最新の観てきた!クチコミ一覧

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Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ

Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ

劇団Turbo

駅前劇場(東京都)

2016/04/07 (木) ~ 2016/04/11 (月)公演終了

満足度★★★

登場人物たちは楽しめたのだが
見せ方というか
説明台詞の挟みとかを上手にしてほしく思えた 約1時間40分

ネタバレBOX

話は地方都市らしい(こーゆーバックの説明欲しく思えたんですよ)町内でのミニFM局が1か月の防災よう用にと行っていた試験放送を終える最終日の騒動話です(大体午前中から夜の9時前ぐらいかな)

町の状況とか人物関係の基本を少しづつ説明台詞で積み上げて欲しかった

パッと見には町内文化祭上演みたいな感じで
内輪で受けてれば風な感が否めなかったっす

最終日が舞台なら
開演前の座の温めで
アナウンスとかナレーション風なラジオ放送を
場内に流しておいて開演近づくと諸注意に
舞台上につながる
いよいよ今日が放送最後の日ですとかいって
盛り上げてたりすれば良かったのにと思えたですよ
(録音なら上演前のあわただしさとか少しは軽減できるだろうにとか思うし)
「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/14 (木)公演終了

満足度★★★

「ニコニコさんが泣いた日」観劇です
子ど向け風に楽しく動物さんたちを擬人化しての上演でしたが、自分的には笑いとシリアスのバランスが取れていなかったなぁと思えた約2時間。

ネタバレBOX

ライオンさんゾウさんなどツナギの色での擬人化は可愛いくは思えたが

積みあがってゆく戦争という悲劇の波が
あんまし上手に見せられていなかったと感じたですよ

緑色のツナギのワニさんよりも
黒いツナギでのクロヒョウさんとかにした方が
同じ肉食つながりで
ライオンさんとの共演が生きたのでは?
とかも感じました
(ライオンさん・・・ほんと~にキャラ合ってましたが
も少し傍若無人でも・・とか感じましたです(^^)
天晴パラダイス青信号〜ゴールドフィンガー

天晴パラダイス青信号〜ゴールドフィンガー

ブラボーカンパニー

シアター711(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

からから笑える
初、ブラボーカンパニーでした。

上演時間、1時間半。

勇者ヨシヒコシリーズの、
あの独特な空気感を彷彿とさせるところもあって楽しかったです。

ネタバレBOX


スタイリッシュなチラシと、
作品の内容のギャップにのけぞりました(笑)

ギリギリなパロディや、
一人数役担当(バレバレのもあれば「えっ、そうだったの?」と思うのもあり)など、
楽しく笑えました。


わざとチープに作ってあると思われる武器でも、
タイミングのいい効果音と
役者さんの演技でがっつりと格好いいアクションになっていて驚きでした。

キャラとしては、
警備員さんと暗殺娘ちゃんが特にお気に入りでした(笑)
SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高でした
ストーリーやキャラの設定に関しては凡庸に思える。
しかし時折入るパフォーマンス、小気味いい動き、小ボケ、そしてもちろん演技が抜群に良く、圧倒される。劇場を飲み込むだけの勢いを持っている。

ネタバレBOX

それまで謎な少女だった娘が単に清純な女の子だったのは拍子抜けさせはしたが、ストーリー全体を考えれば他にないとも思える。オープニングで激しい音楽の中悠然と立つ姿がギャップで美しかったので自分の中でキャラが引っ張られてしまったのかもしれない。オープニングといえばあのはにわ踊りも最高だった。
手のひらを太陽に

手のひらを太陽に

コルバタ

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2016/04/07 (木) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかったです
煎餅屋、頑固親父、という昭和感たっぷりなお芝居のようでしたので、西日暮里駅からではなく、日暮里駅から谷中銀座を通り、通り沿いのお煎餅やさんを覗いてから、観劇しました。
分かりやすいストーリーで、いっぱい笑わせてくれて、きちんと泣かせてくれて感動して。そんな贅沢な時間を過ごせました。
ただ、マナーを守れないお客さんがいて、残念でした。

Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ

Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ

劇団Turbo

駅前劇場(東京都)

