赤ずきん The Labyrinth
ムーンビームマシン
HEP HALL(大阪府)
2015/06/12 (金) ~ 2015/06/15 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しかった。
舞台には大きな本。そこに映し出されるプロジェクションマッピング。素晴らしかった。百花ちゃん、御意さん、Sarahさんの歌も素敵。
Mother
TEAM JACKPOT
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★
起こりうる現実
余命一年の母。病気の為か、久しぶりに会う息子の顔も良く分からない。それでも最後の時を迎えるまで思い出を増やしながら生きていく。そしてラストの衝撃と役者さん達の熱演で身につまされる舞台でした。
以下、公演中なのでネタバレで。
ネタバレBOX
あらすじだけ見ると重苦しい内容ではあるが、余命宣告されている母親が、悲観的になりすぎず明るくふるまうのが良く、笑えるシーンも多く配してある。久しぶりに帰ってきた息子の影響でもあるが、息子の友人、息子の彼女と誕生日や昔の思い出話を軸に余命を過ごしていく。だが、最初に息子の顔が分からなかったのは、病気のせいでは無く、本当の息子ではないから。そして息子の友人や彼女もそう。
(息子は4年前に震災で亡くなっているが、母親はそれを受け入れられておらず、何度も携帯に電話している。)
息子は福祉課の人間であり、友人は医師、彼女は看護師だ。孤独死を迎える老人が多く、新しい福祉政策として導入されたモデルケースだという。
いわゆる衝撃のラストという展開だが、母親が残した日記にはそれが分かっており、その仕事だけではない優しさに付き合い騙されていたフリをしていたという二段オチ。
近未来には起こり得るかもしれない話ではあるが、最後母親が気づいていたという結末が個人的には非常に良かった。賛否両論あるとは思うが、気づかずに息子達と信じたまま亡くなったのではやはり寂しい気がするので。
正直いうと序盤のテレビのシーンで、ある程度の予測はしていたのですが、それでも魅せられたのは役者たちの熱演があればこそでした。
終演後に購入させて頂いたパンフレット(すいません、最初本公演に関するパンフレットかと思ってました。)に、本劇団の歴史等が書かれており、また応援したい劇団が一つ増えました。
俺の屍を越えていけ
いるかHotel
Live Space B.SQUARE(大阪府)
2015/06/19 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
時間があっという間に過ぎました。
あー面白かった。子供と一緒にささせてあ頂きましたが、大満足の内容。最近は、もうひとつの観劇が続いたのですが、完全燃焼出来ました!!ありがとうございました!!
AERA
演劇集団☆邂逅
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2015/06/20 (土) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
綺麗でした
すべてが、綺麗でした。演出、衣装、大道具および出演者細部に至るまでが綺麗でした。宝塚歌劇団を彷彿とさせました。シェークスピアの戯曲で、内容は知っていましたが、知らなくても十分理解出来る内容でした。席が満席だった事が理解出来ました。満足度たかいです。
プリティウーマンの勝手にボディガード
熱海五郎一座
新橋演舞場(東京都)
2015/06/02 (火) ~ 2015/06/26 (金)公演終了
満足度★★★★
毎度のことながら
楽しめました。ストーリーと役者の間抜けなところを、ゆっくりと笑いをとりながら展開していく。みなさん芸達者
ボス村松の兄弟船エピソード1・2・3
劇団鋼鉄村松
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/06/09 (火) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★
村松さん
役者としての村松さんが好き。で、この芝居の感想は期待していたものと違った。
金と銀の鬼─チェインソウル─
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきました~鬼切ない
金鬼(コンジキ)と銀鬼(シロガネ)がつぶやくひとつひとつをあとから思い出す時、胸が締め付けられるのです。X-QUESTの和風ファンタジーはとても切ない。
