最新の観てきた!クチコミ一覧

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楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2024/09/07 (土) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

本演目は違う団体さんでも拝見し、内容は知っているのに演出で見え方変わりますね。また違う感じで面白かったです。それも、演出を初めてそんなにたっていない池田さんの演出のこと。素晴らしいですね。セットも楽屋の感じがとても良く出ていて良かったし、4人の女優の演技も素晴らしかったです。もちろんこの団体さんの持ち味である音楽も。次回も楽しみです。

ニルバナナナノニ

ニルバナナナノニ

発条ロールシアター

中野スタジオあくとれ(東京都)

2024/08/29 (木) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ良かった シュールでジンときて あーこういうの好きだなーってラストまで!よかったです

終わらない歌

終わらない歌

WHO'S TERRACE × BOO WHO WOOL

ワテラスコモンホール(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

元気をいただきました 良い時間をありがとうございました

紫陽花サイレント

紫陽花サイレント

中央大学第二演劇研究会

ひつじ座(東京都)

2024/09/06 (金) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

当て書きしたような自然さ、個性が光ってました。楽しかったり哀しかったり、とてもよい劇でした。

ラヴ・レターズ

ラヴ・レターズ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2023/04/12 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

筧美和子さんのメリッサの不安定さと、伊東健人さんの現実的でちょっと流されやすいアンディが、ストーリーに合ってた。
たった二人で交互に手紙を読んでいるだけなのに、キャラクターの精神状態や時代の空気まで表現するのはすごい。
久しぶりに舞台に没頭できた。

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2024/09/07 (土) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

女優の業が見事に演じられていた作品でした。楽屋に憑く残留思念が時代をワープして同じような意識を持つ者と共有される普遍的なようで稀有なストーリーです。いつもクオリティの高い舞台をありがとうございます。

ネタバレBOX

美ゆきさんほど、この役に合う人はいないと思います。
新人公演『トクセン!』

新人公演『トクセン!』

近畿大学文化会演劇部覇王樹座

近畿大学クラブセンター内小劇場(大阪府)

2024/09/07 (土) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

満足度★★

開始は5分遅れ 刑事ものと思っていたが、アドリブのめっちゃ多いコメディ 少し残念 演劇部だよね老舗の 無料だけど…

三ノ輪の三姉妹

三ノ輪の三姉妹

かるがも団地

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2024/08/31 (土) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「再び集う家族の物語」


 性格の違いが際立ちバラバラに暮らす三姉妹が、母の死をきっかけに再び集い、不器用ながらも絆を深めていく秀作である。

ネタバレBOX

 物語は三ノ輪に住む箕輪家の次女苑子(冨岡英香)の語りから幕を開ける。丸の内のベンチャー企業に勤める苑子は子どものときから利発で成績がよく、ハラスメント気味な社長(宮野風紗音)と要領の悪い新入社員(村上弦)のあいだを取り持ったり、家庭のゴタゴタを調停する役割に長けている。仕事の傍ら余命3ヶ月と宣告された母の幹江(はぎわら水雨子)の見舞いを続けるなかで、いまは離れて暮らす姉妹や、離婚して出ていった父(藤田恭輔)と過ごした日々を回想する。

 自主性の強い末妹の茜(瀧口さくら)と内弁慶な長姉葉月(中島梓織)は子どもの頃から折り合いが悪く、両親が離婚してからはさらに拍車がかかったらしい。居酒屋で働いている茜は実家を出て北千住で一人暮らしをしており、彼氏の茶柱篤人(岡本セキユ)の同棲を計画している。かたや職を転々としてきた葉月は10年前に実家を出てしまい、家族に隠れ町屋で造園事務の仕事に就いていた。物語は姉妹それぞれを主に据えた章立てで進行していき、やがて三姉妹揃って死期が近いながらも屈託のない母の幹江に会いにゆくことになる。

 本作は台詞の秀逸さと流れるような展開のうまさが際立っている。あらすじだけ書けば深刻な話のようだが、随所にコミカルな仕掛けが入っていて飽きることがなかった。箕輪家のご近所さんで会ったそばから髪を切ろうとする美容師の徳永タエ子(柿原寛子)と、有名歌手と同姓同名であることをネタにしている兄の秀明(袖山駿)が、やがて三姉妹を再会させる契機を作るといった伏線も周到である。苑子の会社の社長にはじまり茜の勤める居酒屋の店長や葉月の親方、果てはコインランドリーまで演じ分けた宮野風紗音、気の弱い新入社員や幹江とギャグ合戦を繰り広げる看護師を担う村上弦の達者さも印象深い。

 他方で全体的に説明過多で、俳優の演技で感じたかった役の感情を台詞が説明しすぎるきらいがあったことも事実である。冒頭で苑子が家族の状況について観客に語りかけるところも丁寧であったが、やや喋り過ぎではなかったか。子ども時代の回想や不器用な葉月が職場で邪険に扱われる様子も描きこまれていたが、あえて描かず俳優の語りで観客に伝えるという手法も考えられただろう。母親に会いにいく場面のバスの乗車やマイムでコインランドリーを表現する場面など手数の多さには感心したが、もう少し狩り込んでみてもよかったのではないだろうか。
追憶

