最新の観てきた!クチコミ一覧

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薄暮(haku-bo)

薄暮(haku-bo)

intro

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/11/01 (土) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★

どんどんタイトルから遠ざかっていくのが残念/約80分
数々の断片から成る、エチュード集のような作品。
事実、アフタートークによれば、イトウワカナさんが脚本を書いたのは冒頭ほかいくつかのシーンのみで、多くのシーンは役者とアイデアを出し合ってエチュード形式で作ったそうな。

何より魅了されたのはオープニング。

イトウさんが書いたという冒頭のシークエンスは『薄暮』というタイトルとの結びつきが強く、刹那で終わる薄暮という時間、そしてそこから派生する光と闇のイメージを小道具と身体表現を上手く使った凝った演出で表していて面白く、また、役者がそらんじるポエティックな文句も切なさと美しさに満ち、心つかまれた。
ところが時を追うごとにタイトルとの繋がりは薄れていき、それにつれてグダグダ感、ダラダラ感が増していって作品はトーンダウン。
ユーモアこそあるものの笑い崩れるほどのものでもなく、やがて私の心は舞台から遠ざかっていった。

やはり作品を引き締めるには、タイトルに示されたテーマでもって全体にきつい縛りをかけることが必須なのではないだろうか?

興味が続かなかったもう一つの理由は、表現されていることの一つ一つにあまり切実味が窺えなかったこと。
“これを吐き出さなきゃ私死んじゃう!!”
作者にはそれくらいの抜き差しならなさを持って創作に臨んで欲しかった。

そう言えば、イトウさんが書いたという冒頭部は他のシーンに比べるとまだしも切実味が感じられたような。。。

作風は嫌いじゃないので、次作に期待します。

盛衰無常

盛衰無常

満次郎の会

宝生能楽堂(東京都)

2014/11/02 (日) ~ 2014/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★

夜の部
上演時間3時間。挨拶、仕舞、狂言語、一調、仕舞*2、休憩20分、能「鞍馬天狗」天狗揃。解説を含んだ挨拶で、仕舞等にも触れわかりわかりやすくて親切だ。また、拍手するならこのタイミングで、との指定があって、素直にその通りになっていたのが面白い。個人的には拍手は不要と思う。天狗揃は見応えがあり、自分にとって能のあらたな一面を見た。

ヴェニスの商人 [Kingdom Come]

ヴェニスの商人 [Kingdom Come]

獣の仕業

pit北/区域(東京都)

2014/11/01 (土) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★

創作舞踊が良い!
今年は、シェイクスピア生誕450年にあたり、色々なイベントが催された。そして劇団「獣の仕業」にとってシェイクスピア三作目にして、いったん総仕上げに位置付けるそうだ。
今回の「ヴェニスの商人」は原作にとらわれず、むしろ分解/再構築を試みたようだ。しかし、原作を知らなけばその意図は知ることは出来ない。そのため、前日に会場道順とともに原作粗筋がメール配信されてきた。実に親切な対応で感心した。
さて、公演はやはり有名なエピソードを散りばめないと説明出来ないようだ。その表現方法が創作舞踊と配役のシャッフルである。若さ溢れるパワーが観客を圧倒する。
しかし、やはり原作を知らなけば理解しずらい。それも悪役「シャイロック」の独白や内省なのだから尚更である。
さらに場面を絞り込むなどの工夫があったら素晴らしい公演になったと思う。
今後の公演を楽しみにしております。

観世会定期能

観世会定期能

社団法人観世会

【閉館】観世能楽堂【渋谷】(東京都)

2014/11/02 (日) ~ 2014/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★


上演時間5時間。ほぼ満席。能「菊慈童」、狂言「寝音曲」、休憩30分、能「井筒」、休憩15分、仕舞、能「阿漕」。

「ちはやぶる神の国」~異聞・本能寺の変~

「ちはやぶる神の国」~異聞・本能寺の変~

演劇集団アトリエッジ

シアターサンモール(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

本能寺の変に諸説あるなんて
脚本が面白かった。
TVドラマになるのも納得。
演出を現代的にするのなら、もっと徹底したほうが良かったかも。

沈黙

沈黙

Pカンパニー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/10/30 (木) ~ 2014/11/04 (火)公演終了

満足度★★★★

気軽に観劇していたら・・・・
結構話が重かった=いろいろと考えさせられました

この世界の端っこの方から落ちてしまった人と、踏みとどまってる人々の人生という怪物と共存する足掻きのような話でした。 1時間45分に休憩挟んでアフタートークが30分強でありました。

落下

落下

劇団3人のゴリラ

日本大学藝術学部 江古田キャンパス(東京都)