ネタバレBOX
・スケザ 塩崎こうせいさんが演じています。
前回「クロガネ」役。今回まさかの「弱い人」役。ボケるシーン
があったりとイメージが大きく覆ったという点で、すごく新鮮です。
妖刀に理性を剥がされて本性が出るのですが、ちょっと可笑しな
本性がでてくる。そのお芝居がとっても可笑しい(笑)
・ミドリマル 沖野晃司さんが演じています。
実際とパンフで髪型が違うことを発見。
実際は短髪ですが、パンフでは長くて高貴な感じありかなと。
スケザとのシーン。お前のことを信頼していると本心を伝える
とことかは爽やかでオッキーさんらしかった。
・クロガネ と カニ
高田淳さん(クロガネ)が演じています。
客演される作品を観にいくのですが、全然違います。
今回はといえば、ぞくぞくするくらいブラックホール級にどす
黒い悪い、かっこいい高田さんでした。
荻窪えきさん(カニ)が演じています。
説明は ションション 端おります。2011公演よりも可愛い
カニになっていると思います。
その2人のシーン。クロガネは金鬼に化けるため
カニの持つ金色を得ようとするシーンで、カニにダンスの相手を
求めるのですが、カニに拒み続けられます。
ちょっとしつこい感じのクロガネと、頑なな拒み方のカニ。
この攻防、個人的に見どころでした。
コンジキ 主宰のトクナガヒデカツさんが演じられています。
魂はヒトなのに、見た目が異形だとヒトの仲間になれない。
本人はヒトだと思っていても周囲がヒトと認めないから、
ヒトであることの自己肯定が成立しなかったと。。
色々な感情が押し寄せてきて書ききれないトクナガさんの
コンジキ。シロガネに「アニではない!オニだ。」と返すシーン
は、解釈をひとつにはできなくて。。。
それでこのセリフのシーンが好きだし、泣けてくるのです。
やぶれた虹のなおしかた
こゆび侍
駅前劇場(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★
大熱演!
ちょっとメルヘンチックな物語かなと思って行ったのですが、がっつリ人間ドラマでした。
主人公二人の葛藤や違和感を抱いて生きてきた時間が、とてもよく描けていたと思います。
ネタバレBOX
ただ、事実を知ってからの家族の反応と言うか、夫の反応が何じゃそれ!と、思ってしまいました。
ラストは入れ替わることに時間を使わないで、彼女の築いてきた家族との人間関係の深さや絆が感じられたら良かったのに・・・・と、それが残念でした。
まあ、でも夫が狭い心の持ち主設定なのかもですが(笑)
金と銀の鬼─チェインソウル─
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい!
トクナガさんの衣装が特に強烈で世界観に引きずり込まれました。佐藤さんの「洋風おにぎり」もとても良いものが観られました。あれが挟み込まれても雰囲気が壊れないのはX-QUESTだからかな。塩崎さんと沖野さんのマッチングもとても嬉しかったなぁ。闘うとこも観たいけど。あちこち散りばめられた言葉の妙に、「日本人で良かったな」と思える舞台でした。
Windows5000
壱劇屋
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2015/06/19 (金) ~ 2015/06/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
不思議な魅力
初見です。あらすじにあるようにツッコミどころ満載な住民を覗き見しているかのように観ながら、細かいツッコミを入れていくお話で、こんなおもしろいモノが世の中にあったのかーと今まで未見だったことが悔しくなるレベル。
たぶんここが脚色なんだろうなという箇所は、まさに壱劇屋さんらしく4月から引き続いて拝見して良かったと思う箇所もあり。大満足でした。
ネタバレBOX
ちょうどGAORAとかでやってそうな、インディープロレスの爆笑実況と解説を観てるかのような笑いがちりばめられている印象。それが舞台で展開するのだから、私にとって面白くないはずがありません。
逆回転のシーンは、絶対これ脚色だと分かるようになっています。あれは相当難しいでしょうが、やりきる壱劇屋さんはステキ。
ムランティン・タランティーノの大冒険
3.14ch
シアター風姿花伝(東京都)
2015/06/18 (木) ~ 2015/06/24 (水)公演終了
満足度★★★★
フライヤーと違って、カラフルな...
