
星の果てまで7人で
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきました
土田さんが観たく初めての劇団さんでした。
箱をずーっと持っている理由が長いこと分からず
1時間位は少し予想違いかと
オデッセイの映画を観てた印象が、違っていて少し前半は展開ゆっくり
最後ですっきりできました

ソンナニイヤカ?
演劇ユニットどうかとおもう
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2016/02/14 (日) ~ 2016/02/15 (月)公演終了
満足度★★★★
からしのきいた八編
素人が突つけば痛くてジメっと沈下しそうな話題が、劇的に生き生きと立ち上がる視角をもって切り込まれている。さらっと流す短短編から、ややじっくりといたぶる中短編まで、どの話も刺し具合が適度で芝居としてのムラもなく楽しめた。「現実」と地続きである所がミソだ。舞台の簡素な設えや、「裏」なはずの黒幕の仕切りの向こうに人が移動してるのが見えたりも、適度な風通しだと感じる。役者の佇まいも良い。お話は即ち問題をどう切り取り、評したか、というものとして、観客側に着地する。それゆえ、個々のお話にそれぞれ感想は湧き、それじたいが作者の提起した問題にコミットする事となる。
一作品だけ挙げれば、、ホームレスを扱った「今夜は住所不定」、渋谷区の条例の話題も含めてリアルに厳しい現実をなぞっている。しかし舞台であるマックの店員(外国人バイトと正社員)が、私達がそうあってほしいと思い描く人物に描かれていた、と私には見えた(現実にはもっと無理解で、当たらず触らずの対応にとどまり問題は自覚されない)。現実離れしない限度で考えられる最も温かいお話に仕上げたこと。それは「見放さない」眼差しに私には感じられた。 他のお話も、突き放して「異」なものとして笑うにとどまらず、どこか問題に踏み入っている。その具体的な場面としてそれぞれ立ち上がってみえるのだ。
短編が面白くある可能性が、こんな素朴な姿で現れてくれたという感じである。

猥り現(みだりうつつ)
TRASHMASTERS
赤坂RED/THEATER(東京都)
2016/02/18 (木) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
お馴染み中津留節ににんまりしつつ、「自粛・自主規制・空気読みしない」この劇団が「日本」という集団に叩き潰されないことを祈る
今回の題材は宗教(とりわけイスラム)。これをめぐって論戦活発、言論を使っての神経戦がとある商店街の異国料理店内で展開する。
中津留氏の書くものと言えば社会的な事象を真正面から取り上げ、B級映画的とも評される意想外の展開で楽しませる(そこが賛否両論であったりする模様)。人物たちはいたって真剣で、ドラマのリアリティからすれば笑えて良いところ、鬼気迫る演技で笑う余地を与えないというギャップが、TRASHならではの独特な味の源なのだろうと思う。事実、「笑えない」現実はある。問題をあぶり出す状況設定や議論を押し進める台詞に長け、あるテーマを巡る問題群を洗いざらいテーブルに載せ切る… これはなかなか出来る技ではない、というのもリアルな現実ではそんな言葉は吐かれないからである(朝まで討論でもない限り)。中津留氏の戯曲は人がとにかく喋る。観客の気を引くようなフックを繰り出し、論点が次また次とシフトし、つい見入らせられてしまうが、当然ながら、その結果人物の行為としてはそこここに不自然さを残す。近年のお笑いに多い、笑う対象であるところの「きわもの」が突如出現したかのようになる。私などは思わず「うわ〜」と笑う。深刻な問題を考える脳と、奇妙な人間の行動を見る脳は、同時に働いている。この違和感を展開の面白さでカバーする手腕もあるし、作品によっては違和感が限りなく小さいものもあるが、今のところ私にとってはそこがTRASHの持ち味になっている。
TRASHを観る者はこの両のバランスの一方が犠牲になる可能性を承知しておくべし。この劇団の突出した価値が「現実」への即応性にある限りは。…以上は、一応(私としては)褒め言葉である。