2016/04/07 (木) ~ 2016/04/11 (月)公演終了

満足度★★★★

頑張れ!地域商店街の物語
物語は架空の桜中町商店街が舞台...この公演「ゼブラ・オン・ゼブラ」は、英語で横断歩道のことをゼブラゾーンと言い、横断歩道上のシマ馬という意味らしい。そのシマ馬、なぜ縞模様なのか、その理由に有力説がなく謎になっている。アフリカサバンナではシマは目立ち猛獣からの標的になりやすいのに...。一方シマ馬が数頭いると全体的に巨大な縞模様になり、猛獣への威嚇にもなっているという。一頭では弱いが、群れをなせば強くなる。

商店街によってはシャッター商店街と揶揄されるほど衰退している所があると聞く。大手のスーパーマーケットなど大手資本の進出が地域商店街を圧迫する。商店も1店1店では経営が厳しいかもしれないが、そこは地域活性化を模索し...その試みが商店街ラジオFM局の放送である。

そこには地域の人情がしっかり描かれ、温かい気持にさせるが…。

ネタバレBOX

舞台セットは、ラジオ局内の放送ブース。上手には音響機器をイメージさせる机。下手には局のマスコットガールが...。物語は地域の人々の繋がりや商店街の出来事などが挿話するが、本筋はこの試行のラジオ放送が終了することに対する寂しさから自殺を仄めかす投書が寄せられる。この人物を助けるため、投書主を探し出すドタバタがコミカルに描かれる。

地域に密着したニュースの提供...その話題や人の繋がりが断片的に説明されるが、物語の本筋とうまく連携していなかったように思う。自殺を仄めかした人物にたどり着く過程もあまり伝わらない。もともとコメディタッチであるが、それでも時間的制約をつけた緊迫感・臨場感が観えると街中の情景も動いたと思う。あくまでラジオ局(ブース)内という狭い空間世界しかイメージ出来なかったのが残念である。
投書主はマスコットガールで、このラジオ番組への愛着と存在の重要さを示すというオチである。

演技も役者間に力量差が見えるようで、人間的魅力を体現出来ている、出来ていないというアンバランス。商店街の人に応じた個々の喜怒哀楽の総和が地域の雰囲気であり風景であろう。
ちなみに、認知症のおばあさんは見つかったのでしょうか?迷ったシマ馬は早く探し出して保護しなければ…”ラジオの力“の見せどころであろう。

次回公演を楽しみにしております。
SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄かった。「海外からやって来たパフォーマンス集団」+「関西のお笑いコント集団」
関西で今、最も注目を集めている劇団壱劇屋の東京公演「SQUARE AREA」を観てきました。「海外からやって来たパフォーマンス集団タイム」と「関西のお笑いコント集団タイム」が入れ替わり立ち替わり来ます。スゴいものを目撃しました。

松本 謙一郎さんから「今、関西で一番勢いがある若手劇団ということでは間違いなくて、作品も、観やすく、かつ完成度高いです」というメッセージをもらって、観に行かなくてはと思いました。いやー、見逃さなくて良かったと胸を撫で下ろしています。松本さんありがとうございます。

内容は、四角の視覚、刺客の死角。クラブ仕様の音圧と光のシャワー。真ん中の舞台を取り囲んで客席。客席に役者が座るので四方の真ん中の2つの席の隣が特等席です。むちゃくちゃ近い距離で、演劇とパントマイムとダンスを目撃できます。

あの不思議な動きはクセになるなあ。壱劇屋さんは今回初めて観ましたが、新感覚の舞台でした。もう一回みたかったけど、予定があっていけないので、あなたに行って欲しい。そして、感想をお互いにシェアしたい。

4月10日(日)10:30 追加公演には凄いゲストが登場するという噂を聞きました。また、当日券も発売されるそうなので、ぜひ王子小劇場に足をお運びください。

レドモン

レドモン

カムヰヤッセン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/01/16 (金) ~ 2009/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

劇団カムヰヤッセン第13回公演『レドモン』お勧めです。
劇団カムヰヤッセン第13回公演『レドモン』お勧めです。

宇宙人と地球人の共存と共生のお話でした。地球人と地球人もうまく共生できてないですね。実は家族のお話でした。泣きました。シンブルな美術の舞台なのですが、いろいろと変化していくのが、いいですね。

