最新の観てきた!クチコミ一覧

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『あゆみ』『TATAMI』

『あゆみ』『TATAMI』

劇団しようよ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/06/01 (木) ~ 2017/06/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

偶然に見えるやりとりを必然として取り込んでいく大胆さ、何もない所から動きでイメージさせ繋いでいく巧みさ、そして物語の言葉に込められた熱さと、劇団しようよさんのエッセンスが全て詰め込まれた作品だと思いました。ライブでの観劇がオススメです。

ネタバレBOX

物語の中で数度繰り返されるスケッチブックに書かれた言葉を見せ続けるシーンは、沈黙が続く勇気が必要なシーンだと思うのですが、きちんと放り込んで成立させるのは、劇団しようよさんならではと思います。あとクライマックスで微妙に語り手を変えながら物語をリピートしてくる辺りは、輪廻とか生まれ出る前の喜びを想起させて、ワクワクしながら拝見しました。
から・さわぎ

から・さわぎ

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2017/05/24 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/27 (土) 14:00

座席I列7番

価格3,500円

製菓会社の新製品のプレゼンテーションと社長解任動議が出た役員会議進行中を描いた喜劇にして戯曲・演技ともベテランの技量をまざまざと見せつけられた。
途中にあるとっさに嘘をついてその場をしのごうとする場面などレイ・クーニー的なファルスになって不思議はないのに沙翁などの古典的な喜劇風に感じてしまう(さらに言えば一部の人物に「夏の夜の夢」のパックを連想してしまう)のはタイトルでの先入観ゆえか?(←反語)
また、タイトルにしても、劇中のチョコレートに冠した「Pure」のブランドにしてもちゃんと意味を為してそれで締め括るのもお見事。

エンドルフィン

エンドルフィン

モノモース

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/05/24 (水) ~ 2017/05/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

すごい!
玉置玲央という役者の圧倒的な存在感に身震いがした。
ゴミの島の少年の狂おしいまでの生き様がバンバン客席に押し寄せてくるようでした。
美術も良かった。

ジゼルと粋な子供たち

ジゼルと粋な子供たち

シアターユニット抹茶ウーロン

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/27 (土) 13:30

価格2,500円

今まで観た中では一番好きかも。
小気味いい感じでテンポも良くて、かなり笑わせてもらいました。
日本の家庭を舞台にしたら成立しないだろうなぁ。。
っていう感じのフランスならではの大衆劇を堪能しました。。

兄妹の二人が、良い感じで弾けてて、抹茶ウーロンが少し若くなったかなと。。

主役の男性はもう少し日焼けしてない方が良かったかな(汗)

天の敵

天の敵

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2017/05/16 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

この話はよくある話なので、本当にうまくやらないと崩壊するネタ。
うまくやってます!
舞台装置、照明の使い方、秀逸。そしてなんといってもイキウメの役者たちは圧巻!
2時間ちょっとをドキドキしながら過ごさせてもらいました。

はじめまして、をもう一度

はじめまして、をもう一度

劇団おおたけ産業

OFF OFFシアター(東京都)

2017/05/25 (木) ~ 2017/05/29 (月)公演終了

満足度★★★

観てきました。
記憶喪失の妻の話。これ以上書くとネタバレになるので省略します。
もっともっと心の奥のどうしようもなさが欲しかった。

無頼茫々

無頼茫々

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2017/05/31 (水) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今、この時代だからこそ上演する意義、見る意味がある芝居なのではないだろうか。

新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/31 (水) 17:00

ずーーっと生で観たかった壱劇屋さん!今までは映像でとゲストでしかご縁がありませんでした。
本当に面白かった!期待を裏切られました。舞台初観劇の連れも劇団めっちゃ面白いなって話してて初見の人にもオススメです!東京・愛知とホームではないところで観るとまた別の見方ができるんだろうなぁと思いました。

天の敵

天の敵

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2017/05/16 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/30 (火)

五感をふるわせて楽しめました。しかも今の状況を見てもご高齢の方が多く…。イキウメ、いいな。わぁ怖い。現実でありフィクションであり…

雨と猫といくつかの嘘

雨と猫といくつかの嘘

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2017/05/23 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日の雨と猫。小夏ワールドを堪能した。やさしさ・切なさ・忍び泣き。どの時代の人も
必ず味わう人生の普遍の味。こんな見つめ方に心からの癒しをいただきました。
ありがとう!!!
28日のリーディングも美しくて感心した。
愉しい舞台をあじわいました。

二十日鼠と人間

二十日鼠と人間

GROUP THEATRE

ウッディシアター中目黒(東京都)

