫉妬交じりで とても綺麗に見えた。 全体がやわらかい優しい言葉で作られた。心の中と外が入り混じる 上手く作ったと感じます 面白かった。
震える砂塵

震える砂塵

幻想芸術集団Les Miroirs

シアターシャイン(東京都)

2014/04/18 (金) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

素敵
衣装・小道具も含めたビジュアル面が綺麗でした。
透ける黒幕の使い方も素敵。

美しいっていいですね。

白バラ、ちょっと欲しかったな…

うまれてないからまだしねない

うまれてないからまだしねない

範宙遊泳

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/04/19 (土) ~ 2014/04/27 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議
演劇的といえば凄く演劇的だった。ぐるっと回って、あっそうか、となった。虚構なのか現実なのかの境目がどんどん曖昧になっていって、最後もうどっちでもいいかな、という感覚。ガツンと刺さるわけでもなく不思議。

ネタバレBOX

熊川ふみと伊東沙保のコンビは印象的だった。綺麗で透明な雰囲気が何か現実離れしてて、物語が進んで最早実存なのかどうかさえ分からなくなっていくのが、全体の流れとシンクロしてて良かった。

ただ、芸劇の舞台が大き過ぎるような気はした。密度が低いというのだろうか。プロジェクターの影の演出も最初は「ほーっ」となったけど繰り返されるとちょっと冗長気味で気になった。
ぺんぺん草

ぺんぺん草

浮世企画

OFF OFFシアター(東京都)

2014/04/16 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

俳優陣が素晴らしい
当パンで「攻めた」と言うだけあって、いろいろと難しさが目立った印象。サイドストーリーも本編も中途半端なところでラストを迎え不完全燃焼気味な部分も。ただそれは、俳優陣が素晴らしくもっと観ていたいというこちらの願望がそう思わせたのかもしれない。

ネタバレBOX

村上航がやっぱり凄い。群衆のジジイのガヤからして秀逸で吹き出したし、世捨て人然としたヒクロソウキチの持つ人の弱さや優しさが沁みて、うわーってなった。発声も素晴らしくて耳から心に考えることなくストレートに入ってくる感覚がいい。

森啓一郎も徐々に力を得て傲慢になって行くマツエリクオを好演。奥さん役の鈴木アメリも良かったベテラン勢に囲まれても消えない存在感。しかし、鈴木アメリは劇中激しくキスするシーン多いな。演出家から見て遠慮なく使いやすいのか?
双牙~ソウガ~

双牙~ソウガ~

トライフルエンターテインメント

THEATRE1010(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/16 (水)公演終了

満足度★★★★

相変わらず楽しませてもらった
再演、正確には再々演。二部構成の本当の初演は観ていない。前作から微妙にキャストが変わり、『双牙〜ソウガ〜零』の影響を受けてシナリオも若干の変更あったが、相変わらず楽しませてもらった。

ネタバレBOX

エンターテイメント作品なので2度観て理解が深まるとか、新発見とかがあるわけではないけど、平田裕香可愛いし、殺陣格好いいし、スカッと楽しめるのがこのシリーズの良さ。
じんない

じんない

STAR☆JACKS

HEP HALL(大阪府)

2014/04/25 (金) ~ 2014/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

初演劇観賞!
初日公演ではステージと客席が近くてびっくりしました!
たくさんのキャストの方々がステージで迫力のある演技やダンス!
とても楽しかったです!
2時間じゃ足りないです(°_°)
もっと硬い感じなのかと思っていましたが、笑う場面もあったり、楽しいこともありました!!!

二日目は真ん中の席だったので、全体を観ることができました!
ストーリーは同じでも初日とは違って、キャストの方が数名役を入れ替わるというおもしろいもの!
最初の印象が強かったので混乱しましたが、観ていて、この方はこっちの役が好きだなーとか、また違った雰囲気で楽しむことができました!

四日目は右側から初めて観ました!
メインの方がセリフを言われている間も楽しいことされていたり、毎回少し違ったり…なんだか気になっちゃいました笑
そして、秀忠さんからとても近かったので、怖さが今までよりも増しました!!!
迫力満点でした(゚д゚lll)

そして今日は最終日!
セレクトステージめちゃくちゃ楽しみにしています!
大暴れ?お祭り?大歓迎です!!!
最高に楽しい千秋楽を皆様と過ごせることがとても嬉しいです!


