
阿弖流為
松竹
新橋演舞場(東京都)
2015/07/05 (日) ~ 2015/07/27 (月)公演終了
満足度★★★
阿弖流為
初見は少し物足りなく感じました。
新感線と歌舞伎の殺陣が続けてあることに間延びしてるように思ったり。
物語はとても面白く新感線のいのうえ歌舞伎好きの自分はたまらないのですが
歌舞伎NEXTとしてどうなのか?という疑問もぬぐえないような気もしました。

不倫探偵 ~最期の過ち~
大人計画
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
不倫探偵
"21世紀の不幸を科学する 日本総合悲劇協会"
サブタイトルすごい。
あんまり大人計画に興味はなかったのだけど
松尾スズキさんが好きで
新感線とコラボのラストフラワーズとかドラマ植物男子ベランダーに出てくるキャラクターが好きで。
松尾さんが書かれた 小説『クワイエットルームへようこそ』も好きで。
とにかくこの方を知りたいって欲がありまして観劇。
今回 主人公でしたけど私の好きな松尾さんのキャラクターでした♪
動きだけで面白くてずーっと笑ってた!
お隣の方も結構声を出して笑われる方で安心して思いきり笑えたのでスッキリ。
『あまちゃん』に出てた方が勢揃い。
二階堂ふみちゃんも。

珈琲法要
ホエイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/12/31 (木) ~ 2016/01/06 (水)公演終了
満足度★★★★
元旦早々
大晦日公演の観劇は体力無く、断念。年明けてアゴラへ参ると、閑散としているかと思いきや意外に席は埋まっていた。
本作、この再演で初めて拝見。これまで見た青年団リンク・ホエイの舞台や劇団野の上(作者の山田百次主宰)の舞台とは一つ、趣き、というより深まり具合?の違う芝居になっていて、ほのぼの・のほほん・ほんわか といった雰囲気を思わせる題名(ひーとかほーが入ってるし・・)を引っぺ返すと軽い麦でなく(麦も美味いけど)、ずっしりとお米だった。
三人によるシンプルな芝居。だが語られる事柄の重さ・広がりが、津軽弁の飄けた会話の中から徐々に立ち上がってくる。
最後に近い場面、女の口からぽそりと投げられる台詞は、効く。

アドルフに告ぐ
KAAT神奈川芸術劇場
京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座(京都府)
2015/06/27 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
アドルフに告ぐ
ギリギリにチケットを買ったので後方席から拝見。
下調べせずに観劇したのをちょっと後悔。
自分の無知でこの作品の半分も分かっていないと思う。
役者さんは皆さま素晴らしくもう一度観たいくらい。
勉強しなおして。

悪い芝居 vol.17『キスインヘル』
悪い芝居
HEP HALL(大阪府)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/23 (火)公演終了
満足度★★★
キスインヘル
前作のスーパーふぃクションに続く作品のイメージ
内容は覚悟していたけどまたちょっと違って面白かった。
だけど・・・。

オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』
劇団☆新感線
シアターBRAVA!(大阪府)
2015/05/27 (水) ~ 2015/06/30 (火)公演終了
満足度★★★★
五右衛門vs轟天
昨年に舞台も観ましたが
ただいまWOWOWで視聴中。
ネタモノは苦手だったのですが
35周年ってことで観たらクセになり3回も行ってしまいました。
過去キャラ知らなくても楽しめました。
くだらないと言えばくだらないから好き嫌い分かれると思いますが
35年続けてらっしゃるところで尊敬です。
賀来くんが素晴らしくなじんでらっしゃったので
私の中で今後期待する俳優さんの一人になりました。

