最新の観てきた!クチコミ一覧

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うしろの正面だあれ

うしろの正面だあれ

山の羊舍

小劇場B1(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

かもめ
チェーホフの「かもめ」を御存知の方には、驚きのラストシーンかもしれない・・・。舞台裏で起こる「出来事」がとても重要な意味を持つことに気が付くだろう。

別役氏の脚本が斬新なのは、ひとつの中心が無いということだけでなく、登場人物の間での意思疎通の不一致。互いにどこまで相手の気持ちがわかっているのか、観客にもよくわからないような描き方にある。

登場人物の、ひとりごとのようにも聞こえる台詞がリフレインする。
―わからないものは、わからない。だからわからなくていいのだ―

ネタバレBOX

古い屋敷に棲む中年姉妹と、その父親らしき老人。
皆、自己完結せず、どこか中途半端な「生身の人間」たち。
彼らの生きる世界は本質的に喜劇でしかない。
ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜

ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜

はぶ談戯

劇場HOPE(東京都)

2015/11/03 (火) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かったです
と、控えめに書いてみたのですが、正直なところ今まで最高の演劇体験でした。劇団員も客演も魅力的で素晴らしかった。
特にブロッコリーの様なメガネの俳優さんは歌もついでに上手で最高でしたね。話し的には女性脚本家のいわゆるイルな話かなと思いきや、それを上回るファンタジックな展開もきちんと準備されていました。
世間のウラの話を知っていながら生きていく、でもだからつらいだけでは終わらない。脚本に込められた、おぞましく、イビツで、最高に楽しいソウルを感じて、こんな世の中を明日も生きる勇気でちゃうね、、。

彼女にとって無敵の世界

彼女にとって無敵の世界

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

好きです
ファンタージーのようであるが、いくつかの文学挿話は寓話のように教訓が刻まれる。主人公・彼女に対する優しい物語...喪失の現実から覚醒した未来が見えるような力強い話であるが、その演出は軽妙である。描かれた絵(シーン)や言葉(せりふ)は、愛する父親の優しい手の温もりの中で、少女が逞しく成長していく様を観せる。その”シーン”や”せりふ”は快活な明るさ、優しさが吹き込まれる。

この公演では繊細な、というより笑いの連続の中で徐々に明らかにされる真実。瞬時に明かされる驚きよりも、悲しい現実が少しずつ氷解するような表現をすることに優しさを感じる。同時に印象的でもある。

この世には厳しい現実がいくつもあるが、それは必ずしも目に見えるものばかりではない。いや見えているが感じないこともある。あまりの大きな悲しみに向き合うことも出来ず、心の目を閉ざしている。この公演ではそのような話をファンタジー・コメディとして描いている。

Vol.62「Rehabili Billy」

Vol.62「Rehabili Billy」

劇団Turbo

駅前劇場(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

心が豊かに
軽妙なタッチで場面ごとに楽しく面白いが、その底流には人間讃歌がしっかり描かれる。芝居全体としては流れていると思うが、冒頭シーンとラストシーンにおける相関が弱いと思った。逆にそれは物語の関連付けが強引のような...

ネタバレBOX

冒頭は代行(偽装)グループ(特に結婚式における仮家族)のこと、ラストは建設会社(鳶田組)におけるヒューマンドラマである。もちろん、先のグループにいた高橋翼(銀次郎サン)が鳶田組に就職したという繋がりはあるが、それであれば冒頭のシーンはなくても物語は成立するのではないか。その関連に必然性がないから分離(二分)した芝居のように感じてしまった。

さて、登場人物は善人ばかり。その立場や思いが相手に上手く伝わらない。特に親子は身近すぎて知っているようでも理解(了解)はできない。その機微ある描きが実に良い。

親方・鳶田辰夫(富田誠サン)の息子2人(オカマ、落語家志望)は、建設とは無関係な世界にいる。親子の確執、職業に対する誇り、マイノリティーも垣間見える。職人・高橋翼は孤児で家族の温もりを知らないようだ。その悲哀を冒頭シーンで描き、この家族と対照させたかったのだろうか。