毎度のような、シュールな展開も、淡々と観劇を続けていると、たまに刺激が欲しくなったり...。目ざしているものはわかり、かなりカラフル。映像表現が、かなりススンでいるのです、この団体。わたくし的に強いていえば、無構造になると、①単調になるか、②アナーキーな感じになるかが多い気が。もう少し、こまめに場面が変わり、カオスの時間も調整されると、自分好み(あくまで自分の趣味ですよ)。劇場公演が初めての方には、ちょっと...?かも。
倫敦影奇譚シャーロック・ホームズ
タンバリンステージ
六行会ホール(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★
トラブルを超えて…
理由は公開されていませんが、
※ すいません、他の方の感想を読むと先に主役が降板したり
色々あったんですね。詳細な理由はまだ把握してませんが・・・
開演わずか3日前に主人公含むキャスト3名の配役変更があり、
そのトラブル自体で「本劇はもうダメかな…」と自分は諦めもあり、
その上で交代キャストの1人がツイッターで
「失敗すると思う人こそ観に来てください!」と
まるで「自分達の”挑戦”を見届けて!」とでも言うかのような
(状況をわきまえぬ強気とも取れる)発言に、
「”不良品”と分かってて自信持って売りつけるとはどういう了見だ!?」と
はっきり言って激昂しました、自分。
観劇自体キャンセルしようかとも思いましたが、
「まあ、こういう状態でどこまでやれるのか」だけでも見届けるか、
と6/20(土)13:00の部観劇。
はっきり言って全く期待してなかったので、パンフレットその他も買わなかったんですが
(いつもなら観劇後の「お楽しみ」と欠かさず買ってます)、
「原作自体の物語の力」「脚本/演出の力」「照明/音響その他の力」
そういった要因にも助けられつつ、
役者自身の自分の出来る限りをやろうという姿勢もあり
(主人公ホームズなど観ていてそれが感じられるほど)、
中盤以降、物語の盛り上がりにかけて、
はっきりいって本劇の世界観に引き込まれました。
お芝居は「リアル思考」派なおじさんにはちょっとツライかな、
と思うような厨二な設定もありつつも、
「ラストどうなるんだ!?」とかなりハマって観劇できました。
そういう意味で、今回はなんとか座組全体の努力で
トラブルを乗り越えたのかな、と。
※ はっきりいって、今回の最終キャストで最初から
やっていてくれたら、もっとずっと良いものに仕上がっていたんじゃないかなあ、
とは思ってしまいますね。
ネタバレBOX
【思った事】
・ 原作は知らないのですが、実際本劇を観劇した限り
かなり「面白そう」なお話ですね。
久保田唱脚本、とはまた別の所で、色々ひっかけてくれる要素があり
楽しませてくれる(あるいはそこも脚本で入れた要素?)。
・ その上で脚本/演出や照明/音響などの良さもあり、
物語中盤以降、盛り上がっていくお芝居に合わせて
自分の気持ちもどんどん舞台に引き込まれてしまいました。
・ ただ、開演後の出だし、今回のトラブルに巻き込まれた(?)3キャスト
(主人公役以外は顔・役とも知りませんが)よりも
その他のメンバーの方(女性など)がお芝居の世界にノレていないのか、
ぎこちなさだったり、噛み/トチリだったり、
何か役に入り込めていない感じが出まくってました(はっきり言って観客に伝わる悪い空気)。
その時点では「今回のトラブルがなくてもこの座組は失敗だったのかな?」と思ってしまいました。
まあ、中盤の盛り上がりからは全員いい演技をしていたと思いますが、
どうして出だし、ああいう空気になっちゃったかなあ?
(低トーンから始めるよう演出指示でもあったのかしら?)
・ ボクラ団義がかつて「遠慮がちな殺人鬼」での急病人発生時に使った、
手帳を見るように脚本を確認する、という手が
本劇中一部主人公に使われていたと思います。
まあ、うまく所作/移動などの中でそれを行い、
「読んでるふう」を出さないようにしていたので、
それ自体は今回のトラブルからすれば「許容範囲」かと。
ただし、この手が2度(あるいはもっと?)うまくいったからと
こういうトラブルに対して「またこの手を使えばいいや」とか
プロデューサーや作/演出が考えるようになったら終わりだと思いますよ。
事故や急病などでは仕方がないとしても、
今回のような(理由の明かされない)トラブル自体を出さない事が
まず一番重要かと思います。
観劇する側だって舞台や役者を「心配」もするし、
舞台に期待しているからこそ「がっかり」もします。
そこは「舞台を作る側」にとっても忘れて欲しくない所だと思います。
・ アンケートの「良かった役」で、名前を覚えている人の中で
「ブレない演技をしていた」という事で
ワトソンさんを上げたのですが(執事なども良かったのですが)、
帰宅途中他の観劇者さんの会話が聞こえてきて、
「そう!オールデガー(?)さん!」と自分も思い出しました。
「狂人?」「悪の手先?」「実は味方?」と観客の心を?マークだらけに
ミスリードしたあげく、物語中たびたび意味ありげに回想シーンで登場していた
ホームズの兄だったとは・・・
いやあ、オールデガー(?)さんが(主役自身を差し置いて)
一番観ていて「インパクトがある」「面白い」「おいしい」役だったのではないか?
