最新の観てきた!クチコミ一覧

89421-89440件 / 189814件中
男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★

ライオン・パーマ 初観劇。
懐かしめなパロディ盛りだくさんで、世代的にもストライクなネタが多くて楽しめました。特に「渡鬼」と「クラブ」でのエピソードが秀逸。

たしかに面白くはあったのだけど、正直ちょっと長いなぁと感じたので、芝居のリズムやテンポにもっと変化があっても良かったと思う。


上演時間:125分

回帰熱

回帰熱

観覧舎

OFF OFFシアター(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

無題1365(15-013)
3)
13:00の回(晴)。12:30受付、13:40開場。ソファと衝立のみの舞台。13:05開演の挨拶~14:33終焉、アフタートーク14:37~14:45ゲスト(劇団EOE)藤原さん。

これで演劇から離れるというのはトークのときに気がつきました。杏上さんの作品は青ひげマシーン「宇宙船に乗りたい女達(2011/10@pit)」からで6作目、「夢訪人」の2作が上演された会場とともに強烈な印象として残っています。声をおかけすればよかった。

本作、配役の境界がぼんやりとしか捉えられず、少し混乱してしまいました。「EOE(すみません、最近観に行けてないです)」の役者さんがゲストというのは意外でした。

暗愚小傳

暗愚小傳

青年団

AI・HALL(兵庫県)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★

平田オリザ作・演、青年団初観劇
病んでいく智恵子を直接描くのではなく、高村光太郎と智恵子夫妻の何気ない日常を切り取り、淡々と話が進んでいきます。
また悲しさをほとんど表現せず、智恵子役の能島さんの屈託のない笑顔や、光太郎役の山内さんの明るい演技が、逆に悲しさを浮き彫りにし、静かに心に染み入るような公演でした。

こういう見せ方があるんだと感心し、何気ない演技に、プロの役者さんてやっぱりすごいなぁと重ねて感心しました。
面白かったです。

ネタバレBOX

先にも書きましたが、高村光太郎と智恵子夫妻宅に出入りする人々
  永井荷風、宮沢賢治、姪の一恵、姪の夫になる夏木、
  近所の金石さん、使用人の泰子さん、出版社の本間さん、
  アメリカ二世の西田さん、偽三世の村田さん、通訳の中村さん
との何気ない日常を演じています。

直接、智恵子が病んでいる様子や死の前後を描くのではなく、
  智恵子に少し兆候があるかないかの何気ない日常、
  精神を病み始めているが不自由なく明るく暮らせている日常、
  智恵子の法事の日の日常、
  智恵子や宮沢賢治が亡くなって数年後の日常、
を何気ない会話でつづり、淡々と描くことで、智恵子を亡くした悲しさなどが浮き上がってくる感じです。

ただ本当に何気ない日常会話ですが、ほとんど高村と関係しなかったであろう二世や三世とのエピソードなどがあり、何の意味があるのだろうか(高村光太郎の事をよく知っていれば合点がいくのかもしれませんが…)、戦争に負けた日本の状況をほんわかと表現したかったのかな…、などと思ってしまいました。

はっきりした起承転結はなく、起伏のない淡々とした静かな会話劇なので、好き嫌いはあるように思いました。
新春玉山福袋

新春玉山福袋

花まる学習会王子小劇場

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/17 (土)公演終了

満足度★★★★★

各作家の個性丸出しな作品群
王子小劇場版「あまうめ」にしてそれぞれに色の異なる6編の短編。
仮に共演者が固定か存じ上げない方ばかりで作家を伏せられて観たとしても池亀作品、モラル作品はワカったろうし、裕本作品、北川作品も当てることができた(あとのお二方の作品は今回初めて)のではないか?というくらいに各作家の個性丸出しな作品群で伝説の名優(怪優?(笑))玉山悟氏の演技を堪能。(もちろん共演者の演技も)
これだけ充実した内容で1000円(台本集だって500円だ)というまさしく福袋な公演、機会があったらまた演っていただきたい。(爆)
そうそう、榊菜津美嬢は「アマヤドリではまず見ることがないであろう榊菜津美」ではあれど「池亀作品ではお馴染みの榊菜津美」だったなぁ。(笑)

