
始まりの終わり
ムニ
アトリエ春風舎(東京都)
2025/07/20 (日) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とんでもないことに挑戦していると聞き少し緊張しながら向かったけど、"始まり"から"終わり"まで面白かった。
忽ち舞台上の5人に取り込まれ、自分がその内の誰かである様にも、残る1人である様にも感じられ、人間ひとりの不在と存在の曖昧さを自分の心身を通じて体験した。理解しようと思って作品や人物を追うことによって見えてくるものもあるけれど、溢れ落ちるものもある。
それは、他者を分かろうとする、分かるものであるとする行為がかえって他者の存在(やあるいは不在)を限定してしまうことにも通じている気がする。目の前の風景に身を任せることでそんな実感に辿り着ける様な劇体験だった。
そして、自分の中に潜在的にある他者を分かりたい、関係したいという切実と傲慢のいずれもに向き合わずにはいられない時間だった。
以下ネタバレBOXへ

阿佐ヶ谷に死す
劇団ドラハ
シアターシャイン(東京都)
2025/07/18 (金) ~ 2025/07/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
生から死、物語から演劇、俳優から登場人物、上演からアフタートーク、でなく、その全てが逆説的かつ不可分に"波"として押し寄せる。「演劇」という所業の、営みの混沌に巻き込まれながら生きる人の瞳に閃光を見た。私も意味に追いつかれない様ぶっ生き返して生きてたい

グロリアストラベル
桃尻犬
浅草九劇(東京都)
2025/07/16 (水) ~ 2025/07/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今の自分がどうしても出会わねばならなかった。演劇とは不思議なものでそんな奇跡的な邂逅が稀に起こります。私にとってはこの作品がそうでした。夫婦と家族の行き止まりで揺らいでいた情緒がぼっこぼこにやられた。演劇だからこそ叶えられる風景、哀しく美しいラスト。

海と日傘
R Plays Company
すみだパークシアター倉(東京都)
2025/07/09 (水) ~ 2025/07/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
海の外側から波を見つめる様にも、傘の内側から雨を見つめる様にも感じた空間に雨上りの日が差す時、虹の中で終わりのない問いが揺れていた。
ないものをあるように見せる演劇が、あったものをないように見せている今を突きつける。
戦後80年「うちのこと忘れてはいけんとよ」という言葉に私たちは何を思うのか。日々の裂け目から生と死が、砂浜に描いた文字が波に拐われていく様に手の中へと落ちていく。海へと溶けてく前のその瞬間に耳を澄ませ、目を凝らす時間だった。死へと向かう妻が静かな終末のその中で静かに、しかし確かに見せた抵抗が忘れられない。
本作では(過去に観た松田作品と照らし合わせた時に)「あれ?」とある種の違和感を覚える演出が幾つかあるのですが、それらがやがて劇の輪郭を縁取り、新たな気づきに導かれる感触があった。身体の先端が立てる音、側面からの眼差しの雄弁さもその一つ。

ダンスマラソンエクスプレス(横浜⇔花巻)
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2025/07/11 (金) ~ 2025/07/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
取材後に駆込み、諦めなくてよかった!ダンスであることは間違いなく、しかしもはやマラソンで、思いもよらぬ遠くへと連れ出された点においては完全にエクスプレス。桟敷席に素足のエネルギーがドクドクと。鼓動の響き、光の速さ、そして静寂の時。よかった。

校舎、ナイトクルージング
ロロ
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2025/07/08 (火) ~ 2025/07/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ロロいつ高『校舎、ナイトクルージング』、胸がいっぱい。誰かの声に心を撫でられたり、誰かの眼差しに存在を照らされること。果てしのない世界で誰かが誰かを見つめる/見つけるという眩しさが夜の校舎に、昼休みの喧騒に満ちていた。見えないもの、聞こえないことだって存在する。確かに存在してる。

音楽演劇Lite「あれ、なんかディレイする涙」
エリア51
水性(東京都)
2025/07/03 (木) ~ 2025/07/08 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
エリア51音楽演劇Lite『あれ、なんかディレイする涙』。私は自分の本当の感情に気づくのが遅く、時間が経ってからふと"あの時の気持ち"に気付く事がある。そしてそれは音楽や演劇に触れている時だったりもする。その瞬間、遅れてでも"あの時の涙"をちゃんと流せてよかったと思う。改めてそう思った。

音楽劇 ポルノスター
PARCO / CUBE
新国立劇場 中劇場(東京都)
2026/03/28 (土) ~ 2026/04/12 (日)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★★
歌と芝居が全然交わらない何だかわけのわからないプチスプラッタカルトホラーでした
ラスト
観客の人達どんな顔して観てんだろ?周り見渡して舞台から目を逸らしたときにチラシのビジュアルに早替えされその瞬間を見損なったのが何だか損した気分でした