2014/11/02 (日) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

無題1290(14-339)
15:00の回(晴)。江古田キャンパスは混んでいました。

ここは時々、ダンス公演を観に来ているのですが、普通の土日はいつも閑散としていました。

昨日(@早稲田)に続いて、学祭の公演です。こちらは7月に「ハロー、マイサム(@吉祥寺)」を観ました。

いろんなサークルの発表、イベント、模擬店と定番の催し物。南棟の4階、S401、教室での公演です。予約不要とありますが、最前列に桟敷席を追加しても大人数は入れませんので、早めに並んでおくのがお薦め。

教室、奥が舞台、少し離れて椅子2つ、左の椅子には旅行鞄(牛柄?)。手前(廊下側)が客席。床には何機もの紙飛行機。14:57...3人は舞台に、14:58前説(35分)..の間もお客さんが入ろうとするので次の回を案内しつつ..

作家の個性なのか、ぼやけた構造の中で物語が展開しています。姉と弟、姉の友人、閉じた社会のお話はその重さをゆっくりと感じるのでした。

ネタバレBOX

学園祭の雰囲気を味わいながらフラッと観劇できるのもいいな、と感じました。

親御さんなのか、ご近所の方なのか、入学志望の学生さんなのか、いろんな人が観に来ていました。

当パンをはじめ、手作りという感じがよかったです。
7 Fingers『TRACES』

7 Fingers『TRACES』

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2014/10/31 (金) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

親しみ易いパフォーマンスと云えますかな
NYのストリートダンスみたいな感じで、ジャケットにTシャツ・チノパン(で合ってるかしら?)でのさまざまなアクションが楽しめた約90分。

ネタバレBOX

直径2mほどの円形ループを用いた動きは結構好みでありました♪
BAR 月下美人

BAR 月下美人

“創造集団”生活向上委員会

萬劇場(東京都)

2014/10/30 (木) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

観劇したよ! 「BAR 月下美人」
行ってきました! ″創造集団″ 生活向上委員会「BAR 月下美人」期待道りの面白さ! 全編に渡って笑いっぱなし (^∇^) 最後に向けてシリアスに! 最後、あの二人のその後は・・❓みたいな感じです!明日3日13:00~千秋楽、また観に行っちゃうよ! Wキャストで違う役者さん出るからね (*^^*)♪♪

LARPS

LARPS

劇団「劇団」

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/10/31 (金) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

本気のごっこ遊び
初めての劇団なので、どんな感じかわからず、観にいきましたが、、、お話に引き込まれた。ファンタジー要素はあるけど、これは現実世界としてあり得るかなと。ゲームの中のキャラ。もしかしたら本来の自分になれるかもしれない。妄想、空想の世界では嘘をつく必要がないから。そこから本来の自分と向き合い、前に進むことができたら、、、自分自身にも重なること。うまく言えないけど、観て元気もらった。個人的に植木歩生子さんが役者として成長されていたのには嬉しかった。これからもいろんな役に挑戦してほしいです。

零式 ZERO SHIKI

零式 ZERO SHIKI

Blue Shuttle

シアター代官山(東京都)

2014/10/23 (木) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

再び
彼らに逢えたこと。嬉しくもあり、悲しくもあり。大阪よりも更に繊細に熱量をおびた舞台となっていた。劇場がコンパクトになった分、動きもシンプルかつパワフルな気がした。イズモとイーグルとのバトルは迫力がありすぎて怖い気さへした。イズモとチズル。大阪よりも愛おしく感じてしまった。帰りたくても帰れなかった。そんな想いをしっかり届けてくれた。目に見えるものだけがすべてではない。そして、もっと沢山の方に観て欲しい。そんな舞台。

零式 ZERO SHIKI

零式 ZERO SHIKI

Blue Shuttle

ABCホール (大阪府)

2014/08/14 (木) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

今頃ではありますが
この舞台を観て。みなさんの想いが溢れすぎて、受け止めきれなかった。家族への想い、仲間への想い、教え子への想い。いろんな想いがありすぎて、心が痛かった。なぜ奇襲攻撃などをしたのか。特攻の意味は何だったのか。伝えなければならないこと。これから先も何があっても、伝え続けないといけない。アクションも多く、息を飲みました。ほんとうに凄いなと。この舞台を観に行くことができてよかった。

メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

愉しい!
やっぱり6Cの舞台は、ハズれがない!ストーリーはもちろんだが、キャスティングもまた素晴らしい。その相乗効果でまさに昭和歌謡ミュージカルというに相応しい内容の、良質なエンターテインメントに仕上がっている!笑って、ホロッときて、感動して、満足する2時間15分。