わかれ道のリテラシー
9-States
小劇場B1(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

ガーデン~空の海、風の国~
オフィス3〇〇
ザ・スズナリ(東京都)
2015/12/16 (水) ~ 2015/12/29 (火)公演終了
満足度★★★★
作り続ける主体
劇団3○○/オフィス3○○はもとより、渡辺えり(子)作品の舞台じたいが初。漸く体験できた。
80年代~小劇場演劇の賑わいの一翼であったとの説明が、納得のできるスズナリ公演の千秋楽観劇、何かと趣き深いものがあだった。 前作「天使猫」を戯曲で読んだが、確信に満ちたト書き、にも関わらず複雑でよく解らず、「これは見なきゃ判らない」と思っていた所、なじみのスズナリが会場という事で、チケットを購入。
駅への道中、自転車のチェーンが外れ途方に暮れたかけたが、強引にペダルを回すとカツーン!と嵌り、開演ギリギリに駆け込める電車に駆け込んだ。
着いてみると外に人が並んでおり(当日券目当てか)、自由席の残席は下手の端の前方、鮨詰めだ。楽日、何と15分押しで開演。だが会場の空気は好意的。客層は意外に若い人が多い(周りは10代後半~20台前半風情)。「渡辺えり」ファンというのが居るんだろうな・・と推察。
舞台+客席はオーソドックスな組み方で、正面奥は目いっぱいタッパを使って二階部分の壁が見え、下部は奥から人の出入りが出来る。左右の壁も何らかの境界として機能し(それを示すようにコンクリートの隙間に生えたような植物が何箇所か植わって照明が当たっている)、三方の壁に囲まれた一つの「ガーデン」が形作られ、空間として程よく詰まった心地よさがある(箱庭的)。 夢か現か、幻か、謎めいて来た時点で、この舞台が人の想念の世界としても成立するような雰囲気が控えめながら仕込まれていると判る。(美術=伊藤雅子・・3○○とは初仕事のようだ)。
舞台の中嶋朋子は三度目、毎度堅実な演技と、謎めくと華やぐ風貌でハマり役。驚きは主宰渡辺氏自身の出張り具合、が、終演後の挨拶によれば今回は氏の還暦記念という事で出番の多いこの作品を選んだのだとか。俳優としてもやり手であった。他の俳優も「出来る」役者たちばかり。「塾生たち」として最後に(千秋楽につき)紹介されていた人達も結構いたが、舞台上で遜色なく(出番は少ないが)動いていた。
渡辺氏が戯曲や演劇について語る時の理屈の勝った印象が、舞台ではどこへやらで、この世界あっての渡辺えりなのだな・・と認識を改める。
お話はファンジー。冒頭の幻想的なシーンから、突如原始人三人組が登場するが、この三人(渡辺含む)のやり取りが秀逸で、氏がよく口にしそうな持論の片鱗も見えて「らしい」。彼らは「進化」を目指しているが、「なぜそうするのか」判らない。人間の歴史の、あるいはこの芝居の「要請」でやっているのだと半分判っている、という人格を演じ(コントに近いが)、要はメタシアター的な存在たる事を表明(狂言回し?)。この原始人らの行動が人間のゴテゴテした感情のモチベーションを持つとすれば、どこからか迷い込んだ中嶋演じる女は逆に無意識裏に何かに操られている雰囲気で存在する。シリアスな語りをここから広げ、一方ダイナミックな展開の大技を素朴で豪胆な原始人界隈が正当化する、という具合に行き来しながら舞台はヒートアップして行く。
細かな物語の進行は覚えていない(まず覚えられないと思う)。何やら事態が逼迫して来ると、何らかの「解」を得ようとあがき、想定がなされ、行動し、邪魔が入り、あれこれあって何らかの解決を見る、となるが、このかんの渡辺、中嶋の二役の転換(早替え)も見ものであるし、全体として流れるような進み方そのものが、「予定された事柄」であるかのような後味にも繋がる。技量を要求する芝居であり、主宰が舞台に当然に求めてきたこれがレベルなのだろうと思われた。
後でアフターイベントやトークのゲスト布陣を見ると、渡辺えりでなければ、という豪華さだったが、千秋楽での渡辺氏の思いの溢るる挨拶は、それをもって替えたいサービス精神の発露であったかと。
書き手・演出家としての渡辺えりは自らの方法論をとうに確立しており、これをこれからもやり続けて行くのだろう・・そんな想像をさせられるが、「現在」に機能する演劇を生み出す素地があると感じさせる溌剌さも同時にあった。
遅れ馳せであるが今後の仕事にも注目したい。

戯作者銘々伝
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2015/05/24 (日) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★
戯作者銘々伝 兵庫にて
兵庫芸術文化センターで拝見。
二幕仕立て。
井上ひさしさんの二つの物語をつなげたような作品。
なので幕間(まくあい)挟んで全く雰囲気変わる。
登場人物の主軸は変わらないけど
話の進むスピードというかリズムが変わる。

舞台『夜想曲集』
ホリプロ
天王洲 銀河劇場(東京都)
2015/05/11 (月) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★
夜想曲集 梅田にて
梅田シアタードラマシティにて拝見。
てがみ座『空のハモニカ』を観てすっかりファンになった長田さん。
小川さんは昨年『ロンサム・ウェスト』を観て好きな演出家さんで。
役者さんはこのお三方が目当て。
近藤芳正さん、長谷川寧さん、中嶋しゅうさん。
主演は東出昌大さんと安田成美さん。
3組の二人の話がそれぞれ微妙に繋がっていて
大人な雰囲気のストーリーでした。