終盤は、硬派のような親方が建築現場から落下し、高所恐怖症になり現場復帰できなくなる。心身のうち”心”のリハビリが必要になるが...この経験がいろいろな意味で痛みを知ることになり成長する。このリハビリシーンは落語家を目指している息子の噺とシンクロして描かれる。このタイトルにあるラストシーンは感動的であった。

次回公演も楽しみにしております。
花とフィーユ

花とフィーユ

少年ギ曲団

シアター風姿花伝(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

気軽に観れる
そんな感じの舞台でした。白い布を基調にしたセットに照明を仕込ませて、ファンタジーな世界をうまく作っていたのではないでしょうか!?

サヨナラサイキックオーケストラ

サヨナラサイキックオーケストラ

ITOH COMPANYプレゼンツ

シアター風姿花伝(東京都)

2015/11/03 (火) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

満喫
モヤモヤが残る不思議感覚を満喫しました。

ネタバレBOX

直径200kmの小惑星が地球にぶつかるかもしれないその日、環境省別館屋上を管理している若手役人の呼びかけによって集まった自称透視能力のある男、間違いも多いけれども時々未来を予知できる少女、自称主婦霊能者、シスコンの弟のために尊敬される役を演じるべく新興宗教の教祖となった姉、念写ができるホームレス、自称宇宙人ら超能力者たちの話。

透視能力のないことを自白した男が実は透視能力があるのではないかと思われるくらい視力が良かったり、少女は幽霊なのか生きているのか、少女の予知は当たっているのか外れているのか、記念写真に写っているのかなど気になるところが多数ありました。もし記念写真に写っていたとしても、見えないものが念写されたのかもしれないし、生死は定かにはなりません。

地球最後の日かもしれないのにコンビニが平常通り営業しているなど不思議なところも含めて楽しめ、ああ悩ましかったです。
くそったれの世界

くそったれの世界

ソラトビヨリst.

ギャラリーLE DECO(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
3本オムニバスで65分。内容はとても楽しめました。ただ若干あっさり終わっちゃった感も。もうちょっと尺があってもいいかな。十分膨らませられるネタだったのでね。

もともと演劇用の劇場ではなく、貸しホールだったので、中央に大きな柱。これを活用しようと努力している姿は評価したいです。ただ、座席の位置によっては、何が起こっているのかわからない可能性あるなぁと心配したり。

「おこらないで」女性はすぐ死んじゃうのかぁ。ここで女性キャストが出てたらより楽しめたと思うのですが、次の作品の準備があったんでしょうな。しょうがない。

シー・ザ・ライト

シー・ザ・ライト

もぴプロジェクト

高田馬場ラビネスト(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/03 (火)公演終了

満足度★★

切迫感が感じられない
とある映画製作集団のお話。今はインディーズの映画を撮影して、賞を取るのを目指しているわけですね。ぶっちゃけ今は映画製作での収入はないわけです。
もうそんなに余裕はない・・・その悲壮感、必死さが伝わってきませんでした。
あまりに恵まれすぎている気がするのです。事務所を持って。野菜の配達サービスなんか頼んだりしてて。その財源はどこから来るんだろう。
自主映画や演劇をやっているなら、これらの苦しみは身近に見ているハズなのに・・・。

ネタバレBOX

オープニングのダンス・役者紹介はプロジェクターをうまく活用して、今後の展開に期待したのですが・・・。
この映画製作集団が、あまりにリアリティがなく。だんだん見るのが苦痛に感じられました。自主で映画を撮る人、少しは取材したのでしょうか。
そもそも、映画の脚本というのは皆でアイデア出しながら、合議制で作るものかなぁ。また話の最初から、順番に最後まで書いていくものなのかなぁ。
やっぱり(金銭的に)恵まれた環境で、まだまだプロになりきれない、作った映画が評価されないのは本気で作品を作っていないから、そんな印象を受けました。