初めて観た舞台がじんないで本当に良かったです!
ありがとうございます*\(^o^)/*

イツワレー!

イツワレー!

劇団 CAT MINT

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/04/25 (金) ~ 2014/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

良かったです!!
すごーく面白かったです!!
めっちゃ笑いました\(^o^)/
舞台上でバイクが走ることにはじめから、びっくりしました(°д°)

このままハッピーで終わるよね!!って思っていたのに最後の衝撃!!
えー!!って悲しくなっちゃいました(T_T)

迷迷Q

迷迷Q

Q

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/04/24 (木) ~ 2014/05/01 (木)公演終了

満足度★★★★

女性女性して
女性の性欲や女性の性に対する関心を垣間見たようでした。

ネタバレBOX

性や身体を構成する食についての女性の立場からの話、かな。

昔は月経の血液を骨盤辺りで固めてトイレでひり出していたのだとか。ズロースが無く、腰巻きだけだった時代にはそうだったのかのかもしれないと、女体の神秘に妙に納得しました。

犬のフランシーちゃん改めハワイちゃんが可愛く、お母さんが公園で妊娠したために名付けられたという園子も楚々として美しく、紡ぎ出される言葉とのギャップに少しドキドキしました。

部屋に入ると映像に切り替わり、部屋を出ると実演に切り替わるパフォーマンスもスムーズで楽しかったです。
ジョビジョバ

ジョビジョバ

U-1グランプリ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/04/25 (金) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★

あの6人が12年ぶりにコントを!
こう言ってはナンであるが、あの6人が久々に集まることに意義がある、良くも悪くも記念公演的な興行。新作主体なのは良いとして、一同が叡智を尽くして作ったような図抜けた秀作は見当たらず、奇声で笑いを取りにいくズルい(笑)ネタやパロディネタ、自虐ネタなど、お手軽なコントが目立った。
それもそのはず、6人は「売れてやるぞ!」と野心を燃やす若手集団では最早なく、もう解散したグループであり、そこまでコントに心血を注ぐ必要は最早ないのだ。

そう考えると切ないが、コント師としての6人の腕は落ちておらず、一同が磐石なコメディ演技でバカをやる姿を久々に見られただけでも充分満足! それだけでなく、めっきり老け込んだ(失敬!!)坂田さんに枯れた味わい(重ねて失敬!!)が加わったこともあり、昔のようにイキがいいだけでない、また違ったジョビジョバも楽しめた。

構成に注文をつけるなら、フリートークのコーナーがあっても良かったか?
カーテンコールでわいわい雑談を交わすだけでなく、トークコーナーを別枠で設け、みんなの近況、とりわけ実家の寺を継いだ明水さん、ゲームディレクターになった石倉さんの近況をもっと詳しく聞かせて欲しかった。
再集結までのいきさつを描いたドキュメント(?)コントはあったけれど、あれに正しい近況が描かれていたとは到底思えないので。。。

約120分。

ネタバレBOX

カーテンコールのフリートークが一段落し、「もうお開きか!?」と思ったところで名作「関根」を上演! この演出にはシビれました。。。
448の女

448の女

ビニヰルテアタア

宇宙舘(東京都)

2014/04/24 (木) ~ 2014/04/27 (日)公演終了

音響
開演前の音響に
もう終わっていいんだ…なんだか安心する…真っ白な光の中で、心地いいな…という感情が流れ込んでくるようでした。

ネタバレBOX

でも死は黒として描かれていましたね。銃口を向けられた後の暗転の演出が面白かったです!

女性の心のコラージュみたいな作品として観るならとても雰囲気が良かったのですが、
物語としてみるとちょっと物足りないかもです。日記の持ち主は実在するの?実在しないなら狂気と理性の境目をもっとみせてもらいたかった。
心の中に入ってくる男友達が友達以上恋人未満な色気?エロス?があって、主人公の20代半ば?の女性像をリアルに感じました。

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