ともだちが来た
KUNIO
元・立誠小学校(京都府)
2015/05/14 (木) ~ 2015/05/17 (日)公演終了

東京裁判 pit北/区域閉館公演
パラドックス定数
pit北/区域(東京都)
2015/12/22 (火) ~ 2015/12/31 (木)公演終了
満足度★★★★★
やはりすごかった。
超満員の観客が芝居に飲み込まれていくようなすごい作品であった。
役者の鬼気迫る演技は驚嘆すべきものであり、今年最後を最高の作品で見終えることができた。

「ラグナロク」
BLACK★TIGHTS
近鉄アート館(大阪府)
2015/05/04 (月) ~ 2015/05/06 (水)公演終了

極上文學「草迷宮」
CLIE
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2015/04/10 (金) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★
極上文學 草迷宮
出演者の方々ほとんど初めてでしたので
少しの不安とたくさんの期待を胸に拝見しました。
まだまだ和装での所作は改善できるところもありましたけど
妖しい魑魅魍魎の世界へはしっかりといざなってくださいました。
美術にも凝っていて楽しかったです。
劇場が広すぎた印象なのでもう少し客席と密接な劇場なら
なお良かったと思います。
シリーズ化されてるのでしょうか。極上文學。
こういう作品はできれば続けてもらいたいです。

三月花形歌舞伎
松竹
京都四條南座(京都府)
2015/03/03 (火) ~ 2015/03/27 (金)公演終了
満足度★★★★
フレッシュ
昼の部
矢ノ根
鳴神
流星
雲の絶間姫の米吉さんがとてもかわいらしい
流星での巳之助さんはユーモラスな舞踊もあって
とても楽しかったです。
あれだけずっと踊ってるのはすごい。
小道具が色々と面白くてまた観たい舞踊演目。
若手で演じられ全体的にフレッシュ感いっぱいの花形歌舞伎でした。

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2015/12/17 (木) ~ 2015/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
少し柔らかめ
社会派劇団とし、骨太の作品が多いが、本作は少し柔らかめであったように思う。劇場が大きいので、いつものようにはいかないのだろうが、説明にあるようなシリアスさを感じることができなかった。渋谷のルデコのような狭い劇場とは違うのだから、それはそれでいいのだろう。当劇団は新聞の作品紹介にも多く載っていたが、それだけ力のある劇団でありことは間違いない。今後も注目していきたい。

珈琲法要
ホエイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/12/31 (木) ~ 2016/01/06 (水)公演終了
満足度★★★★
三者三様の生き方って
三人芝居による幕末時代劇。河村さんの語り部、山田さんの津軽弁を使った、大胆な笑い菊池さんのアイヌの女らしい助演と三者三様な世界観は、とてもよかった、80分でした。

東京裁判 pit北/区域閉館公演
パラドックス定数
pit北/区域(東京都)
2015/12/22 (火) ~ 2015/12/31 (木)公演終了
満足度★★★★★
凄く良かった
凄く良かった。やっぱりもっと早く観ておけばよかった作品。テキストの構成が見事で緩急自在。それを5人の俳優が確り演じ切る。それぞれの想いが織り込まれ痛快さと無念さが交錯する展開。ラストの暗転で胸に迫る複雑な感情の波。納得のダブルコール。何度でも再演を

FunIQの浮気を終わらせる3つの方法
FunIQ
studio BLANZ(東京都)
2015/12/03 (木) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★
3→1→2
千穐楽は、3→1→2の順。面白さもこの順番。ただ何れも冗長。三作とも終盤で登場人物の追加があるのだが、タメと言うよりも引っ張り過ぎ。もう一寸テンポ良く進んで欲しかった。石澤希代子と外村道子が良かったのが3が一番と思う要因。

ああ、色は思案の外
キ上の空論
新宿眼科画廊(東京都)
2015/12/04 (金) ~ 2015/12/16 (水)公演終了
満足度★★★★
B→Aの順
Bチーム
中島庸介脚本のラストのキレ味と独特の読後感が印象的。最後の最後にスッと間合いを外されて、グラっとくる。間にMrs.fictionsの『東京へつれてって』挟んでくる構成もよかった。
Aチーム
やっぱり津和野諒が面白い。もっと自由が利くテキストなら更にといういう印象。あとハセガワアユムのテキストが何故か合わない。上手いと思う。ただ合わない。Bチームと同じテキストの作品は、Bチームの方がしっくりきた。仕掛けとしては面白い。