子どもの頃から

子どもの頃から

演劇企画集団LondonPANDA

小劇場 楽園(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

これは、ホラーコメディー?
観終わっていろいろ考えさせてくれる、軽いようで実はズーンと重い作品でした。楽園の真ん中の柱が古い民家の大黒柱のように感じられます。そこで食べ、寝て、生活している人達。皆笑顔で過ごしています---なんだかおかしい--なんだか怖い----ラストいいですねえ。


軽い重箱

軽い重箱

殿様ランチ

新宿眼科画廊(東京都)

2015/01/11 (日) ~ 2015/01/21 (水)公演終了

満足度★★★

初観劇。
企画公演との事でしたがキャストに華があり、十分楽しめた。

ビックリするような内容ではなかったが、刑事の役の板垣雄亮や社長役の小池首領など、見ているだけで絵になるような細かい芝居が良かった。

TEAM SHIMaaaN

TEAM SHIMaaaN

しまぁ~ん共和国

小劇場B1(東京都)

2015/01/06 (火) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★★

ラストがちょっとあっけない
一話目と二話目が違うテイストだったので、三話目どう繋げるかと思っていたが、ほぼグルだったと、そう繋げてきましたか。なかなか繋がりはよかったが、ラスト、え?終わりだったなあ。
もう一波乱期待してた分、肩透かしだったかも。
とは言え、まさかのミュージカルだったり、香港映画アクションシーンだった、女優陣の顔を張った(笑)演技と、面白かった。

は?

は?

艶∞ポリス

OFF OFFシアター(東京都)

2015/01/07 (水) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなか絶妙
女子キャラの陰湿さがなかなか絶妙で、ほんとにこうなんだろうと思わさせられた(まあ、実際は知らんがww)。
ちょっと左右で同時進行的な展開があって見辛い部分はあったが、面白かった。

愛のバカヤロウ!

愛のバカヤロウ!

劇団ズッキュン娘

シアター風姿花伝(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

お人柄(Bチーム観劇)
前半は「2番目でもー」との類似性が気になり、何故こんなにこりっちでの評価が高いのか首を傾げていたのだが、・・やっぱり藤吉さんの熱演に尽きる舞台でしたね。

演出的にはバランスが悪いというか、藤吉さんが出過ぎ、演出・上野氏の独自性が鳴りを潜めている、オール女性キャストで構成する必然性等が気になりましたが・・・
藤吉さんと演出・上野氏とのアフタートークも楽しいものでした。

道化

道化

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1364(15-012)
20:00の回(晴)。19:45会場着、受付、19:58開場、20:09開演~21:11終演(トークなし)。

一瞬、強い照明。中空に浮かぶ首、やがて黒の上下、白い手、左右にほんの少し揺れるカラダが見えてきます。


※今年は「花」シリーズがたくさんあるようです。

ネタバレBOX

「道化」ならばお客さんを楽しませるのだろう、と思ってはならず、真っ白な顔に真っ赤な口と目、闇の中を自在に漂い、悪夢をみてしまいそうな存在。ゆっくりと進める歩はみせかけで、実は、瞬時に飛び込んできそうな危うさ。歪んだ笑顔に狙った獲物を突き刺す視線。これをさらに際立たせる「照明」、本作も鰐川さんということです。(ご本人はロビーに出ていらっしゃいませんでしたが)PCなどでコントロールしているのではなくすべて手動だそうです。初めて観たときから独特の照明効果に感心、今夜はまた格別。