Scoreless
劇団SUNS
新宿村LIVE(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
見事!!
これが第2回公演、正直驚いた。正面から捉えた重たいテーマ、それを端正で丁寧に観せる演出、それをしっかり体現した演技は見事であった。上演後の舞台挨拶で、当時の衣装・小物の収集に苦労したことを述べているが、その細部にも拘ろうとする真摯な姿勢。2015年は戦後70年という節目の年で、多くの劇団でそのテーマを取り上げていた。
上演時間2時間50分(休憩10分)の力作。
ただ、その演出は丁寧であることは間違いないが、その一方で気になることが...。

大大阪舞台博覧会 vol.2
リッジクリエイティブ株式会社
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2016/02/06 (土) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
大大阪二日目2月7日観劇♪
壱劇屋さん、無名劇団さん、南河内さん、コトリ会議さんと結構強烈なラインナップで一日中観劇♪
■無名劇団さん。
『あまがさ』に続く『無名稿 機械』!
職人さんの話かと思いつつ、スタイリッシュ陰鬱な世界に…。引き込まれました。
今回は30分バージョンでしたが、次回本公演『無名稿 機械』が楽しみです♪
■壱劇屋さん。
『Square Area』をギュギュッと30分に凝縮したバージョン♪
パフォーマンスが濃縮されており、30分だけで、お腹一杯の内容でした!
凝縮された分、パフォーマンスについては本公演よりも凄かったかも…。
■南河内番外一ザ・ヤングさん。
ヤングというには、完成度の高い内容でした!
とっても楽しく拝見できました♪
後日、追記。

サブトロピカル サステナビリティ
熱帯
小劇場B1(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

星の果てまで7人で
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
2016年宇宙の旅
時折シリアス調になる箇所がいい具合のスパイスになっていたと思います。シンプル極まりないステージでしたが、随所で宇宙が感じられました。

サブトロピカル サステナビリティ
熱帯
小劇場B1(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
絶妙
サラリーマンや主婦など普通の人たちのちょっと変わった日常を描いた連作短編群像劇。
ゆるい空気感の中描かれる展開、キャラクターたちの“ありそう”感、“居そう”感が絶妙でした。
リングのように各話の登場人物たちが少しずつリンクしているのが面白いですね。
「サステナビリティ」=「持続可能性」にちなんだ演出なのか、
各話がシームレスに続いていくので、最初は少し戸惑いました。
(オチがなくて、あれ終わったの?みたいな)
新入社員に悩む部長さんと、歌舞伎役者のお話が特に好きです。

ルルドの森(平成28年版)
バンタムクラスステージ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/02/19 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
凄い緊張感
バンタムクラスステージ、「ルルドの森」良かったです。
あの緊張感ある舞台、場面転換も上手くやってるし、映画を見ているみたいな感じ。
それが賛否両論でしょうが、私は好きな作風です。
ラストのまくし立てられる展開と、ラストのラストではヒロインのセリフに恐怖まで感じました。
役者が適材適所で、演技が上手い。
演出さんが役者に合わせて本を変えてるのかな?
凄く自然だからリアリティあって怖い。
照明も良い感じでした。

星の果てまで7人で
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★
いろいろと惜しかった・・・・
楽しく出来ていたんだけど・・・
整合性で引っかかるトコあったんですよ(-_-;)
SF好きには細かさがね~って思えた90分強の作品

Alcohol&Night
劇団スクランブル
シアター711(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

星の果てまで7人で
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
開幕から異次元へ
タイトルではどんなメルヘンなの??と思っていましたが、なかなか奥が深い内容でした。幕開けにこの舞台は成功と思わせる不思議さがありました。
小説でいう出だしの言葉でます引き込まれるような…
次に期待を持たす演出に、これは成功だと思いました。
役者の個性も星のごとくでした。
私は高齢者ですが、異次元を理解できましたよ。
結局は人間の心。あるのかな?という心。教えてもらいました。
ぜひみてくださいね。

星の果てまで7人で
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
なるほどねー(*゚Д゚*)
こうして長期に渡る宇宙探査を行うのか!!
発想が面白かったです。
登場人物それぞれのキャラクターがたっていて、会話も小気味良い舞台でした。
2回目の観劇が楽しみです♪