2017/05/31 (水) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

働けど働けど得られるのは僅かな収入。
それすらも日々の鬱憤を晴らすべく酒と賭博と女郎屋で瞬く間に消えてしまうワーキングプアの世界。
フラストレーション渦巻く舞台には事件が勃発しそうな火種が沢山転がっており、常に緊張感が絶える事がなく、2時間40分(休憩有)は瞬く間に過ぎていきました。

ストーリーを知らなかった為、てっきり大金を手に入れるチャンスを得たジョージが、単純に足手まといのレニーを裏切ってしまう話かと思い込んでいましたが、実際にジョージのとった行動はもっと深刻で心揺さぶられるものでした。

人と人とがぶつかり合い転がっていく物語。
主人公ジョージ&レニーに対して反発する者、信頼する者と登場人物たちは作品にどんどん彩りを加えていきますが、最も作品に色濃く影響を与えるのは、頭の弱い大男レニーではないかと思います。
Bチーム レニー役の雷太さんは、かなりルックスが良く泥臭さの面ではマイナスに感じますが、ジョージが相棒としてなかなか見捨てる事ができない魅力を持った人物としての説得力は充分にありました。
Aチームではまた違った印象を残す作品になっているのだろうと思えます。

ひょっとして脚本家 野島伸司氏はこの作品に影響を受けているのでは?と思えるところもあり、何より名作ならではのスケール感溢れる公演でした。

ネタバレBOX

観終わった後、心の中で「二人で農場をもつ夢」がぽっかり輝きながら宙をさまよい切なくなってきます。
Regulation's High!

Regulation's High!

BLACK JAM

上野ストアハウス(東京都)

2017/05/31 (水) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/31 (水) 19:00

早速初日観て来ました!前作も観ましたが、今回も期待通りに熱い舞台を観させていただきました。出演者さんの作品に対する想いが、ひしひしと伝わってくる舞台でした。なんだか、思わず何回も泣いてしまいました、、本当に初日思い切って観に行ってよかったです!!!一度観たらやっぱり、もう一度観たくなっちゃったので、日程を調整中です!”レギハイループ”にはまってしまったみたいです。前作ももう一度今観てみたいです。

ネタバレBOX

まず、バスケットボール部丸山さんの「俺実はバスケ下手なんだよ、、、でもバスケで試合出たいんだよ」というセリフ、前回の丸山さんのシーンとリンクしてすごい良かったです、個人的にお気に入りのシーンです。まず一番最初にここで泣きました、、。
次に、体育祭の2種目目、大縄跳び。白熱の戦いでした。座黒高校が本当に大縄を出して、116回もとんでいて、80回を超えてからは、息をのむような空気で、終わったあと、たくさんの拍手で溢れていて、あの空間にいることができて、すごく嬉しかったです。
最後に、二ノ宮カルマと一本木守のシーン。男の戦い。魂が伝わってくるようで良かったです。
また、二ノ宮カルマと水泳部速水との関わりが、前作はピリピリした雰囲気しかありませんでしたが、今回はチームとして戦っていて、この二人もお気に入りです。
ぼちぼちそろそろ~farewell

ぼちぼちそろそろ~farewell

劇団SHOW&GO FESTIVAL

「劇」小劇場(東京都)

2017/05/30 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度か拝見しているが、今回の作品の出来によってはもうやめようと思っていた。
いや作品の内容と言うよりも、俳優のレベルと言ったほうがいいだろうか。
そしてそれを今回はっきりと証明した気がする。
非常に面白かった。
それはいい俳優がきちんとした芝居をしたからである。
ただそれだけのことが達成できない劇団がなんと多いことか。
こちらの劇団も然り。
今回のようなレベルのものを観せてもらえるのであれば、次回もまた観に行きたいと思う。

雨と猫といくつかの嘘

雨と猫といくつかの嘘

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2017/05/23 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

B「雨と猫と・・」華やぎの香り、猫組ver
・・Cプログラム「時計屋の恋」のみ観劇出来ず、割と本命だったので残念。Dは短編二本の朗読と劇中歌ライヴだ。意外やライヴはうま味有り。出し物の発表という体裁だが、コーラスなお揃い衣裳とナンチャッテ振付と吉田小夏女史のMCで臨場感が花開く。もっともD単体ではどうかという所。A・Bあっての企画だ。
そんなわけで、うつらうつらのA観劇から1週間後、かぶりつきの(寝る間のない)B観劇。
再演に掛けるに相応しい、秀作と言える作品。手のひら返しの評だからネタバレ枠の穴蔵へ。

