
木 村 愛 子 × 水 越 朋
水越朋
六本木ストライプスペース(東京都)
2016/12/23 (金) ~ 2016/12/24 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/12/23 (金)
無題1991(16-281)、19:00の回(晴)&無題1993(16-283)、18:00の回(晴)。
リピートしました。
予約返信メールには「受付開始は開演の60分前、開場は開演の30分前です。」とありますが30分前受付開場です。六本木ストライプスペースの地下(Bフロア)。
舞台は横長、階段下りて左側に桟敷+椅子席の2列(椅子席のほうが楽だと思います)。
初日、リピート回とも満席、客席に桜美林関係の方も多い。
19:05開演~20:04終演。18:10開演~19:08終演。
同じ衣装のふたり、ふたりがひとりのように、何も聞こえない永い時間、ふとギターのシンプルな音が鳴る時間、荒い呼吸音に乗ってその激しさが伝わってくるようです。
ソロを挟みながら何かを探し求めているような印象を受けます。
定められた二重らせん。 外界を知覚し、同質なものを求めるように定められた「生きるモノ」。
チラシに「個であること」という表現があります。本作、どこまでも「個」であったもの同士の出会いをみたように思います。同じ遺伝子を持つ2つの「個」、どれほどの偶然なのか奇跡なのか、とても原初的な出会いでなかったかと思いました。
水越さんX木村さんはBaobab「-W-(2013/3@ST)」以来。vol.3「KisamaAlternative × 水越朋」とはかなり異なった感覚(刺激的)。
木村さんは、今年、「ダンスがみたい!18(2016/8@d-倉庫)」「水を抱く」 再演(2016/2@SHIBAURA HOUSE )。

「最悪のメタファー」
ポンポンペイン
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★
前半は笑いがあって気楽に、後半は反転して重ぐるしく苦痛さえ覚える芝居でした。第三部隊までとはまるで違う印象で、期待していたものとは、ちょっと異なる感が否めませんでした。次回公演には推しメンの女優も出演されないようなので、次回はないと思う。

「今、一太刀~赤穂浪人傳~」
10・Quatre
シアターX(東京都)
2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
良い意味で予想を裏切られる内容。
吉良が出てこない忠臣蔵を観たのは初めて。
とてもおもしろかったです!
殺陣もかっこよかった!
3時間近くありますが、時間が本当にあっという間でした。

凝り性のサンタ、苦労する/ちょべりばペット
ピヨピヨレボリューション
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/12/07 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★
初見の劇団さん。「ちょべりばペット」を観劇。
歌が多く、ミュージカル作品を観ているような感覚になれたお芝居でした。劇中歌のCDでも発売したらそこそこ売れるのではないかと思います。内容はちょっとミステリアスで独特な世界感。怖いような面白いような不思議な作品でした。敢えてカーテンコールを無くしているのでしょうが、まだ続くのか終わったのかが少し判断し難いような印象を受けました。新たなコンセプトということなので、これからどのような色が付いていくのか楽しみです。

舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』
トライフルエンターテインメント
THEATRE1010(東京都)
2016/12/09 (金) ~ 2016/12/14 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/12/12 (月)
普段あまり観ないジャンルの作品でしたが、非常にスケールが大きく迫力に圧倒された舞台でした。アクロバティックなパフォーマンス、スピード感のあるBGM、ライト演出など小劇場作品とはまた違った感動がありました。とにかくかっこよかった。原作も読んだこともアニメを見たこともない中でも十分に楽しむことが出来ました。コンサート会場のような客席のペンライト演出も見応えがありました。

Dressing/Dressing UP【本日いずれも当日券あります!13時U、16時U、19時D
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/12/08 (木) ~ 2016/12/19 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/12/09 (金)
feblaboさんの作品は今年初めて観劇させて頂いて以降何度か拝見させて頂いています。今ではすっかりお気に入りの劇団の一つになりました。よく創り込まれた脚本は非常に見応えがあり面白いです。今回はガールズバーを舞台に様々な個性的なキャラクターが登場し、それが複雑に絡み合って60分があっという間のステージでした。「Dressing UP」を観劇させて頂きましたが、「Dressing」も観たかったなぁと思います。是非また再演を期待したいです。

夢にかける保険はありますか
劇団サラリーマンチュウニ
上野ストアハウス(東京都)
2016/12/08 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2016/12/08 (木)
「夢にかける保険はありますか」というタイトルに惹かれ初めて観劇させて頂きました。劇団メンバーはそれぞれサラリーマンをしながら演劇に取り組まれているということ知り、「なるほど、それが劇団名の由来なのか~」と妙に納得してしまいました(それくらい予備知識ゼロで観劇させて頂きました。。)
演じることが大好きという気持ちが存分に伝わってくる素敵な役者さん達。本当に夢にかける保険があれば、また違った人生を送れるかもと感じさせてくれる面白い作品でした。是非これからも大好きな演劇を続けて下さい。

痴女を待つ
スマッシュルームズ
シアター711(東京都)
2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
見事なまでのゲスっぷり!清々しさすら感じます。
理想の童貞喪失を痴女に託しながら現実女性にも恋する青年。
不安を感じながらもヤリチンと同棲を続ける薄幸女性。
等々、それぞれの人間描写力は底意地が悪いほど的確で、全ての行動・関係性はまるで定められた運命を辿る様。
クリスマスどきになんですけど「何だか今の恋愛、間違っているかも」という方には特に観に行って頂きたい。
底辺な恋愛模様を客観的に眺めると、案外主観では見えなかった事が見えてくるかも。
男性・女性どちらの観点からも対応していますよ

