最新の観てきた!クチコミ一覧

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彼異なるイサン

彼異なるイサン

Toy Late Lie

ザムザ阿佐谷(東京都)

2016/05/12 (木) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

刑事キャラ面白い
3人の刑事キャラが面白い。反目→兄弟愛のギャップがもっと欲しかったかなあ。

わが家の最終的解決

わが家の最終的解決

アガリスクエンターテイメント

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/05/04 (水) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

解決
面白い。125分。

ネタバレBOX

ゲシュタポの一員のハンス(甲田守)は、ユダヤ人の彼女であるエヴァ(熊谷有芳)を匿いつつ、自身の仕事を隠している。ツテで手に入れた戸籍書類を使用し彼女と幸せな結婚をしたいと思っている矢先に、エヴァの家族をも匿うこととなる。そこに、ゲシュタポ同僚や上司、上司の娘、姉夫妻、隣人などが次々やってきて、ハンスと使用人のアルフレッド(矢吹ジャンプ)は、秘密を隠そうと躍起になるが…。

二時間という時間も気にならない、スマッシュヒットな笑いが炸裂する作品。純粋に楽しめた。
特に、ハンスの同僚のルドルフ(塩原俊之)とエヴァの父オットー(藤田慶輔)らのゲシュタポ仕事のくだりは最高だった。人間じゃないんだから、とか。
質の高いコメディで、役者も上手い人が多かった。特に使用人のアルフレッドは定番なポジションを安定して演技できてた。あと、ハンスの姉マルガレーテ(鹿島ゆきこ)の夫フリッツ(伊藤圭太)も好き。

ラスト、ハンスが家に戻り再度アルフレッドを呼びよせると、ナチ狩りが始まっていることがわかる。なぜ家に戻ったんだと問うアルフレッドに、柱の隠し部屋にルドルフを隠していることを明かし、また隠し事が始まるというオチも、パワーがあってサッパリとした気持ちで終幕できてた。
ナチス系の凄惨な物事をコメディなエネルギーで突き破ったような感覚。

エヴァらと逃げる算段をつけようとするシーンはやや緩んだ気がするけど、いい作品と思った。
兄弟の都市

兄弟の都市

MICOSHI COMPLEX

OFF OFFシアター(東京都)

2016/05/12 (木) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなかブラックなコメディ
モンティーパイソンを彷彿させるナンセンスなギャグの連投。しかも、結構ブラックなのが多い。相手国の内紛や密約など、国際社会の気味の悪い裏事情などもストーリーに織り込み、背筋がぶるぶるっとなる瞬間もあった。

錯覚、して、沈黙。

錯覚、して、沈黙。

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/05/10 (火) ~ 2016/05/13 (金)公演終了

満足度★★★★

無題1824(16-114)
20:00の回(晴)。

1Fに受付時間の案内があり待つ。19:33池田さんが下りてきて並んだ順に整理券を手渡し(さすがここまで気配りできる方は少ない)、19:40受付、開場。

中央奥の大きな姿見のようなものに文字が映っている「本日はご来場...」。中央がメイン、左右に役者用のイス。開演前、客席にも役者用の席がありましたが冒頭のみ使用。

20:02前説(池田さん、飲み物OK)、20:06開演~21:21終演。

内容は「説明」のとおり。小説ですと、だましているのか(嘘をついているのか)、最後のどんでん返しもありそうですが本作では穏やかな(個人的には、ん---それでいいのだろうかと思いました)終わり方になっていました。

脳に関するものを読むとにわかには信じられないようなお話でいっぱい。

本のない図書館

本のない図書館

空白バカボン

荻窪小劇場(東京都)

2016/05/13 (金) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

籠り唄
あっ今まさにあの本のあの場面、あの台詞にピタリではないか!と刹那に閃く、そういう'本のない図書館'。知識や情報やスピードとは無縁、でも何か抱え込んでいるらしい人たちのたゆたうような時の流れが収められた本、それが紙媒体とともに喪われていくイメージを喚起する。表層的でぎくしゃくとした受け答えの根っこに絡まる事情や感情を、経験と想像を'当て嵌めて'思い描いてみる。愉しいと思える作品ではない、でも退屈な毎日をただ書き流しているような、そういう本もたまには繰ってみようかという気になった。