客席へ下りてきた道化はすでに「怪物」のような存在で、お客さんに向けた眼が異様な凄みをみせていました。

舞台上でも客席との距離を探っているような動きが怪しく、眼を合わせるのに躊躇してしまうほど。

ほとんどの時間が、カラダの傾き、頭の動き、表情...そしてそれらに陰影をつける照明で構成された舞台でした。
道化

道化

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/21 (水)公演終了

満足度★★★★


トークなし。たしかに道化ではあるけれど、白塗りでほとんど動かないので、舞踏を見るような。異例なマニアックな作品。

男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★

とッ散らかった感もあるが後半は胸アツだし、総じて満足
前半は傍系の挿話など盛り沢山でとッ散らかった感もあるが随所に熟練職人の名人芸的な会話の妙と男の粋が散りばめられているし、各キャラが一方向に進んでまとまって行く後半は胸アツだし、総じて満足。
芝居がかって凝った前説も実は本編に繋がって…と言うかラスト前の伏線になっているのも巧い。
あと、チープ(失敬!)なのに機能的な装置もいつもながらお見事。

GHOST SEED 先行予約会&DVD上映会

GHOST SEED 先行予約会&DVD上映会

カプセル兵団

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2015/01/19 (月) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

劇王参加作品『ハマダと姫と魔王の恋』
夜の部に行きました。
DVD上映会の『リバイバルメモリー』はDVDを持っているので見た事が有ったのですが、やっぱりスクリーンで見ると、臨場感が違いますね。
劇王を観に行けなかったのでやっと念願の『ハマダと姫と魔王の恋』観られました。シアターミラクルとは違う、袖も裏も全部見えちゃう。着替えさえも見えちゃって、ドキドキものでした。いっぱい笑えた、充実の20分。面白かったー。

花の下にて

花の下にて

テトラクロマット

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/12/11 (木) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★

役者が良かった。
演出、舞台美術、衣裳など、凝った作りの舞台でしたが、座席によってかなり観え方が異なるようでした。欲を言えばもう少しセンターで観たかった。役者人の演技は、その細々したディテールを越えて楽しめました。

琥珀-elektra-

琥珀-elektra-

EgHOST

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★

今後が楽しみ
ギリシャ悲劇「エレクトラ」「オレスティア三部作」を題材にした公演であるが、西荻小虎 氏の真面目な?性格を反映してか時間、場所も「書」と同じイメージで制作したようだ。その描いた内容は、王家での愛憎劇そのままであったが、もっと自由に扱っても良かったと思う。いわゆるモチーフとして、その核心だけを租借して、自分なりの劇に挑戦してほしかった。

ネタバレBOX

2014年12月公演「the end of evrything(兼忘年会)」は、宇宙の壮大なストーリーから身近な恋愛観へ呼び寄せる巧みな芝居(客席が舞台になっていたので公演とは言わず)を見せてくれた。今回公演でも宇宙(特に「太陽」や「月」との会話)をイメージした場面がいくつかあった。
もう一つ特徴的だったのは、ダンスパフォーマンス…導入部で女性キャストが踊っていたが、妖艶や神秘とは違い、そぅ呪詛をかけている印象だ。

公演を経ることによって、その劇団のイメージが出来てくると思う。EgHOST
に対する自分の感じ方は”宇宙との関わり”と”不思議なパフォーマンス”である。劇団カラーを確立しつつ、一方、いつでも変化する柔軟性が大切だと思う。それにはしっかりと潮目(時と場所)を捉えてほしい。また、「何か」をモチーフにしたEgHOST版愛憎劇(時)と劇場(場所)を見極め、西荻小虎 氏の特長が感じられる脚本・演出を楽しみたい。

今後の公演にも期待しております。
子どもの頃から

子どもの頃から

演劇企画集団LondonPANDA

小劇場 楽園(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

確かな芝居
東北地方における家庭の何の変哲もない日常生活が描かれている。坦々と話しが進んでいくが、表面上は穏やかな生活が実は…。
文章でいう起承転結のある分かりやすい脚本だと思う。その演出も手堅いように感じた。もちろんキャストの演技力は素晴らしく、演技のバランスも良い。ホームドラマはその導入部が、その後のストーリーの牽引に影響すると思うが、この公演では見事にクリアーした。とても確かな公演であった。
しかし、気になることが…。