脚本・演出の北川大輔さんは王子小劇場の芸術監督をされていまして、とても身近な人なんですが、改めてスゴいなあと思いました。

明日の公演まだ席が手に入ります。演劇を初めて見る方にもお勧めです。
4月10(日) 16:00
http://kamuyyassen.daa.jp/next.html

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

Passion!
凄いものを目撃してしまった。いや、体験したと言ったほうがいいかもしれない。
体に伝わる音楽の振動、幻想的な照明、間近に見る役者の汗や息づかい、動く空気が、見る者に芝居の中の世界を体感させてくれる。
こんな感覚は初めての経験だ。
「生」で見ることの醍醐味を存分に味わえるすごいお芝居。
劇団のパッションをまた浴びに行きたい。

「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/14 (木)公演終了

満足度★★★★

「ニコニコさんが泣いた日」観ました
上野動物園での戦時猛獣処分に取材した作品。このことを題材にした作品は多いけど、動物を擬人化したファンタジーという点がとてもユニーク。コメディタッチで笑いも多いけど、終盤の展開には泣いてしまいます。話はわかっているんですけどね。しかし特高のセリフには考えさせられました。

二人だけの芝居―クレアとフェリース―

二人だけの芝居―クレアとフェリース―

劇団民藝

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/04/04 (月) ~ 2016/04/21 (木)公演終了

満足度★★★★

素敵な二人
座を組んで芝居をしていた二人の姉弟が、座員たちに置き去りにされてしまい、仕方なく弟の書いた終わりの無い(終わりの見えないかも・・・と思った)二人芝居をかけることに・・・・。
楽屋での二人のやりとりという設定で、劇中劇が始まり、現実といったりきたりする・・・ライティングがとても繊細に効果的に彼らを照らします。
奈良岡さんが少女に見えたり、やつれた中年女性に見えたり、気位の高い女優に見えたり、すごいです!!!そして、岡本さんのまるで彼女を支配しているような、依存しているような濃密な姉への心情が息苦しかったです。
二人の心は、二人の世界に閉じ込められたままなんだな・・・と、思いました。

「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/14 (木)公演終了

満足度★★★★★

ニコニコさんが泣いた日 昼公演
同じお芝居を何回か観ると、登場人物(今回は登場動物も)に、なんとなく親近感を感じるようになって、それが架空の人物(と動物)であることは判っているものの、会えなくなっちゃうと寂しくなります。ペットロスならぬ芝居ロス(?)。いつでも劇場に行けば会えるといいんですがタイムマシンが実現化されるまでは不可能ですよね~。

独演的な見せ場のあるニコニコ(千住さん)、ミツ(伊藤さん)、塚田(今井さん)、小林(田口さん)以外の登場人物(&動物)も同じで、激情を吐露する場面は無く冷静でなければいけない園長(水島さん)も抑えた感情をよく表現されていると思いますし、この作品の日本的感情を代表するライオン(矢野さん)の最後のセリフの演技は心に刺さりました。それは 伊藤えみ の壮絶演技の最中にさりげなく入ってるセリフですが、これがあってこその名場面でございます。

皆さん(人物&動物)とは、今はまだ会えるので今はまだ芝居ロスは大丈夫です!後半戦、期待してます!!

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

海外からやって来たパフォーマンス+関西のお笑いコント集団
関西で今、最も注目を集めている劇団壱劇屋の東京公演「SQUARE AREA」を観てきました。「海外からやって来たパフォーマンス集団タイム」と「関西のお笑いコント集団タイム」が入れ替わり立ち替わり来ます。スゴいものを目撃しました。

松本 謙一郎さんから「今、関西で一番勢いがある若手劇団ということでは間違いなくて、作品も、観やすく、かつ完成度高いです」というメッセージをもらって、観に行かなくてはと思いました。いやー、見逃さなくて良かったと胸を撫で下ろしています。松本さんありがとうございます。

あの不思議な動きはクセになるなあ。壱劇屋さんは今回初めて観ましたが、新感覚の舞台でした。もう一回みたかったけど、予定があっていけないので、あなたに行って欲しい。そして、感想をお互いにシェアしたい。