と思いました。
※ もちろん演技の良さがあってこそですが( ´ー`)
・ 表にも書いたのですが、元々最終的なキャストの状態で、
かつ、今日の開演直後のような気の抜けたような所なく、
本劇が観てみたかったですね。
続編や再演に期待したいと思います。
・ 6/20(土)13:00回は自分としては面白く観る事が出来ましたが、
初日から今まで、どれだけの苦労と失敗をしてきたのだろう?
ツイッターの感想などで「苦労されている」というのは知っていましたが、
そこが気になります。
今日がこなれてきた上での面白さだとしたら、
初日を楽しみにしていた観客の方々には残念な思いをさせてしまったのではないか?と。
・ そう、竹石さんについて前々から思ってたのですが、丁度良いので。
色々な方向の演技についてとても高いレベルで演じる事の出来る役者さん
(自分が「ワラワレ」で初めて観てから
たった数回の舞台の中で成長されたのか、元々がそのレベルだったのか)、
同ボクラ団義メンバーの沖野さんなどのようにある方向で突出した演技の才を魅せる
(「狂気」「狂おしいほどの純愛」「真面目バカ」その他)方とは違い、
「オールラウンダー」タイプだな、と思っています。
ただ、その自分の能力が全体的/平均的に高いレベルに達してしまっているがゆえの、
・ 器用貧乏
・ なんでも出来るがゆえにいいようにこき使われる
(言いたい語彙を忘れてしまいました)
・ 力加減を知り尽くしているからこそ、
適度(といっていいのか)の所で力を押さえるようになる
など、色々な「経験」を積む意味では良いとしても、
役者としてあまりにも「無理」をさせられたり、
自分ならではの「色」を無くしてしまわないかなあ?
というのがちょっと気になっています。
※ どんな役でもこなせる、なら役者の「色」なんてない、
で良いのかも知れませんが、
自分は「情熱的な演技ならこの人」、
「理知的な演技なら・・・」
のように、その役者さんに毎回期待させる何かが欲しいかなあ、と。
(まあ、役者さんの「幅」を狭めるような事言ってますね、
自分でも何が言いたかったのか良く整理できていません。)
※ すいません、家帰ったら内容見なおして書き直しますm(_ _)m
まあ、とにかく本劇が「楽しめるもの」に仕上がっていて良かったです( ´ー`)
⇒
2015/06/20(土)20:53 思考整理
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感想投稿の際はビルの生け垣に座ってPC画面が見えないまま
急いで書いてたので、うまく自分の思考が整理できませんでした。
※ 色だなんだ、というのは確かにありますが
(この役者さんの「こういう役」は安心して観られる、という)、
僕は「役者さん」の色々な「役」と「演技」を観たいと思ってます、よ?
? なんで「色」って書いたんだろう??
最近の竹石さんについて思っていた事とは、
「忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆」初日を観劇した際、下忍兄役について
うまくバランスを取る形で演じた(?)のか、
演技自体は全く問題ないものでしたが、
妹や団蔵、仲間達に対しての突出した想い/感情があまり表に出ていたように感じられず、
「主役としての立ち位置を”智者”団蔵に食われた?」という感じがありました。
で、2度目の観劇では(多分ですが)見事に下忍兄の
・ 妹
・ 団蔵、仲間たち
・ 下忍という生き方
・ 織田信長
などに対しての感情を表に出しまくって(=熱が入って)、
その熱が団蔵その他を突き動かした、
「物語としての”きっかけ”となるキーマン」としての役割を果たした
(あくまでも「主役」であった)と感じました。
そこから、「オールラウンダー」としてどの方向への演技もこなせて
力加減も必要に応じて入れ抜き出来るようになった事が、
・ 良い方にも悪い方にも働きうる
・ どんな役でも無難にこなせる力量が、
演じる役への突出した思い入れを失わせ(う)る、
きっかけになってしまっていないか?
と感じる事がありました。
そうした時に「器用貧乏」的に便利に使われ、
今回のような「とんでもない無茶」すら振られて、
という事があれば、「役者道への思い入れ」がヘタってしまい、
それこそ「無難な演技」に走ってしまわないかな?