ネタバレBOX

次の点が気になった。
1.衣装から冬季であることは間違いないが、東北地方のわりには外出から  帰ってもその寒さが伝わらない。
2.季節感だけでなく、東北地方の土着性のようなものが感じられない。確か  に、青年団、婦人部という地域コミュニティの名は出ていたが、台詞が方   言でないことも一因しているかも。それよりも、少し前(昭和50~60年    代、黒電話等)の雰囲気が漂う(この時代に携帯電話、スマホ等はないの  で矛盾もするが)。
3.カレンダーへの丸印…アフタートークで時間堂・黒澤世莉 氏も同様の疑問が出された。  いろいろな解釈ができるとのこと、観劇してイメージしてほしいとのこと。
4.最後に、これが最大の疑問であるが、実姉妹であっても自分の妹が夫と   浮気し、堕胎までしていることを聞き、結末のような思いに至るだろうか?  ハッピーエンドという予定調和のような気がした。

今後の公演にも期待しております。
男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

敗北の40年
を歩んできた自分にとってライオンパーマは残された最後の希望なのかもしれないと思ったお芝居でした。

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

再演に感謝
コレは凄い。どんだけ喋るんですかっていう怒涛の一人芝居。最初は何役もやってすげえなぁとか思いながら観てましたが、途中から海賊の物語に没頭して一人芝居であることさえ忘れてしまいました。面白い!
初演の時から気になっていた舞台なので、今回、観ることが出来て本当によかったです。

ネタバレBOX

ヌルっとした雰囲気の給水タイムが好きでした。
男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★

陽はまた昇る
適度な笑いとシリアスで語る敗者たちのワンスアゲインものは、好きな話でジャンル映画的には楽しめました。

が、しかし・・・・はネタバレで。

ネタバレBOX

登場人物が、幾らなんでも多すぎです。この役とこの役で一人の設定にすれば良いのにと言うのが何人かいましたし、負けている・負けたと言う状況は一緒だけど向かう方向は、ずれてないかなと首を捻る人もいました。
また、時間が長すぎです。人数が多く一人一人大切に描くとどうしてもそうなってしまうのでしょうがないですが、主要登場人物を少なくすれば削れたのではないかと思ってしまいました。
あと、無理が通れば道理が引っ込む話しは嫌いじゃないですし、筋道がしっかりしようがツマラナイ話は山ほどありますし、逆に物語的には破たんしていようが面白いものも山ほどあります。が、今回の話は、無理を通して道理も引っ込めない話になってしまっていて少し歪に感じました。これも主要登場人部が多すぎが原因と思われます。
と、ここまで苦言を書いてきましたが、終焉後のカーテンコールで役者陣の並んでの挨拶をみて、この人数を曲がりなりにも同じ方向を向かせ、粗削りではあるもののに完結させたのだから、まあ良いかとも少し思ってしまいましたね。
愛のバカヤロウ!

愛のバカヤロウ!

劇団ズッキュン娘

シアター風姿花伝(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★

メラメラダンス
クスっと笑える笑いがあって、躍動感があって、ハートウォーミングと呼ぶには激烈ですが、なんだかんだで最後には温かみが残るコメディ。やや勢いで押し切ってるようにも見えましたが、面白かったです。

ネタバレBOX

「勢いで押し切る」の補足。
四姉妹が同じ男性を好きになること、その男がさらに別の女とも付き合っていることは予想がつくので、ストーリーはおおむね想定の範囲内で進むわけです。だから序盤から中盤にかけては、もう少し何かあってくれないかな、とモヤっとする。ただ、今回は終盤のダンスパートがとても良かったので、その「モヤっと」をダンスの勢いでうまいこと押し流しているように見えました。

このページのQRコードです。

拡大