追憶

ナハトオイリア

STAGE+PLUS(大阪府)

2024/09/07 (土) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

満足度★★★

戦争恋愛ファンタジー(近大系)
巻き込まれた戦争で、なぜ日本に核爆弾が?杖のつき方逆じゃねー(途中からは治ってました)等突っ込みどころ満載でしたが、あるある感のストーリー 二人の女性に思われた男 その男に敵対感を持った男 なんとなく先が読めてそのとおりに… 一捻り欲しかったな〰️

~喜楽に落語~ ハルカス寄席

~喜楽に落語~ ハルカス寄席

近鉄アート館

SPACE9(大阪府)

2024/09/03 (火) ~ 2024/09/26 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

漫才が好きやけど落語も良いですネ゙☆聞けば聞くほど味わい深い芸やと思います☆

演劇チームずむwith声優 原えりこ

演劇チームずむwith声優 原えりこ

エンターテインメント セルフキートン

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2024/08/30 (金) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

自分は♦と♣を観させていただきました。チームずむの皆さん、原えりこさん、本当にお疲れ様でした!

※文章がまとまらず上手いこと書けないので、箇条書きで載せときます


・舞台役者さん達の演技に圧倒されました。声、顔の表情、身体の動きを駆使して物語の登場人物を表現しちゃう凄さに感動。
・オープニングシーン的なものがあるのに驚き(舞台では普通なのかな?)…それを上手いこと表現してしまう事にも驚かされた。
・照明や音響の使い方もすごく重要な事も観ていて分かり、裏方さんも凄いなと思った。


・昭和のアニメ・特撮等のキャラクターが次々に登場するカオスっぷりw
昭和好きの自分としてはとても楽しかったです。
・ナレーション突っ込み…とても面白くてめちゃ笑わせていただきました。
・ジャブロー降下作戦を再現…映像の動きを全て把握している役者の皆さんはニュータイプなのか!?w
・昭和のエモさ溢れるこの♣は…
ウルトラエモセレンス第7感コンピューターを使って楽しむ感じのやつw

ゴシック

ゴシック

風雷紡

小劇場 楽園(東京都)

2024/08/14 (水) ~ 2024/08/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/08/15 (木) 14:00

久しぶりの民俗学系奇譚は明治時代、因習に基づく「最後の儀式」を執り行う一族の物語。
「あの当時」の「旧家ならでは」(←個人的イメージ)のしがらみを描いてからの「御山入り」場面は圧巻。時空が歪んだり人物が別人格になったり心霊系とはまた異なる納涼風味、今の時期に相応しい一編。
なお「御山入り」場面に「八つ墓村」の洞窟シーンを想起。アレをこの会場で見せるとは恐れ入りました。

番外編・お気に召すまま~ロザリンド・イン・ザ・リング!〜

番外編・お気に召すまま~ロザリンド・イン・ザ・リング!〜

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2024/09/05 (木) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。元ネタ(原作)はまだ見たことはありませんが、知らなくても大丈夫。試合になると中央に作られるリングの上での対決は少なめで、恋の話のドタバタが大部分を占めている感じでしたが、そこら辺りがシェイクスピアなのでしょうか。
シェイクスピアの時代には女優はまだいなくて、青年が女性を演じていたとのことで、この頃だったらこの演目はもっと説得力を持って上演されたかも?などど思ってしまいました。顔を隠して胸にはサラシを巻いても、女性がいきなり男性プロレスラーはねえ?(笑)
11月には本編の「お気に召すまま」を見る予定なので、そちらも楽しみです。

ネタバレBOX

ネタバレというか、気になったので。
中央にリング、客席はその両側に設置されています。なので、演技をする時の役者の位置をもう少し考えて欲しかったと思います。背を向けられた側は、全然表情が見えなくなるので。
三ノ輪の三姉妹

三ノ輪の三姉妹

かるがも団地

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2024/08/31 (土) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

7日観劇
この手の話は好きだな~

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2024/09/07 (土) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 余りに上演回数の多い舞台故粗筋は書かない。それにしても演ずるのが難しい舞台の代表でもあるような舞台である。登場人物は総て女優A,B,C,Dで表記されていることからも、清水邦夫の今作に対する態度が明確に分かる作品でもある。(追記後送)

ネタバレBOX

 今回、今作を拝見するのは凡そ20回目くらいにはなろうか、これまで拝見してきた他劇団の上演では、永遠のプロンプター役の2人の掛け合いの場面、殊に「斬られの仙太」のシーンや花形女優が若手女優の頭部を殴打してからの独白部分にスポットが当てられる演出が多かったように思われれるが、演奏舞台の今作の解釈では寧ろ、チェーホフの様々な作品のそこかしこに表現されている人生の侘しさに清水のチェーホフ読み込みの深さ、共感を観、表現しているように思う。演奏舞台という劇団の独自性を見ることができよう。
演劇チームずむwith声優 原えりこ

演劇チームずむwith声優 原えりこ

エンターテインメント セルフキートン

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2024/08/30 (金) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

伊谷亜子さんが出演するきっかけで、初日の公演を観て来ました。
オープニングの某洋画劇場のオマージュから、躍動感溢れるダンス、昭和心をくすぐるネタの引き出しが散りばめられて、とても楽しい公演でした。
今回オムニバス形式のお芝居を初めて体感しましたが、程よい展開の早さもあって演者さんの熱量に終始惹き込まれました。
また機会があれば観たいです!!