役者さんは皆若く、20代前半が中心だそうで。女優さんにいたっては高校三年生だとか。
もうちょっと社会に揉まれて、深みのある作品を作ってください。
彼女にとって無敵の世界

彼女にとって無敵の世界

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

いつもと変らずよかった。
120分があっというまだったので。有意義な演劇体験だったかと。
物語的には、わたくしめの頭ではわからないこともあったような、なかったような。わかったような気もするけれども、わからなかったとも言えるかも。でもそんなの大した問題じゃないです。
ライブ感が充実した120分でした。
細かいですが、前説的に出てきた女性が薄ら笑いしながら、注意事項なんかを説明してたのが、なぜかすごく面白くて印象的でした。
これはすごく贅沢な希望かもしれないけど、ライオンパーマで泣いてみたいなあと。検討よろしくお願いいたします。

えのもとぐりむ作品集 第1部 人の類い、十二の亜種(子・丑・寅 編)

えのもとぐりむ作品集 第1部 人の類い、十二の亜種(子・丑・寅 編)

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2015/11/03 (火) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

ロングランのスタートにふさわしい作品
22公演ロングランのスタートを飾る本作
安楽死をさせられる施設に送られた「マウス」たちと、
そこで働く医師や科学者。
お互いの倫理、正義、道徳、それらが交錯しながら
物語が進んでいく。
テーマ的にも、考えさせられる作品だった。

ネタバレBOX

最後のシーンの毒ガス装置に入るNo1の演技で
一気に涙が流れてしまいました。
えのもとぐりむ作品集 第1部 人の類い、十二の亜種(子・丑・寅 編)

えのもとぐりむ作品集 第1部 人の類い、十二の亜種(子・丑・寅 編)

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2015/11/03 (火) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

涙腺崩壊です
3ヶ月ロングラン公演の第1弾、えのもとぐりむ作品集「マウスの道徳」初日公演を観てきました。中盤から涙腺弛みっぱなし。
心が浄化されました✨
でも、すごく考えさせられる内容。
僕たちの幸せは誰かや何かの犠牲の上に成り立ってるんだなぁとつくづく考えさせられました。
そのためにも今日この一瞬を精一杯悔いの無いように生きよう!

ネタバレBOX

八城まゆ(まぁぴょん)さん演じる03の最後のあやとりのシーンと、木竜麻生さん演じる01のクライマックス、「キスの合図したよ?」は、苦しくて苦しくて、これを書いている今もうるうるしちゃってるくらいです。
マウスたちの狂おしいほどの純粋さ、悲しみを抑え込むほどの強さには、ただただ涙です。
「私たちは人間です」
ストーリーが進んでいくにつれ、いろんな意味合いを孕んでいく言葉です。
えのもとぐりむさんの脚本の妙がここにある気がします。
『銀飯モンスーン』

『銀飯モンスーン』

ひげ太夫

シアター風姿花伝(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

そのテがあったか!
毎度お馴染みの神話・民話的な世界と英雄譚的物語の融合。
今回はいつもより併行するエピソードが多目でそれらを経て最後のヤマを越えた時のカタルシスも大きい感じ。
また、長髪ザンバラの人物が登場(しかも二人)して「そのテがあったか!」(笑)。

ネタバレBOX

あと、恒例の「人気アニメキャラクターの顔」、今回はジャイアンで、ウインクした目を靴で表現したのも妙案。
こんなにもお茶が美味い

こんなにもお茶が美味い

ニットキャップシアター

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★

家族の繋がりの深さ
弟が、いくら姉からの頼みとはいえ、身体の一部を素直にみせたのは、家族として信頼しているからなのかなと・・・妙に感心してしまいました。

真夏の夜の夢

真夏の夜の夢

フェスティバル/トーキョー実行委員会

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2015/10/31 (土) ~ 2015/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