MEIDO IN HEAVEN

MEIDO IN HEAVEN

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/10/28 (火) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

丁寧に(o^^o)
本日、二回目の観劇(^ ^)
一回目と同じAチームでの観劇となりました!!
初日に拝見した時も、本当に楽しかったのですが、
皆様、回数を重ねるうちに、お芝居がとても丁寧になられていました。
台詞も、しっかりと大切な言葉が聞こえてきましたし(^ ^)♬
特に、導入部分。とても丁寧にお芝居されていたと思います。
明日は千秋楽ですね。
素敵なお仲間と、素敵な舞台。素敵な時間を出演者の皆様もお過ごしになられますように☆
これからも楽しみにしております!
素敵な作品をありがとうございました!!!

ネタバレBOX

和興さんのご挨拶に感動いたしました。

脚本家、演出家、照明、衣装、舞台監督はじめスタッフの皆様、
板にあがらない皆様の《想い》を表現できるのは役者さんだけですものね。

和興さんのお言葉から、皆様が素晴らしいカンパニーであること、
沢山のご苦労を重ねられて、この作品を作られた事、とても伝わりました。

そして、皆様のご苦労の分だけ、私達は楽しませて頂きました。
ありがとうございました。

次回作も、楽しみにしております!

よるべナイター

よるべナイター

FUKAIPRODUCE羽衣

青山円形劇場(東京都)

2014/10/30 (木) ~ 2014/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

みてきた
FHの4番深井さんさすがです。きれいなお姉さんも泣いてました。

性というよりは生を感じました。

よるべナイター

よるべナイター

FUKAIPRODUCE羽衣

青山円形劇場(東京都)

2014/10/30 (木) ~ 2014/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑って泣ける妙ージカル。
急遽時間が取れ、観劇。 観れて大変良かった!
基本的には、下ネタ全開の妙ージカル。
だが、なぜかそこに人生の哀愁がただよい、笑いながら泣きそうにもなる。
歌詞や役者さんの熱演に、心動かされるのだ!

役者さん達は皆さん勿論技量が高いですが、何より熱演が素晴らしい。
個人的には、「果物夜曲」のエピソードと歌がお気に入りです。

大物ゲストも代打で登場しましたし、大変楽しめました。
ああ、やっぱり妙ージカルは面白い!




薄暮(haku-bo)

薄暮(haku-bo)

intro

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/11/01 (土) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★

感想書けません
もう一度出直してこい!と叫びたい。

Lucifer

Lucifer

Ammo

d-倉庫(東京都)

2014/10/31 (金) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

新ユニット
素晴らしかった。歌声に救われた。

MEIDO IN HEAVEN

MEIDO IN HEAVEN

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/10/28 (火) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

何度も観たくなる舞台
Bチーム観劇しました。役者陣のパワーにとにかく圧倒されました!
登場人物の一人一人が個性的で魅力的。衣装も素敵です。
次は何が起こるのだろうと終始どきどきするストーリーに、たくさん笑って涙して…あっという間の二時間でした。とても面白かった!
複数回観劇しましたが、進化していく舞台だと感じました。観に行ってよかったです。

クラッシュ

クラッシュ

東葛スポーツ

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2014/10/15 (水) ~ 2014/10/31 (金)公演終了

満足度★★★

ヒップホップ演劇
ただ台詞をラップするだけではなくヒップホップ的な態度がはっきり打ち出されていて、内容としては支離滅裂でありながらも感情に訴える強度がありました。

『1Q84』(村上春樹)、『クラッシュ』(ジェームズ・グレアム・バラード/デヴィッド・クローネンバーグ)、『パルプ・フィクション』(クエンティン・タランティーノ)、『東京ノート』(青年団)、『三月の5日間』(チェルフィッチュ)、『あゆみ』(ままごと)、フェルメールの絵画とそのドキュメンタリー番組、といった様々な映像や演技の引用が「1994年」と「衝突」というモチーフを媒介に強引にマッシュアップされた作品で、過去に使ったネタも所々にあったものの、その繋げ方が楽しかったです。
終盤の各出演者による自己紹介的ラップのマイクリレーや板橋駿谷さんのフリースタイルのラップは東葛スポーツではあまり感じることの無かった、ストレートな格好良さがあって印象的でした。

今までの作品は音楽で台詞が聞き取り難いかったり、マイクがハレーション気味だったりとテクニカルの面で少々ストレスを感じていたのですが、今回は聴覚的にクリアになっていて心地良く観ることが出来ました。
映像をわざと壁に対して斜めに打ち、歪んだ四角形にしていたのも、フェルメールのエピソードの時に出てきたカメラ・オブスキュラとの関連を感じさせて良かったです。

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