東益平7丁目団地防衛隊

東益平7丁目団地防衛隊

キリンバズウカ

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/05/14 (土) ~ 2016/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★

想像以上に重めで笑えて面白かったです
上演時間80分。
マチネでA組、ソワレでB組を観ました。
開場時間は開演の30分前。
セット券の片方などの、
チケットを先に持っている人から記載の整理番号順で入場。

一度上演された作品とのことですが、
チラシに書いてあるあらすじがふわっとしていて、
公式ツイッター等でもあまり内容にはふれられて無かったので、
特に下調べもせずに観劇。

思ってた以上にガッツリと心にクる作品でした。

ネタバレBOX


途中の「教育的指導」シーンの
ダイジェスト的な見せ方が面白かったです。
あと、マッキーの部屋での衝撃体験のくだりも
奥のワタワタ具合など楽しかったです。

Aチームは全体的に若めなキャスト、
Bチームは少しオトナなキャストで、
衣装替えで幅広い年代を演じる部分で面白さの種類が違っていて、両方楽しかったです。

同じ役者が違う役をやることについても、そうした理由が(特にヤスダ&ヤスオ)わかって納得しました。

あと、役者も変われば役の人生も変わるということでしょうか…
同じストーリー展開、同じ言葉でも、
違う表情や口調で言ったりしていてそこも楽しめました。


奇跡のシーンは、
彼が報われたのが嬉しかったという思いと、
その後の彼が悪い意味で変わらずにいる要因のひとつになってしまったなぁという
すこし苦い思いを感じました。
わりとビックリな展開でしたが、
「すこしだけファンタジックな奇跡」は好きなので、泣けました。


ラストのダンスは、
あの時できなかった事を今やっているんだろうなーという解釈をしましたが
同時に彼らの表情を見て、
今までの生き方も表しているんだろうなぁと思いました。

舞台美術も一見では団地の話には感じられなかったけど、
「ちゃぶ台に見えるけど、
 あえてデザインっぽい色を塗って
 別のシーンで色々なものに見せる」
という技で魅せているのだなと思いました。

上演時間は短めでしたが、
開演が両チームとも説明無くおしたのがすこし残念でした…
兄弟の都市

兄弟の都市

MICOSHI COMPLEX

OFF OFFシアター(東京都)

2016/05/12 (木) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

そういや なんで”姉妹”都市なんでしょね(^^)
結構な雑味があるも
何とも言えない”パワー”で押し切った感のある
ヘビー(かな?)コメディでしたかな

結構好みだなぁ♪こ~ゆ~のはって思えた2時間15分の作品!
こんだけの長丁場ながら
飽きさせず眠気も全くおきなかったですよ(^。^)

朝劇 西新宿「恋の遠心力」

朝劇 西新宿「恋の遠心力」

朝劇 西新宿

GLASS DANCE 新宿店(東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビルB1)(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2020/04/25 (土)公演終了

満足度★★★★

あさげき
朝早くから、重たくもなく、すんなりと観ることのできる内容でした。すがすがしい一日のスタートを切ることができました。

ネタバレBOX

朝食はおいしいです。食べながら、どんな劇が展開されるのか、わくわくしました。劇は間近で展開されるので、話に入り込みやすいです。朝早いのに、観ていても疲れないのはいいですよね。ただ、最後の終わり方は、え?終わり?、という感じがしたので、工夫が欲しかった気がしました。
NoiseGate

NoiseGate

CASSETTE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/05/12 (木) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★

音が耳触り
開演まで流し続けるBGMがうるさい。

um~潮龍伝~

um~潮龍伝~

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

ブディストホール(東京都)

2016/05/04 (水) ~ 2016/05/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです。
次回も楽しみです!

昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.5

昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.5

昭和歌謡コメディ事務局

ブディストホール(東京都)

2016/05/12 (木) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかったです
第1部のお芝居はゆる~い感じのサスペンス、とても面白かったです。
第2部のダンス、社交ダンスを生で見るのが初めて、感激しました。

同想会

同想会

劇団ヨロタミ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2016/05/11 (水) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました
一番に感じた事は、詰め込みすぎ。二番めに感じた事は、ミステリー感がうすいこと。でも、十分に楽しめました。

女流の十八番

女流の十八番

サンハロンシアター

「劇」小劇場(東京都)

2016/05/11 (水) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

客席にゴルフボールが飛んでくる!?
って、恐怖(?)の前説からスタート(一瞬びっくりしました)。割りと淡々とした芝居なのですが、いろんなものを詰め込んでいながら、きっちりとまとまるのがいい。ゴルフ場の現状がいろいろ勉強になって、まったりと楽しめました。

渇いた蜃気楼

渇いた蜃気楼

下鴨車窓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/05/13 (金) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

サスペンス風
最初は少しだるい感じでしたが、男が現れからのサスペンス風な展開は素敵でした。

ネタバレBOX

東京で偶然再開して最近結婚した同級生でアラフォーの、夫は退職金はもらえたものの失業中、妻は流産後の身体でパートをしているという先が見えない感じの夫婦の許に、これまた偶然にNHKの勧誘員をしている同級生の男が現れて、過去の関係、事故のことなどが明かされていく話。

高校時代の夏休み中に、川や山での妻と男の関係を目撃したことや男の転落事故に関わったことで、夫は男にあまり会いたくないという気持ちがあり、男が再びしつこく現れたのかと思わせるラストシーンにはドキドキさせられました。

ただ、妻は美人だしスタイルはいいし、外見から人の人生が決まるわけではないとはいえ彼女ならこんな感じのアラフォーにはなっていないのではないかと思いました。男も、サラリーマンをしていたときのことを思い出して愚痴をこぼしてのことなのでしょうが、NHKの勧誘員からゴルフの付き合いが大切だと言われても何か唐突な印象を受けました。

新しいエクササイズのDVDが届いたのにそれを使わなかったのは、間が開いてしまうとか様々な理由があるのかもしれませんが不思議でした。
錯覚、して、沈黙。

錯覚、して、沈黙。

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/05/10 (火) ~ 2016/05/13 (金)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
カプグラ症候群という精神疾患を題材にしたユニークな舞台。ちょっとエキセントリックで、ライトSFのような感じもして、細かいところではわかんないこともありましたが、楽しむことができました。映像の使い方がよかったですね。心療内科医師役のセリフの反復が印象的。

皮肉にも雨は降る

皮肉にも雨は降る

劇団時間制作

劇場MOMO(東京都)

2016/05/11 (水) ~ 2016/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aチームを観劇
動物は命か物か、そもそもペットという概念はなんなのかを考えさせられる舞台でした。
それぞれの立場での葛藤や苦悩が描かれていて、その一人ひとりに感情移入してしまい終始泣きっぱなしでした。しかし、シリアスだけでなく上手い具合に笑える場面もあり、充実した内容になっていたと思います。

役者さんの演技が素晴らしいのはもちろんでしたが、脚本・舞台セット・照明・音響・小道具・演出なども細かいところまで考えられていました。特に谷さんの脚本は本当にすごいとしか言いようがありません。テレビドラマなら、痛いところは目を背けてハッピーエンドで締めくくるところを 敢えて壊して現実を突きつけてくるスタイル 。ゾクゾクしながら観させて頂きました。
今回はAチームの舞台を観劇しましたが、Bチームはどう演じるのか気になります。

ドラキュラの憂鬱

ドラキュラの憂鬱

タッタタ探検組合

ザ・ポケット(東京都)

2016/05/11 (水) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ドタバタコメディ・・ちょいホロリ・・って感じでしょうか
ふ~む 特に吸血一族という話は無くともよかったんではなかろうか?
とか思えた1時間50分ほどの作品

でも肉体使うドタバタ系は観てて結構面白く(^^)
強調されたアクの強いキャラクターたちは嫌悪感・違和感なく楽しめた♪

NoiseGate

NoiseGate

CASSETTE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/05/12 (木) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