シェイクスピアを下敷きにして、野田秀樹+宮城聰の『真夏の夜の夢』
シェイクスピアの『夏の夜の夢』に野田秀樹さんが人間的な深みとユーモアを増し、それを宮城聰さんがスペクタクルな夢の舞台に仕上げた。

ネタバレBOX

シェイクスピアの『夏の夜の夢』に野田秀樹さんが手を加えた(潤色)作品。
オープニングで「そぼろ」(シェイクスピアの『夏の夜の夢』では「ヘレナ」)が発する台詞も「気のせい=木の精」「夏のせい=夏のせい」という具合に言葉遊びが乱発される。
劇中もほぼそんな感じで、いかにも野田秀樹さんの台詞であるな、と。

全体的にユーモアもあり、テンポがいい。
テンポの良さは、舞台正面後方で演奏されるパーカッションたちの要素もある。
演奏には俳優たちも加わり、テンポの良いリズムが刻まれる。
聞いたことのあるようなメロディ(例えば、ダウンタウンブギウギバンド『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』など)も加わり、それが内容とリンクして効果的であったりするので、さらに顔はほころぶ。

冒頭に「花金」という老舗料理屋? 旅館? が登場し、そこがシェイクスピアで言うところの「アマゾン国(王国)」であることがわかるので、これは『夏の夜の夢』ジャパネスク・バージョンかと思いきや、そうではなく、大胆に手が加わっていた。

妖精王のオーベロンと女王タイターニアが揉める原因となる「美しい少年=取り替えっ子」が舞台に登場するのだ。
この「取り替えっ子」は、シェイクスピアでは姿を表すことがないキャラクターだ。

「取り替えっ子」(この作品では「捨て子」と言っていたように思う)が、実は誰だったのかはストーリーをかなり先に進めないとわからない仕掛けになっている。
これがこの作品で大きなキーとなっている。

「取り替えっ子」は、悪魔メフィストフェレスであった。
彼は美しい少年に姿を変え、妖精の女王のもとにいたのだ。

シェイクスピアの『夏の夜の夢』は、受け入れられない結婚と恋愛関係を巡り、妖精の棲む森の中で起こる、一種のドタバタなのだが、「メフィストフェレス」という“黒い要素”を一滴垂らすことで、人間の内面にある醜さのようなモノを炙り出したとも言える。
それによって、物語に深みを増したのだ。

メフィストフェレスの登場により、混乱するストーリーはさらにこんがらがってくる。
メフィストフェレスがオーベロンやタイターニアと交わした契約書や、そぼろ(ヘレナ)が交わした契約書も出てくることで簡単に解決へと進まない(契約破棄には“1ポンドきっかりの言葉”っていうのは、たぶん『ヴェニスの商人』から来ているんだろうなあ)。
その展開がなかなか面白い。

「メフィストフェレスをこの森に呼び込んだのは誰か」ということで、そぼろが自分だと悟る。
つまり、どこかそういう暗い感情が自分にあったことに気づかされるのだ。
しかし、先に書いたとおりに、メフィストフェレスは捨て子の姿で自ら森に紛れ込んでいたことが、メフィストフェレス=捨て子ということからわかるのだ。

これは何を示しているのか。
そぼろが感じた「自分がメフィストフェレスを呼び込んでしまった」という感覚も間違いではなく、誰の心の中(根底)にもそういう“魔物”が棲んでいるということなのではないか。
自分たちが気づかぬうちに、知らず知らずにそういう魔物を引き入れてしまっているということなのだ。

シェイクスピアでは「取り替えっ子」と言っていたと思うが、ここでは「捨て子」である。
「取り替えっ子」は、妖精が人間の世界から勝手に子どもを連れ去っていく者なのだが、「捨て子」は違う。
自ら選択するものと、そっとそばにあるものという違いがある。
つまり、その違いも意味するところは大いにあると思う。

