
ブレス・オブ・ライフ~女の肖像~
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2014/10/08 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

黄金のコメディフェスティバル2014
黄金のコメディフェスティバル
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★
千秋楽ぶっ通しスペシャル
偶然の産物とはいえ、上演順が絶妙。
トップと殿(しんがり)をファルス系、ナンセンスギャグ系それぞれの王道に泣かせる要素を加えた珠玉の作品が務め、真ん中の2作は基本に忠実でファンタジー要素が加味されたもの、その間となる2番目、5番目をコメディとしては「変化球」(極論すれば「狭義のコメディ」ではないもの)にするなんざニクいねどうも。
ただ、「コメディ」の解釈は個人差があるのであくまで私見だが、コメディフェスティバルに参加するのであれば「狭義のコメディ」を上演すべきではないかとも思うので、たとえば「変化球」の2本がラストを飾るようであれば「ナンだかなぁ…(タメイキ)」だったかも。
(もちろんその2作の「演劇作品」としての意義を認めないものではありません)

カンパニー・フィリップ・ジャンティ「忘れな草」
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2014/10/16 (木) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★
男と女、あと猿な90分。
人形がひとに見えたり、ひとが人形に見えたり。
人形は人形だったりひとだったり誰かのおもかげだったりで、そのメタモルフォーゼがなんとも切なかったり可笑しかったり愛おしかったり。
カーテンコールで出てきた役者が9人しかいなかったことにビックリ。
もう2~3人はいるように見えたのに。

キズツクキカイ
たすいち
ザムザ阿佐谷(東京都)
2014/10/09 (木) ~ 2014/10/14 (火)公演終了
満足度★★★★★
少しのスパイス
あっちとこっちのハザマの世界、含みを持たせた個性的な登場人物達でテンポよく展開されるストーリー、楽しかったです。テンポは良かったのですが、ワンペースな感じもしてしまい、若干の緩急もあったら!?とも、少し感じました。

我愛你 ~War I Need~
劇団往来
道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)
2014/10/08 (水) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

スイス銀行第7回公演 『昨日、未来に行きまして。』
演劇ユニット スイス銀行
劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)
2014/10/17 (金) ~ 2014/10/20 (月)公演終了
満足度★★★★
テンポがよかった
最初から最後まで同じ室内で繰り広げられる会話劇。
笑いが多分に盛り込まれていて、それを演じられる役者の方が皆さん達者で間がとてもよかったです。
タイムマシンの存在に流され迷う感覚が、ストーリーの進行とともに味わえました。
登場人物のキャラクター設定が面白く、きちんとそれが物語内で活かされていました。

ハッピーちゃん
8割世界【19日20日、愛媛公演!!】
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
ストーリーが物足りない
オープニングやエンディングのダンスや、全体的にワイワイと明るい感じが、「コメディ」感にあふれていて良かったと思います。
役者たちの熱量も感じられました。
でも、肝心のストーリーが物足りなかった。
以下、ネタバレにて。

暴走ジュリエット/迷走クレオパトラ
柿喰う客
あうるすぽっと(東京都)
2014/10/17 (金) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★
暴走ジュリエット
三年ぶりの柿喰う客公演、相変わらずのノリでしたが、さすがにブランクあり過ぎて、前半はノリに付いていけなかった…。
前回観た女体シェイクスピアシリーズ第一弾「悩殺ハムレット」の時に比べると、客演陣の年齢も質もガクンと落ちるけど、アフタートークを聞く限り、これもチャレンジなんだと思い納得するしかなく。
でも、お客さんとしての立場でいえば、前回のメンバーなら安くてお得な感じがしたが、今回は得した気分にはならなかった。まぁ将来へ向けての投資と考えてようと思うけど。
しかしながら、劇団員三人も久しぶりに観たけど、才能もそうだけど、場数を踏んだだけあり、さすがの演技でした。
そして80分で話の本質は抜け漏れなく織り込んだ中屋敷さんの構成力もさすがでした。
とりあえず、もう一本の「迷走クレオパトラ」も観る予定なので、それ観てまた考えよう。

flat plat fesdesu Vol.3
Crackersboat
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/10/15 (水) ~ 2014/10/21 (火)公演終了

flat plat fesdesu Vol.3
Crackersboat
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/10/15 (水) ~ 2014/10/21 (火)公演終了