4月10日(日)10:30 追加公演には凄いゲストが登場するという噂を聞きました。また、当日券も発売されるそうなので、ぜひ王子小劇場に足をお運びください。

ネタバレBOX

内容は、四角の視覚、刺客の死角。クラブ仕様の音圧と光のシャワー。真ん中の舞台を取り囲んで客席。客席に役者が座るので四方の真ん中の2つの席の隣が特等席です。むちゃくちゃ近い距離で、演劇とパントマイムとダンスを目撃できます。
トラベルモード

トラベルモード

演劇集団イヌッコロ

テアトルBONBON(東京都)

2016/03/30 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

良かったけど
期待値は凄く高かったのですが
とっても面白かったです。
どの役者さんの表情も豊かで、熱が入ってて楽しめました。

ただ、もう少し広い会場でやって欲しかったです。
もう一度見たいと思っても当日券もなしだったようなので
そこだけ、残念でした。
DVD予約したので、そちらで楽しみます。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

観に行って良かった!
友人が愛知公演を観に行って知った公演。
友人に大感謝。
パントマイムやダンス等の要素もありながら、しっかりと組み立てられたストーリー。
見応え抜群だし、アフターイベントもサービス精神旺盛で素晴らしい公演だった。
あのゴム紐アクションは必見!

エドウィン・ドルードの謎

エドウィン・ドルードの謎

東宝

シアタークリエ(東京都)

2016/04/04 (月) ~ 2016/04/25 (月)公演終了

満足度★★★

ルパート・ホームズファンとして
昔昔、毎晩、ルパート・ホームズのアルバムを聴いて、眠りに誘われていた私。彼のコンサートに行って、そのアルバムジャケットにサインして頂いた時の感激は今も忘れません。大きな手で、握手もして頂きました。

そんなわけで、彼が手掛けたミュージカルがあると聞いて、ずっと、この目で観たいものだと思っていましたが、念願叶い、ラッキー!

内容は、だから何だ!と言った感じでしたが、とにかく、客席を巻き込むエンタメ性が、娯楽の楽しみを実感させて頂けて、大変居心地の良い、観劇タイムでした。

瀬戸カトリーヌさんのハッチャケ振りが愉快でした。

最近暗く不安なニュースばかりだから、たまにはこういう、ただ愉快な観劇タイムは、必要かもしれないと思いました。

期待のルパート・ホームズの楽曲は、アンサンブルの男の子が歌う歌が、意外と名曲でした。

ネタバレBOX

2幕で、犯人を投票する客席参加型の舞台進行が、文句なく楽しめます。

その日の犯人と、探偵の二役を演じる役者と、ハッピーエンドにするための、その日のカップルを、客席の投票や拍手で、決めるので、結末は、288通りなのだとか。

内容なんて、どうでも良くて、後半は、その参加型の、娯楽に、身を任せて楽しんでいる自分が、嬉しくなってしまいました。

平野綾さんの、アニメ声からの、美声の歌唱にも、聞き惚れてしまいました。
どなたか、好きな役者さんが出演されている方には、必見のエンタメ作品かと思います。
【公演終了】箱の中身2016【感想まとめました】

【公演終了】箱の中身2016【感想まとめました】

映像・舞台企画集団ハルベリー

テアトルBONBON(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

氏の演劇魂は届いたか
がっつり「演劇」人だった(伝聞)という大谷氏のホームグラウンド=「壱組」の名を見て、また役者陣にも心動かされ、観劇した。チラシにもおぼんろの名が見えるのは、この企画じたいがわかばやしめぐみ(おぼんろ)の所属するハルベリーオフィスによるもので、壱組のかつての作品を復刻したという恰好であった。 ポストトークでのわかばやし演出の証言によれば、演出仕事は久々とは言え経験者、もっとも監修協力の大谷氏が大詰め段階で関わり、形を成した(迷いのあった部分が確定した)という事だ。
芝居は原田宗典による戯曲(初演は25年前)で、構成はA面、B面のLP盤のよう。B面はA面の謎解き編である事がB面の途中で判明し、テイストの異なる二つの芝居を観る気分を残しつつ、一つの完結したドラマを観る事になる、のだが、最後はB面物語としての結語で締められる、よく出来た戯曲に思えた。
 若い(と見えた)演出の今回の舞台でのチャレンジは功罪相半ばしたかも知れない・・と感じたが、基本的には戯曲の世界を構築し、単なる謎解きプロセスを消化するのでない「生きた」人間の芝居を立ち上げていた。
細部はネタバレ欄にて。