さらに、シェイクスピアの「取り替えっ子」は先にも書いたとおりに、王と王女の諍いの原因なのだが、台詞として出ててくるだけで舞台の上に姿を現さない。
それを「舞台の上に姿を見せた」のは、野田秀樹さんのの企みのひとつではないのか。
舞台の上に姿を現さない者の怨念であり、さらに“見えないモノ”に本質があるということを表しているのではないのか。

結婚式で芝居を披露する者たちの演目は、この作品では『不思議の国のアリス』である。
そこには、迷い込んでしまったアリスと、森に迷い込み、恋愛に迷い込んでしまった、そぼろを重ね合わせるという、言葉遊びにも似た面白さがある。

妖精たちの舞台衣装は、布に新聞紙をプリントしたようなものであり、薄いクリーム色地に黒のモノトーン。
舞台全体もそういう感じ。
宮城聰さん作品らしく、主張が強い衣装等だ。
対する人間たちは、白い衣装で、そぼろ(ヘレナ)だけが灰色の衣装。
メフィストフェレスは妖精と同じようであるが、黒の面積が大きい。
もう、衣装だけで、役割がわかってくる(見終わってからわかるのだが)。
とても素晴らしい衣装とセット、装置。

そんな妖精たちが舞台に溢れる様は、不気味であり悪夢のようでもある。

もちろん役者は、そんな“主張の強い衣装や装置”に負けることはない。
舞台に立つポール(ハシゴのような足を掛けるところが付いている)に上り、つかまったりもする。
パーカッションの音楽が鳴り響き、舞台の上のテンポを補助する。観客もそれに急き立てられる。

そぼろ役の本多麻紀さんと、メフィストフェレス役の渡辺敬彦さんが印象に強く残る。

客入れのときからオープニングまで、雑踏のSEが聞こえていた。
テント芝居を思い起こすようで、内容的にも(特に冒頭)アングラ度が強いためそれを感じた。
客いじりもあったりした。

エンディングは、確かシェイクスピアではパックの「われら役者は影法師……」という台詞で終わるのだが、この作品では役者がずらりと並びその台詞を客席に向かって放つ。内容に手が加わっていたかどうかはわからなかったが。

オープニングの雑踏SEから舞台作品に入り、ラストの台詞で観客はもとに戻ってくる、という仕掛けなのだろう。
お披露目〜死体編〜

お披露目〜死体編〜

日本コメディ協会

小劇場B1(東京都)

2015/10/30 (金) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★

全体的には大雑把!
1本目の”先生と私”がストレートなコメディらしさで私にはウケました。
ベテランの仲居のアクセントがいい。
ホステス役の前田友里子さん”らしさ”がでてて良かったです。
そういえば、”紅白旗合戦”出演してましたよね。

薔薇色のfrontier

薔薇色のfrontier

RayNet

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/02 (月)公演終了

満足度★★★

主役の力量不足
脇に桜乃彩音さん・白華れみさんという、芝居も歌も上手い女優さんたち。そして泉見洋平さんというツワモノ!動きといい、台詞回しといい、歌もお見事な方(音響のせいでいまひとつ聞こえが悪かったのが許せないが!)。
更に、山田幸伸さん・平野勲人さんというキャラのある役者陣に囲まれ、主役小野健斗くん、一番存在が弱い。ずっと舞台の上にいるというのに・・・。立ち方一つ見ても、やはりまだ主役は早かったのではと思ってしまう。特に泉見さんがそばにいると、どうしてもその差が目に付いてしまう。ふと気づけば、ミュージカルなのに主役のソロがない?あれっ?と思っていると、ようやくラストに小野君の歌。お世辞にも上手いとは言えない。歌もまだまだ早かったんじゃないかと・・・。彼にとって良い勉強になったとは思うが、実力差が大きい舞台は観る側が辛い。





ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜

ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜

はぶ談戯

劇場HOPE(東京都)

2015/11/03 (火) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったです
三つの話が最後に繋がる展開になるのには、ビッツリです。
こんな面白い脚本で、あんなに素晴らしい役者さんたちが演じてるなんて・・・
最高です。