紅蓮、ふたたび
ACRAFT
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/10/08 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了
紅蓮ふたたび千秋楽♪
千秋楽を観てきました(o^-^o)
何回か観劇させていただきましたが、回を重ねる度にキャストの方々の感情が強く伝わってくるように感じました(*^-^*)
全公演で「紅蓮ふたたび」が完成したようにも思えました♪
まだまだ気になるところもあるので次回の紅蓮も期待してます(*^-^*)
スサノ社長が動き出す事間違いないですね(笑)
このまま黙って静かにしてるはずはないので…
静かなる野望!!
「紅蓮ふたたび」関係者の皆様、お疲れ様でしたm(__)m
続篇も期待しております(*^-^*)
ありがとうございましたm(__)m

十月花形歌舞伎
松竹
新橋演舞場(東京都)
2014/10/03 (金) ~ 2014/10/27 (月)公演終了
満足度★★★★
七綾がめちゃんこ可愛い!
花組芝居のリーディング公演「南北オペラ」を見て、原作の作品を歌舞伎で見ておこうと思いまして。
そしたらまーーー七綾がめちゃんこ可愛い!!!そりゃー南北でもあんなに七綾が可愛いわけなんだわーーー納得しました。
それにしても……ちゃんとした歌舞伎を見てて「女装男子」というセリフが耳に飛び込んで来るとは思わなかったよね…。最近のってこんなカジュアルになってんの?
ちょいちょい随分と砕けてたけど大丈夫?猿之助だから出来ることなの?かな???

木ノ下歌舞伎『三人吉三』
木ノ下歌舞伎
京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座(京都府)
2014/10/11 (土) ~ 2014/10/12 (日)公演終了
満足度★★★
初キノカブ
堀越涼がお嬢吉三だなんて、絶対に見なくてはならない…!と固い決意の元、京都遠征。
第一印象、若いな!でした。エネルギッシュ。かつ歌舞伎もえがビシバシ伝わってくる素直さ。かといって稚拙な手触りはどこにもない。ひたすら大好きで、燃えて燃えてしょうがないんだろうなーって。
アンタたちがカッコイイって思ってること、アタシにも分かるよ!かっこいいよね!!!最高だよね!!! みたいな感じでした。

『大江戸バックドラフト』
TUFF STUFF
紀伊國屋ホール(東京都)
2014/10/16 (木) ~ 2014/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★
江戸の火消し
開幕前、客席で役者の方々がパーフォーマンスを繰り広げていた。
役を演じていない素顔の役者さんたちを観られ、興味深かった。
全編アクション場面が多く、見事な殺陣を見せてくれた。
きれの良い筋運びで最後までひき込まれた。
溌剌とした若々しい「動」の芝居だったがこの劇団が演じる「静」の舞台も観てみたいと感じた。

THE SHORT STORY~SELECT SHOP~
渡辺菜生子企画
下北沢Com.Café音倉(東京都)
2014/10/11 (土) ~ 2014/10/12 (日)公演終了
満足度★★★★
声優さんの朗読スキルすげー!
光景が目に浮かぶとか、言うのも愚かなほど鮮明です何もかもが。それを、さも当たり前のようにさらーっとこなしてらっしゃるんで、特筆事項にあたらないほど自然で。
ものすごく基本的なことでアレなんですが、朗読って、自分で読まなくても座ってるだけで出演者が勝手に本を読んで聞かせてくれるからいいですね。
出てくる言葉が弾けるように光るところがあって、そうだった本を読むときの楽しさってこれだったって思い出しました。