という事を恐れました。
どんな役(笑わせるバカ、泣かせる役、激しい怒りを持つ者、悪い奴、など)でも
こなせる力量があるからこそ、
そこにかける突出した想いというか、突き抜けるような意志は捨てないで欲しいなあ、
「役者という芸にかけたプライド」を捨てないで欲しいなあ、
と今回のトラブルの件を聴いた時に特に思いました。
(今一番脂が乗ってる時期だからこそ、ですかね。
落ち着くのはもっと歳をとってからでいいと思います。)
すいません、自分が竹石さんに思ったのはこんな感じですm(_ _)m
まあ、1観劇者の”感想”という事で・・・
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新宿・夏の渦
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★
異形なるもの…
前回(金色の翼に乗りて)から一変、喜劇要素も含まれた作品。
さて、我々はとにかくも生きている。
社会というコミュニティの中で、あくせくと生きている。
生きていくというのは、時として感情を内に仕舞い込んでいく事でもある。
何故か?
社会というコミュニティで生きて行く為には、やり過ごさなければならない事も多々あるからだ。
”正義”を訴え”正誤”を照らし合わせてみても、それは軋轢を生み、コミュニティから排斥される題材になってしまう事が往々にしてある。
肯かれる方も多いだろう。
この作品は二丁目のオカマのごく限られたコミュニティが題材となっている。
しかし、”性”の問題ではない。
一般的なそれからは逸脱した者たちが織りなすドラマである。
“普通”という概念は何を取り立てて、何をお座成りにしているのか?
この作品はそれを問いかけている。
異形なるもの(=オカマ達)は、それを自覚しながらもある種アウトロウとしての立場から“普通”を自負する人々が自らが属するコミュニティに留まろうとする悪足掻きに物差しを当てる。
その物差しは決して異形なるコミュニティ独特の物ではない。
異形を毛嫌いし、蔑んで見る“普通”の中にいる我々のコミュニティの中で
最も異形なるもの…、それは当り前の“正義”と当り前の”正誤”であるとこの作品は訴える。
そういえば、最初苦笑いと共に観ていた彼等が最後には輝いて観えたのもその中にある“当り前”を押し貫いてみせるすがすがしさがそうさせたのかと気づく。
ネタバレBOX
冒頭の進行速度は著しく遅い。これは狙いなのか?
もう少し整理されても良いのではないかと思う。
SHOWシーン(歌唱)はいただけなかった。
オカマのSHOWには「見せてあげる」「魅せてあげる」という重要な要素があり、今回の演者にはそれが欠けている。
ただただオカマに扮して歌を歌い上げますというだけならば冒頭の客いじりの方がまだ転換時間を稼ぐのに許せるかも知れないと思った。
気になったのは、遅れてくる客の多さ。
事情もあろうが、随分と遅れてきて芝居に見入っている客を邪魔して席に附くのはどうなのだろう。
最後列を当てるとかの主催者側の対応が欲しい。
特に今回は客が素に戻ったら付いていけなくなる不安があるし。
ご検討願いたい。
Windows5000
壱劇屋
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2015/06/19 (金) ~ 2015/06/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
こんなのもあるのね
こんな感じのお芝居もあるのね、それに壱劇屋さんらしらが加わって面白かったです。
山の声-ある登山者の追想
カムヰヤッセン
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2015/06/18 (木) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
深く自然に分け行った者の世界
大正時代、未だ日本では登山技術も殆ど知られておらず、特にロッククライミングの技術等は、大学山岳部のボンボンだけが習得できるような時代の在野のサラリーマン登山家2人の話だ。
ネタバレBOX
在野NO1と目される登山家と彼に憧れて山に見入られ、どんどん難しい条件の山にのめり込み、チャレンジして基本的には単独で登っていた二人は、終にパーティーを組む。無論、それは互いの実力を認めあってのことであったが、互いの遠慮や見栄が、正確な判断を狂わせ帰らぬ者の仲間に加わる迄の過程を描く。
何故、山に登るのか? この問いは、彼ら自身の切実な問いでもある。そしてそれは、生きていることを確認する為、また、神々の住まう荘厳な世界を垣間見るためだったように思われれる。もとより、筆者自身、山も海も好きで良く出掛けた。然し、自分の山の技術も装備も沢や縦走が基本でロッククライミングなどは、初心者の域を出ない。まして、冬山へのチャレンジなどおこがましくて語れたレベルではないが、それでも、夏、オーバーハングしているような岩を登ってゆく時、目前に生えた苔の緑の鮮烈な印象は、忘れることができないし、それこそ、生きている色だと深く魂に沁み入る思いはした。