ネタバレBOX

なかなかもって奇異なチャレンジは、舞台下手袖に、ほぼ舞台上と言って誤りない場所に客席がある。舞台と客席が渾然一体となるおぼんろのアプローチをこの小屋に援用したとの事だが(ポストトーク)、出ハケは左右両側の舞台手前の鉄扉、舞台上手の袖(奥と手前)だから、下手側は不要であるとは言っても、見た目に異様だ。中央の芝居が進むにつれ、どうやら下手に居るあの人たちは芝居には絡まないんだなと、判る。紛らわしさと、後で判った時のがっかり感は、プラスにはならないように思う(少なくとも、後で登場すると「判った」場合のほうがワクワクする。その逆だから相対的にガッカリである)。

 さて桟敷童子顧客を任じる私としては、原口氏のあまりにジャストな演技に舌を巻いた(これほど出来る役者だったか・・と)。 かなり微細なタイミングを要するA面の世界を引っ張っていた。
 この「引っ張っていた」という印象は、他の役との「力量の比較」から来るのでなく、場面の質感を捉えた上でどういう演技の質が求められるのか、を巡るもので・・、佐藤氏、保村氏の「うまさ」や「味」に感じ入りながらも、「正解」に迫ろうとして難易度ゆえに届かないのか、目標設定の微妙な差ゆえに(うまいのに)迫れないのか、、後者ではないか・・と感じないではなかった。

 A面はよく出来ているが、B面あっての全体という意味では、B面は展開の妙を感じさせる部分もあるが、不足感も多くなる。
「次第に部分が連結して全容が現れる」ためには、戯曲の「台詞」のみならず役の人物の作りの的確さが必要。役作りの不備があればたちまち淋しげな穴が開いてしまう。
 どうしても気になったのは、両面で妻役を演じた女優の演技だ。二人の男と、愛の形は違えど(後の方の夫には本当の愛情は湧かなかったというがその言葉と裏腹に十五年という歳月が何を表現しているかを思うべし)、寄り添って来た時間的な長さや、元夫との間にどんな関係を求めたのかなど、考慮すべき点が沢山ある。 生きた年数の長さは、一つの行動のもつ背景の重さ、複雑さも意味する。 「死ぬ」動機は、果たして相手の口にした「子供が居る」の一言に対する嫉妬・落胆だろうか。
 これについても演出はポストトークで触れていたのは、壱組版では妻役は徹底して利己的なキャラに描いていたが、今回は女性である自分が演出するに当たり、そういう行動をとった女の背後にあるものを、出したかった、という意味の発言。 私なりに解釈すれば、男の人生を狂わせた女を悪く描くのでなく、感情移入できる(真っ当な?)女性にしたかった・・だろうか。
 壱組の芝居を知らないので何とも言えないが、少なくとも善悪の問題ではなく、たとえ自己中だろうと醜かろうと、自分の欲求に徹しようと足掻く中に人間の等身大を見、その時人間的魅力をたたえ始めるのだと思う。 そしてその思いは遂げられない。 自ら人生を中断させるおろかさ。「他にどうかし様があったのでは・・」と思わせる隙間が、まだある。
 元夫が、突き放す言葉を妻に吐く「理由」も、ドラマ的には重要だ。 これは相手の思いに実は同調しきれていない(乗りきれない)夫自身の気分を、最後は正直に言わずにおれなかった、そんな風に解釈するのが最も妥当ではないか。 そうなると惨めなのは女である。 歳も食った。若さの残り香のあるうちに、失った青春をもう一度・・・その醜い足掻きは、かつての「本当の愛」よもう一度にはならなかったことを予感させる(今回の舞台では、単純に若い時代に戻った様子だった)。そうして初めて、自死も必然に思えてくる。
 一人、トチ狂った現実をわきまえない女の仕業、に落ち着くのを今回の演出は嫌ったのかも知れないが、そちらのほうがリアリティがあり、リアルな人間像こそ観る者の中に入りこむ。
 二人の愛が本当であったと信じさせる前段があって、そんな二人なのに男が「子供がいる」と告げたことで亀裂が入りかけ、元夫はその「亀裂」を見たくないがために、「本当は女房がいて、一緒になれない」などと嘘を言う。 だが、これではとても自死には繋がらないように思う。 子供がいても良い・・ もし自分がどん底にいるなら、相手の「愛」が確かめられさえすれば、そう受忍するはず。でなければ、実はどん底にはいなかった、なのに自死してしまった。これは破綻である。
 二人の会話の「意味的な」構成の問題。