『大洗にも星はふるなり』

『大洗にも星はふるなり』

ゴツプロ!

「劇」小劇場(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ゴツプロ!3度目の観劇に、結局出向いた。
面白く書かれた完成度の高い一夏の(正しくはその年の冬までの)海辺の物語。
松本哲也が演出だけをやった舞台というのも初めてだったか。
登場人物らの特徴付けがデフォルメでも成立させてる所が中々パワーを生んでいる。

ネタバレBOX

一人の女性を巡る大勢の男のドタバタ、というドラマ的にありそうな構図であるので、「誰が一番彼女を想っているか」「誰が思われている事を証明できるか」的な競争も一興なのだが面白がるにも限界がある(自分の年齢的にも?)ところ、面白がらせる所は感心。色々と趣向や特徴づけとなるアトラクションが台本ないしは映画版をどの程度参照しどの程度オリジナルだったのか、にはちょっと興味がある。いつか、気が向いたら、観てみるかな。
星を追う人コメットハンター

星を追う人コメットハンター

劇団銅鑼

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

体調により若干寝落ちの時間があった(毎度これを言ってるが..)が、分かりやすい物語(設定も進行も登場人物も)を緩やかに味わった。老人施設の若手の男性職員3人と施設長、ベテラン女性看護師、入所者の西島さん、そして主人公の若槻(新人職員)の妻、認知症が進行しつつある西島さんが口にする親友・本田実。
天体望遠鏡で星を見るのが好きだった主人公は、西島さんの語る「12の彗星と11の小惑星を発見したすごい男」本田実の話を折ある度に聞き、話し相手となる。西島さんは毎夜姿を消す恐れがあり、聞けば「親友の葬式に行かねば」と言う。だが話し相手が出来たためか次第に落ち着いた状態となる。二人の関係が、本田実という人物はとうの昔に死んでいる事、について話の流れの中で若槻がつい言ってしまい、その後のタイミングで再び西島さんが失踪する、というのが終盤に訪れる展開。
そのラインが軸だが、もう一つ若槻は東京から故郷に戻り、転職を果たした組で、実は妻は東京に残っている。何かの事情でそうなったようなのだが、すれ違いの中で半ば諦めの境地にある二人が、若槻がこの場所で生き甲斐をもって働き、再び天文学への興味に向かっている事が、結果的に二人の関係に変化をもたらす、その筋がある。そして本田実という人物が西島さんの想念を飛び出て語る星や宇宙への思い。これがある種の媒介として位置づけられているのだが、事実として判明したのが本田実と昵懇だったのは西島さんの父で、父が受け取っていた手紙を西島さんは常に持ち歩いていた、恐らく幼い頃父を通して彼の中に本田実という存在が住み着いたのだろう、という仮説が最後に謎解き的に出される。この西島さんの存在が、他者すなわち施設の人たち、とりわけ主人公夫婦の歩みに与える推進力になるためのもう一つが欲しかった感想だ。それが何かはうまく言えないが。
ただ、台詞にはならない、西島さんの現在地(変化)や、若槻夫婦の中に流れ始めたもの、施設職員らの間に灯った火のようなものを、観客として想像し、勝手にこみ上げている自分がいた。

MY ROOM IS MINE!!

MY ROOM IS MINE!!

MIXZONE

小劇場B1(東京都)

2024/09/04 (水) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

家に帰ったら知らない人が・・・完全に不審人物じゃないかと思いきや、何やらそういう次元では無さそう
「超主張シンクロナイズドコメディ」と言うのは、なるほど!の命名
主張するほどに可笑しい
シンクロの迷宮に笑いながらも、出口はコメディーとは全く違った物語へと繋がっているよう
ちょっと甘美な世界のように一瞬感じたものの、いやいや やっぱり怖い
観終わった後、地面を踏みしめるのが何とも心地良く感じられる公演

奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話

奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2024/08/09 (金) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この所(コロナ期に入って以後)のイキウメに深く首肯していた自分だが、往年のイキウメ作品の世界を久々に堪能。だが単に不可思議世界の存在を「面白がる」だけで終われないものがある、という意味ではグレードは上っている。とある旅館を訪れた背広姿の二人、そこには旅館の女将と奉公人風情の勤め人、小説家の客が居る。この作家を八雲に見立てて・・? 逗留の間百物語風に話を聞かせるのだが、現実の時空でのストーリーも進行しており、語られる物語と最後にはシンクロし、カタストロフのラストとなる。
文学座松岡依都美、モダンの生越女史ともう一人、客演女優も充実して(怪談には女が居なければ・・)豊饒な美味なる舞台であった。

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