ネタバレBOX

驚くほど何も見ていなかった(先週のAver観劇では)、という事が随所で判明。台本が違ったかと疑った位、だがその理由も判明。冒頭の数分を見なかったためだ。開幕から謎かけの謎解きは始まっており、小まめに回収しながら台詞の応酬を積み重ねていく丁寧な芝居が、時間という線路に植え付けるように緻密に構成されている。開始から凝視しなければ、さり気なく伏線に呼応した台詞もそれとは気付かず、ヒネリの無い凡庸な言葉に感じられてしまうという訳だ。(戯曲では台詞が吐かれるのに複数の意味が付されているが、その意味が読み取れない訳である)
完全に意表を突かれた展開も、幾つかある。これらのエピソード的広がりが、ある時代を映す、とは言わないが一人の人生を映すものにはさせている。平凡、と言ってもその平凡さえ手にしがたい昨今なれど、この主人公風太郎の人生は平凡であり、そしてむしろ主観的には恐らくみすぼらしいものである。そう見る事でこのドラマが立ち上がってくる。
無くて良さそうな猫の台詞などは、ちょっとしたアトラクションだ(タイトルに猫とあるとは言え)。確かにガッツリ泣かせる場面でもあるが、下手にやるとお涙頂戴を臆面もなく捩じ込んで・・と膿まれかねない。余剰と言える場面を、見せ場にするのは高等技術(一見「鉄板」な涙腺刺激シーンに思われるがさにあらず・・個人の感想です)。
微妙で絶妙なバランスの上に、この劇は立っている。
『新撰組伝~沖田総司の一生~』

『新撰組伝~沖田総司の一生~』

別世界カンパニー

シアター風姿花伝(東京都)

2017/05/31 (水) ~ 2017/06/05 (月)公演終了

満足度★★★

【疾風の回】観劇

ネタバレBOX

切らずの総司と呼ばれた沖田総司の生き様を中心に、松平容保の命により芹沢派を殺害する頃の新撰組を描いた話。

男も女も、多くのチャンバラ好きが集まった集団という感じでした。
たとえば君がそれを愛と呼べば、僕はまたひとつ罪を犯す

たとえば君がそれを愛と呼べば、僕はまたひとつ罪を犯す

シベリア少女鉄道

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/05/24 (水) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

お見事!長いフリのあと、徐々に仕掛けが発動し、気持ちよくやられた。この団体の、今まで見た中で一番好き。

宮川サキのキャラクター大図鑑2017

宮川サキのキャラクター大図鑑2017

宮川サキ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/05/29 (月) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

今回の新作キャラクターを観ることができました!「うんうん、いるいるーそういう人!」と思いながらニヤニヤしてました。
サキさんが創るキャラクターは憎めないキャラクターばかりなので、手放しで楽しませていただきました!3キャラクターどれも愛せておもしろかったです!!

新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★

壱劇屋らしさ満載でした!段取りの多さ、壱劇屋にしかできないパフォーマンス。客演の高安さんも息ぴったりで素晴らしかったです。皆さんの努力に、信頼関係に、思いやりに、感嘆いたしました!
だからこそ、いつもの壱劇屋にある、おっと驚く想像を超えてくるパフォーマンスが足りなかったことだけが、残念でなりません。日々進化される壱劇屋。愛知、東京公演でまた一段と進化されるのだと思います!!
ストーリーはまさに世にも奇妙なお話。生活という身近なテーマなだけに、身につまされたり、ゾッとしたり。日常に不満はあれど、その日常は実は幸せなのかもしれない、その変化は必要なのか、なんだか色々考えてしまっています…観劇している間はお腹抱えて笑ったりしてるのですが(笑)もしかしたら今回もまた、私は壱劇屋さんに生きていくことに対して背中を押してもらっているかもしれませんね。

ALL OUT!! THE STAGE

ALL OUT!! THE STAGE

「ALL OUT!! THE STAGE」製作委員会

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2017/05/25 (木) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

男子の熱さとお馬鹿さとかわいさが凝縮された楽しい舞台でした!一緒に行った友人がこのラグビーコートだけでお話がすんじゃうの?と言ってましたが、観劇後は大変満足していました。体力勝負の感がありますので、最後まで怪我無くがんばってほしいです。日替わりネタ的なところもあり、余裕があったらまた行きたいです。

新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/31 (水) 13:00

価格3,800円

展開の速さ・共感できる内容・
シュールでありながら
セクハラにおいても
臆する事なく警鐘を鳴らす
今の生活を
より一層楽しめる
バイブルになるでしょう
面白く良く出来たお芝居です

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