御ゑん祭
バンダ・ラ・コンチャン
青山円形劇場(東京都)
2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了
満足度★★★
近藤さん、おつかれさまでした!
ナカゴーとか。ナカゴーとか…!
見に行きたい団体が増えるといいなーと思ってましたが、そこまでは至らない感じでした。
お目当てはMrs.fictions
ミセス史上初の再演、しかも今回はキャストが違うので、どんな感じかな…とソワソワでしたが、近藤さんの背後に岡野さんが見える感じだった。近藤さん凄い。
近藤さんが演じていても、場所が違っても、それでもしっかりこころがふるふるしたので、脚本好きなんだなーってことと、演出すごいなーってことをおもいました。
でもね、やっぱり新作も見てみたかったよ!だって大好きなんだもん!!どっかで見られないかなー。

Dans La Maison
The Bambiest
恵比寿 TRAUMARIS(東京都)
2014/10/16 (木) ~ 2014/10/19 (日)公演終了
満足度★★★
ファッショナブルに描く女の1日
ある女(達)の朝から翌日の朝を象徴的かつスタイリッシュに描いた作品で、コケティッシュなエロティシズムが印象的でした。
いくつかの白い鉢に植えられた植物と椅子が置かれた空間の中、開演前から2人のダンサーファッションモデルのようにポーズを取っていて(開演前は撮影可)、パフォーマンスが始まると1日の時間の流れに沿ってピンクのトップスにロープ柄の白のスカートから赤いワンピース、そしてベージュのビスチェに水色のパジャマと衣装を替えて行きながら踊り、視覚的に楽しかったです。
ダンサー達が同じような格好をしているので、別の人物というより、抽象化された1人の人物を多面的に表現しているように感じました。
途中から登場する、色とりどりの花のブーケを仮面のように被り、白いレースのワンピースを着たダンサーが、時が止まったかのような異質の雰囲気を醸し出していました。
自然光が差し込む窓やアクティングエリアの横にあるエレベーターを活用していて、この会場の空間ならではの演出となっていたのが良かったです。しかし、空間のサイズに対してダンサー7人は窮屈さを感じました。

next BLUE
7contents
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/10/15 (水) ~ 2014/10/20 (月)公演終了
満足度★★★★
キャストの数だけ役がある、を実感
都合つけられたので、昼夜で両チーム観劇してきました。
同じ役でも、
キャストによって言葉の雰囲気が変わっていて面白かったです。
前説や出演者のツイッターで、
劇場の温度設定の説明をしていたのも親切だなぁと。
ところどころで
「あの人どうなった?」
「そこは作中では判明しないのかな?」と思うところがあったので☆4で。
感想は長くなったのでブログに書きました。

暴走ジュリエット/迷走クレオパトラ
柿喰う客
あうるすぽっと(東京都)
2014/10/17 (金) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★
アニメ風ロミジュリ
おなじみのストーリーをスピーディーに、14人の女優陣がキメキメポーズも鮮やかに見せる。
見た目の男らしさは一切追わず、髪の長さや身長など女性の可愛らしさを敢えてそのまま、
「マジ」とか言いながら声優風にテンション高くセーラー服のジュリエットが叫べば
“アニメ ロミオとジュリエット”が完成した感じ。
小柄で華奢なロミオが「け、け、けっこん!」なんて言うと、ちょっと前に
女であることを隠して男子校へもぐりこんだ堀北真希ちゃんのドラマを思い出す。
でもそれが、ツッコミどころ満載の事件の愚かしさと若い二人の哀れさを強調するから面白い。
柿の女優3人の力量が突出して素晴らしく、劇団員総出の公演が観たいと思った。

勝手にしやがれ!ごめん、嘘!
僕の劇団
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2014/10/14 (火) ~ 2014/10/18 (土)公演終了
満足度★★★★
タイトル残念。
台詞で出てこなかったので、なんでこのタイトルだったのかな?
男1対女6という必然性も感じなかったので、
もっと違う内容でもよかったのでは。
奥行きのある劇場だったので、転換や移動など苦戦されてましたね。
配役はよかったので、他の組だとどうだったのでしょ。