糸絡み
物語自体にも糸が絡んでしまったのかなぁ。物語はSFにも喜劇にも思えませんでした。でも,ダメな芝居というものではないんですよ。趣旨が掴みづらく,途中退屈に思えた部分があっただけで,全体としては面白く,演技も悪くはなかったと思います。音響や照明は物語の雰囲気にマッチした効果的なものでした。

NoiseGate

NoiseGate

CASSETTE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/05/12 (木) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

これ喜劇か...己劇のようにも思えるが
冒頭に書いておく。意欲的で好感は持てる。意識的に取り組んだ公演であり、その志向は良いと思っている。
しかし演劇は観(魅)せる、劇団と観客との関係が大切であろう。その意味で、少なくとも自分は物語の展開を追うだけで、そこで訴えたかったものが浮き上がってこない。確かに現代社会に対する問題提起は垣間見えるが、そのテーマなりを物語りの中に十分落とし込んでいるとは思えない、そこがもどかしく勿体無いと思う。

内容に寓話性を感じるが、寓話の教訓的な要素は記憶に残りそうであるが、色々な場面を張り合わせる内に話が複雑になり、観客(自分)が置いていかれるような感覚に陥る。寓話は後知恵ですり込まれるようなところがあるが、それでも神話や諺が長年、人々の経験の中に取り込まれ、身体的な記憶として強化して行く。だから多少の不自然・未消化は、その余白が余韻のように感じられるのではないか。この芝居には余韻が...

ネタバレBOX

舞台セットは、中央に不思議な形の天体望遠鏡をイメージさせるオブジェ、上手寄りに集積したガレ場。上手・下手には宙に浮いたドア...それは透けており、その向こうには煙のようなもの。台詞にある”海霧”であろうか。アンドロイドという人工・無機質イメージの割に、セットは自然・和テイスト...周りに竹、枯山水をイメージさせる絵画風オブジェ。そして真ん中に1脚。
舞台美術と音響・照明という技術は素晴らしく、物語をより印象付ける役割が話を上回ったようだ。

タイトル...NoiseGateは、インターネット先生によれば音楽の「音」に関する用語のようである。しかし自分は、ゲート(入り口)という訳から、サルトルの「出口なし」を想起した。捉える意味合いは別であるが、観る(読む)側には難しいという表層においては同じ。さて折角サルトルを引き合いに出したので、この物語を強引にも当てはめてみた。

プロローグは登場人物が会して不自然に歩く...そしてエピローグは同じようにまとまって冒頭のシーンへ回帰する。そうなる必然が用意されている。人間は、「意識」であれこれ判断する。この物語に登場するのはアンドロイドがその地域で(経済)活動している。そこには人間の働きとは違う対応がされている。そして経営者は反社会的な行為を...。そして恋愛、家族関係などがアンドロイドを交えて描かれる。人は閉ざされた部屋が鏡張りになっていると、自分の姿が様々な角度から見える。それは紛れもなく自分である。さて、「自分」を「真実」という言葉に置き換えると、様々な角度から真実が照らし出される。しかし、そこは意識=精神がないアンドロイドのこと、真偽は問わないという怖さが生じる。

一方、「他人は地獄」は、様々な角度から映された真実に対し意識でもって否定していく。いつの間にかどれが本当か「真実」を失う。さて、持って回った言い方だが、この公演の印象である。アンドロイドは人間との対置にしている。終盤になるとアンドロイドであることが次々と明かされる。どれが本当の人間であり実在しているのか、そしてアンドロイドという存在は何を表すのか...まさか虚無という訳ではないだろう。これだけ人間社会にロボットが利用されているのだから。

芝居の雰囲気は幻・実の混在、視点が人間なのかアンドロイドなのか、視座が現在なのか過去なのか、そして未来を暗示しているのか。
この独特な感性は必要かもしれないが、その観せ方に工夫が必要だと思う。

次回公演を楽しみにしております。
音楽劇 消えた海賊

音楽劇 消えた海賊

東京演劇アンサンブル

ブレヒトの芝居小屋(東京都)

2016/05/09 (月) ~ 2016/05/10 (火)公演終了

楽しい舞台。
楽しい舞台でした。

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