いちばん星のその次の

いちばん星のその次の

waqu:iraz

cafe MURIWUI(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1795(16-085)
19:40の回(曇)。

19:00会場がある建物着、何処で待っていればいいのかわからず階段前で待つ、19:10受付時間になっても誰も下りてこないので上がってみる。2階ドア前に小林さん、外階段を上がって屋上へ。道路側に会場。ここで受付(1ドリンクは別会計)。

入口側が舞台、奥に客席、満席、後ろの方には立見の方も。

壁は濃い木目、キャンドルの灯り。カウンターがありメニュー(ハンバーガー、アルコール、ソフトドリンク、コーヒー)、19:40前説(40~45分)...長い待ち...19:49開演~20:39終演。

「篇集:ノスタルジア(2014/7@APOC)」からで3公演目(他に上映会と「いろどりんちゅ」)。

髙橋さん「奴婢訓(2012/2@トラム+2016/2@高円寺)」...当パンに挟まれた公演案内に「開座」があり、小林さんにお訊きすると万有引力つながりでした。

尾崎さん「プラスチックプール(2015/9@空洞)」「衝突と分裂、あるいは融合(2014/10@十色庵)」、桑原さん「オパールの檸檬世界 ─Snow Ball Earth201/2@RAFT」「奇跡の年(201/1@KAAT)」...衣裳ですとBATIK。尾崎さんと桑原さんは「プラスチックプール」でも姉妹ではなかった?

ある特別な夜、3人の会話。具体的なシチュエーションには敢えて触れていないようなので「想像」します。普通の照明に代わって「キャンドル」が会場をぼんやりと照らし、マッチの灯りが瞬くその短い間に眠りは遠ざかる、静かな夜はもうすぐ終わる。

室内(キャンドル)と屋外(曇りの夜)がほぼ等しく感じられる絶妙なタイミング(19:40)、下方からの灯りに浮かぶ表情は思いつめたものがあるようで、逡巡(行きつ戻りつ)しているのか何度か繰り返されるシーン。

マッチの扱いに「万有引力」を感じました。

次回は7月、桜木町とちょっと遠いけど多目的ホールでは「趣向」の公演を観ました。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

東京の小劇場では観られない芝居
初めての壱劇屋を観劇。
関西で人気な理由がよくわかった。

オープニングから心を奪われた。
音響照明そしてキャストに魅了された。

今のところ今年一番の作品だ。

土日完売との事だったが、
日曜の午前中に追加公演をするとの事…
あの芝居を一日三回公演…
体力が心配だ…

Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ

Zebra On Zebra ゼブラ・オン・ゼブラ

劇団Turbo

駅前劇場(東京都)

2016/04/07 (木) ~ 2016/04/11 (月)公演終了

満足度★★★★

花四つ星
 舞台は桜中町商店街が立ち上げた、地方のミニFM放送局という設定である。

ネタバレBOX

この町で試験的にミニFM放送局を立ち上げた訳だ。今日はその試験放送最終日。パーソナリティーも、ゲストも総て町の住人、アシスタントも無論のことである。パーソナリティーをはじめ、ゲストらも中々の芸達者が揃い、垢抜けないものの人情の機微を弁えた面白い進行である。この垢抜けない風情を演じる役者たち、中々力があるとみた。実際、明らかに声楽やダンス、バレエなどをやってきたと分かる役者もいて、身体や芸表現の高さでも楽しませてくれた。演出については受け取り側の好みもあるのだが、自分にとっては前半のテンポが、ちょっとのろく、くどく感じられた点があった。SZさんからメールが入る辺りから終盤の展開は見事。日常を生きる普通の人々の小さな生活の中での喜怒哀楽、孤独、思うようにはならない恋など、日常の忙しさにかまけていつとは知れず紛れてしまいがちなものを大切に丁寧に暖かい眼差しで描いているのが良い。

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