脱法プードル♡KAWAIIエクスプロージョン
名古屋大学劇団新生
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2026/03/28 (土) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/03/29 (日) 11:00
いつも拝観させていただきありがとうございます。
こちらは、毎回脚本家さんが違うので
作品にその人の個性なり感性なりが表れて
作風も全く別物なんですね。
今回は、遊び心があり、脚本もよく練られ
場面の切り替えも色々と工夫があって面白かったです。
これからAIもどんどん進化して
アンドロイド犬だとかバーチャル犬までもが
造られるようになってしまったら
そのうち本当に生きたペットなんて必要なくなってしまうかも・・・
そんな怖さもチラッと考えさせてくれる作品でした。

脱法プードル♡KAWAIIエクスプロージョン
名古屋大学劇団新生
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2026/03/28 (土) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/03/28 (土) 17:00
物語のテンポも良く、60分があっという間であった。
舞台の高低差などを利用し、一つのセットで別々の空間を表現している点に舌を巻いた。
小道具も良く作りもまれていて実際に動作するメカに心躍らされ、劇中にでてくるキャラクターのデザインにも思わず見入ってしまった。
また、舞台裏ツアーも普段見ることのできない舞台の演出や実務面、座組入りからの流れなどを知ることができ、非常に有意義な時間であった。

水の間の子供たち
サルメカンパニー
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2026/03/28 (土) ~ 2026/03/31 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
東京芸術劇場で注目の若手劇団サルメカンパニーを観た。生バンドで幕間まで楽しませてくれるサービス精神満点。そのエンターテイメント精神の中、作品は重厚。重いテーマを役者の演技力で骨太の作品に仕上げている。
那須凛さんと近藤隼さんの渾身の演技が光った。

オワリヨケレバハジマリモ!
墓石回廊
夙川公民館(兵庫県)
2026/03/28 (土) ~ 2026/03/30 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
関学狸寝入系の派生劇団
初の場所(公民館)で新鮮
内容はシェークスピアの終わり良ければすべて良しのオマージュ?的なもの
旗揚げだから、こんなもんかな

いまのところまだ存在しているわたしのたましいが……
円盤に乗る派
吉祥寺シアター(東京都)
2026/03/12 (木) ~ 2026/03/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
本当に素晴らしい体験でした
SFとリアルと古典を行き来する戯曲
抑制されてはいるがデフォルメがきいた演技とムーブ
洗練された舞台空間
本当に最高な時間でした

短編集 さよならバイバイ。また逢う日まで
アクト計画(株式会社バランス企画)
アトリエ三軒茶屋(東京都)
2026/03/28 (土) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「別れ」をテーマにした短編2人芝居3本立て。この会場は初めてでしたが、かなり至近距離のコンパクトなスペースですね。「いまこそわかれめ」は観たことがあるかな。亡くなった同級生との訣別。泣かせますね。成仏してくれよ。「ウルドル」はアイドルの卒業。迷いはあるけど、何にせよ社会貢献はいいことだ。もしかして免許証がβカプセル?「沼袋第3号踏切にて、3月」は自己評価の低い女性の踏ん切り。これはうまい。作演出の池田智哉氏はカメオ出演に幕間の設営にと忙しい。

アンチゴーヌ
ハングリーハンガー企画
イズモギャラリー(東京都)
2026/03/27 (金) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
有名な戯曲の初めての観劇。確かにレジスタンスのプロパガンダに使われそうな内容ですね。ただどちらの側にもそれぞれの言い分があって、かなりややこしい。色々と考えさせられます。初見なので比較はできないけど、ユニークな演出でした。

かいそう
KAEDEN
ひつじ座(東京都)
2026/03/26 (木) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
自殺がテーマという事だが、自分の意志ではなく心が弱くなっている人が電車に乗せられているような。
一人また一人と減っていき最後その選択かと思ったら・・・・の裏切り感が良かったです。

春の大感謝祭2026
春の大感謝祭2026実行委員会
アンダースロー(京都府)
2026/03/27 (金) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
REFUGIA
ひと昔感有る話
ボーリング🎳しかエンタメが無い田舎で育った四人(男3女1)の話
女は先に東京に出た先輩を頼りに、自分のしたい事も無く上京 そして…
男2人は留まるが、1人はマジシャンにと、汗だくの演技
住めば都というのも…

春の大感謝祭2026
春の大感謝祭2026実行委員会
アンダースロー(京都府)
2026/03/27 (金) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
よるべ
主催の1人芝居
作 コトリ 演出 名前知っている
とこれを楽しみに…
裏切られた感🐜でした
言いたい事はわかるけど、そこまでしなくてもと言った感じ

春の大感謝祭2026
春の大感謝祭2026実行委員会
アンダースロー(京都府)
2026/03/27 (金) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

春の大感謝祭2026
春の大感謝祭2026実行委員会
アンダースロー(京都府)
2026/03/27 (金) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
4団体のショーケース
あたらよから
一番演劇的で、サラリーマンの気持ちを如実に表現していて、共感してしまった
これから注目したい劇団になった