海に関しては、プロになる為の学校を出ている関係で航海経験がある。北の海で嵐の中を航行し、船体が木の葉のように突き上げられては、十数メートルも落下し、その度ベッドに叩きつけられたこと。鼠が残っていたので船は沈まないと安心はしたものの、ビルジキールがギシギシと音を立てて歪み、船体がバラバラになる前兆のように思われたことなど、自然の前で人間の力などいかほどでもないという事実を嫌と言うほど知らされた。だが、南方に向かって航海している時、普段、三角波の立っている太平洋が、ベヨネーズ礁に入った途端、油を流したようなべた凪になり、釣れる魚種も変わって不気味さを増した。この辺りは明神礁も近く海底火山帯がいくつもあるので周囲より深度が浅い。深さは3000メートル強程か。ベヨネーズを越え、小笠原を目指して航行している時、新月の晩があった。その夜、自分はワッチ(ウオッチの方が、正確な発音に近いが現場の発音はワッチである)をしていたが、余りに美しい星空に見入られてデッキの先端に立った。海と空の境界が曖昧である。空の領域には、満天の星海には無数の夜光虫、この時自分の感じたものは、宇宙の只中を唯一人航行している自分であった。
こんなことを思い出させてくれる作品。
三人吉三
木ノ下歌舞伎
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2015/06/13 (土) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★
ネタばれ
ネタばれ
ネタバレBOX
木ノ下歌舞伎の【三人吉三】を観劇。
河竹黙阿弥の9時間の作品を、内容を省く事無く、5時間にまとめた作品。
盗人で、お坊吉三、お嬢吉三、和尚吉三の3人を中心に、物語の一部を省略しながら描いていくのが一般的な歌舞伎の話の展開なのだが、今作は、原作に忠実に展開していく群像劇として描いている。
内容はあまりにも中味が濃すぎて一言では語れないのだが、金百両、宝刀・庚申丸を巡る人間社会にある因果応報の話。
その因果応報の始まりの元を正せば、それはその当時の社会の在り方であり、その人間が培ってきた道徳観、宗教観であり、と登場人物が生きる事への意味を試されているよう原作を、今作の演出家はまるで盗人のように、いとも簡単に原作の良い所を盗み出し、現代社会に置き換えて、我々に投げかけてくるのが見所である。
舞台で描かれる世界は、日本でありながら、何処かの国で起きている夢物語のように錯覚しがちだが、そんな夢を打ち壊すほどの要所、要所に挿入される現代の表現方法が、かなりの違和感を感じつつも、観客の胸に何かを突き刺してくるのである。
そしてそこに琴線を触れる事が出来れば、今作の良さを感じる事が出来、木ノ下歌舞伎が歌舞伎を行っている意味も理解が出来るのである。
前作の【黒塚】についで、今作も傑作である。
そして休憩ありの5時間の芝居観劇は、「現代人にはきついんじゃねぇ?」と質問はあるかもしれないが、「それは愚問である!」と言えるのは確かである。
お勧めである。
ダルマ
劇団TEAM-ODAC
紀伊國屋ホール(東京都)
2015/06/18 (木) ~ 2015/06/23 (火)公演終了
満足度★★★★
ちょっと怖い
けど、仲間の絆とか、男ってカッコイイなぁと思える作品!!
個人的に黒田一派のケモノ感、ダルマの内面のにじみ出るようなセリフが好きです。
倫敦影奇譚シャーロック・ホームズ
タンバリンステージ
六行会ホール(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
絶対!
観た方がいい!
何も知らずに行った方が絶対に面白い!!
岸田國士の思案
おででこ
【閉館】日暮里ARTCAFE百舌(東京都)
2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
見ごたえありました!
出だしの朗読から岸田國士の世界に引き込まれました。女性がテーマということで時代が違っていても共感する部分が多く、役者さんの演技にもらい泣きしそうになりました。コミカルで笑えるシーンもあり大満足です!
難しい言葉もありすべては理解出来てないかもですが、構成が面白く退屈しなかったです。
遅くなりましたが、突然のアクシデントにも迅速に対応していただきありがとうございました。
見よ、飛行機の高く飛べるを
ことのはbox
明石スタジオ(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/22 (月)公演終了
見えない
5列目に座ったのがよくなかった。前の人の頭で、立って芝居している役者が見えない。座って芝居したら、ぜんぜんわからない。女学生が、ぺちゃくちゃ喋るかんじだと、見えてないから言葉も理解できなくて。