磁場
直人と倉持の会
本多劇場(東京都)
2016/12/11 (日) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
カリスマ経営者であるスポンサーの出資のもと、
天才芸術家の人生の映画化企画のため、ホテルに缶詰めになった
演劇脚本家の苦悩と葛藤の日々。
作者である倉持さんの経験談が元ネタでもあり、
あるあるネタ満載の展開に笑ったり笑えなかったり、
そして結末とそこから想像できる未来に恐怖した!
何といっても竹中さん演じるスポンサーの存在感がスゴイ。
その発言と行動から垣間見る彼の人生、人柄、いかにもいそうなリアリティ。
自分の作家性をとるか、スポンサーの意図を優先するか・・・
上手く折り合いをつけながら創造活動を継続するのが現実といったところでしょうか。
気になるのは田口トモロヲさん演じる監督。何が起きた!?
長谷川朝晴さん演じるプロデューサーの”ノリ”も好きです。
話は変わりますが、全座席換装後の本多劇場で初観劇、快適です!本多さんに感謝。

「ヴルルの島 」
おぼんろ
新宿FACE(東京都)
2016/12/23 (金) ~ 2016/12/24 (土)公演終了

『スクルージ』
モンキーレンチ
谷町劇場(劇団大阪アトリエ) (大阪府)
2016/12/02 (金) ~ 2016/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
はるやまさん、凄い!
本当に皮肉れたお爺さんにしか見えませんでした。
ボブ家族、甥、婚約者、皆さん、敬虔で善良な西洋人ぽさ満載の演技、良かったです。
過去、現在、未来のクリスマス。
未来はあくまで一つの可能性…。
スクルージさんの改心、心に響きました。

第2回コント公演「もっと強くなりたい」
お笑い×演劇ユニット『弱い人たち』
ユーロライブ(東京都)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/23 (金)公演終了
満足度★★★
■約105分■
不完全燃焼なネタ、“弱い人たち”という主旨へのこだわりが弱いネタが多かった印象。
ただし構成はよく、中盤以降に好編を畳みかけてきて、楽しい気分で帰路につけた。
恐るべきは長井短の存在感。周りの芸人たちを完全に食い、彼ら以上に笑いを取ってた。

「今、一太刀~赤穂浪人傳~」
10・Quatre
シアターX(東京都)
2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
実に丁寧に作られた群像劇。確かに上演時間は長いが納得させられるものがある。赤穂浪士ものはいろいろ観たが、また違う印象の持てるものだった。しっかりした演技力と広い舞台に溢れてくる出演者達の熱気、見応え有りです!あえて言うなら殺陣にもう少しスピードが欲しい。

第2回コント公演「もっと強くなりたい」
お笑い×演劇ユニット『弱い人たち』
ユーロライブ(東京都)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/23 (金)公演終了
満足度★★★★★
これはめっさ面白い!
お笑い(本気)の人がコントを書いて役者(プロ)が演じるのだから面白いに決まってる。あと2回以上、リピート観劇したかった~!

楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―
オトナの事情≒コドモの二乗
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/12/23 (金) ~ 2016/12/27 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/12/23 (金)
をんなの所為を観劇。
古典「楽屋」初観劇。タイトルは良く眼にしていたけど今まで観た事がなく今回初です。予備知識を持たず観劇。人気戯曲だけあって面白かった。

フローズン・ビーチ
はまおとめ冬巡業
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/24 (土)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2016/12/23 (金)
コメディ?シリアス?サスペンス?どのジャンルの要素も含んでるけど、どのジャンルにも当てはまらない作品♪『ノンジャンルエンターテイメント』って感じでした☆★登場する人物全てがまともじゃない世界観!破滅に向かって行くようでラストは痛快な気分になれるんやから、何とも不思議な魅力を持ったお芝居でした♪四人の卓越した演技力を持つ女優さんの競演 が、作品をより魅力的な物に仕上げてました☆★

「最悪のメタファー」
ポンポンペイン
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
この舞台は、1回目は圧倒され、2回目に内容をじっくり考えられる舞台だなと思います。幸い、AB班2つあるので、どちらも1回ずつで楽しめます。同じキャラクターを、性別まで異なる他キャストが演じる、その違いを楽しむ。そうそう見れません。
そして、主催の湯口さんの演技は優しさと鬼気迫るものがあり、演技の幅の広さを1つの舞台で観れます。他メンバーも、与えられた文字を纏い、それぞれがそれぞれなりに演じる。
それだけでなく、途中面白い所がちょこちょこ……よりは頻度高めに入って来て、楽しいです。
七つの大罪を、人間を深く掘り下げた作品。

ハッスル☆ライフ ~生暖かい部屋で~
無名劇団
ウイングフィールド(大阪府)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
祖母に育てられる娘の葛藤と選択、そして後悔の半生。これらを走れメロスと交錯させながらストーリーは展開します。出演されている女優さんたちは全員キュートでうまいですが、最後まで顔がよく見えなった祖母役の男優さんにMVPを贈ります。

プリシラ
東宝
日生劇場(東京都)
2016/12/08 (木) ~ 2016/12/29 (木)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/12/22 (木)
座席2階G列41番
衣裳が、とても素敵でした。
一幕は、客いじりが、2階席からは見えず、気分は蚊帳の外でしたが、二幕は、ストーリー展開も進み、陣内さんの好演が光り、楽しめました。
たまたま、プリシラナイトの日に当たって、最後は、客席も一丸となって、舞台をエンジョイできて、日頃の憂さが晴れて、楽しい観劇タイムとなりました。

ヘナレイデーアゲイン
AnK
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
人が苦手な人へ。言葉にすることが好きな人へ。でも伝える事が苦手だと決めつけている人へ。好きな事がないと嘆いている人へ。傷ついているのに構って欲しくない人へ。構って欲しいのに正直に言えない人へ。そんな人にオススメの舞台。