星の果てまで7人で
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
宇宙空間における人間ドラマの秀作
会場入り口にアーチ型の電飾があり、スタッフに聞いたところゲートだという。細かいというか遊び心のある演出である。場内はもちろん宇宙をイメージするような暗幕が...。
観劇した2016年2月24日の某新聞に油井亀美也 氏の国際宇宙ステーションから帰還した記事が掲載されていた。その滞在日数は142日だったようだが、本公演のホームシックになった宇宙飛行士たちは...
(上演時間95分)

星の果てまで7人で
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
宇宙への Boarding Pass
地球を離れておよそ4年。7人(+1人)を乗せた宇宙船。ある女性乗組員の「帰りたい」とつぶやいた【禁句】がもとで、他の乗船メンバーそれぞれに過去の思惑が湧きあがる。
冒頭、各人が手にする木箱が、自身の棺に見えたのは気のせいだろうか。
自分(身体)を地球に残したまま、その分身(意識)だけが宇宙を彷徨う。一見、理想的だが、ほのかに寂しさがつきまとう。大事なのは、過去でも未来でもなく、今なのだということを強く印象付けるstageだった。
目下、シリアでのテロや難民問題など、国境と宗教の壁はとてつもなく厚いが、「国なんてどうでもいい、オリンピックじゃないのだから」の言葉に救われる思いがした。
それにしても、1600000000kmって想像もつかない。いっそ「光」になって、ひとっとびにあちらの世界へ行ってみたい。

Stay of Execution
メガバックスコレクション
錦糸町SIM STUDIO 4F C-studio(東京都)
2016/02/20 (土) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★
Bチーム観劇
未曽有の大地震、勝手に海を連想していたので、そうかこっちがあったんだ、びっくりしていると、面白い事実がどんどん出てくる。とても面白かったです。
だだ、ほんと残念。舞台のすべてが見られる客席作りはできないのでしょうか。見せないのも狙いかな?

ドラマティックレボリューション
カラスカ
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/02/18 (木) ~ 2016/02/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑
みなさんの感想にも多いとおり笑いあり笑いありの本当に笑いの絶えない舞台でした!公演時間も約1時間半とちょうど良くテンポもいいので飽きることなく何度でも観れる!...は言い過ぎかもしれないけど何回も観たい!そう思わせてくれる作品でした。要約すると楽しかったということです笑

マカロンちゃんの憂鬱 〜Forever Friends ときに男は背中で物語を語らねばならないのだ!バレンタイン大作戦!!の巻〜
楽劇座
THEATER Rrose Sélavy (東京都)
2016/02/19 (金) ~ 2016/02/24 (水)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽!
大好きなシリーズの最終章。いつもたくさん笑わせて頂いてましたが、今回は涙なしでは見られなかったです。自分の気持ちと最後マカロンちゃんが涙ぐむシーンと重なってしまって。でもちゃっかり最後は笑わせにかかってくるところが楽劇座さんらしいですね。笑。それにしても今朝のニュースの話題が出てきてびっくり。相変わらず最先端!またマカロンちゃん、キャラメルちゃん、そしてチョコ王子と会えることをファンとして楽しみにしています。このコンビ大好きでした!本日千秋楽みたいですね!頑張ってください!!

金柑少年
山海塾
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2016/02/07 (日) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★
やっと山海塾に逢えた
で初めのころは、自分が若すぎて「なんじゃこりゃ、きもちわるか~」しか思えんやったけど
ようやく何でも受け入れる年になったのか自分の誕生日でもあり
見てきました。
ええっー、そんな! この緊迫感もいいかも、、、 それって本物の!? 不思議でしたがやはり繊細な動きは日本人の体じゃないと表現しにくいのでは、、、 いろいろあり、
面白い。
次が楽しみです

Stay of Execution
メガバックスコレクション
錦糸町SIM STUDIO 4F C-studio(東京都)
2016/02/20 (土) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
改札口の向こう
Bを観劇。
久しぶりのメガバは、過去の人気作品のスピリッツを詰め込んだ盛りだくさんな作品。
ちょっと盛りだくさん過ぎてメリハリに欠けた印象が残念。
いつもの「パニック」と「受容」のギャップや緊張感が少し甘くなった。
その分登場人物一人ひとりの心情や、客席への問いかけは丁寧で共感を呼ぶ。
世界を二分する“改札口”の存在など、相変わらず設定の巧さが光る。