薔薇色のfrontier

薔薇色のfrontier

RayNet

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/02 (月)公演終了

満足度★★★

素晴らしかった…と、思う
主人公エディは初主演の小野健斗さん。
長身でハンサム。気品もあり立ち振る舞いも美しく、ギャグシーンも下品にならず。その点は非常に強みのある役者さんだと思いました。
その他の演者はみなさん素晴らしく言うことなし。
特に桜乃彩音さんと泉見洋平さんは歌声も役柄も絶品で見ていて安心できた。全体的に最小限のセットで場面がどんどん変化するのも演出も全てが好感を持って見られた。

……しかし、主役の小野健斗さんが棒立ちの上に存在感の薄さが致命的。
演技も単調に見えてしまい周りとの実力差が浮き彫りに。
小野健斗さんの今までの演技より良くなっていただけにテーマ・役柄が難しすぎた印象。

期待していただけに残念。

ネタバレBOX

小野健斗さんのカーテンコールにはがっかりさせられました。
楽しいカンパニーだったのだろうと思いますが泉見さんがいなければロクに挨拶もできない始末。
都合3回見ましたが、どのカーテンコールも大丈夫なの?という印象。

千秋楽だというのに台詞を噛みフォローされる。
エディの気合は伝わるが演技の稚拙さだけが際立つ。
特に「え?」という疑問、問いかけのシーン。何一つ意外な感じもなく全てにおいてフラットな感じ。
誰と会っても何が起こっても意外な感じが無く台詞を言っているだけ。
力んだ声が篭り気味なのと聞き取りにくい箇所も。
すこし癖のある声なので、ちょっと自分でも変えているのか第一声「まだだ!」が、何かの擬音かと思ったくらい。
また、表情の作り方が平坦で薄く笑っているところが多め。もっとエディは表情がコロコロ変わるくらいでいいのではないだろうか?
特に冒頭、戦場最前線での発砲シーン。思わずカッとなる性格を表しているにも関わらず、どこか冷静な印象。では冷酷な役柄かというとそうでもない。また、アンナへの愛情表現も薄くセシルをアンナと間違えて抱きつくシーンもギャグとはいえ軽薄なイメージ。
周りの役者が見事に何役も演じ分けているだけに存在感がなければならない「翻弄される主人公」が薄っぺらく見えてしまう。ラストシーンのアンナとの再会シーンの心変わりがそれまでの薄っぺらな演技のせいで何故、どのきっかけで心変わりしたのか?どこで自分のfrontierを探そうと決意したのか? が、わかりにくく自分で補填して観るしかない。
同じような境遇の人達を見て、本当のfrontierを「自分で自分の気持ちに正直に」探さなくてはならない。格式に囚われず。という脚本の基本部分を理解していたのか疑問。
ただ、初主演で錚々たるメンバーに囲まれて演じきった努力と根性には拍手。薄ら笑いの笑顔だけなんとかしてもらえれば…時折みせる笑顔やおどけた表情、ラスト袖にはける時の吹っ切れたような笑みは素敵だっただけに残念。千秋楽はスペシャルバージョンということで歌がが、追加されていてそこはとても楽しめた。

今後に期待します。
新撰組 in 1944

新撰組 in 1944

月蝕歌劇団

ザムザ阿佐谷(東京都)

2015/11/03 (火) ~ 2015/11/05 (木)公演終了

満足度★★★★

祝30周年
2時間。月蝕おみぐじはほぼ完売で生産しながら少量販売。時空の交錯するこの作品、月蝕メンバーの醸し出す妖しい雰囲気が良く似合う。チラシにある30年間の上演記録をみるとすごい上演回数でひたすらと驚く。

お披露目〜死体編〜

お披露目〜死体編〜

日本コメディ協会

小劇場B1(東京都)

2015/10/30 (金) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました
ハロウィンの日にこちらを観れて、本当に楽しかったです

司会のかたもハロウィン苦手ということで、私も興味なくて演劇で笑えた夜 ハロウィンより良かったです

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